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/ DOS/V Power Report 1999 October / VPR9910A.BIN / DRIVER / NEC / IT75_121 / it75_121.txt < prev   
Text File  |  1999-08-05  |  10KB  |  205 lines

  1.  
  2. ==============================================================================
  3.  AtermIT75/IT60シリーズ用ファームウェア
  4. ==============================================================================
  5. 【ソフト名】 AtermIT75/IT60シリーズ用ファームウェア
  6. 【登録名】  IT75_121.bin
  7. 【著作権者】 日本電気株式会社
  8. 【対応機種】 AtermIT75/D, AtermIT75, AtermIT60/D
  9. 【対象ユーザ】AtermIT75/IT60シリーズをご使用のお客様
  10. 【作成方法】 (Windows[32bit]版)       自己解凍形式
  11.        (Windows[16bit]版)              自己解凍形式
  12.        (Macintosh版)                  BinHEX4.0形式
  13. 【転載条件】 転載禁止
  14. ==============================================================================
  15.                                   平成11年8月
  16.                                日本電気株式会社
  17.  
  18.  
  19. 【AtermIT75/IT60シリーズ用ファームウェアをご使用の前に】
  20.  
  21.  このフォルダには次のプログラムが含まれています。
  22.  ・AtermIT75/IT60シリーズ用ファームウェア  Ver1.21
  23.  (このファームウェアは、3機種で共通に使用できます)
  24.  
  25.  このファームウェアをご使用になる前に、ご使用いただく環境に合わせ、
  26.  下記のユーティリティをパソコンにインストールしておいてください。
  27. (AtermStationよりダウンロードできます)
  28.  ・IT75/IT60らくらくユーティリティ一式
  29.      IT75/IT60らくらくユーティリティ(Win95/Win98/NT4.0版)  Ver1.20以降
  30.    IT75/IT60らくらくユーティリティ for Windows3.1  Ver1.20以降
  31.      IT75/IT60らくらくユーティリティ for Macintosh  Ver1.20以降
  32.  
  33. 【AtermIT75/IT60シリーズ用ファームウェアのバージョンアップ履歴】
  34.  
  35. ■ Ver1.01
  36.  
  37. ○初版リリース(IT60/Dのみ一部Ver1.00が初版リリース)
  38.  
  39. ■ Ver1.01 -> Ver1.04
  40.  
  41. ○USBポートを使用した非同期通信を実現
  42.   Ver1.01以前では制限事項であったUSBポートを使用した非同期通信を可能としました。
  43.  
  44. ○USBポートからのファームウェアバージョンアップを実現
  45.   従来はデータポートからのみ可能だったファームウェアバージョンアップが、
  46.   USB接続でも可能となりました。
  47.   WindowsパソコンにおいてUSB接続でのファームウェアの書き込みが可能となるのは、
  48.   本バージョン以降のファームウェアが既に書き込まれているAtermと、
  49.   「らくらくユーティリティ(Ver1.01)」以降に含まれている「らくらくウィザード」
  50.   を用いてUSBドライバ(Ver1.20以降)を組み込んだパソコンが必要です。
  51.  
  52. ○ボタン機能の追加
  53.   [MENU][SELECT][ENTER]の3つのボタンを使って以下の機能を実現しました。
  54.   1) 着信履歴参照と着信履歴発信機能
  55.   2) 累積料金の参照機能
  56.   3) AtermITの登録データの初期化機能(工場出荷状態復帰・累積料金クリア)
  57.   4) マニュアルBOD(手動BOD)機能
  58.  
  59. ○CTI機能
  60.   CTI (Computer Telephony Integration)機能は、着信時に通知される情報をコンピュ
  61.   ータで処理するなど、電話機とコンピュータを統合的に利用する機能の一般名称です
  62.   。今回のバージョンアップでは、外部からの着信情報に含まれる発信者情報を着信時
  63.   にデータポートまたはUSBポートに特定のリザルトコードで送出する機能を搭載しま
  64.   した。
  65.  
  66. ○USB機能
  67.   Ver1.01以前では、停電時にUSBポートの使用制限を行っておりましたが、本バージョ
  68.   ンでは停電時もUSBポートを使用できるようにしました。
  69.  
  70. ○不具合事項の改善
  71.   1) USBポートのデータ通信の安定性を向上
  72.   2) 一部のパソコンでUSBドライバが正常に動作しない現象を改善
  73.   3) アナログポートからの発信が稀にできないことがある現象を改善
  74.  
  75. ■Ver1.04 -> Ver1.10
  76.  
  77. ○USBポートでiMac並びにPower Macintosh G3を利用するための機能の追加
  78.   Macintoshパソコンにおいて、USBポートのご利用が可能となります。合わせてUSB接
  79.   続によるファームウェアの書き込みが可能となりますが、本バージョン以降のファー
  80.   ムウェアが既に書き込まれているAtermと、「らくらくユーティリティ(Ver1.10)」以
  81.   降を組み込んだパソコンが必要です。
  82.  
  83. ○高機能S点ユニット(PC-IT/UX2)対応
  84.  
  85. ○PIAFS通信におけるV.42bis圧縮モードの追加
  86.  
  87. ○でかけるボタンのロック機能の追加
  88.  
  89. ■Ver1.10 -> Ver1.15
  90.  
  91. ○電源投入時にレイヤ1ダウンが発生して回線が使用できない件に対処
  92.  
  93. ○「着信履歴 for USB」使用時に、文字化けが起こる場合がある件の対処
  94.  
  95. ■Ver1.15 -> Ver1.18
  96.  
  97. ○製造管理上の都合によるバージョンの更新
  98.   (機能追加・不具合修正等はございませんのでVer1.15をご使用のお客様は、
  99.   今回のバージョンアップを行う必要はありません。)
  100.  
  101. ■Ver1.18 -> Ver1.20
  102.  
  103. ○「i・ナンバー」サービスへの対応
  104.   NTTの新サービスである「i・ナンバー」に対応しました。
  105.   「i・ナンバー」(有料)をご契約いただくことにより、アナログポートに接続された
  106.   電話機を「i・ナンバー番号」により鳴り分けることができます。
  107.  
  108. ○PIAFS64kbps通信のサポート
  109.   PIAFS64kbps(PIAFS2.0版準拠)での通信が可能となります。
  110.   従来のPIAFS 32Kbps通信に加えて、64Kbps通信もサポートします。
  111.   従来より高速なPIAFS通信が実現されます。
  112.  
  113. ○おでかけ設定フラッシュモードの追加
  114.   おやすみモードのように電話がかかってきた時に、
  115.   おでかけ設定ランプが点滅するフラッシュモードを追加します。
  116.   おやすみモードと同じように、電話がかかってきても着信音が鳴りません。
  117.   おでかけ設定ランプが点滅することにより、着信をお知らせします。
  118.   着信が終了すればおでかけ設定ランプは点灯に変わります。
  119.   おやすみモードは一度着信があると、おでかけ設定ランプは点滅したままになります
  120.   が、フラッシュモードは着信時のみの点滅になります。
  121.  
  122. ○"##"発信モードの追加
  123.   ダイヤル終了識別を"#"だけではなく、"##"(2回続ける)も使えるようにします。
  124.   ダイヤル終了識別に"##"(#を2回続けて入力)を使用可能となります。
  125.   これにより"#"をダイヤルの一部としてご利用が可能になります。
  126.  
  127. ■Ver1.20 -> Ver1.21
  128.  
  129. ○i・ナンバー使用する/使用しないの設定を電話機から行った場合、設定値をTAに
  130.   セーブするよう改良。
  131. ○USB使用時に一部のパソコンにおいて、TAの電源を入れたままパソコンを起動し
  132.   た場合、起動中に画面が表示されず、起動できない場合があることを修正。
  133.  
  134.  
  135. ==========================================================================
  136. 【ファームウェアのバージョンアップ方法】
  137.  [32bit版<オートバージョンアップ機能付>](Windows95/98/NT4.0対応)
  138. ==========================================================================
  139.  
  140.  ◆IT75/IT60らくらくバージョンアップの起動方法
  141.   (1) AtermIT75/IT60シリーズがパソコンのシリアルポート(注意)に接続されている
  142.     ことを確認してください。
  143.    《注意》
  144.     Windowsパソコンご利用の方はUSBポートによるバージョンアップはVer1.04以降
  145.     のファームウェアが動作しているAterm、および、Ver1.01以降のらくらくユー
  146.     ティリティを用いてUSB接続をインストールしたWindowsパソコンの環境にて行
  147.     うことができます。
  148.     それ以前のファームウェア(Ver1.01以前)およびユーティリティ(Ver1.00)をご
  149.     使用の方は、USBポート接続によるバージョンアップは使用できませんので、
  150.     必ずシリアルポートへの接続にてバージョンアップを行ってください。
  151.         Macintoshパソコンご利用の方でVer1.10未満のファームウェアをお使いの場合
  152.         、USBポート経由でのファームウェアバージョンアップは行えません。
  153.   (2) 他のプログラムがAtermIT75/IT60を使用している場合は、そのプログラムを終
  154.     了してください。インターネットに接続中ならば、回線を切断してください。
  155.   (3) IT75/IT60らくらくバージョンアップ以外のプログラムは、なるべく終了して
  156.     ください。
  157.   (4)ダウンロードしてきたit75_121_auto.exeをダブルクリックします。
  158.   (5)IT75/IT60らくらくバージョンアップが自動起動しますので、画面の指示に従い
  159.     バージョンアップを行ってください。
  160.  
  161.   <事前にらくらくユーティリティをインストールしてご使用になる場合の補足>
  162.   ・ あらかじめ最新のIT75/IT60らくらくユーティリティをインストールしておいてくだ
  163.     さい。
  164.   ・ 上記方法の(3)までを確認していただき、
  165.     [スタート]→[プログラム(P)]→[AtermIT75/IT60 ユーティリティ]から
  166.     「IT75/IT60らくらくバージョンアップ」を選ぶと、IT75/IT60らくらくバー
  167.     ジョンアップが起動しますので、画面の指示に従いバージョンアップを行って
  168.     ください。
  169.  
  170.   ○-------------------------------------------------------------------------+
  171.   |AtermIT75/IT60が正しくパソコンに接続されていない時、または、他のプログ   |
  172.   |ラムがAtermIT75/IT60を使用中の時(インターネット接続中や、IT75/IT60らくら |
  173.   |くユーティリティの起動中など)は、最初の「らくらくバージョンアップによう  |
  174.   |こそ!」画面から[次へ(N)>]ボタンで次の画面に進むと、下記のようなメッセー |
  175.   |ジが表示されます。                                                       |
  176.   | 「AtermITが接続されているポートが見つかりません。                      |
  177.   |  らくらくバージョンアップの実行を中断し、AtermITとパソコンを接続する  |
  178.   |  ケーブルが接続されているかどうか、AtermITの電源がONになっているかど  |
  179.   |  うか、他のソフトでAtermITを使用していないかどうかをご確認ください。」|
  180.   |メッセージに従って、ケーブルが正しく接続されているか、他のプログラムが   |
  181.   |AtermIT75/IT60を使用していないか、などを確認してください。               |
  182.   ○-------------------------------------------------------------------------+
  183.  
  184.  ◆IT75/IT60らくらくバージョンアップの使い方
  185.   画面の案内に従ってファームウェアのファイルを選択し、[実行]ボタンをクリック
  186.   するだけで、AtermIT75/IT60のファームウェアをバージョンアップできます。
  187.   バージョンアップの進行状況は、画面にインジケータで表示されます。
  188.    《注意》
  189.    ・ファームウェアのバージョンアップ中は、絶対にAtermIT75/IT60の電源を切ら
  190.     ないでください。不用意に電源を切ると、AtermIT75/IT60が故障する恐れがあ
  191.     ります。
  192.    ・ファームウェアのバージョンアップ中は、他のプログラムを使用しないように
  193.     してください。他のプログラムを同時に動かすと、バージョンアップが失敗す
  194.     る可能性があります。
  195.  
  196.  ◆IT75/IT60らくらくバージョンアップの終了方法
  197.   バージョンアップの実行中にプログラムを終了させることはできません。
  198.   バージョンアップ処理が終了するまでお待ちください。
  199.   バージョンアップ処理が終了すると、「バージョンアップ終了」画面になります。
  200.   [終了(X)]ボタンをクリックすると、IT75/IT60らくらくバージョンアップが終了し
  201.   ます。
  202.  
  203.  
  204. ================================================================================
  205.