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/ DOS/V Power Report 1998 October / VPR9810A.ISO / APMKernel / README.SJS < prev    next >
Text File  |  1998-04-19  |  2KB  |  54 lines

  1. APM カーネル README
  2.  
  3. 1998年6月12日
  4. Scott Stone <sstone@turbolinux.com>
  5. -------------------------------
  6.  
  7. 最新の PC ではデスクトップ、ノートブックの種を問わず APM (Advanced
  8. Power Management) をサポートしています。これはオペレーティングシス
  9. テムが終了の際自動的にハードウェアの電源を落としたり、一定時間コン
  10. ピュータに入力がないときハードディスクやモニターの電源を自動的に落
  11. として電気の節約をしたりするものです。また、ノートブックではバッテ
  12. リーの残量をシステム側から調査することにも使用されます。
  13.  
  14. Linux のカーネルは以前から APM をサポートしていましたが、ハードウェ
  15. アによってはドライバーが読み込まれるときにシステムが落ちてしまうな
  16. どの問題がありました。このため APM をサポートしたカーネルは Linux
  17. の標準となっていませんでした。そのうえこのドライバーはモジュールと
  18. して構築できませんので、もう一つのカーネルを収録する方法が取られる
  19. ことになりました。
  20.  
  21.  
  22. インストール方法:
  23.  
  24. 1.  TurboLinux をコンピュータにインストールしてください。
  25. 2.  rootになり、'mount /mnt/cdrom' で CD-ROM をマウントしてください。
  26. 3.  /mnt/cdrom/APMKernel ディレクトリに移動して './install' を実行
  27.     してください。
  28. 4.  コンピュータを再起動してください。
  29.  
  30.  
  31. 使用法:
  32.  
  33. APM の使用にはほとんどユーザの操作は必要ありません。しかし、必要であ
  34. れば /proc/apm から APM の情報を引き出すことができます。(ノートブック
  35. コンピュータで特に有効です)  また、xosviewにより X Window System から
  36. バッテリーの残量を確認することもできます。バッテリー残量を表示する方
  37. 法など詳しくは xosview のマンページを御参照下さい。
  38.  
  39.  
  40. 正常に動作しなかった場合:
  41.  
  42. APM ドライバーによってシステムが停止してしまった場合、システムを
  43. TurboLinux の標準カーネルに戻す必要があります。まず images/sysboot.doc 
  44. に説明のある通り sysbook ディスクを作成し、そのディスクからシステムを
  45. 立ち上げてください。システムが立ち上がったらこの CD-ROM をマウントし、
  46. カーネルを RPM からインストールし直します。
  47.  
  48. % rpm -ivh --force 
  49.   /mnt/cdrom/TurboLinux/RPMS/kernel-2.0.33-11TL.i386.rpm
  50. (実際には一行で入力してください)
  51.  
  52. これでシステムは sysboot フロッピーを使用せずに立ち上げることができる
  53. はずです。
  54.