Microsoft OLE DB Persistence Provider は、Redordset オブジェクトの Save および Open メソッドと連動して、ファイルへのレコードセットの保存および格納を行います。本リリースでは、レコードセットを XML (eXtensible Markup Language : 拡張可能マークアップ言語) 形式で保存できます。XML では、インターネットを介して転送されるデータに対してユーザー独自のタグを定義できます。
2.4 Microsoft Data Shaping Service for OLE DB
Microsoft Data Shaping Service for OLE DB は、データ シェイプをサポートします。
2.4.1 以前にシェイプされたレコードセットを再シェイプします。この機能をサポートするには、レコードセットがすでに接続中の Name プロパティを持つ必要があります。
Microsoft OLE DB Remoting Provider は標準のサービス プロバイダであり、パフォーマンスの向上、ユーザー コントロールの強化、ADO 2.0 との互換性のための新たな動的プロパティを取得します。
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3. 技術的な情報
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3.1 セキュリティの拡張
このバージョンでは、ADO と RDS オブジェクトのセキュリティが拡張され、Internet Explorer が "安全" なモードで実行されている時、いくつかの操作が制限されます。
3.1.1. ゾーン
Internet Explorer 4.0 では、異なる "ゾーン" に対して異なるセキュリティ設定を設定することができ、これらのゾーンにおける ADO/RDS オブジェクトの動作をカスタマイズすることができます。Internet Explorer 4.0 では、次の 4 つのゾーンが定義されています。