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Text File  |  1996-09-26  |  2KB  |  58 lines

  1. ----------------------------
  2. 回線オープン:機能コード 0
  3. ----------------------------
  4.  
  5. [入力]    
  6. AH    0
  7. AL    回線番号
  8.     範囲は、1~32(10進数)
  9. DS:SI    通信パラメータパケット先頭アドレス
  10.  
  11. [出力]
  12. AH    =0    正常終了
  13.     =-1    すでに同じ回線番号がオープンされています
  14.     =-3    回線番号の範囲エラー
  15.     =-4    他に同じ通信パラメータパケットを使用している回線があります
  16.     =-5    他に同じベースI/Oアドレスを使用している回線があります
  17.     =-6    ボードが存在しません
  18.     =-10    割り込み指定エラー
  19.     =-11    ベースアドレスI/Oアドレスエラー
  20.     =-13    通信モードエラー
  21.     =-14    受信バッファ長エラー
  22.  
  23. [破壊]
  24. AX
  25.  
  26. このファンクションは、回線をオープンし送受信可能状態とします。アプリケーションは、このファンクションを実行する前に次の準備をします。
  27.  
  28. 1. 回線番号の決定
  29. ・回線番号の範囲は1~32です。この範囲であれば、順番は関係ありません。
  30. ・回線番号はすでにオープンされている番号を指定することはできません。
  31.  
  32. 2. 通信パラメータパケットの領域確保
  33. ・通信パラメータパケットは、アプリケーションプログラムからBIOSへ各パラメータを引き渡すための領域と、BIOSのワークとして使用される領域とで構成されています。
  34. ・アプリケーションプログラムは、他のプログラムから破壊されることがない静的領域に113バイトの領域を確保し、通信パラメータパケットとします。回線をオープンするときに、このアドレスをDS:SIに設定し、BIOSに渡します。
  35. ・他の回線が使用している通信パラメータパケットと同じ領域を設定することはできません。
  36.  
  37. 3.受信バッファの領域確保
  38. ・受信バッファは、BIOSが受信したデータとその時点のステータスを一時的に格納する領域です。
  39. ・アプリケーションプログラムは、他のプログラムから破壊されることがない静的領域に通信パラメータパケット内のrxbuflenに設定されるキャラクタ数の2倍の領域を確保し、受信バッファとします。例えば、100キャラクタ分の受信バッファを利用したい場合、200バイトの領域を確保します。
  40.  
  41. 4.通信パラメータパケットの各パラメータの設定
  42. ・確保した通信パラメータパケット領域に次のパラメータを設定します。なお、各パラメータの詳しい内容については【通信パラメータパケット】を参照してください。
  43.  
  44. 以上の準備を行い、回線のオープンを実行します。
  45.   baseadr    :ベースI/Oアドレス
  46.   mode        :通信モード
  47.   bps        :ボーレート
  48.   rxbuf        :受信バッファアドレス
  49.   rxbuflen    :受信バッファ長
  50.   txtim        :送信タイムアウト時間
  51.   rxtim        :受信タイムアウト時間
  52.   rxcall※    :受信通知アドレス
  53.   intno        :割り込み番号
  54.   timercount    :受信タイマカウント
  55.  
  56. ※受信通知が必要ない場合は0を設定します。
  57.  
  58.