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DOS/V Power Report 1999 January
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PCS102
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PCS102.EXE
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DISK.EXE
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README.TXT
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Text File
|
1998-10-16
|
11KB
|
286 lines
+------------------------------------------------------------------------+
| PCSシリーズサポートソフト Version 1.02 補足情報 |
+------------------------------------------------------------------------+
このドキュメントは、本製品PCSシリーズサポートソフトに関する重要な情報に
ついて書かれています。
ご使用の前には、必ずマニュアルと併せてお読みくださるようお願い致します。
+----------------------------+
| 目次 |
+----------------------------+
1. ファイル構成
2. Windows95/98で PCSを使用する場合の手順
3. Windows95/98でのフォーマットについて
4. PCSFMT95.COMについて
5. PCCINFO.COMについて
6. CARD95.SYSについて
7. Windows95/98での注意事項
8. DOS上での使用について
9. 制限事項
+----------------------------+
| 1. ファイル構成 |
+----------------------------+
PCSサポートソフトは以下のファイルから構成されています。
ディレクトリ \
README .TXT このファイル
SETUP .EXE インストーラ
CARD95 .SYS Windows95/98用ドライバ
PCSFMT95.COM Windows95/98用フォーマットユーティリティ
PCCINFO .COM PCSカード状態表示ユーティリティ
+----------------------------------------------+
| 2. Windows95/98で PCSを使用する場合の手順 |
+----------------------------------------------+
(1) [コントロールパネル]-[システム]-[パフォーマンス]の PCカードの部分を参照して、PCMCIAドラ
イバが 32ビットになっているかを確認してください。
32ビットになっていない場合、[コントロールパネル]-[PCカード]を実行して PCカード
ウィザードを起動してください。PCカードウィザードが正常終了した後に Windows
95/98を再起動すると、PCMCIAドライバが 32ビットにになります。
(2) PCSサポートソフトの SETUP.EXEを実行します。
<SETUP.EXEの実行手順>
1. フロッピィディスクドライブに PCSサポートソフトをセットしてタスク
バーの [スタート]をクリックしてください。
2. [ファイル名を指定して実行]を選択してください。
3. [名前]として以下のように入力し、[OK]ボタンをクリックしてください。
A:\SETUP(フロッピィが Aドライブの場合)
4. 画面の指示にしたがって、操作を進めてください。
5. 正常終了すると CONFIG.SYSファイルが更新されます。
Windows95/98のインストールディレクトリ = C:\WINDOWS
PCSサポートソフトのインストールディレクトリ = C:\DDEV\PCS
スロット数の指定 = 2
の場合以下の行が CONFIG.SYSファイルに追加されます。
DEVICE=C:\WINDOWS\SYSTEM\CSMAPPER.SYS
DEVICE=C:\WINDOWS\SYSTEM\CARDDRV.EXE /SLOT=2
DEVICE=C:\DDEV\PCS\CARD95.SYS
(3) Windows95/98を再起動してください。
(4) Windows95/98が起動したら、マイコンピュータのドライブアイコンにリムーバブル
ディスクが増えていることを確認してください。
(PCSが挿入されていない場合でもリムーバブルディスクは表示されます)
リムーバブルディスクのドライブアイコンが増えていない場合は CONFIG.SYS
ファイルの記述が間違っている可能性がありますので、以下の方法でドライバ初期
化時にエラーになっていないか確認してください。
1. Windows95/98起動時に [F8]キーを押して起動メニューを表示してください。
2. 'コマンドプロンプトのみ'または 'Command prompt only'を選択してくだ
さい。
3. CSMAPPER.SYS, CARDDRV.EXE, CARD95.SYSの初期化メッセージが表示される
のでエラーになっていないか確認してください。
(5) PCSを PCカードスロットに挿入してください。
32ビットの PCMCIAドライバが正常に動作していると、新しいハードウェアと
して認識され、自動的に必要なドライバが組み込まれます。
[コントロールパネル]-[システム]-[デバイスマネージャ]では、'Memory Technology Drivers(MTD)-
SRAMメモリカード' となります。
+-------------------------------------------+
| 3. Windows95/98でのフォーマットについて |
+-------------------------------------------+
(1) PCSを Windows95/98で使用する場合、必ず PCSのフォーマットユーティリティ
PCSFMT95を実行してフォーマットしてください。
PCSFMT95の実行方法は '4. PCSFMT95.COMについて'を参照してください。
+-------------------------------------------+
| 4. PCSFMT95.COMについて |
+-------------------------------------------+
フォーマットユーティリティ PCSFMT95の実行方法について説明します。
(1) Windows95/98を起動してください。
(2) PCカードスロットに PCSカードを挿入してください。
(3) [スタート]-[プログラム]-[MS-DOSプロンプト]を実行して MS-DOSウインドウを開いて
ください。
(4) 以下のように入力し、カレントディレクトリを移動してください。
CD \DDEV\PCS(PCSサポートソフトが Windows起動ドライブの \DDEV\PCSに
インストールされている場合)
(5) 以下のように入力し、フォーマットプログラムを実行してください。
PCSFMT95
(6) 画面の指示にしたがって、操作を進めてください。
(7) PCSFMT95の実行が終了したら以下のように入力し、MS-DOSウインドウを閉じて
ください。
EXIT
<制限事項>
(1) NECの一部の機種ではパソコンの電源投入直後にPCSFMT95を実行すると“カード
サービスでエラーが発生しました。フォーマットを中止します。”とメッセージ
されることがあります。その場合は一度[スタート]-[Windowsの終了]より、
Windowsを再起動し、再度PCSFMT95を実行して下さい。
+-------------------------------------------+
| 5. PCCINFO.COMについて |
+-------------------------------------------+
(1) PCCINFOは PCSの電池の状態/ライトプロテクトスイッチの状態を表示する
ユーティリティです。
DOSもしくは Windows95/98の DOSプロンプトで実行します。
(2) Windows95/98での実行手順
1. [スタート]-[プログラム]-[MS-DOSプロンプト]を実行し MS-DOSウインドウを開いて
ください。
2. 以下のように入力し、カレントディレクトリを移動してください。
CD \DDEV\PCS(PCSサポートソフトが Windows起動ドライブの \DDEV\PCSに
インストールされている場合)
3. 以下のように入力し、プログラムを実行してください。
PCCINFO
(3) PCSを PCカードスロットに挿入して PCCINFOを実行すると以下の様に表示され
ます。
<PCCINFOの表示例>
スロット 0: IO DATA PCS-512K <--- カードの型式(512Kバイトの PCS)
ライトプロテクト OFF <--- 書き込み可能状態
電池切れ <--- 内蔵電池のバッテリ圧が低下している
スロット 1: IO DATA PCS-2M <--- カードの型式(2Mバイトの PCS)
ライトプロテクト ON <--- 書き込み禁止状態
電圧正常 <--- 内蔵電池のバッテリ圧は正常
'電池切れ' と表示された場合、PCSを正常に使用することが出来ませんので、
電池を交換してください。
PCS以外のカードが PCカードスロットに挿入されている場合、カード名のみが
表示されます。
(4) PCCINFOを CardDock/98,DVで使用する場合の注意
PCCINFOを以下の環境下で実行すると、内蔵電池の状態が逆に表示されますので
ご注意ください。
(バッテリ圧正常時は '電池切れ'、バッテリ圧低下時は '電圧正常'となります)
CardDock/98または DVを Windows95で使用し、専用ソケットサービスドライバ
SSCDOCK.VXD Version 1.00をインストールした環境。
+-------------------------------------------+
| 6. CARD95.SYSについて |
+-------------------------------------------+
(1) CARD95は Windows95/98で PCSFMT95を動作させる為のドライバです。
(2) PCSFMT95を使用しない場合 CONFIG.SYSファイルに登録する必要はありません。
+-------------------------------------------+
| 7. Windows95での注意事項 |
+-------------------------------------------+
(1) CONFIG.SYSファイルに CARDDRV.EXEを組み込むと、[コントロールパネル]-[システム]-
[パフォーマンス]で 'ドライブ x:は MS-DOS互換モードのファイルシステムを使用しています。'
と表示されますが、実用上特に問題ありません。
(2) PCSは [コントロールパネル]-[PCカード]での終了が出来ませんので、PCSの挿抜時に PC
カードの終了を行う必要はありませんがアクセス中は絶対に抜かないでください。
+-------------------------------------------+
| 8. DOS上での使用について |
+-------------------------------------------+
(1) 本製品を正しく動作させるためには、カードマネージャが必要です。
カードマネージャにはパソコン本体に付属のもの、もしくはパソコン本体メーカ
が動作を保証したものを使用してください。
(2) カードマネージャとは、PCMCIAカードスロットを使用するために必要なドライバ
やユーティリティのことで、ソケットサービス/カードサービス等が含まれます。
通常はパソコン本体メーカより提供されています。
パソコン本体によってそれぞれのファイルの名前や機能、使用方法が異なります
ので、本体の取扱説明書を参照してください。
PCSは以下のカードマネージャにて動作確認をしています。
SystemSoft社 CardSoft
Phoenix社 PC Card Manager
IBM社 Easy Playing
NEC社 PCカードサポートソフト
(3) カードマネージャは通常 UMB/EMS等で使用されるメモリ空間を使用して、
PCカードの属性情報を読み込みます。
もし、そのメモリ空間がメモリマネージャ(EMM386.EXE等)で使用されていると、
PCSが認識されなくなりますので、CONFIG.SYSファイルのメモリマネージャのオプ
ションで使用禁止にする必要があります。
・NEC PC-9821Np以降のノートマシンの場合
設定例 DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE /E=DC00-DFFF
・SystemSoft CardSoftの場合、CSALLOC.INIファイルの MEM= に記述された
アドレスを指定します。
設定例 DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE X=D000-DFFF
・Phoenix PC Card Managerの場合、PCM.INIの [DEFAULT]セクションの
EmmExcludeに記述されたアドレスを指定します。
設定例 DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE X=C800-C8FF X=C900-CCFF
・IBM Easy Playingの場合、CONFIG.SYSの DICRMU01.SYS行の /MAオプション
に記述されたアドレスを指定します。
設定例 DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE X=C800-CFFF
(4) PCSをフォーマットする場合にはカードネージャに含まれるもしくは DOS標準の
以下のコマンドを実行してください。
(出荷時状態の PCSは未フォーマットなのでフォーマットが必要です。)
各コマンドの使用方法の詳細は本体の取扱説明書を参照してください。
・NEC PC-9821の場合
MCUTL
・DOS/Vマシンの場合
FORMAT x: ( x = PCSのドライブ名 )
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| 9. 制限事項 |
+-------------------------------------------+
(1) 一部の機種ではPCSを挿入したままWindowsを再起動するとパソコンが正常
に起動しない場合があります。その場合は、PCSを抜いてパソコンを起動した
後、PCSを挿入してお使いください。
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| PCSサポートソフト Version 1.02 補足情報 |
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