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DOS/V Power Report 1999 July
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YAMAHA
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1999-04-22
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5KB
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132 lines
ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote.02.02.41
Revision : 02.02.41
Release : Apr 1999, ヤマハ株式会社
RT100i/RT102i/RT200i/RT140i/RT80i Rev.2.02.41リリースノート
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○ Rev.2.02.40からの変更点
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■仕様変更
[1] 64バイト以下のパケットは、ppp mp divideコマンドの設定に関わらず分
割せずにMP送信するようにした。
[2] CCPの制御パケットは、MPバンドルの下で送信するようにした。
[3] MSCBCPで、発呼側がコールバックを要求したのに着呼側でそれを拒否され
た時に、従来はMSCBCPのタイムアウトで切断されていたが、切断理由を明
示してすぐに切断できるようにした。
[4] CCPの圧縮タイプとして'3stac'を追加した。一部ISPのアクセスポイント
に対して有効な場合がある。
[5] RT80iで、アナログポートの自己アドレスと着番号との比較の時に、番号
種別/番号計画識別子のチェックをやめた。データ呼の場合はもともとチェッ
クしていない。
[6] RT80iで、WWW画面から設定できるフィルタの最大数を増やした。
[7] ブロードキャスト宛にきたTCPパケットを処理しないようにした。
■バグ修正
[1] PP Anonymousで、多地点を相手にNATで接続する時、設定を行ってもリス
タートしないと設定が有効にならないバグを修正した。
[2] dhcp scopeコマンドの入力を間違えるとリブートしてしまうことがあった
のを修正した。
[3] RT80iのWWW設定画面で、以下のバグを修正した。
- MACアドレスを間違った形式で入力するとリブートしてしまうことがあっ
た。
- 着信ベルの登録、識別番号の登録を行うとリブートすることがあった。
[4] RT80iのアナログ関係で、以下のバグを修正した。
- アナログ通信で2Bとも使用中にデータ通信をしようとすると、データ通
信の発呼要求がキューイングされ、その後データ通信ができなくなる。
- ナンバーディスプレイ機能が動作しないことがある。
- ナンバーディスプレイ機能を使用している時、フレックスホンのコール
ウェイティングから通信中転送を起動すると、その後電話機で一度オフ
フック/オンフックの操作をしないとアナログの着信が受けられなくなる。
- アナログポートで2B使用中にデータ呼の通信中着信通知があると通信中
着信通知の呼が解放されずに残ってしまう。
- バス配線で同一バス上の他端末で2B使用中にデータ呼の通信中着信通知
があるとCONNECTメッセージを返していた。
[5] RTが、発信時に自分で割り当てた呼番号の通信を行っている間に、同一の
呼番号を網から割り当てられた着信を受け取った時、本来ならばそれは受
け入れなければいけないにも関わらず着信を拒否していたのを修正した。
[6] データ圧縮の状態がおかしくなった時に、そこから復帰できずにそのまま
データ転送ができなくなることがあったのを修正した。
[7] BACPで、Call Status Indicationが送信されないバグを修正した。
[8] PP Anonymousで名前によるルーティングで発呼する設定で、MPの2B目以降
が発呼できないバグを修正した。
[9] 専用線での運用で、網内で通信不能になったが、双方ともレイヤ1は落ち
ていないという状況になり、キープアライブによりRTが通信不能と判断し
てしまうと、網で通信が回復してもRTがそれを識別できずに通信不能の状
態が続いてしまうバグを修正した。
[10] 2本の専用線でMPを組んでいる時に、一方の専用線がキープアライブによっ
て切断状態となった後でその専用線のレイヤ1が落ちると、残った専用線
による通信ができなくなるバグを修正した。
[11] 2本の専用線でMPを組んでいる時に、一方の専用線がキープアライブによっ
て切断状態となった後で、もう一方の専用線のレイヤ1がDown/Upした時、
一回目のDown/Upでは通信が再開されるが、2回目以降は通信が復活しない
バグを修正した。
[12] 小さなパケットを大量に転送している時に、ルータ内部にパケットが溜っ
てしまいメモリ不足になってしまうのを修正した。
[13] RT80iで、ナンバーディスプレイに対応していない電話機をつないでいる
アナログポートでナンバーディスプレイ機能を有効にすると、着信時に
RT80iがナンバーディスプレイ信号を送出している間に発信側が切断して
も、着信ベルが鳴り続けるバグを修正した。
[14] 30000バイト以上もある大きなIPパケットを転送しようとする時に、正し
く動作できないことがあるのを修正した。
[15] IPマスカレードを使っている時に、TCP/UDPチェックサムが壊れているパ
ケットに正しいチェックサムを付け直してしまうバグを修正した。
Rev.2.02.40で入ったバグ。
[16] SNMPトラップのうち、LinkUp/LinkDownが専用線に対して正しく上がって
いなかったのを修正した。
[17] BACPで、MPバンドル中のリンクの数を減らす時に、ごくまれに余計に一
つリンクを落しすぎるというバグを修正した。
[18] PP Anonymousから名前によるルーティングでの発呼を行う時に、接続で
きるチャネルをすべて使い切った場合には発呼が失敗するが、その時に名
前とAnonymous番号の結び付きが解放されないため、その後の発呼が本来
自動に選択されるべきAnonymous番号がすべて固定のものになってしまう
バグを修正した。
[19] ARPテーブルがあふれたり、ARPに返事が得られない時にその後の動作が
不安定になっていたのを修正した。
[20] RT80iで、アナログポートが突然使えなくなることがあるのを修正した。
[21] MSコールバックに応答して発信した時に、MPの2B目が発信できないバグ
を修正した。
[22] FRで一つのPPに複数のDLCIが存在する時に、あるDLCIへの静的経路を
InARPで解決できる相手のIPアドレスをゲートウェイとして設定している
と、他のDLCIに対してその経路がRIPで広告できなかったのを修正した。
[23] RT80iで、WWW設定でブラウザの再読み込みボタンを何度も押しているとルー
タがリブートしてしまうことがあったのを修正した。
[24] snmp syscontact、snmp syslocation、snmp sysnameコマンドの引数に空
白文字を含めることができるようにした。