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DOS/V Power Report 1998 October
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ANIPLAY.TXT
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Text File
|
1998-05-19
|
8KB
|
217 lines
===============================================================================
【名 称】 ANIPLAY.FIL ANIPLAYER for Filly ver.2.0
【登 録 名】 ANIPLY20.LZH ( , bytes )
【制作者名】 POCOPEN,胡麻
【掲載者名】 胡麻 (JCC00325)
【動作環境】 Filly ver.2.33以降
【掲載月日】 1998/07/??
【作成方法】 LHAにて解凍
【検索キー】 %GGB02243 %JCC00325 $FIL
《プロデュース》 積極的に希望
《ユニット活動》 積極的に希望
------------
【転載条件】 Fillyの最新版が転載/サポートされている所のみ。
事後でかまいませんのでご連絡下さい。
-------------------------------------------------------------------------------
●掲載者一言:
Filly上で画像をアニメーション再生することができる汎用タイトルです。
・BMPまたはJPEG画像ファイルと所定の書式のdataファイルを用意するだけで、
簡単にオリジナルなアニメーションを楽しむことができます。
・各種機能をボタンで操作することができ、高度な再生環境を提供します。
・再生エンジン部分は、使用条件の範囲なら自由にあなたの作品とセットで
配布することができます。
JCC00325@niftyserve.or.jp 胡麻
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目次
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%1) インストール
%2) とにかく動かしてみる
%3) iniファイルの作り方
%4) 使用条件等
%5) 著作権
%6) 履歴
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%1) インストール
ANIPLAYER for Filly(以下ANIPLAYERと略記)を使うにはFilly ver.2.33
以降がインストールされている必要があります。
ANIPLAYERのインストールは、このアーカイヴに含まれているすべてのフ
ァイルを同じ適当なフォルダに解凍するだけです。
%2) とにかく動かしてみる
Fillyからaniplay.filを開くか、エクスプローラなどからaniplay.filを
起動します。
するとアニメーション画面を表示したウィンドウ(再生ウィンドウと呼び
ます)と、操作ボタンを表示したウィンドウ(コンソールと呼びます)が開
きます。
コンソールのボタンは普通のAV機器と似ているので操作に違和感はない
と思いますが、各機能は下図のようになっています。
(A) (B) (C) (D) (E) (F) (G) (H)
+-------------------------------------------------+
+-------------------------------------------------+
| +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ |
| |× | |三:| ||<<| |<|| |■ | ||>| |>>|| |@ | |
| +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ +---+ |
+ +-----------++-----------+・--------------------|
| | (I) || (J) | |
+ +-----------++-----------+ ANIPLAYER for Filly |
+-------------------------------------------------+
(A) 閉じるボタン。ANIPLAYERを終了します。
(B) ファイルオープンボタン。dataファイルをここで選択します。
(C) 巻戻しボタン。先頭シーンにジャンプします。
(D) 逆転再生ボタン。
(E) 停止ボタン。これ以外のすべてのボタンは、停止状態でないと受け付けま
せん。
(F) 正転再生ボタン。
(G) 早送りボタン。最終シーンにジャンプします。
(H) ループ再生ボタン。トグルになっていて、押される度にループ再生on/off
を切り替えます。
(I) シーン数インジケータ。いま表示されている絵のシーン番号が表示されま
す。窓内を左クリックすると、シーン番号を入力するダイアログボックス
が開き、任意のシーンに直接飛ぶことができます。
(J) スピードインジケータ。n/20sの形で表示されます(1<n<8)。1コマあたり
の表示時間を表します。2/20sだったら1コマ=2/20秒、つまり秒間10コマ
の速さということになります。数字が小さくなるほど速くなることに注意
してください。窓内を左クリックすると、数値を入力するダイアログボッ
クスが開き、任意の速度に変更することができます。
これに加えて、再生ウィンドウも機能を持っています。動画再生中に再生
ウィンドウを左クリックするとコマ送りモードになり、左クリックで前へ、
右クリックで後ろへ進みます。左ダブルクリックで通常再生に復帰します。
なお、コマ送りモードを抜けないと他のボタンを受け付けないので注意して
ください。
%3) dataファイルの作り方
dataファイルの書式は非常に簡単です。
aniplay.dat(サンプル)-----------------------------------------------
[Setting]
Title=Gomav06f「創世記」
File=gen
Scenes=194
Speed=2
Auto=1
Loop=0
Type=bmp
Folder=
Scene001=1
Scene002=1
)
(略)
(
Scene193=29
Scene194=29
----------------------------------------------------------------------
Title=
作品名を記述します。再生ウィンドウのタイトルバーに表示されます。
File=
番号付き画像ファイル名の共通部分のスペルを記述します。サンプルデー
タの場合、gen001~gen194なのでgenと書きます。
Scenes=
シーン数を記述します。番号付きBMPファイルの数ではないので注意して
下さい。
Speed=
再生スピードを記述します。1コマあたりの表示時間が20分の何秒か、と
いう設定なので、数値が小さければ小さいほど速くなります。
(前述「スピードインジケータ」の項参照のこと)
Auto=
自動再生の設定です。ロード後即再生したい場合は1を、停止状態から始
めたい場合は0を指定して下さい。
Loop=
ループ再生の設定です。1をチェックすると自動的にループ再生ボタンが
押下された状態でスタートします。0はループなしモードです。
Type=BMP
画像ファイルの形式を指定します。bmp:ビットマップ形式(BMP)、jpg:
JPEG形式(JPEG)。
Folder=
フォルダの設定です。画像ファイルのあるフォルダを指定します。data
ファイル(*.dat)と同じフォルダに画像ファイルがある場合、無指定でかま
いません。
Scene001=
ここから、それぞれのシーンでどの画像を表示するかをベタ書きで記述し
ていきます。ファイル名の共通スペルはFile=で指定してあるので書く必要
はありません。また*001といったファイル名の上桁の0は自動的に補うので
書く必要はありません。
dataファイルのファイル名について
ANIPLAYERは、起動時に同一フォルダ内にあるaniplay.datを自動的に参照
して立ち上がります。ベースネームがaniplay以外の場合は、コンソールだ
けが立ち上がって、再生ウィンドウは開きません。この場合はファイルオー
プン用ボタンからdataファイル(*.dat)を選択することになります。
%4) 使用条件等
ANIPLAYERは、以下の条件を守っていただくかぎり、あなたの作られた作
品データに自由に同梱することができます。同梱することができるのは、
aniplay.tfy
aniplay.fil (ないと動きません)
aniplay.bmp (ないと動きません)
aniplay.txt
の4ファイルです(サンプルデータの同梱はご遠慮下さい)。
もちろんあなたが作られたdataファイルを同梱していいのは言うまでもあ
りません。
・上記ファイル中、aniplay.tfy以外は必ずすべて同梱して下さい。とくに
このドキュメント(aniplay.txt)は必ず入れるようにして下さい。
・上記ファイルを無断で改変したものを再配布・転載することはおやめ下さ
い。
・商利用に際しては必ず事前に下記著作権者の許諾を求めて下さい。
なお、このアーカイヴ本体の転載も、内容の無断改変・無断商利用を行わ
ないこと、転載先にFillyの最新版が転載/サポートされていることを条件
に自由とします。ただし、事後でかまいませんのでご連絡下さい。
%5) 著作権
ANIPLAYERは以下の作者による共同著作物です。
POCOPEN(GGB02243@niftyserve.or.jp)
Toffyシナリオ作成、監修
胡麻(JCC00325@niftyserve.or.jp)
コンセプト、デザイン、ドキュメント、サンプルデータ作成
%6) 履歴
97/02/20 Ver.0.1 原型(POCOPEN)
97/02/23 コンソールボタンを作ってみる(胡麻)
97/02/24 Ver.0.3 コンソールボタンに正式対応、逆転再生時のエラーを回避、
コマ送りモード、シーンジャンプに対応(POCOPEN)
97/02/26 Ver.0.4 ループ再生、スピード可変に対応(POCOPEN)
97/03/04 コンソールリメイク。ファイルオープンボタン、スピードインジケ
ータを新設(胡麻)
97/03/06 Ver.0.5 コンソールと再生ウィンドウを分離、各ウィンドウ位置を
記憶、再生後に続けてファイル選択が可能に、再生スピード可変に
対応(POCOPEN)
97/03/19 Ver.0.6 再生モード等の情報をタイトルバーに表示、オートプレイ
対応(POCOPEN)
98/07/28 Ver.2.0 32bit版Filly.exeに対応、JPEGファイルに対応、ウィンド
ウ作成方法の変更、設定用ファイルの拡張子を.iniから.datに変更、
カレントフォルダ以外に画像ファイルを置けるように変更(POCOPEN)