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Text File  |  1998-11-03  |  4KB  |  124 lines

  1. ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote.02.02.38
  2. Revision : 02.02.38
  3. Release : Oct 1998, ヤマハ株式会社
  4.  
  5.  
  6.   RT100i/RT102i/RT200i/RT140i/RT80i  Rev.2.02.38リリースノート
  7.  
  8.  
  9.  
  10. ==========================================================================
  11. ○ Rev.2.02.36からの変更点
  12. ==========================================================================
  13.  
  14. ■機能追加
  15.  
  16. [1] RT80iのアナログTA機能で、受信DTMF信号の最小時間を設定するコマンド
  17.     を新設した。
  18.  
  19.   ・受信DTMF信号の最小時間の設定
  20.   [コマンド形式]
  21.     analog dtmf minimum time PORT TIME
  22.   [パラメータ]
  23.     PORT ... ポート番号、1~2
  24.     TIME ... DTMF信号の最小時間(単位はミリ秒)、1~49
  25.   [説明]
  26.     受信するDTMF信号の最小時間を設定する。ここで設定した時間より
  27.     短いDTMF信号は受信しても無視される。
  28.   [デフォルト]
  29.     45ミリ秒
  30.   [ノート]
  31.     あまり小さな値にすると誤動作の原因となる。
  32.  
  33. [2] SYSLOGパケットを送信する時に、始点ポート番号を指定できるようにした。
  34.  
  35.   ・SYSLOGパケットの始点ポート番号の設定
  36.     [コマンド形式]
  37.     syslog srcport PORT
  38.     [パラメータ]
  39.     PORT  ... ポート番号、1~65535
  40.     [説明]
  41.     SYSLOGパケットを送信する時のポート番号を設定する。
  42.     [デフォルト]
  43.     514
  44.  
  45.  
  46.  
  47. ■仕様変更
  48.  
  49. [1] DHCPサーバ機能で、アドレスの割当/更新/解放時にログをINFOレベルに残
  50.     すようにした。
  51.  
  52. [2] show environmentコマンドで、ルータの起動時間および現在までの経過時
  53.     間を表示するようにした。
  54.  
  55. [3] show configコマンドで、起動時と同じバナーが表示されるようにした。
  56.  
  57. [4] LCPやIPCPなどで相手との交渉がうまくいかず、Configure-Requestの再送
  58.     がppp lcp restartなどで設定した最大回数を越えてしまった場合、すぐ
  59.     にISDNを切断するようにした。従来は同じ状況になってもすぐにはISDNを
  60.     切断しなかった。
  61.  
  62. [5] 認証の失敗やPPPの交渉で失敗してISDNを切断する場合でも、ISDN的には
  63.     「正常切断」である。この時、従来はルータ全体でも正常切断として扱っ
  64.     ていたのを、PPPのエラーを記録してログの切断理由としてエラーを表示
  65.     するようにした。記録されるエラーは以下のとおり:
  66.  
  67.     和文            英文
  68.     -------------------------------------------------------------
  69.     PPP: LCPタイムアウト    PPP: LCP Timeout
  70.     PPP: IPCPタイムアウト    PPP: IPCP Timeout
  71.     PPP: IPXCPタイムアウト    PPP: IPXCP Timeout
  72.     PPP: BCPタイムアウト    PPP: BCP Timeout
  73.     PPP: 相手が認証拒否    PPP: Peer refused authentication
  74.     PPP: 自分が認証拒否    PPP: I refused authentication
  75.     PPP: 認証失敗        PPP: Authentication failed
  76.  
  77.     また、これらのエラーが記録された時には、再発呼制限タイマ(isdn call
  78.     prohibit time)の対象となるようにした。
  79.  
  80. [6] rdate、ntpdateコマンドの出力で、何秒ずらしたかを表示するようにした。
  81.     また、コマンドの第2引数として'syslog'を指定できるようにした。'
  82.     syslog'が指定されているとコマンドの出力結果をsyslogのinfoレベルに
  83.     も出力する。
  84.  
  85. [7] SYSLOGプロトコルによるログの通知では、前回と同じメッセージをまとめ
  86.     るのを止めた。show logコマンドで表示されるログは、従来通り前回と同
  87.     じメッセージはまとめられ、回数だけログに記録される。
  88.  
  89. [8] 複数BRIモデルで、複数のBRIがバインドされたPPで発信しようとした時に、
  90.     以下の条件で発信に失敗した時には次のBRIで再発信するようにした。
  91.     ・コネクタ抜けなどが発信前に検出された時
  92.     ・発信したが、以下のエラーがローカル公衆網もしくはローカルPBXから
  93.       返されて発信が失敗した時
  94.     - #34 利用可回線/チャネルなし
  95.     - #41 一時的障害
  96.     - #44 要求回線/チャネル利用不可
  97.  
  98.  
  99. ■バグ修正
  100.  
  101. [1] RT80iのナンバーディスプレイ機能で、ほとんど同時に2個所から着信があっ
  102.     た時に正しく番号を表示できないバグを修正した。
  103.  
  104. [2] packetdumpコマンドで、ルータが通過させるパケットについて間違って二
  105.     重に表示してしまうバグを修正した。
  106.  
  107. [3] 一つのBRIに3つ以上のPPがバインドされている時、それらのPPにほとんど
  108.     同時に発呼要求が出されると、一つのBRIに対しては同時に2つまでの発呼
  109.     要求しか出してはいけないにもかかわらず、3つ以上の発呼要求が出され
  110.     てしまい、3つ目がエラーで発呼できないバグを修正した。
  111.  
  112. [4] telnetで接続中に、長い行を一度に送信すると後ろの方を取りこぼしてし
  113.     まうことがあったのを修正した。
  114.  
  115. [5] ヘルプ文字列のタイポを修正した。
  116.  
  117. [6] RT80iのWWW設定画面で、接続できなくなってしまうという現象を改善した。
  118.  
  119. [7] PP Anonymousに対してNATを使う時に、同時に2対地以上に接続すると最初
  120.     の1対地に対してしかNATが働かず、他の対地に対してはICMP Unreachable
  121.     エラーを返してしまうバグを修正した。
  122.  
  123. [8] bri/isdn local address clearがTFTPで設定できないバグを修正した。
  124.