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Text File  |  1998-10-08  |  2KB  |  53 lines
  1.           Windows用LISPインタプリタ YOOL Ver.1.01
  2.  
  3. １．概要
  4.     YOOL for WindowsはWindowsで動作するLISPインタプリタです。オブジェ
  5.   クト指向プログラミングやWindowsアプリケーション作成も可能です。
  6.     YOOL for Windowsの特徴は次の通りです。
  7.       ・LISP1.9とCommon LISPの中間のような仕様。
  8.       ・スタックが深いので１００００回程度の再帰呼び出しも可能。
  9.       ・小さなプログラムを実行するときは少ないメモリしか消費せず、大き
  10.         なプログラムを実行すると自動的に大量のメモリを確保する。
  11.       ・オブジェクト指向プログラミングをサポート。仕様は独自です。
  12.       ・WindowsのGUIを使ったプログラムの作成可能。
  13.       ・最大１０個までのウインドを制御可能。
  14.       ・32bitアプリケーションなので比較的高速。
  15.  
  16. ２．インストール／アンインストールの方法
  17.     インストールする時は、適当なディレクトリを作成し、YOOLW101.LZHを
  18.   コピーして解凍するだけです。解凍にはLHA又はそれと互換性のある解凍ツー
  19.   ルが必要です。LHAを使用する場合は、
  20.  
  21.       >LHA X YOOLW101.LZH
  22.  
  23.   で解凍できます。
  24.     アンイストールする場合は、インストールしたディレクトリのファイルを
  25.   全て削除するだけでＯＫです。
  26.  
  27. ３．サンプルプログラム
  28.   ・auto.yo：便利な命令を定義しており、YOOLWを実行すると起動時に読み込
  29.              まれます。命令の使い方はauto.yoの中のコメントを参考にして
  30.              下さい。
  31.   ・bent.yo：LISPのベンチマークテストです。時間計測用の関数もあります。
  32.   ・catch.yo：catch,throw命令のテストプログラムです。
  33.   ・draw.yo：お絵描きプログラムです。形状と色を選んでから適当にマウスの
  34.              ボタンを押してみて下さい。
  35.   ・eng2jap.yo：英文和訳プログラムです。簡単な肯定文と命令文を翻訳でき
  36.                 ます。
  37.   ・force.yo：FORTHライクなスタック型インタプリタです。詳細はforce.doc
  38.               をご覧ください。
  39.   ・pp.yo：プリティプリントです。括弧の多いLISPのプログラムを見やすく
  40.            表示するためのプログラムです。
  41.  
  42. ４．変更履歴
  43.   Ver1.00    1998'3/14
  44.     ・公開された最初のバージョン
  45.  
  46.   Ver1.01    1998'10/9
  47.     ・princ命令の表示方法を変更。
  48.     ・s2lで文字列を含む場合に正しくリストに変換できない点を修正。
  49.     ・freadc,fwritecで正常にファイルの読み書きができない点を修正。
  50.     ・英文和訳プログラムで、ハングアップしないように修正、命令形の英語も
  51.       翻訳できるように修正、括弧無しで入力できるように修正。
  52.     ・ＦＯＲＣＥというインタプリタをサンプルとして添付。
  53.