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DOS/V Power Report 1998 November
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InfoTpRJ.txt
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Text File
|
1998-08-24
|
10KB
|
257 lines
InfoTip Extension
Version 2.0.3.96
Copyright (C) 1997-1998 Norio Nomura
All Rights Reserved
------------------------------------
//- 説明
Microsoft Internet Explorer 4.0 (以下 MSIE4.0)のシェル統合機能をインスト
ールされた方は,「マイコンピュータ」アイコン,「インターネット」アイコン,
「インターネットショートカット」アイコン等にマウスカーソルを置くと,説明文
(インフォチップ)が表示されるようになったのに気付かれたと思います。
これは,MSIE4.0 で新たに追加された「インフォチップ」という機能です。
このプログラムは,MSIE4.0 が標準で対応しているファイル以外にも,インフォチ
ップが表示されるようにします。さらに,MSIE4.0 が標準で対応しているファイルに
表示されるインフォチップも,一部拡張されます。
InfoTip Extension の標準設定では,以下の拡張子のファイル及びファイルタイプ
等にインフォチップが表示されるようになります。
(ただし,既にファイルタイプが登録されている拡張子しか登録されません。)
- 拡張子
.cpl (コントロール パネル)バージョン情報を表示
.dll(ダイナミックリンク ライブラリ)バージョン情報を表示
.doc(Word ドキュメント)ファイルサイズ,タイムスタンプ情報を追加
.dot(Word テンプレート)ファイルサイズ,タイムスタンプ情報を追加
.drv(デバイス ドライバ)バージョン情報を表示
.exe(アプリケーション)バージョン情報を表示
.inf(セットアップ情報)ファイル名,ファイルサイズ,ファイルの中身を表示
.ini(設定ファイル)ファイル名,ファイルサイズ,ファイルの中身を表示
.lnk(ショートカット)ファイル名,ショートカット先の情報を表示
.pot(PowerPoint テンプレート)ファイルサイズ,タイムスタンプ情報を追加
.ppt(PowerPoint ドキュメント)ファイルサイズ,タイムスタンプ情報を追加
.scr(スクリーン セーバー)バージョン情報を表示
.txt(テキストドキュメント)ファイル名,ファイルサイズ,ファイルの中身を表示
.xls(Excel ドキュメント)ファイルサイズ,タイムスタンプ情報を追加
.xlt(Excel テンプレート)ファイルサイズ,タイムスタンプ情報を追加
- ファイルタイプ
Directory(ディレクトリ)ディレクトリ名,タイムスタンプを表示
上記以外にも,インフォチップが表示するように設定出来ます。
表示内容は,ファイルの種類毎・ファイル毎に設定できます。
Version 2.0.2.x から,インフォチップを表示する際に特定のキーを押していると,
ファイルの情報をクリップボードへコピーするようになりました。
[Ctrl]キーを押しながら => ファイルのフルパス名
[Shift]キーを押しながら => インフォチップに表示される内容
をクリップボードへコピーします。
//- 使用方法
インストールが完了したら,とりあえず「スタートボタン」から「プログラム(P)」
メニュー内のショートカットにマウスカーソルを置いてください。ショートカットの
情報が,インフォチップで表示されるはずです。
インフォチップは,エクスプローラが画面に表示するアイコンに,表示されます。
「プログラム(P)」メニュー,「お気に入り(A)」メニュー,「最近使ったファイル(D)」
メニュー,「リンク」ツールバー,「クイック起動」ツールバー,アクティブなフォルダ
ウィンドウ,アクティブなエクスプローラウィンドウ,デスクトップ等のアイコンに表
示されます。
InfoTip Extension に標準で設定されないファイルにインフォチップを追加する場
合には,「画面のプロパティ」の「InfoTip Extension」タブを使用してください。
ここでは,各ファイル種類毎のインフォチップに表示される情報の内容を設定するこ
とが出来ます。
Version 2.x から,ファイル毎に表示する情報を設定できるようになりました。
ファイルのプロパティダイアログの「InfoTip Extension」タブを使用してください。
//- アンインストールについて
「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」から,
「InfoTip Extension v2.0.3.96(Remove Only)」を実行してください。
//- 動作環境
- Windows NT 4.0 Japanese SP3 + MSIE 4.0 (1.0.0.31まで確認)
- Windows NT 4.0 Japanese SP3 + MSIE 4.01 (1.0.0.31まで確認)
- Windows NT 4.0 Japanese SP3 + MSIE 4.01 SP1 (1.0.0.32まで確認)
- Windows NT 4.0 Japanese SP3 + MSIE 5.00.0518.10 (2.0.3.96で確認)
- Windows 95 Japanese OSR2 + MSIE4.0 (2.0.3.92まで確認)
- Windows 98 Japanese (2.0.3.89まで確認)
- Windows 98 US (2.0.3.93で確認)
- Windows 98 German (2.0.3.93で確認。Cornelius Rossmanithさんに感謝。)
//- このプログラムについて
このプログラムはフリーソフトウェアです。配布は自由に行っていただいて結構で
すが,転載の場合は事後にでもメールしてください。
//- 複数言語対応について
現在 InfoTip Extension は,
- 日本語
- 英語
- オランダ語
に対応しています。他の言語への翻訳作業をして頂ける方を募集しています。
プログラミングの知識は必要ありません。
//- Q&A
Q: テキストファイルとして表示するサイズを 2048 バイト以上に増やせませんか?
A: InfoTip Extension は表示する内容をエクスプローラに渡すだけで,実際の表示
はエクスプローラが行います。そして,エクスプローラは InfoTip Extension から
受け取った内容を 1023 文字分しか表示してくれません。だから増やせません。
Q: じゃあ,なぜ 2048 バイトなのですか?なぜ 1023 バイトではないのですか?
A: 確かに,1 文字が 1 バイトなら 1023 バイトでも良いでしょう。しかし,そう
でない場合もあります。UNICODE や日本語の文字コードなどでは,1023 バイトでは
1023 文字には足りません。
//- 履歴
2.0.3.96
- InfoTip の表示時間を長くした。約32秒,長すぎる?
- テキストファイルとして表示する際のバイト数上限を 2048 バイトに変更。
2.0.3.95
- バージョンダイアログをちょっと修正。
- 言語に依存しないリソースをメインモジュールに集めた。
2.0.3.94
- オランダ語リソースを追加。Victor Vogelpoelさんに感謝。
2.0.3.93
- OS の言語が英語/日本語以外のとき,メッセージ"Load Resource DLL Failed!"
が表示されてインストールに失敗するのを修正。Amir Anavy さん他に感謝。
- .htm,.html の初期設定から"テキストファイルとして中身を表示"を削除。
Explorer の Web 表示で *.htm,*.html の縮小表示が出来なくなるのを回避するた
め。花丸さんに感謝。
2.0.3.92
- 「ファイル名を表示する」がディレクトリの場合に"."以降が表示されなかったの
を表示するように修正。Stanislav Maximov さんに感謝。
- 「'== オリジナルエクステンション =='を表示」が有効にならなかったのを修正。
- 英語リソースのメッセージを少し変更。
- MS UI Gothic を使用した日本語リソースを追加した。Shinka Okada さんの要望。
- インストールスクリプトを修正。
2.0.3.89
- 複数言語対応可能になりました。
「○○語版を作成するための翻訳作業をボランティアでしたい!」という人はメー
ルください。
- 英語リソースファイルを追加。
2.0.3.87
- リソースを別ファイルにした。(複数言語対応の為)
- 設定ダイアログで,拡張子が一つも登録されていない場合にボタンの表示が正しく
反映されていなかったのを修正。
- バージョンダイアログを変更。
2.0.2.81
- インフォチップを表示する際に特定のキーを押していると,ファイルの情報をクリ
ップボードへコピーする機能を追加。
[Ctrl]キーを押しながら => ファイルのフルパス名
[Shift]キーを押しながら => インフォチップに表示される内容
をクリップボードへコピーします。
- 「テキストファイルとして中身を表示」オプションで Unicode テキストファイル
を認識する機能を追加。
- 「テキスト(EUC)ファイルとして中身を表示」オプションを追加。
- テキストファイルとして表示するバイト数よりもファイルサイズが小さい場合に,
ファイル末尾の文字が表示できていなかったのを修正。
2.0.1.79
- 「テキスト(JIS)ファイルとして中身を表示」オプションを追加。
- テキストファイルとして表示するバイト数のデフォルト値を 600 バイトに変更。
2.0.0.77
- バージョンダイアログの「ドキュメントを開く」ボタンが,キャンセルボタンにな
ってしまっていたのを修正。
- インストール時に登録を試みる拡張子を増やした。(テキスト表示が可能と思われ
るものが中心)
- 設定ダイアログで,テキストファイルとして表示するバイト数を変更しても,ボタ
ンの有効/無効が正しく反映されなかったのを修正。
2.0.0.76
- アクセス日時を表示できなくなっていたのを修正。
- 圧縮ファイルサイズを表示できなくなっていたのを修正。
- 設定ダイアログの操作性を改良。
- バージョンダイアログに「ドキュメントを開く」ボタンを追加。
2.0.0.75
- 表示項目を見直した。項目が以前よりも細分化されました。
- 設定ダイアログのレイアウトを変更。
- アンインストール時に,設定を残すかどうか聞くようにした。
- 希にアクセス違反が発生することがあったのを修正。(2.0.0.x 以降の不具合)
- オペレーションによっては,ファイル毎の設定がうまく保存されない場合があった
のを修正。
2.0.0.74
- UNC パスの時,ファイル毎の設定がうまく働かなかったのを修正。
2.0.0.73
- レジストリ情報を変更,ファイルの種類の登録は 1.0.0.x から引き継がれますが,
表示オプションの設定は引き継がれません。
- 表示情報の順番を変更できるようにした。
- ファイル毎に指定したテキストをインフォチップに表示できるようにした。
木下 誠士さんのアイデアに感謝。
- ファイル毎に表示する情報を設定できるようにした。それに伴い,ファイルのプロ
パティに設定ページを追加。
- 「画面のプロパティ」の「InfoTip Extension」設定ページを変更。
1.0.0.32
- インフォチップにゴミが混じる(以前から潜んでいて IE4.01 SP1 によって顕在化
したバグ)のを修正。
- NT には UNICODE 版をインストールするようにした。これによって NT でのパフォ
ーマンスが改善されます。
1.0.0.31
- 既にインフォチップが登録されている拡張子やファイルタイプにも,登録できるよ
うにした。それに伴い, IE4 に標準でインフォチップが登録される .doc .dot
.pot .ppt .xls .xlt にも InfoTipX を登録するようにした。
1.0.0.26
- 設定ダイアログの処理がタコだったのをまともにした。
- ファイルの中身を表示する際に読み込むバイト数を指定できるようにした。
- 空のファイルを表示しようとした場合に,まったく表示されないのを修正した。
- バージョンアップインストール時に,InfoTip Extension の推奨設定を追加するか
どうかを選べるようにした。
1.0.0.18
- やっぱり Windows 95 で動くようになっていなかったので,今度はちゃんと動くよ
うにした。佐賀医大能見さんに感謝。
1.0.0.14
- Windows 98 で動くように UNICODE から ANSI へ変更。多分,Windows 95 でも動
く様になったと思う。
1.0.0.12
- 配布パッケージを作成。Windows 98 で動かないのが発覚。
0.0.0.x
- Visual C++ 5.0 で作成。個人で使用。
--
http://www.na.rim.or.jp/~norio/
野村 憲男 / Norio Nomura<norio@na.rim.or.jp>