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DOS/V Power Report 2000 September
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NWSERVER.TXT
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Text File
|
2000-03-17
|
9KB
|
233 lines
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■
■ NetWareサーバ環境での設定(LCI2-T) ■
■ ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
この度は、メルコ製品をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。
この「NWSERVER.TXT」にはNetWare4.1J/3.12Jサーバへのインストール手順が記載さ
れています。製品に添付されているマニュアルを参照してパソコンへの取り付けを
おこなった後、ドライバのインストールをおこなってください。
本ドライバをインストールするためには、以下のモジュールが必要です。
ETHERTSM.NLM 96-07-03以降
MSM.NLM 96-08-22以降
NBI.NLM 96-08-22以降
これらの最新モジュールはノベル(株)へお問い合わせください。
目 次
1.NetWare 4.1Jサーバ
2.NetWare 3.12Jサーバ
3.AUTOEXEC.NCFの作成
4.サーバドライバのロードオプションについて
----------------------------------------------------------------------------
1.NetWare 4.1Jサーバ
----------------------------------------------------------------------------
NetWare 4.1J サーバのセットアップと同時にドライバをインストールする手順を説明
します。「NetWare 4.1J インストールマニュアル」も併せて参照してください。
●ドライバのインストール手順
(1) サーバのインストール中に「ネットワークドライバの選択」の画面が表示された
ら[Insert]を押し、「リストにないドライバのインストール」を選択します。
(2) フロッピードライブに「LCI2-T Driver Disk」を挿入し、[F3]を押します。
(3) 「ディレクトリパスの指定」に、次のようにディレクトリを指定します。
(フロッピードライブがAドライブの場合)
<例> A:\NW41J [Enter]
(4) 「インストールするドライバの選択」の画面が表示されます。「MELCO LCI2-T
Ethernet Adapter(DOS/V)」(PC-9821の場合は「MELCO LCI2-T Ethernet
Adapter(PC-9821)」)を選択し、[Enter] を押します。
(5) 「パラメータを保存して続行」を選択し、[Enter]を押します。
(6) 「追加のネットワークドライバを選択しますか?」のメッセージが表示されたら、
「No」を選択します。
以上でドライバのインストールは完了です。
設定については、「●AUTOEXEC.NCF の作成」、「●サーバドライバのロードオプションに
ついて」を参照してください
----------------------------------------------------------------------------
2.NetWare 3.12Jサーバ
----------------------------------------------------------------------------
NetWare 3.12J サーバのセットアップと同時にドライバをインストールする手順を説明
します。「NetWare 3.12J インストールマニュアル」も併せて参照してください。
●ドライバのインストール手順
(1) 「LCI2-T Driver Disk」をフロッピードライブに挿入し、ドライバファイル
(LCI2ATSV.LAN)をあらかじめコピーします。(PC-9821の場合は、LCI298SV.LANを
コピーします)
<例>
・DOS/Vの場合 (「SERVER.EXE」の存在するパスが「C:\SERVER.312」で、フロッピー
ドライブがAの場合)
C:\ >COPY A:\NW312J\LCI2ATSV.LAN C:\SERVER.312 [Enter]
・PC-9821の場合 (「SERVER.EXE」の存在するパスが「A:\SERVER.312」で、フロッピー
ドライブがBの場合)
A:\ >COPY B:\NW312J\LCI298SV.LAN A:\SERVER.312 [Enter]
(2) サーバドライバのインストール途中で、[Alt]を押しながら[Esc]を押し、プロンプ
ト(:)を表示させます。
(3) 次のように入力し、ドライバをロードします。
(例ではサーバ名を「MELCO 」とします。)
<例>
・DOS/Vの場合
MELCO :LOAD C:\SERVER.312\LCI2ATSV [Enter]
・PC-9821の場合
MELCO :LOAD A:\SERVER.312\LCI298SV [Enter]
※MELCO LCI2ATSV.LAN cannot be loaded until ETHERTSM is loaded.というエラー
メッセージが表示された場合は、NetWare のインストール手順に誤りがありま
す。Novell NetWareのマニュアルを参照するか、ノベル認定リセラーへお問い
合わせください。(PC-9821では、MELCO LCI298SV.LAN cannot be loaded until
ETHERTSM is loaded.と表示された場合です。)
(4) BIND コマンドを使用して、サーバドライバをIPX にバインドします。
<例>
・DOS/Vの場合
MELCO :BIND IPX TO LCI2ATSV [Enter]
・PC-9821の場合
MELCO :BIND IPX TO LCI298SV [Enter]
(5) ネットワーク番号を入力するようにメッセージが表示されるので、使用するネット
ワークのネットワーク番号を入力します。
(6) バインド作業が終了すると、ワークステーションからサーバに接続することが可能
になります。 インストールが済んでいるワークステーションがあれば、ワークステ
ーションからサーバに接続できるかどうかテストしてください。
以上でドライバのインストールは完了です。
設定については、「●AUTOEXEC.NCFの作成」、「●サーバドライバのロードオプションに
ついて」を参照してください。
----------------------------------------------------------------------------
3.AUTOEXEC.NCF の作成
----------------------------------------------------------------------------
サーバ内のAUTOEXEC.NCF ファイルを使用すると、サーバの起動時に自動的にサーバド
ライバをロードすることができます。
AUTOEXEC.NCF の作成方法は次のとおりです。
(1) NetWare のINSTALL プログラムを実行します。
(2) 「システムオプション」メニューを選択します。
(3) 「AUTOEXEC.NCF ファイルの作成」を選択します。
入力したコマンド行を確認して、内容を保存します。
※作成したAUTOEXEC.NCF ファイルを変更したい場合は、[AUTOEXEC.NCFファイルの
編集]を選択してAUTOEXEC.NCF ファイルを編集してください。
----------------------------------------------------------------------------
4.サーバドライバのロードオプションについて
----------------------------------------------------------------------------
サーバドライバをロードする際には、次のオプションを指定することができます。
●「FRAME」
ボードで使用するフレームタイプを指定します。 指定できるフレームタイプは次の通
りです。
・Ethernet_802.2 ・Ethernet_802.3 ・Ethernet_II ・Ethernet_SNAP
※各フレームタイプの詳細は、NetWare のマニュアルを参照してください。
<<注意>>
・1 枚の本製品に複数のフレームを割り当てる場合には、SLOT オプションと併用して
ください。 FRAMEオプションを指定しない場合は、[Ethernet_802.2]がデフォルト
値として指定されます。
・フレームのタイプがサーバとクライアントで異なると通信ができませんので注意し
てください。
●伝送モード(「MEDIUM」)
伝送モードのオプションは以下の通りです。
オプションを省略した場合は、「10HALF」となります。
「10FULL」 :通信速度を10M 、伝送速度を全二重(Full Duplex)固定
「10HALF」 :通信速度を10M 、伝送速度を半二重(Half Duplex)固定
<記述例>
・DOS/Vの場合
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.2
10M 、全二重の手動設定の場合
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.2 MEDIUM=10FULL
・PC-9821の場合
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.2
10M 、全二重の手動設定の場合
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.2 MEDIUM=10FULL
●「SLOT」
1 枚の本製品に複数のフレームを割り当てる場合に指定します。
1 枚の本製品に1 つのフレームのみを割り当てる場合は必要ありません。
SLOT オプションは任意の値を指定することができます。
<実行例>
1 枚の本製品に4 つのフレームを割り当てる場合
・DOS/Vの場合
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.3 SLOT=1
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=1
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_II SLOT=1
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_SNAP SLOT=1
・PC-9821の場合
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.3 SLOT=1
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=1
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_II SLOT=1
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_SNAP SLOT=1
また、複数のフレームを割り当てる場合には、STARTUP.NCF ファイルに次の記述を追加
してください。
Set Reserved Buffers below 16 meg=32
●「NAME」
1 枚の本製品に複数のFRAME を割り当てた場合、プロトコルとのバインドを行うための
名前を定義します。
<実行例>
・DOS/Vの場合
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.3 SLOT=1 NAME=LCI2ATSV_8023
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=1 NAME=LCI2ATSV_8022
BIND IPX TO LCI2ATSV_8023 NET=XXXXXXXX
BIND IPX TO LCI2ATSV_8022 NET=YYYYYYYY
・PC-9821の場合
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.3 SLOT=1 NAME=LCI298SV_8023
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=1 NAME=LCI298SV_8022
BIND IPX TO LCI298SV_8023 NET=XXXXXXXX
BIND IPX TO LCI298SV_8022 NET=YYYYYYYY
●複数の本製品を装着した場合のロードオプション
本製品を2 枚以上装着した場合は、それぞれの本製品に対してサーバドライバをロード
してください。 SLOT オプションを指定する場合は、それぞれの本製品に対して違う値を
設定してください。
<記述例>
・DOS/Vの場合
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=1 NAME=LCI2ATSV_8022_1
LOAD C:\LCI2ATSV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=2 NAME=LCI2ATSV_8022_2
・PC-9821の場合
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=1 NAME=LCI298SV_8022_1
LOAD A:\LCI298SV FRAME=Ethernet_802.2 SLOT=2 NAME=LCI298SV_8022_2
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・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。
2000年 2月25日 株式会社 メルコ
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