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Text File  |  1998-07-16  |  12KB  |  250 lines

  1.                                                         1998年7月16日
  2.  
  3.  
  4. 『 PWR128 Windows NT 4.0ドライバ』をご使用になる皆様へ
  5.  
  6.                                                           カノープス株式会社
  7.  
  8.  この度は『PWR128 Windows NT 4.0 ドライバ』をご使用いただき、まことにありがとうございます。このREADME.TXTには、『PWR128 Windows NT 4.0 ドライバ』に関して、マニュアルには記述されていない補足事項について説明していますので、ぜひご一読ください。なお、今後『PWR128 Windows NT 4.0 ドライバ』をバージョンアップされた際にもご覧ください。
  9.  
  10.  
  11.      Windows に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている方は、
  12.    「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションを ON にする
  13.     と読みやすくなります。
  14.  
  15.  
  16.   このドライバは以下の PWR128 シリーズに対応しています。
  17.  
  18. ・PWR128P
  19. ・PWR128P/4VC
  20. ・PWR128P GTS
  21. ・PWR128P GTV
  22. ・PWR128A GTS
  23. ・PWR128A GTV
  24.  
  25. ※ 本ドライバを PWR128A GTS/GTV で使用するには Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 をインストールする必要があります。
  26.    Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 は以下のマイクロソフト株式会社の Web サイトよりダウンロードすることができます。Web サイトからのダウンロード以外によるご入手方法につきましては、マイクロソフト株式会社までお問い合わせください。
  27.  
  28.       http://www.microsoft.com/japan/products/ntupdate/nt4sp3/
  29.  
  30. ※ Windows NT 4.0上での動作が明記されていない DirectX 対応ゲームは、正常に動作しない場合があります。
  31.  
  32.  
  33. (1)割込み(IRQ)について
  34.  Ver.1.11のドライバより割込み(IRQ)を使用するようになりました。ドライバを組み込む前にビデオカードで割込みが使用できるように設定してください。詳細につきましては、Windows 95 使用時について記述されている User's Manual「1-2.動作環境の確認-割込み(IRQ)について」の項もご参照ください。なお、Windows NT 4.0 上で PWR128 ボードに割り当てられている割込みを調べるには、以下の作業を行ってください。
  35.  
  36.  1. 1.44MBフォーマット済みの3.5インチフロッピーディスクをドライブAに挿入する。
  37.  2. Windows NT 4.0 ServerまたはWorkstation CD-ROM DISC2をドライブにセットし、\SUPPORT\HQTOOL\MAKEDISK.BAT を実行する。
  38.  3. 作成したフロッピーディスクを挿入したままシステムを再起動する。
  39.  4.「Hardware Query Tool 4.0 for Windows」のダイアログが表示されたら「Yes」をクリックする。
  40.  5.「Detection Method-comprehensive or safe」のダイアログが表示されたら「Yes」をクリックする。
  41.  6. System Detectionが終了したら「All Devices」ボタンをクリックする。
  42.  7. 画面をスクロールさせ、Vendor ID:12D2, Device ID:0018(RIVA128)の下に割り当てられているIRQ、Memoryの内容を確認する。
  43.  
  44.  
  45. (2)インストール方法
  46.  
  47. ・ディスプレイドライバのインストール
  48.    1. administrator でログオンする。
  49.    2. デスクトップ上で右クリックし、プロパティを選択する。
  50.    3.「ディスプレイの設定」タブの「ディスプレイの種類」ボタンをクリックする。
  51.    4. アダプタの種類の中の「変更」ボタンをクリックする。
  52.    5. ディスプレイの変更ダイアログの「ディスク使用」ボタンをクリックする。
  53.    6. 本ドライバがあるディスクドライブまたはフォルダを指定する。
  54.    7. モデル一覧から、お持ちのボードを選択し「OK」ボタンをクリックする。
  55.    8.[続行しますか?]というダイアログに対して、「はい」をクリックする。
  56.    9. 正常にインストールされたら、ディスクを取り出し、指示にしたがってダイアログを閉じ、Windows NT を再起動する。
  57.   10. 再び administrator でログオンする。
  58.   11. [新しいグラフィックドライバがインストールされました]というダイアログが表示され「ディスプレイの設定」タブが表示されるので、解像度などを設定し「テスト」ボタンをクリックする。
  59.   12. 正しく表示されることが確認できたら、「適用」ボタンをクリックする。
  60.  
  61. ・ ユーティリティのインストール
  62.    1. administrator でログオンする。
  63.    2. タスクバー「スタート」->「ファイル名を指定して実行」を選択する。
  64.    3. ダイアログボックスが表示されたら、本ユーティリティが入っているフォルダ(ディレクトリ - A:\ 等)先の SETUP.EXE を入力「a:\setup」し、「OK」ボタンをクリックする。
  65.    4. インストールプログラムが起動するのでメッセージの指示にしたがって操作し再起動する。
  66.  
  67.   ※ ドライバ、ユーティリティのインストールを行うには、システムの設定変更を行う資格のあるIDでログオンする必要があります。
  68.      (例) administrator
  69.  
  70.  
  71. (3)ユーティリティのアンインストールについて
  72.  
  73.   ユーティリティをアンインストールするには、 PWR128 プログラムフォルダ内にある Uninstall PWR128 を実行してください。スタートメニューのコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」の PWR128 からでも行えます。
  74.   ただし、アンインストールするにはシステムの設定変更を行う資格のあるIDでログオンする必要があります。
  75.   アンインストールを実行しても、インストールで作成したプログラムフォルダが削除されない場合があります。削除されていない場合は、エクスプローラを使用して削除してください。
  76.  
  77.  
  78. (4)ユーティリティについて
  79.  
  80. ●「 Power Steering 」
  81.    Power Steering は、解像度・色数の設定を行ったり、画面のプロパティを起動するためのユーティリティです。
  82.  
  83. ・解像度の変更
  84.   「タスクバー」->「トレイ」の Power Steering アイコンを左クリックすると、メニューが表示され、解像度・色数・周波数の変更ができます。変更後画面が映らない場合には、約10秒間なにもしないと元の画面モードに戻ります。
  85.  
  86.   ※ お使いのディスプレイの対応解像度、周波数以上の設定には、絶対にしないでください。
  87.  
  88. ・画面のプロパティの起動
  89.   Power Steering アイコンを左ダブルクリックするか、左クリックするとメニューが表示され、そのメニュー内の「画面のプロパティ起動」を選択することにより画面のプロパティを起動することができます。
  90.  
  91. ・オンラインマニュアルの表示
  92.   Power Steering アイコンを左クリックするとメニューが表示され、そのメニュー内の「オンラインマニュアル」を選択すると、オンラインマニュアルが表示されます。
  93.  
  94. ・Power Steering の終了
  95.   Power Steering アイコンを右クリックするとメニューが表示され、そのメニュー内の「 Power Steering の終了」を選択すると、Power Steering が終了します。
  96.  
  97. ●「 PWR128 Information 」
  98.   画面のプロパティの PWR128 Information タブは現在使用中の解像度・色数、ディスプレイドライバのバージョンの内容を表示します。
  99.   「オンラインマニュアル」ボタンをクリックすると、オンラインマニュアルが表示されます。
  100.   「オプション」ボタンをクリックすると、「オプション」ダイアログが表示され、OpenGL のハードウェアアクセラレーションの設定が行えます。
  101.  
  102. ●「 PWR128 Cursor/Monitor 」
  103.   画面のプロパティの PWR128 Cursor/Monitor タブでは、マウスの色の変更と、表示位置調整を行うことができます。
  104.  
  105. ・カーソルの色の設定
  106.   ハードウェアカーソル使用時に、マウスカーソルの内部と外枠の色を指定することができます。
  107.  
  108. ・表示位置調整
  109.   マウスでボタンをクリックするか、テンキー(2,4,6,8)を入力することによって表示位置を調整できます。
  110.  
  111.   ※ 位置をずらしすぎるとディスプレイが表示できなくなる場合があります。この場合、テンキーの 5 を入力して元の位置に戻してください。表示が戻らない場合は、ディスプレイの電源を一度オフにして再度オンにしてみてください。また、調整はできるだけディスプレイ側の表示位置調整機能を利用し、PWR128 の表示位置調整機能は細かい補正に利用してください。
  112.  
  113. ●「 PWR128 Palette 」
  114.   画面のプロパティの PWR128 Palette タブでは、PWR128の表示画質調整を行うことができます。
  115.  
  116. ・Gamma バー
  117.   γ特性を調整することができます。
  118.  
  119. ・Brightness バー
  120.   明るさを調整することができます。
  121.  
  122. ・Contrast バー
  123.   コントラストを調整することができます。
  124.  
  125. ・Color の指定
  126.   Color グループボックス内のボタンをクリックすることにより、調整を行う色の指定をすることができます。
  127.  
  128. ・Save ボタン
  129.   表示画質調整した設定を保存します。
  130.  
  131. ・Load ボタン
  132.   Save ボタンで保存した設定を呼び出します。
  133.  
  134. ・Reverse ボタン
  135.   表示画面をポジネガ反転することができます。
  136.  
  137. ・Default ボタン
  138.   表示画質調整の設定を初期状態に戻すことができます。
  139.  
  140. ●「 PWR128 TV 」
  141.  画面のプロパティの PWR128 TV タブでは、ビデオ出力の設定を行うことができます。
  142.  TV 出力モードをチェックすると、確認のダイアログが表示されます。「はい」をクリックすると画面表示が TV 出力モードへ自動的に変更されます。
  143.  TV 出力モードのチェックをはずすと元の画面に戻ります。
  144.  
  145. ・位置調整
  146.   マウスで上下左右の矢印ボタンをクリックするか、テンキー(2,4,6,8)を入力することによって TV 出力画面の表示位置を調整できます。
  147.  中央のボタンをクリックするか、テンキーの5を入力することによって標準位置に戻ります。
  148.  
  149. ・TV オプション
  150.  TV 出力時のオプションを設定します。
  151.  フリッカーフリー: チェックすると TV 出力画面のちらつきが軽減します。(アンダースキャン設定時には常にチャックされます。)
  152.  アンダースキャン: チェックすると画面サイズを TV 表示サイズに合わせます。
  153.  ハイコントラスト: チェックするとコントラストが上がります。
  154.  
  155. ・TV 信号
  156.  TV 出力時の信号を設定します。
  157.  Format: 日本国内のテレビは NTSC 対応です。PAL には設定しないでください。
  158.  Brightness: スライドバーをドラッグして、TV 出力画面の明るさを調整します。
  159.  
  160.  ※ TV出力を使用するには、PWR128/4VC のオプションのビデオ出力サブボードⅡまたは、PWR128P GTV, PWR128A GTV が必要です。
  161.  
  162.  
  163. (5)OpenGL について
  164.  
  165. ・OpenGLを使用するには Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 にアップグレードする必要があります。
  166.  
  167. ・OpenGLのハードウェアアクセラレーションが動作する色数は32768色のときのみです。256色、TRUE Colorの場合にはソフトウェアエミュレーションとなります。
  168.  
  169. ・OpenGLの一部の機能をディスプレイドライバがサポートしていないため、アプリケーションによっては、正しく動作しないことがあります。そのような場合は、PWR128 Information にある「拡張設定」の「OpenGLのハードウェアアクセラレーションを使用する」のチェックをはずしてください。
  170.  
  171.   ※ Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 は以下のマイクロソフト株式会社の Web サイトよりダウンロードすることができます。
  172.  
  173.       http://www.microsoft.com/japan/products/ntupdate/nt4sp3/
  174.  
  175.  
  176. (6)Direct Draw のオーバーレイ表示について
  177.  
  178.  Direct Draw のオーバーレイ表示を使用するには Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 Service Pack 3 をインストールする必要があります。
  179.  Microsoft Windows NT 4.0 に付属するcodecの不具合によりAVIファイルによっては正しくオーバーレイ表示されない場合があります。その場合は最新の Codec をインストールしてください。
  180.  PWR128A GTS/PWR128A GTV, PWR128P GTS/PWR128P GTV Driver & Application CD Release 1 または、PWR128 series Driver & Application CD Release 9 以降 の CD-ROM には最新の Codec を付属しています。 もし、正しくオーバーレイ表示されない場合は、「IV5PLAY」 フォルダにある IV5PLAY.EXE を実行してください。最新の Codec をインストールすることができます。
  181.  
  182.  
  183. (7)対応解像度
  184.  
  185.     解像度          色数                垂直同期周波数(Hz)
  186.  640 x  480    256, 32768, TRUE color   60, 72, 75, 85, 90, 100, 120
  187.  800 x  600    256  32768, TRUE color   60, 72, 75, 85, 90, 100, 120
  188. 1024 x  768    256, 32768, TRUE color   60, 70, 75, 85, 90, 100, 120
  189. 1152 x  864    256, 32768, TRUE color   60, 72, 75, 85, 90, 100, 120
  190. 1280 x 1024    256, 32768               60, 72, 75, 85, 90, 100
  191. 1600 x 1200    256, 32768               60, 72, 75, 85
  192.  
  193.  
  194. (8)ドライバの履歴
  195.  
  196. ------------------
  197. Ver.1.08: 97/10/08
  198. ------------------
  199.  
  200. 最初のリリース
  201.  
  202. ------------------
  203. Ver.1.09: 97/10/20
  204. ------------------
  205.  
  206. (1) 以下の不具合を修正
  207.  
  208. スクリーンセーバーの3D迷路でテクスチャが正しく表示されないことがある。
  209.  
  210. OpenGLスクリーンセーバーの設定でサイズを大きくすると何も表示されないことがある。
  211.  
  212. ------------------
  213. Ver.1.11: 98/04/15
  214. ------------------
  215.  
  216. (1) PWR128P GTS/GTV, PWR128A GTS/GTV に対応。
  217.  
  218. (2) 各解像度の表示周波数と表示位置を調整。
  219.  
  220. (3) Direct Draw のオーバーレイ表示に対応。
  221.  
  222. (4) OpenGLのハードウェアアクセラレーションをデフォルトでオフに変更。
  223.  
  224. ------------------
  225. Ver.1.14: 98/05/14
  226. ------------------
  227.  
  228. (1) 以下の不具合を修正
  229.  
  230. デバッグメッセージが出力される。
  231.  
  232. -----------------------------------
  233. Ver.4.00.1381.2-2.00.04: 1998/07/16
  234. -----------------------------------
  235.  
  236. (1) OpenGL ICDドライバに対応。
  237.  
  238. (2) ユーティリティ(Cursor/Monitor, Palette, TV, Information)を追加。
  239.  
  240. (3) 以下の不具合を修正
  241.  
  242. Tekram DC-390F/W/U(PCI SCSI ボード)と併用するとWindows NT起動時にハングアップすることがある。
  243.  
  244. ディスプレイの表示テストを行なうとハングアップすることがある。
  245.  
  246. Lineを描画すると画面表示が乱れることがある。
  247.  
  248.  
  249. 以上
  250.