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PCMCIA.TXT
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1999-09-30
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12KB
|
316 lines
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■
■ カードサービスドライバの設定(LPC3-TX) ■
■ ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
この度は、メルコ製品をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。
この「PCMCIA.TXT」には、カードサービスドライバのインストール手順が記載されてい
ます。
NetWare4.1J/3.12Jクライアントおよび、LANマネージャクライアントをセットアップ
する前に、必ずカードサービスドライバをインストールしてください。
----------------------------------------------------------------------------
カードサービスドライバについて
----------------------------------------------------------------------------
Windows3.1またはDOS上で本製品を使用するためには、パソコンの製造元が提供する
カードサービスドライバが組み込まれている必要があります。
※お使いのパソコンがフロッピーディスクモデルの場合は、カードサービスドライバ
をインストールする必要があります。インストールの手順については、パソコンの
マニュアルを参照してください。
※活線挿抜(パソコンの電源をOFFにせず、本製品を抜き差しすること)が可能な場合
でも、ネットワークにアクセスしている時は本製品をPCカードスロットから抜かな
いでください。
※カードサービスドライバがレジューム機能に対応していない場合は、レジューム機
能およびパワーセーブ機能は使用しないでください。
※本製品のドライバをロードするまでは、「CARDINFO.EXE」や「CardView」で本製品は
認識されません。
●CONFIG.SYSへの記述
各サービスドライバに関する項目をCONFIG.SYSに追加する必要があります。
追加する内容は、パソコンの機種によって異なります。
■DOS/V機
・UMB領域にメモリウィンドウを確保します。UMB領域を正しく確保できるようにメモリ
管理ドライバ(EMM386.EXE)を設定しておく必要があります。使用するメモリ領域は、パ
ソコンおよびドライバによって異なります。詳しくは、パソコンおよびカードサービス
ドライバのマニュアルを参照してください。
<記述例>
DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM /X=C800-CFFF
^^^^^^^^^^^^①
※メモリ管理ドライバの設定は、必ず行ってください。設定が正しくないと本製品が認
識されません。
・本製品を使用するには、「CARDGO.EXE」をあらかじめ組み込んでおく必要があります。
「LPC3-TX Driver Disk」内にある、「CARDGO.EXE」をハードディスクへコピーした後、
以下の記述を追加してください。
<記述例>(「CARDGO.EXE」をCドライブの「DOS」ディレクトリへコピーした場合)
DEVICE=C:\DOS\CARDGO.EXE /IRQ=11 /IO=300 /MEM=C800
※上記の例は、割り込み:IRQ11、I/Oポートアドレス:300h、メモリアドレス:C800h
を指定した場合です。パソコンの起動時に以下のエラーが表示された場合は、リソ
ースが競合しています。リソースの設定値を変更して、再度、確認してください。
[Error 6] The IRQ specified is invalid. Change to another one.
[Error 5] The I/O ports specified are invalid. Change to another one.
[Error 7] The memory address specified is invalid. Change to another one.
※MEMオプションでは、①で指定した値を設定してください。
各ドライバはパソコンの機種に対応しているものを使用してください。
主なカードサービスの記述例は次のとおりです。
<記述例>(System Soft製Card Soft/Card View)
DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS
DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM /X=C800-CFFF
^^^^^^^^^^^^①
DEVICE=C:\CARDSOFT\SS365SL.EXE
DEVICE=C:\CARDSOFT\CS.EXE
DEVICE=C:\CARDSOFT\CSALLOC.EXE C:\CARDSOFT\CSALLOC.INI
DEVICE=C:\CARDSOFT\CARDID.EXE C:\CARDSOFT\CARDID.INI
DEVICE=C:\DOS\CARDGO.EXE /IRQ=11 /IO=300 /MEM=C800
※/MEMオプションでは、①で指定した値を設定してください。
<記述例>(IBM製Play At Will)
DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS
DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM /X=C800-CFFF
^^^^^^^^^^^^①
DEVICE=C:\EZPLAY\SSDOSAT.SYS
DEVICE=C:\EZPLAY\IBMDOSCS.SYS
DEVICE=C:\EZPLAY\RMUDOSAT.SYS /MA=C800-CFFF
DEVICE=C:\DOS\CARDGO.EXE /IRQ=11 /IO=300 /MEM=C800
※/MEMオプションでは、①で指定した値を設定してください。
<記述例>(Phoenix製Card Manager PlusおよびPC DOSに添付のドライバ)
DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS
DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM /X=C800-CFFF
^^^^^^^^^^^^①
DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMSS.EXE
DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMCS.EXE /ADDR=C8
DEVICE=C:\PCMPLUS\PCMSCD.EXE /BEEP
DEVICE=C:\DOS\CARDGO.EXE /IRQ=11 /IO=300 /MEM=C800
※/MEMオプションでは、①で指定した値を設定してください。
《注意》
・①で示した部分のパラメータを記述しないと、本製品が認識されません。
■PC-9821シリーズ
・UMB領域にメモリウィンドウを確保します。UMB領域を正しく確保できるようにメモリ
管理ドライバ(EMM386.EXE)を設定しておく必要があります。使用するメモリ領域は、パ
ソコンおよびドライバによって異なります。詳しくは、パソコンおよびカードサービス
ドライバのマニュアルを参照してください。
<記述例>
DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE RAM /E=DC00-DFFF
^^^^^^^^^^^^②
・本製品を使用するには、「CARDGO.SYSをあらかじめ組み込んでおく必要があります。
「LPC3-TX Driver Disk」内にある、「CARDGO.SYS」をハードディスクへコピーした後、
以下の記述を追加してください。
<記述例>(「CARDGO.SYS」をAドライブの「DOS」ディレクトリへコピーした場合)
DEVICE=A:\DOS\CARDGO.SYS /IRQ=5 /IO=00D0 /MEM=DC00
※上記の例は、割り込み:IRQ11、I/Oポートアドレス:300h、メモリアドレス:DC00h
を指定した場合です。パソコンの起動時に以下のエラーが表示された場合は、リソ
ースが競合しています。リソースの設定値を変更して、再度、確認してください。
[Error 6] The IRQ specified is invalid. Change to another one.
[Error 5] The I/O ports specified are invalid. Change to another one.
[Error 7] The memory address specified is invalid. Change to another one.
※MEMオプションでは、②で指定した値を設定してください。
CONFIG.SYSに次のように記述します。
詳細は「PCカードサポートソフトウェアマニュアル」を参照してください。
<記述例>
DEVICE=A:\DOS\HIMEM.SYS
DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE /UMB /E=DC00-DFFF
^^^^^^^^^^^^②
DEVICE=A:\DOS\SSDRV.SYS
DEVICE=A:\DOS\CS.EXE
DEVICE=A:\DOS\CSALLOC.EXE A:\DOS\CSALLOC.INI
DEVICE=A:\DOS\CARDID.EXE A:\DOS\CARDID.INI
DEVICE=A:\DOS\CARDGO.SYS /IRQ=5 /IO=00D0 /MEM=DC00
※/MEMオプションでは、②で指定した値を設定してください。
《注意》
・②で示した部分のパラメータを記述しないと、本製品が認識されません。
・CONFIG.SYS内ファイルにMCDRV.SYSの記述があるときは、行の最初に「REM」をつけ
るなどして、必ず無効にしてください。有効になっていると本製品がメモリカード
として認識され、正常に動作しなくなります。(ノートパソコンの出荷時状態は有
効になっています。)
※MCDRV.SYSを無効にすると、SRAMカード/フラッシュATAカードが使用できなくなり
ます。(本製品との併用はできません。
REM DEVICE=A:\DOS\MCDRV.SYS
^^^^
・CONFIG.SYSにCDCOMP.SYSあるいはCSS.SYSを記述していると、ネットワークソフト
ウェアの常駐が解除できない場合があります。その場合は、CDCOMP.SYSやCSS.SYS
の記述を無効にしてください。
・本製品を動作させるために、「CONFIG.EXE」や「CardView」で設定する必要はありま
せん。
・弊社製メモリ管理ドライバMELEMM.386で/Mオプションを使用する場合は、/M D8,DCは
指定しないでください。
パソコンの機種によって、UMB領域にF0を指定すると正常に動作しないことがありま
す。その場合は、F0を削除してください。
<記述例>
DEVICE=A:\MELEMM.386 /HM /M DO,D4,E8,EC,F0
■Windows3.1に関する設定
Windows3.1環境で本製品を使用する場合は、SYSTEM.INIファイルに次のように設定を行
う必要があります。
・SYSTEM.INIファイルの[386Enh]セクションに、EMMExcludeエントリを追加し、メモ
リ管理ドライバでUMB領域に使用しないように設定した領域を記述してください。
<記述例>
DOS/V機の場合 EMMExclude=C800-CFFF
PC-9821シリーズ機の場合 EMMExclude=DC00-DFFF
・PC-9821シリーズ機で、MELEMM.386を使用する場合は次の記述を追加してください。
<記述例>
EMMExclude=D800-DFFF
●NET.CFGファイルについて(NetWare4.1J/3.12Jをお使いの方)
NET.CFGファイルは、ODIドライバの動作環境を定義するテキストファイルです。本製
品の設定に関する情報を記述します。記述方法と例は次の通りです。
・LINK DRIVER ドライバ名
本製品の設定情報を記述するセクションの見出しです。必ず行の先頭桁から記述して
ください。ドライバ名は次の通りに記述してください。
DOS/V機 :LPC3TXAT
PC-9821シリーズ機 :LPC3TX98
・オプション
ドライバのデフォルト設定を変更するための記述です。オプションはセクション行の
下に記述し、行の先頭にはスペースかタブを必ず挿入してください。文字列の直前に
半角のセミコロン(;)がある行は、コメントとして扱われます。
「INT」
割り込み番号(IRQ)を指定します。省略時は以下のとおりに設定されます。
DOS/V機 :IRQ11
PC-9821シリーズ機 :IRQ5
※指定する割り込み番号は、CONFIG.SYSファイル内に記載した「CARDGO.EXE」
(PC-9821シリーズの場合は「CARDGO.SYS」)で指定した、割り込み番号と同じ
設定にしてください。
PC-9821シリーズの場合、割り込みレベル(INT)と割り込み番号(IRQ)との関
係は次のとおりです。
*-------------------------------*
| 割り込みレベル | 割り込み番号 |
|-------------------------------|
| INT0 | IRQ3 |
|-------------------------------|
| INT1 | IRQ5 |
|-------------------------------|
| INT5 | IRQ12 |
*-------------------------------*
「PORT」
I/Oポートアドレスを16進数で指定します。省略時は以下のとおりに設定されます。
DOS/V機 :300h
PC-9821シリーズ機 :00D0h
※指定するI/Oポートアドレスは、CONFIG.SYSファイル内に記載した「CARDGO.EXE」
(PC-9821シリーズの場合は「CARDGO.SYS」)で指定した、I/Oポートアドレスと
同じ設定にしてください。
「FRAME」
本製品が使用するフレームタイプを指定します。フレームタイプはNetWareサーバな
どの接続先のコンピュータ側で設定されているものに合わせてください。指定できる
フレームタイプは次のとおりです。
Ethernet_802.2 ,Ethernet_802.3 ,Ethernet_II ,Ethernet_SNAP
伝送モードのオプションは以下の通りです。
オプションをすべて省略した場合は、「AutoNegotiation」(自動認識)となります。
「NWAY」
通信速度、伝送速度を自動認識
「S100FD」
通信速度を100M、伝送速度を全二重(Full Duplex)固定
「S100」
通信速度を100M、伝送速度を半二重(Half Duplex)固定
「S10FD」
通信速度を10M、伝送速度を全二重(Full Duplex)固定
「S10」
通信速度を10M、伝送速度を半二重(Half Duplex)固定
《注意》
・接続するハブによっては、「NWAY」(自動認識)の設定でネットワークに正常に接続でき
ないことがあります。この場合は、伝送モードを手動で設定する必要があります。
接続するハブの伝送モードに合わせて「NWAY」以外の設定に変更してください。それでも
正常に接続できないときで、ハブの伝送モードが変更できるときは、ハブの伝送モード
も本製品の伝送モードと同じモードに手動で設定してください。
・接続するハブの伝送モードが「AutoNegotiation」(自動認識)の場合は、本製品の
伝送モードを全二重(Full_Duplex)に設定しないでください。
<記述例>
・DOS/V機 ・PC-9821シリーズ
LINK DRIVER LPC3TXAT LINK DRIVER LPC3TX98
INT 11 INT 5
PORT 300 PORT 00D0
FRAME Ethernet_802.2 FRAME Ethernet_802.2
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・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。
1999年 7月16日 株式会社 メルコ
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