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2001-01-23
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18KB
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432 lines
2000.08.28
XV-5080システム・プログラム(Ver.1.20) (2001.01.11更新)
XV-5080システム・プログラム・アップデートは、お手持ちのXV-5080のシス
テム・プログラムを最新のバージョンにアップデートします。最初に、お使
いのXV-5080のシステム・プログラムのバージョンをご確認ください。
■XV-5080 SYSTEM PROGRAM とは?
◆変更点
◆補足案内について
■XV-5080のアップデートに必要なもの
■バージョンの確認方法
■アップデート作業における注意点(重要)
■XV-5080全体のデータを保存する方法(重要)
■アップデート手順
◆スマートメディアを使う場合
◆MIDIを使う場合
■その他の注意事項
■システム・プログラム・アップデータ
------------------------------------------------------------------------
■XV-5080 SYSTEM PROGRAM とは?
このシステム・プログラムは、現在のXV-5080に新しい機能を追加して最新バ
ージョンにアップデートする為に必要なシステム・プログラムです。
このシステム・プログラムは、スマートメディアを使ってアップデートするた
めのデータとシーケンス・ファイル形式(SMF)で登録されています。適切なダ
ウンロード及びXV-5080へのインストールを行なう為に下記の内容を必ずお読
みください。
スマートメディアが使用可能なコンピューターお持ちの方は、簡単、迅速、か
つ確実なスマートメディアによるアップデートをおすすめします。
◆変更点
[Ver.1.12 -> Ver.1.20]
●外部SCSI機器へのセーブに要する時間を短縮しました。
●CASTLEWOOD社のSCSI外付けORBドライブ(ORB2SEシリーズ)を
認識するようにしました。
●“Copy/Move”画面でCopy/Move先を指定するとき、左カー
ソル・ボタンでルート・ディレクトリから更に上のディレク
トリへ移動しようとしてしまうと、その後ハングアップする
症状を解消しました。
[Ver.1.10 -> Ver.1.12]
下記の機能を追加しました。
●システム・インフォメーション([SYSTEM]-
[F6(INFO)])の画面右上にバージョン(Ver.*.**)が表示
されます。
●変更のあったファイルのみ Save を行なう Quick Save 機
能を追加しました。
[->Ver.1.10]
デモ・ソングの曲目を変更しました。
下記の機能を追加しました。
●「SYSTEM Output」に“システム・ゲイン・パラメーター”
を追加しました。アナログ・アウトとデジタル・アウトの出
力ゲインの調節が可能です。
●カードや外部SCSI機器にセーブする際、パラメーターのみ
をセーブする機能を追加しました。
●このシステム・プログラムのアップデートにより、XV-5080
に内蔵されているデモ・ソングの曲目が一部変更されます。
アップデートすると削除される曲目: Rendezvous
アップデートすると追加される曲目: A Better
Day
※ A Better Dayの紹介は補足案内をご覧下さい。
◆補足案内について
XV-5080 Ver1.10、1.12で追加された機能やその操作方法につ
いての説明書がPDF(Portable Document Format)形式で収録さ
れています。この内容を確認するには「Acrobat Reader」と
いう専用のソフトウェアが別途必要です。
XV5080112.pdf(30,913 バイト)
もし、「Acrobat Reader」をお持ちでないときは、以下のURL
から無料でダウンロードできます。
http://www.adobe.co.jp/
------------------------------------------------------------------------
■XV-5080のアップデートに必要なもの
XV-5080にシステム・プログラムをインストールする為に、下記のツールが必
要になります。
●スマートメディアを使って行う場合
○XV-5080本体
○スマートメディア・リーダーを外付けしたスマートメディアにデータ
を書き込めるコンピューター
○スマートメディア(4MB以上)
●MIDIで行う場合
○XV-5080本体
○スタンダードMIDIファイルを正常に再生可能なシーケンサー
○バルク・データを送受信可能なシーケンサー
○スマートメディア(シーケンサーによる代用可能)
○MIDIケーブル
注 : 本アップデート・ソフトのようなシステム・エクスクルーシブ・メッセ
ージを大量に含んだSMFを正常に再生できず、XV-5080のバージョンアップがで
きないMIDIシーケンス・ソフトがあります。このような場合は下記をご参照下
さい。
●Windowsをお使いの場合:
簡易SMFプレーヤ UpdSMFJ.EXE をご利用ください。
●Macintoshをお使いの場合:
下記のURLからダウンロード可能な「Cakewalk Metro5(体験版)
Macintosh用*」をご利用ください。
http://www.roland.co.jp/lib/download/MT5T.html
* この体験版は連続使用時間30分の制限がかかっておりますので、個々
のファイルをXV-5080に転送する毎に、ソフトを起動しなおすことをおす
すめします。
------------------------------------------------------------------------
■ダウンロードをする前にXV-5080のバージョン(チェック・サム)をチェックしてく
ださい
●バージョン1.12以上
システム・インフォメーション([SYSTEM]-
[F6(INFO)])の画面右上にバージョン(Ver.*.**)が表示
されます。
●バージョン1.12未満
システム・インフォメーション画面にバージョンが表示され
ません。次の手順でバージョンを確認してください。
[INC]ボタンと[DEC]ボタンを押しながら電源を入れます。チ
ェック・サム(“EXT”下に表示される文字)が以下のもの
は、アップデートによる機能追加が可能です。
INT EXT EXTW
D704 (D704 D704) B26C (B26C) 4EFE
INT EXT EXTW
D704 (D704 D704) FFF1 (FFF1) 0177
INT EXT EXTW
D704 (D704 D704) 7923 (7923) 0ADB
<Ver1.10>
INT EXT EXTW
D704 (D704 D704) 528A (528A) B57B
※バージョン(チェック・サム)の確認操作だけでは、
XV-5080の設定内容が工場出荷時の状態に戻ることはありませ
ん。
※表示が読みにくい場合は、ディスプレイを見下ろすような
位置から見ると読みやすくなります。
※通常の使用状態に戻す場合は、一度電源を切って電源を入
れ直してください。
※バージョン1.12以上のXV-5080は、システム・インフォメー
ション([SYSTEM]-[F6(INFO)])の画面右上にバージョ
ン(Ver.*.**)が表示されます。
※最新バージョンのXV-5080をアップデートする必要はありま
せん。
------------------------------------------------------------------------
■アップデート作業における注意点 (重要)
●このシステム・プログラムのアップデートにより、XV-5080に内蔵され
ているデモ・ソングの曲目が一部変更されます。(既にVer.1.10以降を
お使いの場合、デモ・ソングの変更はありません。)
○アップデートすると削除される曲目: Rendezvous
○アップデートすると追加される曲目: A Better Day
※ A Better Dayの紹介は補足案内をご覧下さい。
●アップデートを行う前に、XV-5080全体のデータをスマートメディアな
どの外部ディスクやバルク・データで必ず保存してください。アップデ
ート後、XV-5080は工場出荷時の状態になります。
●システム・プログラム・アップデーターの入手ができないお客様やダ
ウンロードがうまくできなかったお客様などを対象に、アップデート作
業を承ります。ローランド営業所またはサービス・ステーションにご相
談下さい。
------------------------------------------------------------------------
■XV-5080全体のデータを保存する方法 (重要)
アップデートを行う前に、XV-5080全体のデータをスマートメディアなど
の外部ディスクやバルク・データで必ず保存してください。アップデー
ト後、XV-5080は工場出荷時の状態になります。
◆外部ディスクに保存する方法
XV-5080全体のデータは、スマートメディアなどの外部ディスクに保存す
ることができます。バルク・データとして保存するよりも、安全かつ迅
速に作業を行なうことができますので、外部ディスクをお持ちの方はこ
ちらの方法で作業をされることをおすすめします。
【操作手順】
操作手順は、XV-5080取扱説明書P.193「XV-5080全体のデータ
をメモリー・カードに保存する([DISK]-[F2(SAVE)])」をご
覧下さい。
※掲載ページは、取扱説明書の構成変更により変わることが
あります。ご了承下さい。
◆バルク・ダンプのデータとして保存する方法
システム・エクスクルーシブ・メッセージを録音できるシーケンサーで
あれば、XV-5080全体のデータをシーケンス・データとして保存すること
ができます。しかし、シーケンサーによってはデータが欠落することが
ありますので、バルク・ダンプが正しく行われるか予め確認した上で保
存するようにしてください。データが欠落すると、XV-5080の状態を工場
出荷時の状態にしか戻せなくなることがあります。
【操作手順】
操作手順は、XV-5080取扱説明書P.201「外部MIDI機器とのデ
ータ転送」をご覧下さい。
※掲載ページは、取扱説明書の構成変更により変わることが
あります。ご了承下さい。
------------------------------------------------------------------------
■アップデート手順(スマートメディアを使う場合)
●ダウンロード
○Windowsをお使いの場合
XV5080120_s.EXEを適当なフォルダにダウンロードしてください。
○Macintoshをお使いの場合
XV5080120_s.sea.hqxを適当なフォルダにダウンロードしてください。
●圧縮ファイルの解凍
○Windowsをお使いの場合
ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっていますので、
エクスプローラからアイコンをダブルクリックするか、タスクバーのス
タートをクリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択し、フォ
ルダ名とファイル名を入力して実行すると、MIIG4.ROMというファイルが
現われます。
○Macintoshをお使いの場合
ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっています。アイ
コンをダブルクリックしてください。解凍が終了すると、XV5080120_Sm
フォルダが現れ、MIIG4.ROMというファイルが現われます。
●インストール手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムをXV-5080へインス
トールして下さい。
◆お客様のお持ちのXV-5080全体の設定状態を再現するために、必ずアッ
プデート作業を行う前にXV-5080全体のデータをスマートメディアなどの
外部ディスクやバルク・ダンプのデータで保存しておいてください。ス
マートメディアに保存した場合は、そのスマートメディアをフォーマッ
トしないようにして下さい。
1. スマートメディアをXV-5080に入れ、[Disk]-[F5(Tool)]-[F1(Format)]を押
し、スマートメディアをXV-5080でフォーマットします。
2. XV-5080でフォーマットしたスマートメディアをコンピュータのスマートメデ
ィアのスロットに入れ、あらかじめダウンロードしておいたMIIG4.ROMをスマ
ートメディアの "ROLAND" フォルダにコピーします。
※ファイル名は変えないでください。
3. XV-5080の電源を切った状態で、操作2のスマートメディアをXV-5080のスマー
トメディアのスロットに入れます。
4. [DEC]とバンクの[C]を押しながらXV-5080の電源を入れます。"Update [CARD]
Never Shutdown Yes = INC, No = DEC"と表示されますので、[INC]ボタンを押
します。
5. ディスプレイの表示が“-”から“+”に変わっていき、"Complete Update
Please Power Off"と表示されたら、正しくアップデートができました。
※“Check sum error”と表示された場合、XV-5080は正常に立ち上がらなくな
る可能性があります。この場合、「アップデート作業における注意点 (重
要)」の手順に従って「MIDIによるアップデート」を行う必要があります。
6. XV-5080の電源を入れ直します。
7. XV-5080のバージョンを確認します。
システム・インフォメーション([SYSTEM]-[F6(INFO)])の画面右上にバ
ージョン(Ver.*.**)が表示されます。
8. 最後に、XV-5080全体のデータを保存しておいたスマートメディアなどの外部
ディスクやシーケンサーのデータをXV-5080に読み込みます。
※操作手順は、取扱説明書をご覧下さい。
※ インストールを行われる際の操作手順などについての問い合わせには、お答え
いたしかねます。
ここに書いてある情報を元に、自己責任において作業をお願いします。
------------------------------------------------------------------------
■アップデート手順(MIDIを使う場合)
●ダウンロード
○Windowsをお使いの場合
XV5080120.EXEを適当なフォルダにダウンロードしてください。
○Macintoshをお使いの場合
XV5080120.sea.hqxを適当なフォルダにダウンロードしてください。
●圧縮ファイルの解凍
○Windowsをお使いの場合
ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっていますので、エクス
プローラからアイコンをダブルクリックするか、タスクバーのスタートをクリ
ックして、「ファイル名を指定して実行」を選択し、フォルダ名とファイル名
を入力して実行すると、以下の32個のスタンダードMIDIファイルが現われま
す。
\XV508012 --+-- p00001.mid
+-- p00002.mid
:
:
+-- p00031.mid
+-- p00032.mid
○Macintoshをお使いの場合
ダウンロードしたファイルは自己解凍型ファイルになっています。アイコンを
ダブルクリックしてください。解凍が終了すると、XV508120フォルダが現れ、
フォルダの中に以下の32個のスタンダードMIDIファイルが現れます。
XV5080120 --+-- p00001.mid
+-- p00002.mid
:
:
+-- p00031.mid
+-- p00032.mid
●インストール手順
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムをXV-5080へインス
トールして下さい。インストールにはスタンダードMIDIファイルを正常
に再生できるMIDIシーケンサーが必要になります。
◆アップデートが完了するまで、途中で絶対に電源を切らないでくださ
い。
◆アップデートする前に他のアプリやスクリーンセーバーは終了してく
ださい。また、SMF再生中はマウスを操作しないでください。
◆お客様のお持ちのXV-5080全体の設定状態を再現するために、必ずアッ
プデート作業を行う前にXV-5080全体のデータをスマートメディアなどの
外部ディスクやバルク・ダンプのデータで保存しておいてください。
1. 電源が切れていることを確認し、XV-5080とお使いのMIDIシーケンサーをMIDI
ケーブルで接続します。MIDIシーケンサーのMIDI OUTコネクターとXV-5080の
MIDI INコネクターを接続してください。
2. [DEC]とバンクの[A]を押しながらXV-5080の電源を入れます。
3. “Update [MIDI] Never Shutdown Yes = INC, No = DEC”と表示されますの
で、[INC]を押します。
4. “Waiting MIDI...”と表示されることを確認します。
5. 32個のスタンダードMIDIファイルを“p00001.mid”からファイル名の番号順に
シーケンサーで再生します。データ受信中は、ディスプレイに“Receiving
MIDI”と表示されます。また、次のファイル再生を待っている状態では、
“Waiting”と表示されます。
※ Windows, Macintosh、その他のシーケンサーとも、以下の順に再生してく
ださい。
※ 1個のファイルが送信完了するまでに約70秒かかります。
p00001.mid
p00002.mid
:
:
p00031.mid
p00032.mid
6. すべてのスタンダードMIDIファイルを再生し終わると、“Complete Update
Please Power Off”と表示され、[A]から[H]のバンク・セレクトのインジ
ケーターが点滅します。
7. XV-5080の電源を入れ直します。これでインストールは完了です。
8. XV-5080のバージョンを確認します。
システム・インフォメーション([SYSTEM]-[F6(INFO)])の画面右上にバ
ージョン(Ver.*.**)が表示されます。
9. 最後に、XV-5080全体のデータを保存しておいたスマートメディアなどの外部
ディスクやシーケンサーのデータをXV-5080に読み込みます。
※操作手順は、取扱説明書をご覧下さい。
※ インストールを行われる際の操作手順などについての問い合わせには、お答え
いたしかねます。
ここに書いてある情報を元に、自己責任において作業をお願いします。
--------------------------------------------------------------------
(作業例)簡易SMFプレーヤ UpdSMFJ.EXE を使った作業例
◆UpdSMFJ.EXEはWindows95またはWindows98上で動作する、 簡易SMFプレーヤ
です。アップデート作業専用のSMFプレーヤである為、一般のSMF音楽データの
再生には使えません。
◆MIDIを出力するためのMIDIドライバーなどはあらかじめインストールしてお
いてください。インストール方法は、それぞれのドライバーやアプリケーショ
ンの取扱説明書などをご覧ください。
1. エクスプローラなどでUpdSMFJ.EXEのアイコンをダブルクリックするか、タス
クバーのスタートをクリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択し、
UpdSMFJ.EXEが存在するフォルダ名とUpdSMFJ.EXEを入力して実行します。
2. 「MIDI Out Device」でインストールされているMIDI出力のデバイスを選択し
ます。
3. 「SMF Path」に解凍したSMFが存在するフォルダ名を指定します。右の[Path]
ボタンで探すこともできます。
4. 「Scan SMF」ボタンをクリックして、指定のフォルダにあるSMFファイルを探
して再生するための登録をします。このとき、そのフォルダにある、全ての
SMFファイルを再生の対象としますので、アップデートに不要なSMFファイル
は、そのフォルダから削除しておいてください。
5. 「Send」ボタンをクリックすると、登録されたSMFファイルを、名前の順番に
再生します。
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■その他の注意事項
* 収録したファイルの他のネットワークへの転載、改変、雑誌・市販製品などへ
許可なく添付する事は禁止いたします。
* アップデート手順、その他の説明を、印刷、保存、メモをとる等して確認しな
がら作業すると便利です。
◆ローランド株式会社は、本ソフトウェアの使用または使用不能から生じるい
かなる損害(利益やデータの損失、その他の金銭的損失など)に関して一切責任
を負わないものとします。たとえ、ローランド株式会社からそのような損害の
可能性についてあらかじめ知らされていた場合でも同様です。
◆スマートメディアは、株式会社東芝の商標です。
◆文中の商標や登録商標は、それぞれの会社に属します。