home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
/ DOS/V Power Report 2000 July / VPR0007A.BIN / OLS / WFC / wfc.lzh / Ver1.01 / WFC利用マニュアル.txt < prev   
Text File  |  2000-04-19  |  10KB  |  268 lines

  1.  
  2.  
  3.      Web File Converter
  4.  
  5.          << 利用マニュアル >>
  6.  
  7.  
  8.        (有)ヒューテック  URL    : http://www.h-tech.co.jp
  9.                   E-Mail : wfc@h-tech.co.jp
  10.  
  11.        2000年 3月21日  Ver : 1.00
  12.  
  13.  
  14.  
  15. --- 第1章 はじめに ---
  16.  
  17.   WebFileConverterは、HTML/XMLファイルから異なる形式のHTML/XMLファイルまたは、
  18.   CSVを含めた一般テキストに変換するツールです。
  19.  異なるシステム間のデータ変換や、インターネット/イントラネットのデータを保存する
  20.  場合に使用して下さい。
  21.  インストールせずに実行できますので、既存の環境が変更されることはありません。
  22.  
  23.  
  24. 1.1 概要
  25.  
  26.   WebFileConverterは、指定のHTML/XMLファイルを解析し、あらかじめ設定した変換先の定義
  27.   ファイルに従い、データの自動変換を行います。変換先のファイルはCSV形式を始め、あらゆる
  28.  テキストファイルを対象とします。タグ名やファイル内の発生順指定、読替変換指定ができるため、
  29.  異なるシステム間のデータ交換が可能である。また、複数の入力ファイルからの混合出力ファイル
  30.  を作成することも可能です。
  31.   新規にプログラムを開発すること無くCSV,SQLファイル等に変更できるので、各アプリケーション
  32.  に標準添付のツールにて、Excel/Accessはもとより、Oracle等の商用データベースに出力すること
  33.  も可能です。
  34.   また、付属ツールの入力ファイル解析ツール(ToolWfcInput.exe)を使用することにより、
  35.  HTML/XMLファイル内のタグ情報やプロパティ、内容といった解析結果をCSVファイルに出力する事が
  36.  できます。ファイル解析のみ行う場合や、変換先定義を作成する際の設定情報に使用して下さい。
  37.  
  38.  
  39. 1.2 動作可能な環境
  40.  
  41. 1.2.1 ハードウェア
  42.  
  43.   Windows95/98/NT4.0が動作する環境
  44.   (変換元ファイル+変換先ファイル)の3倍以上の空きメモリを確保して下さい。
  45.  
  46. 1.2.2 ソフトウェア
  47.  
  48.   特に必要なし
  49.  
  50. 1.2.3 文字コード
  51.  
  52.    S-JIS,EUC,JISの文字コードを対象に自動変換します。
  53.   内部処理は S-JISコード を使用していますので各定義ファイルと出力ファイルはS-JISになります。
  54.  
  55.  
  56. --- 第2章 使用する上での手順概要 ---
  57.  
  58. 2.1 入力ファイルの解析
  59.     まずは変換対象のファイルを、付属ツールにて解析します。
  60.    解析した結果のタグ名(タグのフルパス)、同一タグ内の連番、値がCSVファイルに出力されま
  61.    すので、出力定義ファイルの情報として下さい。
  62.    /D  /K  オプションを付けると分かりやすいでしょう。
  63.    CSVファイルなので、ExcelやAccessに取込むときちんと整列します。(拡張子はCSVとして下さい。)
  64.     次項以降に説明していますので、参照してください。
  65.  
  66. 2.2 関連ファイルの設定
  67.     次項以降に説明していますので、参照してください。
  68.  
  69. 2.3 変換処理の実行
  70.     次項以降に説明していますので、参照してください。
  71.  
  72. 2.4 実行結果の確認
  73.     正しく変換できたことを確認して下さい。
  74.    正しく変換できない場合は、INIファイルの WARLOGOUT=yes を設定してみて下さい。
  75.    詳細のログが出力されます。
  76.  
  77.  
  78. --- 第3章 関連ファイル設定 ---
  79.  
  80. 3.1 INIファイル設定
  81.  
  82. 3.1.1 ロギング
  83.    ・エラー情報等を出力するファイル名をフルパスで指定します。
  84.     (未設定の場合は、カレントディレクトリに ERRLOG.LOG というファイルを作成し、
  85.      そちらにメッセージを出力します。)
  86.    ・致命的エラー以外のメッセージを出力する場合は、WARLOGOUT=yes を設定します。
  87. 3.1.2 変換指定文字
  88.    ・変換対象文字列の開始文字と終了文字を指定します。
  89.     (出力定義ファイルで使用します。この文字列間に変換対象を記述します。)
  90. 3.1.3 入力ファイル
  91.    ・入力ファイル種別を指定します。(xml or html)
  92.    ・入力ファイル数を記述します。(1~9)
  93.    ・入力ファイル名をフルパスで指定します。
  94. 3.1.4 出力ファイル
  95.    ・入力ファイル種別を指定します。
  96.     (Normal:通常 or NoCrLf:改行/タブをスペースに置換えます。)
  97.    ・出力ファイル名をフルパスで指定します。
  98. 3.1.5 出力定義ファイル
  99.    ・出力定義ファイル名をフルパスで指定します。
  100. 3.1.6 読替定義ファイル
  101.    ・読替定義ファイル名をフルパスで指定します。
  102.  
  103. 3.2 出力定義ファイル設定
  104.   ・出力したいテキストをそのまま記述します。入力ファイルから取得する個所のみを変換
  105.    対象文字列と仕手記述します。
  106.    見やすいように、改行/タブ/スペースで区切っても結構です。
  107.       [変換対象文字列の設定例]
  108.           @@@                ・・・・・・開始文字列
  109.           1                    ・・・・・・入力ファイル番号(1~9)
  110.           <ADDLESS><LINE>    ・・・・・・入力ファイル内のタグのフルパス
  111.           0001                ・・・・・・入力ファイル内のタグの出力順
  112.           000                ・・・・・・読替番号(000は読替無し)
  113.           000                ・・・・・・最大バイト数(000はデータの最後まで)
  114.           ###                ・・・・・・終了文字列
  115.  
  116. 3.3 読替定義ファイル設定
  117.   ・入力ファイルの文字列を別の文字列に置換える場合に指定します。
  118.    読替しない場合は設定不要です。(ファイルも不要です。)
  119.    タブで区切って下さい。
  120.       [読替定義の設定例]
  121.           001    JP    JAPAN    ・・・・・・読替番号:001でJPが出てきたらJAPANに置換える
  122.           001    US    USA        ・・・・・・読替番号:001でUSが出てきたらUSAに置換える
  123.  
  124.    ※読替指定文字と一致しない場合は、入力データの文字をそのまま出力します。
  125.    ※読替番号が一致しない場合は、? を出力します。
  126.  
  127.  
  128. --- 第4章 起動方法 ---
  129.  
  130.   インストールは一切しませんので、コマンドラインから直接起動します。
  131.  
  132.   起動方法 :   実行ディレクトリ\WebFileConv.exe    INIファイル(フルパス指定)
  133.     例       C:\TEST\WebFileConv.exe  C:\TEST\WFC.INI
  134.  
  135.    実行後、INIファイルで指定した出力ファイルが正しく作成されていれば完了です。
  136.   正しく作成されない場合は、INIファイルの WARLOGOUT=yes を指定して再実行して
  137.   下さい。原因が出力されます。
  138.   ロギングファイルが作成できない場合は、実行ディレクトリに ERRLOG.LOG という
  139.   ファイルが作成されますので、そちらを参照して下さい。
  140.  
  141.    出力ファイルは、確認メッセージを表示せずに上書きしますので、待避等が必要な場合は利用者が
  142.   待避して下さい。
  143.   また、ロギングファイルは追加書きしますので、必要に応じてクリアをして下さい。
  144.  
  145.  
  146.  
  147. --- 第5章 各種関連ツール ---
  148.  
  149. 5.1 入力ファイル解析
  150.  
  151.    入力ファイルを解析し、解析結果をCSVファイルに出力します。タグ情報やプロパティ、内容を
  152.   調べたい時に使用します。
  153.  
  154.    HTML版起動方法 :   実行ディレクトリ\ToolWfcInputH.exe    入力ファイル  出力ファイル  オプション
  155.         例       C:\TEST\ToolWfcInputH.exe  C:\TEST\InFile.htm  C:\TEST\OutFile.csv  /D /K /P,
  156.    XML版起動方法  :   実行ディレクトリ\ToolWfcInputH.exe    入力ファイル  出力ファイル
  157.         例       C:\TEST\ToolWfcInputX.exe  C:\TEST\InFile.xml  C:\TEST\OutFile.csv  /D /K
  158.  
  159.     オプション
  160.       /D  データが設定されていないタグは出力しません。
  161.         未指定:全データ出力
  162.       /K  解析ファイルに項目タイトルを付けます。
  163.         未指定:項目名無し
  164.       /P  出力CSVファイルの区切り文字を指定します。(スペースを入れないで文字を入力)
  165.         未指定:タブ区切り
  166.  
  167.    出力内容
  168.     FileNo            No            SeaNo                TagName                Value
  169.     ファイル番号    解析番号    同一タグ内の連番    タグ名(フルパス)    設定値
  170.  
  171.    解析結果は、出力ファイルに出力されます。出力ファイルが存在する場合、確認メッセージを表示
  172.   します。
  173.  
  174. 5.2 コード変換
  175.  
  176.    指定ファイルの文字コード(SJIS/EUC/JIS)を別コードに変換します。
  177.  
  178.    起動方法 :   実行ディレクトリ\ToolDeCode.exe  入力ファイル 出力ファイル        オプション
  179.      例       C:\TEST\ToolDeCode.exe     C:\TEST\InFile.htm C:\TEST\OutFile.csv /CEUC
  180.  
  181.     オプション
  182.       /C  変換先文字コードを指定します。/Cに続いて(スペースを入れない)文字コードを指定します。
  183.         文字コード:SJIS or EUC or JIS
  184.         未指定:SJIS
  185.  
  186.    変換結果は、出力ファイルに出力されます。出力ファイルが存在する場合、確認メッセージを表示
  187.   します。
  188.  
  189.  
  190. --- 第6章 注意事項 ---
  191.  
  192. 6.1 XMLのDTDについて
  193.   DTD解析は行いません。DTDデータは読み飛ばしますので、設定確認は利用者が行って下さい。
  194.  
  195. 6.2 タグ内のオプションについて
  196.   タグ内のオプションは<< >>で指定します。入力ファイル解析の結果に表示されています。
  197.  
  198. 6.3 解析機能について
  199.    全てのタグやオプションの属性/機能を解析しているわけではありません。解析できないものが
  200.   あるかもしれません。製品サポート係(E-Mail)まで連絡して下されば可能なものについては対処
  201.   します。
  202.  
  203.  
  204. --- 第7章 サポートについて ---
  205.  
  206. 7.1 サポート方法
  207.   製品サポート:E-Mail     wfc@h-tech.co.jp
  208.  
  209.    試用版の使用者は、障害等の発生を連絡いただければ、Webにて、障害内容
  210.   および対策を公開する予定です。なお、ライセンス購入者に対しては、最新版
  211.   送付等の個別対応をいたします。
  212.   サポート契約を申し込まれた購入者に対しては、電話/FAXによるサポートも
  213.   行います。
  214.  
  215. 7.2 トラブル報告
  216.    発生状況・再現性などの調査を行った後、製品サポート係(E-Mail)まで連絡
  217.   してください。なお、そのとき以下の情報の添付をお願いします。
  218.  
  219.    (1)WebFileConverterの入手元、バージョン
  220.    (2)関連ファイル(INI/入力/出力/出力定義/読替定義)
  221.    (3)OSのバージョン、サービスパックの情報
  222.  
  223. 7.3 サポート契約
  224.    サポート契約をご希望の場合は、製品サポート係(E-Mail)まで連絡して下さい。
  225.  
  226. 7.4 カスタマイズサポート
  227.    個別にカスタマイズする場合は、製品サポート係(E-Mail)まで連絡して下さい。
  228.   別途お見積いたします。
  229.  
  230. 7.5 出力定義作成サポート
  231.    出力定義の作成を弊社にご用命する場合は、製品サポート係(E-Mail)まで連絡
  232.   して下さい。別途お見積いたします。
  233.  
  234.  
  235.  
  236. --- 第8章 転載について ---
  237.  
  238. 8.1 本ソフトウェアの扱い
  239.    本ソフトウェアの著作権は(有)ヒューテックにあります。
  240.   実行パソコン1台で1ライセンスが必要です。
  241.  
  242. 8.2 無保証
  243.    本システムを利用した事によって発生した、いかなる損害についても責任を負いません。
  244.   重要データは必ずバックアップを取ってから利用してください。
  245.  
  246. 8.3 配布条件
  247.   試用版は自由に再配布していただいて構いません。製品版はご遠慮下さい。
  248.  
  249. 8.4 出力定義作成等のアプリケーション開発について
  250.    出力定義を作成するためのアプリケーション等は自由に作っていただいてかまいません。
  251.   フリーフェア/シェアウェア登録もかまいません。
  252.   事前に連絡を頂けている方には、こちらの仕様変更情報もお送りします。
  253.  
  254.  
  255.  
  256. --- 第9章 その他 ---
  257.  
  258. 9.1 改善提案・要望
  259.    改善提案・要望などがありましたら、製品サポート係(E-Mail)まで連絡して下されば
  260.   可能なものについては対処します。
  261.  
  262. 9.2 マニュアル・ヘルプ機能について
  263.    完成して間も無いものですから、まだまだ不備があると思います。徐々に充実していきたいと
  264.   考えています。
  265.  
  266.  
  267.                                          以  上
  268.