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2000-01-28
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37KB
|
837 lines
<<Roland Serial MIDI Driver Ver.3.1>>
Roland シリアル MIDI ドライバについて
----------------------------------------------------------------------
このドライバは、Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating
system (x86 日本語版) 対応のシリアル MIDI ドライバです。
コンピューター端子を装備するローランド製品(SC シリーズなど)とコンピュー
ターのシリアル(COM)・ポートとを接続して、MIDI の送受信を可能にするドラ
イバ・ソフトウェアです。
<注意>
このフォルダに含まれるファイルの内容その他を、ローランド株式会社の許諾
なく改変、複製、配布、転載することは禁止します。
またファイルの内容については、プログラム改良の為予告なく変更されること
があります。
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他
の国における登録商標または商標です。
※ Windows NT(R) の正式名称は、Microsoft(R) Windows NT(R) operating
system です。
※ Windows(R) 2000 の正式名称は、Microsoft(R) Windows(R) 2000 operating
system です。
※ Pentium は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
※ MMX は、米国 Intel Corporation の登録商標です。
※文中記載のその他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
ファイル構成
----------------------------------------------------------------------
+---- README.TXT : このファイル
+---- SETUP.EXE : Windows 2000 用インストーラー
:
+---- RDSMIDNT
+---- RDSMIDNT.INF
:
目次
----------------------------------------------------------------------
・ドライバの特長
・シリアル MIDI ドライバをお使いになる前に...
・制限事項および注意事項
・ドライバのインストール方法
・ドライバの設定の変更方法/確認方法
・[Roland シリアル MIDI ドライバの設定] ダイアログについて
・メディアプレーヤーでの演奏方法
・アプリケーションでの使用方法
・ドライバのアンインストール方法
・ドライバの再インストール方法
・ドライバのインストール/設定/削除のときに表示される
エラー・メッセージについて
・トラブルシューティング
・ドライバ情報やお問い合わせ先
ドライバの特長
----------------------------------------------------------------------
このドライバには以下の特長があります。
1.マルチ・クライアントに対応しています。
各 MIDI ポート毎に最大2つまで MIDI アプリケーションが同時に使用で
きます。
2.シリアル MIDI ドライバ使用時にのみシリアル・ポートを使用します。シ
リアル MIDI ドライバを使用しない場合は Windows の再起動なくモデム等
をつなぎかえて使用することができます。
3.SC-8850に対応
SC-8850内蔵の64パートに加え、SC-8850のMIDI OUT 1/MIDI IN 1 コネクタ
ーを独立したポートとして使用することが出来ます。
4.SC-8820に対応
SC-8820内蔵の32パートに加え、SC-8820のMIDI OUT /MIDI IN コネクター
を独立したポートとして使用することが出来ます。
シリアル MIDI ドライバをお使いになる前に...
----------------------------------------------------------------------
インストールに際して必要な情報や注意事項がいくつかあります。
1.このドライバは、以下の動作条件が必要になります。
●対応 OS
Microsoft(R) Windows(R) 2000 日本語版
●対応パソコン
Windows(R) 2000 対応パソコン
(DOS/V パソコン、PC-9800 シリーズ、PC98-NX シリーズ)
●CPU/クロック
MMX(R) テクノロジ Pentium(R) 166MHz 以上
●メモリ
32M バイト以上
※このドライバは、上記条件を満たす標準的なコンピューターで動作
を確認しておりますが、ご使用になるアプリケーションや使用環境、
コンピューター固有の設計仕様の違いにより、必要となる動作条件
が異なることをご了承願います。
2.このドライバは、DOS/V パソコンの標準的なシリアル・ポート(シリア
ル・ポートの IC に 16550A および互換品を使用したシリアル・ポート)
及び PC-9800 シリーズ・PC98-NX シリーズの本体についているシリアル
・ポートで動作します。
制限事項および注意事項
----------------------------------------------------------------------
シリアル MIDI ドライバを使用するにあたっての制限事項や注意事項を以下に
あげます。
1.rdsmidnt.??? ファイルを絶対に削除しないでください。
1つでも削除を行なうとシリアル MIDI ドライバが使用できなくなります。
もし誤って削除してしまった場合には、<ドライバの再インストール方
法>の説明にしたがってドライバを再インストールしてください。
2.rdsmidnt.exe プログラムを単体で起動しないでください。
3.「CTS/RTS フロー制御を有効にする」設定を「有効」の設定で使用する
場合、シリアル MIDI ドライバを使用して MIDI データを録音/再生中
にコンピューター・ケーブルを抜いたり、コンピューター・ケーブルを
つなぎかえたり、またむやみに音源の電源を切ったのち再投入したりし
ないでください。
バッファにたまっているデータが一気に入/出力されて使用しているプ
ログラムや音源が思わぬ誤動作を起こす場合があります。
4.シリアル MIDI ドライバは1つしかインストールができません。
ドライバのインストール方法-1
----------------------------------------------------------------------
ドライバのインストールを行なうには Administrator などの管理者権限を持つ
ユーザーが Windows にログオンしなければなりません。
詳しいことはお使いのコンピューターのシステム管理者にご相談ください。
1.コントロールパネルを開いて「システム」をダブル・クリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックして、「ドライバの署名」ボタンをク
リックします。「ドライバ署名オプション」ダイアログ・ボックスが表
示されます。
3.「ファイルの署名の確認」の設定が「無視」になっているか確認します。
「無視」であれば「OK」ボタンをクリックし、そうでなければ現在の
設定をメモした後、「無視」に変更し「OK」ボタンをクリックします。
※「ファイルの署名の確認」の設定に関する注意
「ファイルの署名の確認」の設定が「警告」のままですと、インスト
ール中に「デジタル署名が見つかりませんでした」ダイアログ・ボッ
クスが表示されますが、「はい」をクリックしてインストールを継続
してください。
「ファイルの署名の確認」の設定が「ブロック」の場合、インストー
ル中に「デジタル署名が見つかりませんでした」ダイアログ・ボック
スが表示され、インストールが継続できません。「OK」をクリック
してダイアログ・ボックスを閉じ、一旦インストールを中止します。
その後「ファイルの署名の確認」の設定を変更し、再度インストール
してください。
4.「OK」ボタンをクリックして「システムのプロパティ」を閉じます。
5.「setup.exe」を実行し、画面の指示に従ってインストールを行なってく
ださい。
※手順3で「ファイルの署名の確認」の設定が「無視」になっていなけ
れば「デジタル署名が見つかりませんでした」ダイアログ・ボックス
が表示されます。その場合は、手順3の注意事項を参照し、対処して
ください。
インストール途中に「Roland シリアル MIDI ドライバの設定」ダイアロ
グ・ボックスが表示されますので、「使用する COM ポート」「複数ポー
トを使用する」「CTS/RTS フロー制御を有効にする」の各設定を行いま
す。以下を参照して設定を行なってください。
●使用する COM ポート
音源を接続しているコンピューターのシリアル・コネクター(RS-232C
端子)に対応するCOMポートを選びます。
●複数ポートを使用する
SC-88/SC-88Pro/SC-8850/SC-8820等の複数ポートに対応した音源をお
使いの場合、このチェック・ボックスをチェックすると、コンピュー
ター・ケーブル1本で複数のMIDIポートを使用することができるよう
になります。
●音源
「複数ポートを使用する」がチェックされていると、音源を選択でき
るようになります。使用する音源に合わせてリストから選択してくだ
さい。リスト中の「SC-88, SC-88Pro」は SC-88ST/SK-88Pro/SC-88ST
Pro なども含みます。
●CTS/RTS フロー制御を有効にする
お使いの音源によっては、CTS/RTS フロー制御に対応している場合が
あります。このチェック・ボックスをチェックすると、演奏データ送
信上のトラブルを回避できる場合があります。
音源が対応しているかわからない場合は、デフォルトの設定のまま(
チェックをはずした状態)使用してください。
6.設定を終えたら、「OK」ボタンをクリックします。
7.「コンピューターの再起動」ダイアログ・ボックスで「はい、直ちにコ
ンピュータを再起動します。」を選択して「OK」ボタンをクリックし、
再起動します。
※再起動を行なわないとドライバは有効になりません。
8.手順3にて「ファイルの署名の確認」の設定を変更した方は、再起動後、
変更前の設定に戻してください。(設定を戻すには、Administrator な
どの管理者権限を持つユーザーが Windows にログオンしなければなりま
せん。)
9.<メディアプレーヤーでの演奏方法>と<アプリケーションでの使用方
法>の項目を参照してシリアル MIDI ドライバを使用できるように設定
します。この設定をしないと、シリアル MIDI ドライバは使用できませ
ん。
ドライバのインストール方法-2
----------------------------------------------------------------------
何らかの理由で手動でインストールする必要がある場合は、以下の手順に従っ
てインストールを行なってください。
ドライバのインストールを行なうには Administrator などの管理者権限を持つ
ユーザーが Windows にログオンしなければなりません。
詳しいことはお使いのコンピューターのシステム管理者にご相談ください。
1.コントロールパネルを開いて「システム」をダブル・クリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックして「デバイス マネージャ」ボタンを
クリックします。
3.「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ」をダブル・クリック
します。その中に「Roland Serial MIDI Driver for Windows NT」が在
りましたら、<ドライバの再インストール方法>の項目にある手順にし
たがってください。
4.「デバイス マネージャ」を閉じ、「システムのプロパティ」にある「ド
ライバの署名」ボタンをクリックします。「ドライバ署名オプション」
ダイアログ・ボックスが表示されます。
5.「ファイルの署名の確認」の設定が「無視」になっているか確認します。
「無視」であれば「OK」ボタンをクリックし、そうでなければ現在の
設定をメモした後、「無視」に変更し「OK」ボタンをクリックします。
※「ファイルの署名の確認」の設定に関する注意
「ファイルの署名の確認」の設定が「警告」のままですと、インスト
ール中に「デジタル署名が見つかりませんでした」ダイアログ・ボッ
クスが表示されますが、「はい」をクリックしてインストールを継続
してください。
「ファイルの署名の確認」の設定が「ブロック」の場合、インストー
ル中に「デジタル署名が見つかりませんでした」ダイアログ・ボック
スが表示され、インストールが継続できません。「OK」をクリック
してダイアログ・ボックスを閉じ、一旦インストールを中止します。
その後「ファイルの署名の確認」の設定を変更し、再度インストール
してください。
6.「OK」ボタンをクリックして「システムのプロパティ」を閉じます。
7.コントロールパネルの「ハードウェアの追加と削除」をダブル・クリッ
クします。「ハードウェアの追加と削除ウィザード」が表示されますの
で、「次へ」ボタンをクリックします。
8.「デバイスの追加/トラブルシューティング」を選択し「次へ」をクリッ
クします。ウィザードが「新しいハードウェアの検出」をしている間、
しばらく待ちます。
9.「デバイス」欄から「新しいデバイスの追加」を選択し、「次へ」をク
リックします。
10.「いいえ、一覧からハードウェアを選択します」を選択し、「次へ」を
クリックします。
11.「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ」を選択し、「次へ」
をクリックします。
12.「ディスク使用」ボタンをクリックし、rdsmidnt.inf が存在するディレ
クトリを入力するか、「参照」ボタンをクリックして「ファイルの場所」
ダイアログ・ボックスを表示させ、rdsmidnt.inf が存在するディレクト
リへ移動して「開く」ボタンをクリックします。それから「OK」ボタ
ンをクリックします。(例:D:\Rsmidi\2000\Rdsmidnt)
13.「モデル」欄で「Roland Serial MIDI Driver for Windows NT」を選択
し、「次へ」をクリックします。
14.「次へ」ボタンをクリックします。
※手順5で「ファイルの署名の確認」の設定が「無視」になっていなけ
れば「デジタル署名が見つかりませんでした」ダイアログ・ボックス
が表示されます。その場合は、手順5の注意事項を参照し、対処して
ください。
15.「Roland シリアル MIDI ドライバの設定」ダイアログ・ボックスが表示
されますので、「使用する COM ポート」「複数ポートを使用する」
「CTS/RTS フロー制御を有効にする」の各設定を行ない、「OK」ボタ
ンをクリックします。設定項目の詳細については、<[Roland シリアル
MIDI ドライバの設定] ダイアログについて>を参照してください。
16.「完了」ボタンをクリックすると「システム設定の変更」ダイアログ・
ボックスが表示されます。
「はい」をクリックして Windows を再起動します。
17.再起動後、Administrator などの管理者権限を持つユーザー名で
Windows にログオンします。手順5で「ファイルの署名の確認」の設定
を変更した方は、変更前の設定に戻してください。
18.<メディアプレーヤーでの演奏方法>と<アプリケーションでの使用方
法>の項目を参照してシリアル MIDI ドライバを使用できるように設定
します。この設定をしないと、シリアル MIDI ドライバは使用できませ
ん。
ドライバの設定の変更方法/確認方法
----------------------------------------------------------------------
ドライバの設定の変更または確認を行なうには Administrator などの管理者権
限を持つユーザーが Windows にログオンしなければなりせん。
詳しいことはお使いのコンピューターのシステム管理者にご相談ください。
1.ドライバの設定の変更を行なう場合は必ずシリアル MIDI ドライバを使
用しているすべてのプログラムを終了させます。
確認のみを行なう場合にはその必要はありません。
2.コントロールパネルを開いて「サウンドとマルチメディア」をダブル・
クリックし、「ハードウェア」タブをクリックして、デバイスを表示し
ます。「Roland Serial MIDI Driver for Windows NT」を選択し、「プ
ロパティ」ボタンをクリックします。さらに、「プロパティ」タブをク
リックして「マルチメディア デバイス」を表示します。
3.「MIDI デバイスと機器」をダブル・クリックし「Roland Serial MIDI
Driver for Windows NT」ドライバを選択します。
4.「プロパティ」ボタンをクリックし「Roalnd Serial MIDI Driver for
Windows NTのプロパティ」を表示します。
5.「設定」ボタンをクリックし「Roland シリアル MIDI ドライバの設定」
ダイアログを表示させます。
6.設定の変更を行なう場合は、設定を変更して「OK」ボタンをクリック
してください。
設定の確認を行なう場合は、設定を確認後、必ず「キャンセル」ボタン
をクリックしてください。
※設定項目の詳細については、<[Roland シリアル MIDI ドライバの設
定] ダイアログについて>を参照してください。
7.(設定の変更を行なった場合のみ)
正常に設定の変更ができた場合、「システム設定の変更」ダイアログ・
ボックスが表示されます。
「再起動する」ボタンをクリックして Windows を再起動します。
正常に設定の変更ができなかった場合には「Roland Serial MIDI Driver」
ダイアログ・ボックスが開いてエラー・メッセージが表示されます。
この場合、<ドライバのインストール/設定/削除のときに表示される
エラー・メッセージについて>の項目を参照してエラーを解決してくだ
さい。
[Roland シリアル MIDI ドライバの設定] ダイアログについて
----------------------------------------------------------------------
[Roland シリアル MIDI ドライバの設定] ダイアログでは、以下の項目を設定
できます。
●使用する COM ポート
音源を接続しているコンピューターのシリアル・コネクター(RS-232C端子)
に対応する COM ポートを選びます。
●複数ポートを使用する
SC-88/SC-88Pro/SC-8850/SC-8820等の複数ポートに対応した音源をお使いの
場合、このチェック・ボックスをチェックすると、コンピューター・ケーブ
ル1本で複数のMIDIポートを使用することが出来るようになります。
●音源
「複数ポートを使用する」がチェックされていると、音源を選択できるよう
になります。使用する音源に合わせてリストから選択してください。
リスト中の「SC-88, SC-88Pro」は SC-88ST/SK-88Pro/SC-88ST Pro なども
含みます。
●CTS/RTS フロー制御を有効にする
お使いの音源によっては、CTS/RTS フロー制御に対応している場合がありま
す。このチェック・ボックスをチェックすると、演奏データ送信上のトラブ
ルを回避できる場合があります。
音源が対応しているかわからない場合は、デフォルトの設定のまま(チェッ
クをはずした状態)使用してください。
※設定を変更した場合、その設定は Windows の再起動後に有効になります。
メディアプレーヤーでの演奏方法
----------------------------------------------------------------------
1.「コントロールパネル」の「サウンドとマルチメディア」をダブル・ク
リックします。
2.「オーデイオ」タブをクリックして、「MIDI 音楽の再生」欄で
「Roland Serial MIDI Out A」を選択してください。
3.「OK」ボタンをクリックして、「サウンドとマルチメディアのプロパ
ティ」を閉じます。
4.Windows Media Player を起動し、MIDI ファイルを選択して再生を行な
います。
アプリケーションでの使用方法
----------------------------------------------------------------------
お使いのアプリケーションで使用する MIDI デバイスを Roland シリアル MIDI
ドライバに設定してください(設定方法については、アプリケーションの取扱
説明書などをご覧ください)。
Roland シリアル MIDI ドライバのデバイス名は、ドライバの設定ダイアログの
設定により、以下のようになります。
●複数ポートを使用する:チェックしない
MIDI OUT デバイス
Roland Serial MIDI Out A
MIDI IN デバイス
Roland Serial MIDI Input
●複数ポートを使用する:チェックする 音源:SC-88, SC-88Pro
MIDI OUT デバイス
Roland Serial MIDI Out A --- パート・グループ A
Roland Serial MIDI Out B --- パート・グループ B
MIDI IN デバイス
Roland Serial MIDI Input
●複数ポートを使用する:チェックする 音源:SC-8850
MIDI OUT デバイス
Roland Serial MIDI Out A --- パート・グループ A
Roland Serial MIDI Out B --- パート・グループ B
Roland Serial MIDI Out C --- パート・グループ C
Roland Serial MIDI Out D --- パート・グループ D
Roland Serial MIDI Out E --- SC-8850 MIDI OUT 1 コネクター
MIDI IN デバイス
Roland SC-8850 ------------- SC-8850 パート・グループ A~D
Roland SC-8850 MIDI IN 1 --- SC-8850 MIDI IN 1 コネクター
●複数ポートを使用する:チェックする 音源:SC-8820
MIDI OUT デバイス
Roland Serial MIDI Out A --- パート・グループ A
Roland Serial MIDI Out B --- パート・グループ B
Roland Serial MIDI Out C --- SC-8820 MIDI OUT コネクター
MIDI IN デバイス
Roland SC-8820 ------------- SC-8820 パート・グループ A, B
Roland SC-8820 MIDI IN ----- SC-8820 MIDI IN コネクター
ドライバのアンインストール方法
----------------------------------------------------------------------
ドライバのアンインストールを行なうには Administrator などの管理者権限を
持つユーザーが Windows にログオンしなければなりせん。
詳しいことはお使いのコンピューターのシステム管理者にご相談ください。
アンインストールを行なう前に必ずシリアル MIDI ドライバを使用しているす
べてのアプリケーションを終了させます。
1.コントロールパネルを開いて「システム」をダブル・クリックします。
2.「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイス マネージャ」ボタンを
クリックします。
3.「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ」をダブル・クリック
します。
4.その中の「Roland Serial MIDI Driver for Windows NT」をダブル・ク
リックして、プロパティを開きます。
5.「ドライバ」タブをクリックして、「削除」ボタンをクリックします。
「デバイスの削除の確認」ダイアログ・ボックスが表示されますので、
「OK」ボタンをクリックします。
6.「デバイス マネージャ」を閉じて、「システムのプロパティ」の「OK」
ボタンをクリックします。
7.Windows を再起動します。
ドライバの再インストール方法
----------------------------------------------------------------------
ドライバの再インストールを行なうには Administrator などの管理者権限を持
つユーザーが Windows にログオンしなければなりません。
詳しいことはお使いのコンピューターのシステム管理者にご相談ください。
1.<ドライバの設定の変更方法/確認方法>の項目の説明にしたがって現
在のドライバの設定をメモします。
2.<ドライバのアンインストール方法>の項目の説明にしたがってドライ
バを削除します。
3.<ドライバのインストール方法>の項目の説明にしたがってドライバを
インストールします。
またドライバの設定値は、手順1でメモした内容を設定します。
ドライバのインストール/設定/削除のときに表示されるエラー・
メッセージについて
----------------------------------------------------------------------
シリアル MIDI ドライバのインストール、設定または削除時に「Roland Serial
MIDI Driver」というメッセージ・ボックスが表示された場合、何らかのエラー
が発生しています。
以下の説明にしたがってエラーを修正してください。
1.「ドライバのインストールでエラーが発生しました。」と表示された場
合。
(ドライバのインストール、設定のときに表示されます)
ドライバのインストールまたは設定時に設定した値でドライバを起動さ
せようとしたが正しく起動できなかった場合に表示されます。
メモリ不足、ドライバが正しくインストールされてない、またはドライ
バ・ファイルが破損している可能性があります。
Windows を一旦終了し、再起動させてから再度インストールまたは設定
を行なってください。
2.「レジストリの書き込みに失敗しました(Code000)。」と表示された場合。
(ドライバのインストールのときに表示されます)
ドライバのインストール時にレジストリにドライバ情報を書き込もうと
したが書き込めなかった場合に表示されます。
再度インストールを試みてください。
「レジストリの書き込みに失敗しました(Code000)。」が再度表示される
ようでしたら Windows を一旦終了し、再起動させてから再度インストー
ルを行なってください。
3.「レジストリの書き込みに失敗しました(Code001)。」と表示された場合。
(ドライバの設定のときに表示されます)
ドライバの設定で「キャンセル」をクリックした場合に表示されます。
この場合、以前の情報がレジストリに正しく書き込まれませんので、次
回ドライバの設定を行なう時には以前の情報と違う設定が表示されたり、
<9><10>および<11>に書かれているエラー・メッセージが表
示される場合があります。
4.「レジストリの書き込みに失敗しました(Code002)。」と表示された場合。
(ドライバのインストール、設定のときに表示されます)
ドライバのインストールまたは設定時に設定された値をレジストリに書
き込もうとしたら書き込めなかった場合に表示されます。
Windows を一旦終了し、再起動させてから再度インストールまたは設定
を行なってください。
なお、設定時に表示された場合、ドライバが削除されることがあります
ので注意してください。この場合は再度ドライバをインストールする必
要があります。以前の情報は破棄されますので注意してください。
5.「レジストリの削除ができません(Code000)。」と表示された場合。
(ドライバのアンインストールのときに表示されます)
ドライバをアンインストールする時に何らかの理由によりレジストリに
書き込まれているドライバの情報を削除できなかった場合に表示されま
す。この場合ドライバが正常に削除できていない場合があります。
Windows を再起動した後、ドライバが削除されているか確認してくださ
い。
6.「レジストリの削除ができません(Code001)。」と表示された場合。
(ドライバのアンインストールのときに表示されます)
ドライバをアンインストールする時に何らかの理由によりレジストリに
書き込まれているドライバの情報を削除できなかった場合に表示されま
す。この場合ドライバが正常に削除できていない場合があります。
Windows を再起動した後、ドライバが削除されているか確認してくださ
い。
7.「ドライバが使用中です(Code000)。」と表示された場合。
(ドライバの設定のときに表示されます)
シリアル MIDI ドライバを使用するプログラムを起動させている状態で
設定を行なった場合に「OK」ボタンをクリックすると表示されます。
この場合シリアル MIDI ドライバを使用しているすべてのプログラムを
終了させてから「OK」ボタンをクリックしてください。
なお、この表示が出た後に「キャンセル」ボタンをクリックすると、
「サウンドドライバが一時的に無効になっています・・・」というダイ
アログが表示されドライバが一時的に無効になってしまいますので、必
ず「OK」ボタンをクリックするようにしてください。
もし「キャンセル」をしてしまった場合は再起動を行なうか、再起動を
行なわずに現在シリアル MIDI ドライバを使用しているすべてのプログ
ラムを終了させてシリアル MIDI ドライバの設定に入って何も設定せず
に「OK」ボタンをクリックすることによりドライバを有効にできます。
8.「ドライバのインストールができません。」と表示された場合。
(ドライバのインストールのときに表示されます)
ドライバをインストールしようとした時に何らかの理由によりドライバ
のインストールができなかった場合に表示されます。
Windows を一旦終了し、再起動させてから再度インストールを行なって
ください。
9.「使用できるメモリーがありません。」と表示された場合。
(ドライバのインストール、設定のときに表示されます)
ドライバのインストールまたは設定の時に何らかの理由によりドライバ
が使用するメモリを確保できなかった場合に表示されます。
Windows を一旦終了し、再起動して再度インストールまたは設定を行っ
てください。
10.「「使用する COM ポート」の設定が間違っています。設定をデフォルト
の値にします(Code000)。」と表示された場合。
(ドライバの設定のときに表示されます)
設定を行なう時にレジストリに書き込まれている「使用する COM ポート」
の値が間違っていた場合に表示されます。
この場合、値をデフォルトに設定します。デフォルト値は「使用できる
一番若い番号の COM ポート」です。
例) COM1,COM4 が使用できず COM2,COM3 が使用できる場合、
設定は COM2 になります。
11.「「CTS/RTS フロー制御を有効にする」の設定が間違っています。 設定
をデフォルトの値にします(Code000)。」と表示された場合。
(ドライバの設定のときに表示されます)
設定を行なう時にレジストリに書き込まれている「CTS/RTS フロー制御
を有効にする」の値が間違っていた場合に表示されます。
この場合、値をデフォルトに設定します。デフォルト値は「OFF(有効に
しない)」です。
12.「「複数ポートを使用する」の設定が間違っています。 設定をデフォル
トの値にします(Code000)。」と表示された場合。
(ドライバの設定のときに表示されます)
設定を行なう時にレジストリに書き込まれている「複数ポートを使用す
る」の値が間違っていた場合に表示されます。
この場合値をデフォルトに設定し表示します。デフォルト値は以下の通
りです。
複数ポートを使用する -> ON(有効にする)
音源: -> SC88, SC-88Pro
13.「設定した COM ポートは使用できません。」と表示された場合。
(ドライバの設定のときに表示されます)
ハイライト表示されている COM ポートを選択したまま「OK」ボタンを
クリックした場合に表示されます。
この場合ハイライト表示されていない使用できる COM ポートを選択して
「OK」ボタンをクリックしてください。
14.「使用できる COM ポートがありません。」と表示された場合。
(ドライバのインストール、設定のときに表示されます)
使用できる COM ポートがない場合に表示されます。
たとえば COM ポートが1つしかないパソコンで、その COM ポートにシ
リアル・マウスをつないだことにより、シリアル・ポートとして使用で
きない状態になっている場合です。
インストール時に表示された場合はインストールを行なわずに終了しま
す。設定時に表示された場合は何も設定できないように表示されます。
この場合シリアル・ポートとして使用できる COM ポートを確保してくだ
さい。
トラブルシューティング
----------------------------------------------------------------------
シリアル MIDI ドライバを使用して発生するいくつかのトラブルとその対策方
法をあげます。
Q.ドライバのインストールができません。
A.何らかのエラー・メッセージが出るはずです。
「Roland Serial MIDI Driver」というメッセージ・ボックスが表示され
た場合は、<ドライバのインストール/設定/削除のときに表示されるエ
ラー・メッセージについて>の項目の説明を参照してエラーを修正してく
ださい。
それ以外のメッセージの場合は、エラー・メッセージにしたがってエラー
を修正してください。
もし何もエラー・メッセージが出ないようであれば、インストールしよう
としているファイルが破損している可能性がありますので、正常なファイ
ルを使用してインストールを行なってください。
Q.「サウンドとマルチメディア」の「MIDI 音楽の再生」の設定に シリア
ル MIDI デバイスが表示されません。
A.Windows にデバイスが正しく認識されていない可能性があります。
<ドライバの再インストール方法>の項目の説明を参照してドライバを
再インストールしてください。
Q.MIDI デバイスの表示に複数のポート(「Roland Serial MIDI Out B」な
ど)が表示されません。
A.ドライバの設定で「複数ポートを使用する」を有効にしないと表示され
ません。
設定の変更は<ドライバの設定の変更方法/確認方法>の項目の説明を
参照してください。
Q.録音/再生ができません。
A-1.
MIDI デバイス設定が間違っている可能性があります。
<メディアプレーヤーでの演奏方法>の項目の説明を参照してデバイス
を正しく設定してください。
なおソフト側で MIDI デバイスを設定するものもあります。
この場合はソフトのマニュアルを参照してデバイスを認識させてくださ
い。
Roland シリアル MIDI ドライバのデバイス名は、<アプリケーションで
の使用方法>の項目の説明を参照してください。
A-2.
音源に接続するコンピューター・ケーブルが正しくつながっていないか、
コンピューター・ケーブルが断線している可能性があります。
確認してください。
A-3.
音源のコンピューター・スイッチの設定が間違っている場合があります。
音源側のコンピューター・スイッチの設定は、必ず「Roland シリアル
MIDI ドライバの設定」ダイアログ・ボックスの「ドライバの情報」に表
示されている設定と同じにしてください。
その設定の確認方法は、<ドライバの設定の変更方法/確認方法>の項
目の説明を参照してください。
なお設定を変更する場合は音源の電源を一旦切ってから設定を変更して
電源を入れるようにしてください。
A-4.
シリアル・ポートの設定が間違っている場合があります。
「使用する COM ポート」で設定したシリアル・ポートと音源を接続した
シリアル・ポートが異なっていないか確認してください。
「使用する COM ポート」の確認方法は、<ドライバの設定の変更方法/
確認方法>の項目の説明を参照してください。
Q.再生及び録音がもたるのですが。
A-1.
多量の MIDI データを録音しようとすると処理が間に合わず録音がもた
る場合があります。
録音するデータ量を少なくしてください。
A-2.
以下の設定を行なってみてください。
パフォーマンスが改善される場合があります。
1.「コントロールパネル」の「システム」をダブル・クリックします。
2.「詳細」タブをクリックして「パフォーマンス オプション」ボタン
をクリックします。「バックグラウンド サービス」を選択して、
「OK」ボタンをクリックします。
3.「OK」ボタンをクリックして、「システムのプロパティ」を閉じ
ます。
Q.再生が一瞬とまるのですが。
A.多数のプログラムを起動していると、このようなことがおきる場合があ
ります。必要のないプログラムを終了してください。
Q.MIDI データを再生した場合に正常に再生されない、音源がおかしな設定
になる、または音源側の表示で「MIDI Buff. Full」や「Checksum Error」
等のエラー表示が出るのですが。
A.Exclusive Data に間違いがあったり Exclusive Data の送信間隔が短い
データでこのような症状が出ます。
一度データを確認してみてください。
Q.MIDI データを録音または再生中、音源に接続するコンピューター・ケー
ブルを抜いたり、つなぎかえてしまったのですが。
A.「CTS/RTS フロー制御を有効にする」設定をデフォルトの設定(チェッ
クをはずした状態)で使用している場合は特に問題ありません。
もし抜いたりした場合には、速やかに録音または再生を停止させてから
コンピューター・ケーブルをつなぐようにしてください。
「CTS/RTS フロー制御を有効にする」設定を有効にして使用している場
合、そのままの状態でコンピューター・ケーブルをつなぐとバッファに
たまっている送/受信データが一気に音源やプログラムに流れるので思
わぬ誤動作やエラーを起こす場合があります。
この場合は一旦録音または再生を止めてシリアル MIDI ドライバを使用
しているプログラムを終了させてからコンピューター・ケーブルをつな
いでください。
「有効」「有効にしない」どちらの設定の場合でも、MIDI データの録音
/再生中にコンピューター・ケーブルを抜いたり、つなぎかえたりしな
いでください。
Q.MIDI プログラムが2個を超えて起動しません。
A.マルチ・クライアントに対応している数は最大2個までです。
同じ MIDI ポートを使用するプログラムは2個までしか同時に起動でき
ません。
Q.シリアル MIDI ドライバを使用しているプログラムが異常終了してしま
ったのですが。
A.シリアル MIDI ドライバが正しく終了していないので思わぬ誤動作を起
こす可能性があります。
起動しているすべてのプログラムを終了し、Windows を再起動してくだ
さい。
Q.シリアル MIDI ドライバを使用するプログラムを閉じた後、他のプログ
ラムからシリアル・ポートを使用できなくなったのですが。
A.何らかの理由でシリアル・ポートが正常に閉じられていません。
起動しているすべてのプログラムを終了し、Windows を再起動してくだ
さい。
Q.rdsmidnt.exe というプログラムを起動してしまったのですが。
A.rdsmidnt.exe プログラムを単体で起動しないでください。
もし起動してしまった場合には、すべてのプログラムを終了し、Windows
を再起動してください。
Q.シリアル MIDI ドライバ使用時に rdsmidnt.exe プログラムを閉じてし
まったのですが。
A.シリアル MIDI ドライバ使用時に rdsmidnt.exe プログラムを閉じない
でください。
もし閉じてしまった場合には、すべてのプログラムを終了し、Windows
を再起動してください。
Q.シリアル MIDI ドライバを使用すると rdsmidnt.exe というプログラム
が起動するのですが。
A.rdsmidnt.exe というプログラムはシリアル MIDI ドライバ起動と同時に
起動されてシリアル MIDI ドライバが閉じられたら同時に閉じるシリア
ル MIDI ドライバ支援プログラムです。正常な動作です。
Q.rdsmidnt.exe というプログラムが起動しているのかわからないのですが。
A.このプログラムはウィンドウを持ちませんので通常の状態ではプログラ
ムの起動状態がわかりません。
このプログラムは日本語入力の IME と同じように補助プログラムなので
見えません。
Q.PC-9800 シリーズの SERIAL(1) を使用した場合、「CTS/RTS フロー制御
を有効にする」設定を有効にしていなくても CTS のフロー制御が有効に
なっていますが。
A.PC-9800 シリーズ の SERIAL(1) の場合 CTS (送信側)のハードフローが
「CTS/RTS フロー制御を有効にする」設定に関係なく常に有効になりま
す(パソコンのハードがそのように作られています)。
RTS (受信側)は設定どおりに動作します。
なお SERIAL(2) を使用した場合は設定通りに動作します。
Q.シリアル MIDI ドライバを削除しても、「レガシ オーディオ ドライバ」
の下に残ってしまいますが。
※この場合、以下の状況が考えられます。
1.Windows NT 4.0 用インストーラーでシリアル MIDI ドライバ
をインストールした。
2.Windows NT 4.0 にシリアル MIDI ドライバをインストール後、
Windows 2000 へアップグレードした。
これらの場合、シリアル MIDI ドライバの動作上の問題はありませ
んが、ドライバの削除が不完全になってしまいます。
A.一度、<ドライバのインストール方法-1>の項目の説明に従ってドラ
イバをインストールし、<ドライバのアンインストール方法>の手順を
実行すると、シリアル MIDI ドライバを完全に削除できます。
Q.シリアル MIDI ドライバのインストール途中で「Roland シリアル MIDI
ドライバの設定」ダイアログ・ボックスの「キャンセル」ボタンをクリ
ックしましたが。
A.この場合、設定がされないので、ドライバは動作しません。
Windows を再起動し、<ドライバの設定の変更方法/確認方法>項目の
説明にしたがって、ドライバを再設定してください。
ドライバ情報やお問い合わせ先
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ドライバ情報の入手先:
ローランド株式会社 Web サイト http://www.roland.co.jp/ をご参照くださ
い。
お問い合わせ先:
ローランド DTM ホットライン: 03-3251-5791(東京) 06-6345-9785(大阪)
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