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DOS/V Power Report 1999 October
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ieakread.txt
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Text File
|
1999-03-17
|
10KB
|
229 lines
------------------------------------------------------------
Microsoft Internet Explorer 管理者キット 4.01
README
1997 年 11 月
------------------------------------------------------------
(C) Copyright Microsoft Corporation, 1997
http://www.microsoft.com/ie_intl/ja/ieak
シェルとブラウザの最新情報については、Internet Explorer 4.01 付属の
IE4.txt を参照してください。
このファイルには、ヘルプやマニュアルに記載されていない最新の情報および
補足的な情報が記述されています。また、弊社の Web サイトにも最新の情報
が記載されています。
--------------------
このファイルの読み方
--------------------
メモ帳を使って画面でこのファイルを読むときは、メモ帳のウィンドウを最大化
すると読みやすくなります。
このファイルを印刷するには、メモ帳またはほかのワード プロセッサでファイル
を開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックしてください。
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目次
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Internet Explorer 管理者キット (IEAK) 4.01 で導入された新機能
-アクティブ セットアップ (および単一のフロッピー ディスクによる
インストール)
-セキュリティ ゾーン
-Web キャスティングのカスタマイズ
-Active Desktop のカスタマイズ
-ブラウザのカスタマイズ機能の強化
-システム ポリシーおよび制限の管理
-プロファイル マネージャ
-コード署名ツール
-HTML 解析
ウィザードを実行する準備
ウィザードを実行した後に
今後の予定
-16 ビット / UNIX パッケージ
確認されている問題
-------------------------------
Internet Explorer 管理者キット (IEAK) 4.01 で導入された新機能
=============================================================
アクティブ セットアップ (および単一のフロッピー ディスクによる
インストール)
--------------------------------------------------------------
アクティブ セットアップには、従来のインストール方法にはなかった大きな
特長があります。Internet Explorer をコンポーネントに分割して、コンポーネント
ごとにダウンロードできるようにしました。インストール中に接続が切断され
たり転送エラーが発生して中断しても、通常は中断した時点から再開できます。
また、コンポーネントの更新が柔軟にできます。最新のコンポーネントは、
弊社の Web サイトからダウンロードしてエンド ユーザーへ提供できます。
配布しやすい、フロッピー ディスク 1 枚だけのインストール パッケージを
作成できます。
アクティブ セットアップの詳細および設定とカスタマイズの方法に関しては、
IEAK のヘルプを参照してください。
セキュリティ ゾーン
-------------------
Internet Explorer 4.01 の新しいセキュリティ機能として、セキュリティ
ゾーンがあります。インターネット サイトとイントラネット サイトで異なる
ゾーンを設定できますので、管理がしやすくなります。イントラネット、
信頼済みサイト、インターネット、制限付きサイトの 4 種類のゾーンが標準設定
されています。各ゾーンには、異なるセキュリティ (高、中、低、カスタム) を
設定できます。企業内管理者は IEAK を使用してこれらを事前に設定できます。
また、カスタマイズもできるコンテンツ規制、サイト証明、Authenticode
発行元証明などのセキュリティ機能が強化されています。更新された
Authenticode 2.0 も入っています。
Web キャスティングのカスタマイズ
--------------------------------
チャンネル、ソフトウェア配布チャンネル、購読などの Internet Explorer 4.01
の Web キャスティング機能をカスタマイズしたり制限することができます。
インターネット サービス プロバイダやインターネット チャンネル プロバイダ
は、チャンネルやチャンネル フォルダを追加したり、競合するチャンネルを
削除することができます。企業内管理者は、チャンネル バーを完全にカスタマイズ
できます。インターネット サービス プロバイダと企業内管理者はソフトウェア
配布チャンネルにより、チャンネル定義形式 (CDF) に従ってソフトウェアの
更新を自動化できます。Web キャスティング テクノロジの詳細に関しては、
http://www.microsoft.com/ie_intl/ja/ie40/ を参照してください。
Active Desktop のカスタマイズ
-----------------------------
IEAK を使用すれば、Internet Explorer 4.01 で導入されたこの新機能を完全に
カスタマイズできます。カスタマイズの対象としては、デスクトップ
コンポーネント、ツール バー、壁紙などがあります。エンド ユーザーが変更
できないように設定をロックすることもできます。
ブラウザのカスタマイズ機能の強化
--------------------------------
IEAK 3.2 で使用できたブラウザのカスタマイズ機能はすべて、IEAK 4.01 でも
使用できます。そのほかにも、カスタム ユーザー エージェント文字列、ブラウザ
のツール バーの背景、および多数のクイック リンクの設定がカスタマイズできる
ようになりました。(IEAK 3.2では"クイック リンク"は 5 つまでしか設定できま
せんでした。)
システム ポリシーおよび制限の管理
---------------------------------
IEAK ウィザードでもプロファイル マネージャでも、使いやすいインター
フェイスを使用してシステム ポリシーおよび制限を管理できます。制限には、
Active Desktop とシェル機能のロック、コンポーネントの設定などがあります。
たとえば、ユーザーが NetMeeting から電話をかけられないように設定でき
ます。 既存のポリシー テンプレート ファイル (.adm) もインポートして使用し、
中央管理ツールを規定できます。
インターネット サービス プロバイダは、IEAK ウィザードのシステム ポリシー
および制限の管理のページで、各ユーザーが使用する Web キャスティングの
帯域幅を制限できます。
プロファイル マネージャ
-----------------------
プロファイル マネージャは INS エディタの機能を拡張し、ツリー構造の
ウィンドウを表示できるようになりました。これにより、ウィザードで使用
できるどのオプションにも簡単にすばやくアクセスできます。変更を行う
ためのインターフェイスは、ウィザードのようにシンプルです。プロファイル
マネージャには、ウィザードで使用できるシステム ポリシーおよび制限の
管理機能が組み込まれました。
コード署名ツール
----------------
IEAK ウィザードでパッケージを作成しても、作成者がデジタル署名をして
おかなければ、エンド ユーザーはインストールできません。デジタル署名
には、リソース キットに入っているツールを使用します。コピー先
ディレクトリの IE4setup.exe だけでなくすべての .cab ファイルは、ツール
で署名する必要があります。デジタル署名に関する詳細については、IEAK の
ヘルプを参照してください。
HTML 解析
---------
IEAK で指定するローカルの HTML ファイルは、特に指定がなければ、<IMG>
タグと解析されます。<IMG> タグで参照されているファイルは、HTML ファイル
と同じディレクトリにある場合、パッケージに含まれます。別のディレクトリ
にあるファイルまたは外部ファイルへの参照は含まれません。指定するすべての
URL には、正しいプロトコルを含めるようにしてください (例: http://)。
ウィザードを実行する準備
========================
IEAK を使用する前に、Internet Explorer 4.01 をインストールしてください。
IEAK ウィザードを起動する前に、目的のコンポーネントをインストールする
にはディスクの空き容量がどのくらい必要か計算してください。Internet
Explorer Suite の全コンポーネントをインストールする場合、[Program Files]
フォルダに約 50MB、コピー先ドライブに約 50MB 必要です。コンポーネント
のサイズに関しては、IEAK のヘルプを参照してください。
ウィザードを実行した後に
========================
カスタム パッケージを作成した後、パッケージにユーザーがアクセスできる
ことを確認してください。ファイルの場所とサーバーのセットアップの詳細に
関しては、IEAK のヘルプを参照してください。
今後の予定
==========
16 ビット / UNIX パッケージ
---------------------------
現在、IEAK では 16 ビットまたは UNIX プラットフォーム用のパッケージは
作成できません。今後、両プラットフォーム用のパッケージを作成できる IEAK
をリリースする予定ですが、その場合も IEAK 自体は 32 ビット プラット
フォーム上でしか実行できません。
確認されている問題
==================
-インターネット接続マネージャ管理者キット (CMAK) は、現在利用でき
ません。そのため現在は、Beta CMAK プロファイルしかインポートでき
ません。
-表など 5C を含む DBCS 文字は、ファイル名編集フィールドに使用できません。
この問題は、今後リリースされるバージョンで修正される予定です。
-自動設定に .asp ファイルを使用する場合、サーバー上の MIME の種類を設定
してください。
-CD 自動実行プログラムの背景のビットマップの色は、24 ビットより小さい
数値で設定してください。
-高解像度のコンピュータ (1024x768) で Active Desktop コンポーネントや
チャンネル バーを画面の下部右側の離れた場所に配置して、低解像度のコン
ピュータ (640x480) にインポートしてインストールすると、これらのコンポー
ネントは画面に表示されない場合があります。この問題を修正するには、コン
ポーネントの位置をインポート元のコンピュータで調整してください。
また、Active Desktop コンポーネントやチャンネル バーを解像度がより高い
コンピュータにインポートすると、これらの項目の位置が変わる場合があります。
-帯域幅の問題は、購読の制限やセキュリティ ゾーンの設定を使用して処理して
ください。チャンネルの制限の動作は、これらの設定に依存する可能性があります。
-デスクトップの壁紙は、プロファイル マネージャーで Active Desktop をイン
ポートすることによりのみ変更できます。また、ウィザードでデスクトップの
壁紙を明示的に指定すると、Active Desktop のインポートが上書きされます。
-自動設定でのデスクトップのツール バー更新は、サポートされていません。
-現在のソフトウェア配布チャンネル設定を、いくつかのコンピュータにインポート
するように選択すると、IEAK ウィザードでビルド処理を完了できない場合があり
ます。この問題を解決するには、次のファイルを指示どうりに編集してください。
Windows 95 用 - c:\windows\favorites\software updates\microsoft internet explorer\desktop.ini
Windows NT 用 - c:\winnt\profiles\%UserProfileName%\Favorites\software updates\microsoft internet explorer\desktop.ini
フォルダやファイルは隠しファイルに設定されていますので、DOS コマンドを使用
して、"Dir /A" でローカライズされたパスを表示してください。desktop.ini が
見つかったら、以下の行を desktop.ini の [Channel] セクションに追加してくだ
さい。
Logo=file://C:\WINDOWS\web\filename.gif
Icon=file://C:\WINDOWS\web\filename.ico
"filename" を \web ディレクトリにある実際のファイル名で置き換えてください。
-言語の選択: 選択した対象言語は、コンポーネントをダウンロードした後には
変更できません。変更する場合は、ウィザードを再起動して言語を選択し直して
ください。