DOS/V Power Report 1998 September/VPR9809A.ISO/OLS/Windows/PUIE28/PUIE28.LZH/README.TXT

Text File | 1998-01-13 | 13KB | 315 lines

                 ■  Power Up Internet Explorer  ■

この度は，本プログラムをダウンロードしていただきありがとうございます．
本プログラムはフリーウェアであり，使用料を一切請求いたしません．
また，本プログラムを永久にフリーウェアとして提供することを約束します．

本プログラムは，Windows95およびWindowsNT用のInternet Explorer 3.0xおよび
Internet Mail and Newsの設定を行うプログラムです．
Windows95で動作確認しています(一部機能はWindowsNT4.0で確認されています)．
一部の機能は問題なくInternet Explorer4.0でも動作します．

エクスプローラー上からPOWERIE.INFを選択してインストールしてください．
(POWERIE.INF上で右クリックを押下後，インストールを選択してください)
自動的にインストールされます．また，POWERIE.CPLをWINDOWS\SYSTEMディレクトリ
へ複写(WINDOWSNTの場合には，WINDOWS\SYSTEM32)へ複写することでもインストール
することができます．
また，LIONLG.BMP, LIONSM.BMPは，WINDOWSディレクトリへ複写してください．
これは，"ライオン君が大好き"の機能で利用しますので，利用しない場合には複写
する必要がありません．しかし，一度は"ライオン君が大好き"の機能を使ってみて
ください m(__)m
なお，WindowsNT4.0ではアンインストール機能が使えません(調査中)．


皆様の意見をできるだけフィードバックしていきたいと思っています．
使用した感想などを [e-mail] までお送りください．


１．利用方法

インストールが完了すると，コントロールパネルにライオンのマークが追加され
ますので，ライオンのマークをクリックしてください．

設定できる項目は現在以下の通りです．
なお，本プログラムをWindowsNT上で動作させる場合には，環境を操作しますので
Administrator権限で動作させてください．設定後には，再起動してください．
一度設定すると，レジストリに値が保存されますので，新規に追加された項目
および設定を変更する場合以外，起動する必要はありません．

１．１ 「インターネットエクスプローラ」項目
《貴方のメールアドレス》  [IE3.0/IE4.0]
  Internet Explorerからanonymous FTPを利用する場合に利用するメールアドレス
  を設定します．貴方が普段利用しているメールアドレスを半角英数字で記入して
  ください．
  特に，WindowsNT4.0付属のInternet Explorerのメールアドレスには，IE30User@
  といった間違った形式で入力されていますので，必ず直すようにしてください．
  例えば，[e-mail]のように記述します．

《通知するブラウザ名》  [IE3.0/IE4.0]
  接続先のWWWサーバーへ通知するブラウザ名を指定します．
  通常変更する必要はまったくありません．パワーユーザー向け機能です．
  なお，この項目を変更した場合，動作が不安定になる可能性がありますので，
  慎重に作業してください．
  ここを変更することにより，Netscape Navigator 3.0としてアクセスしたかの
  ようにサーバーへ通知できるように通知することができると思います．
  間違えて修正してしまう方が多いため，チェックボックスをチェックしないと
  修正できないようにしました．修正する場合には，チェックボックスをチェック
  するようにしてください．
  最大４つのMUAしか登録できないため，必要に応じて削除してください．

《インターネットのプロパティに愛用のMail User Agentを追加する》 [IE3.0/IE4.0]
  Internet Explorerのオプションメニューまたはプロパティで表示されるダイアログ
  の[プログラム]タブ内の"メールとニュース"のメールの項目に現在愛用している
  メールソフトウェアを追加します．
  本プログラムで設定後，Internet Explorer 3.0x/4.0xで愛用のメールソフトウェア
  を指定してください．
  指定できるメールソフトウェアは，
    (1) WinBiff 1.60 (オレンジソフト株式会社 シェアウェア)以降
    (2) 電信八号 32bit版 (T.Ishioka氏作 フリーウェア)
    (3) Message Manager and Message Editor (高木義博氏作 フリーソフト)
    (4) AL-Mail (中村匡志氏作 シェアウェア) ※1
    (5) Becky! Internet Mail (RIM-Arts software laboratory シェアウェア)
    (6) EUDORA Pro(クニリサーチ社)
    (7) WeMail32 (NECテレコムシステム) ※2
    (8) Mail Explorer (シェアウェア)
    (9) Akira 32 Gold (シェアウェア)
  です．
  なお，WinBiffはオンライン/オフラインに関係なく常駐している必要があります．
  電信八号およびMessage Editor, Becky! Internet Mailは，自動的に起動されます
  ので，常駐している必要はありません．
  また，AL-MAILも本プログラムでサポートされているため自動的に起動します．
  AL-Mail利用者は，[AL-Mail]項目も設定することができます．
  Mail Explorerは，mailto.exeが必要となります(Mail Explorerが提供)．
  詳しくは，Mail Explorerの  README.TXTをご覧ください．また，mailto.exeは，
  WINDOWSディレクトリにあるとが前提になります．

  ※1 専用アシストソフトウェア(Power Up Internet Explorer for AL-Mail)が
      必要なくなりました．
      V2.1以前にAL-Mailを愛用のMail User Agentとして登録している場合には，
      AL-Mailを一度愛用のMail User Agentから削除して再登録してください．
      また，AL-Mail自体を自動的に起動する機能を追加しました．

  ※2 WeMail32はインストール時，自動的にインターネットのプロパティに
      WeMail32を登録します．しかし，アンインストール時に削除されません．
      この機能を利用することで，安全に削除することが可能です．

《ツールバーの背景ビットマップを変更する》  [IE3.0/IE4.0]
  ツールバーの背景ビットマップを変更します．ビットマップファイル名を指定
  してください．

《スタートメニューにインターネットの履歴を追加する》  [IE3.0/IE4.0]
  スタートメニューにインターネットの履歴フォルダを追加します．
  チェックを外すことで，スタートメニューから削除することもできます．


１．２ 「Mail and News」項目
《送信時/投稿時にMessage-IDヘッダーを付加しない》  [IE3.0]
  Internet Newsで記事を投稿する場合，Internet News側でMessage-IDを付加しない
  ようにします．
  Internet Newsの既定値では，正しいMessage-IDを付加できないことがありますの
  で，この項目をチェックしてMessage-IDを付加しないようにしてみてください．
  通常Message-IDは，サーバー側で付加できるはずです．この項目をチェックした
  場合には，ご利用のプロバイダのローカルテストグループで投稿のテストをして
  みてください．
  テスト投稿時は，テストを許可している場所以外に投稿しないようにしましょう．
  この設定を行った場合，投稿ボタンを連続して押下すると，同じ記事が何度も
  投稿されることがあります．慌てず一度だけ投稿ボタンを押してください．

《Mail送信時にタイムゾーン(Time Zone)を調整する》   [IE3.0/IE4.0]
  Internet Mailで送信時に付加されるヘッダーのタイムスタンプが，
    Date: Fri, 28 Feb 1997 10:20:30 -0000
  となってしまうのを修正します(通常 +0900となるはずなのです)．
  利用中に問題が発生した場合には，チェックボックスを外してください．
  なお，この機能が利用できるのは，WindowsNTだけです．
  Administrator権限で設定し，設定後に必ず再起動してください．

  ※ 電信八号を利用の方は，この機能を使うと時間が一時間遅れるようです．
     MSIN利用者以外は設定しないようにしてください．また，不具合が発生した
     場合も同様に使用を停止してください．
     Schedule++などでもエラーが発生する可能性があります．
     システム的な問題のようであり，完全に対応するにはマイクロソフト社が
     修正しなければいけないようです．


１．３ 「AL-Mail」項目
  ここで設定した値は，AL-Mailだけに適用されます．他の電子メールプログラム
  では無効となります．

《32bit版 AL-Mailを使う》   [IE3.0/IE4.0]
  AL-Mail32を使う場合にチェックしてください．

《起動までの待ち合わせ時間》   [IE3.0/IE4.0]
  AL-Mailが起動するまでの待ち合わせ時間を指定します．
  既定値では2秒となっています．
  AL-Mailが起動されていない場合に，「電子メールマネージャが起動されていま
  せん」というエラーが表示される場合には，この値を大きくしてみてください．
  エラーが発生しない場合には，変更する必要はありません．

《起動オプション》   [IE3.0/IE4.0]
  AL-Mailの起動オプションを指定します．
  例えば，追加機能プログラムを起動する場合には， /plug=plug1.dll;plug2.dll
  のように指定してください．

  ※ AL-Mailへの対応は複数の方からの要望がありました．


１．４ 「IE4.0」項目
  この項目はInternet Explorer 4.0が導入されていない場合には表示されません．
《エクスプローラなどでスムーススクロールを有効にする》   [IE4.0]
  IE4.0を導入後にエクスプローラなどで有効となるスムーススクロールを制御
  します．

《WEB表示時のエクスプローラの背景画》   [IE4.0]
  WEB表示時のエクスプローラの背景の画像を指定します．
  ビットマップファイル，GIFファイル，JPEGファイルが指定できるようです．
  直ぐにエクスプローラの表示が変わらないため，設定後一度違うフォルダを参照
  してみてください．
  ※ 今後研究しているつもりです(^^;

１．５ 「バージョン」項目
  基本的にはバージョン情報を表示します．
  おまけ機能として，作者のホームページおよびInternet Explorerの右上の
  マークをライオンに変更する機能を追加しました．
《パワーアップインターネットエクスプローラのライオン君が好き!》をチェックして
 ください．可愛らしいライオンのマークに変更されます(^^)
《デスクトップのアイコンは，256色じゃなきゃね》をチェックして ください．
 デスクトップのアイコンが256色表示になるはずです．ただし，この機能は再起動が
 必要なことと，16bitカラー表示以上の場合しか有効ではありません．
 (チェックするとPower Up Internet Explorerのアイコンが奇麗になります．)



２．コマンドラインモード
管理者向けの機能として，コマンドラインからanonymous-FTPで通知されるメール
アドレスを登録できるようになっています．

    RUNDLL32 POWERIE.CPL,SetMailAddress 電子メールアドレス
と入力することで，コマンドラインからメールアドレスを登録することができます．
この場合，POWERIE.CPLはC:\WINDOWS\SYSTEM等にインストールする必要はありませ
んが，コントロールパネルでも利用する場合は，インストールする必要があります．

 (例)  RUNDLL32 POWERIE.CPL,SetMailAddress [e-mail]


３．削除方法
アンインストールは，POWERIE.CPLおよび本文(README.TXT)を削除するだけです．
また，常駐および他プログラムから起動されません．
ただし，AL-Mailを愛用のMUAとして登録した場合には，Internet Explorerから
起動されますので，インターネットのプロパティでAL-Mailを非選択としてくだ
さい．
POWERIE.INFによりインストールした場合には，コントロールパネルのアプリ
ケーションの追加と削除で削除することができます．
その場合には，アプリケーションの追加と削除の画面を開いた時点で，コント
ロールパネル本体をを一度終了させてから，削除してください．


４．注意事項
本プログラムはフリーウェアであり，自由に利用および配布することができます．
(FTPサイト/WWWサイトなどへの登録は自由に行っても問題ありません)
ただし，配布する場合には，配布形態を変更しないようにしてください．また，本
プログラムを作者の許可なく変更することを禁じます．
本プログラムで，不具合が発生しても作者(ふるかわあきひと)は責任を一切負いませ
ん．著作権は，作者(ふるかわあきひと)が持っています．

最新版を入手する場合には， http://www.imasy.or.jp/~akihitof/puie.html に
アクセスしてください．

本プログラムの問い合わせは，作者まで電子メールでご連絡ください．
Internet:     [e-mail]
Homepage:     http://www.imasy.or.jp/~akihitof/
Nifty-Serve:  JBD00157 (Nifty-ServeのIDしかない方専用です)

本プログラムで利用しているアイコンは，ふるかわあきひと および すぎもとたくや
のデザインによるものです．
すぎもとたくや のホームページは以下のとおりです．
Internet:     [e-mail]
Homepage:     http://www.yk.rim.or.jp/~tsugimot/


５．改版履歴

V 2.8
  AL-Mail32に対応しました．

V 2.7
  POWERIE.INFを変更したためWIN95でアンインストールできないかった
  電子メールソフトを追加した場合の注意を表示するようにした
  複数環境のALMAIL(ALUSER.EXE)に対応

V 2.6b
  TimeZoneが設定できない場合があるようなので制御を変更しました

V 2.6a
  WindowsNTでのTimeZoneの設定が逆になっていた
  POWERIE.INFの変更(WindowsNTに対応)

V 2.6
  おまけ機能「高品位アイコンに対応」に誤りがあった．
  (これだけでバージョンアップするな...てのもありますが)

V 2.5
  Akira 32 GoldおよびMail Explorerに対応．
  高品位アイコンに対応．
  <<今回の修正は，IE4.0関係になってしまいました>>
  スムーススクロールの制御がうまく動作しないことがあったのを修正
  WEB表示時の背景を変更できるようにした

V 2.4
  コマンドラインモードの追加(サイト管理者向け機能)
  ツールバーのビットマップ変更機能の追加
  スムーススクロールの制御(IE4.0のみ)
  ライオン君が大好き機能の追加

V 2.3
  AL-Mailの起動待ち合わせ時間を指定できるように変更
  AL-Mailの起動パラメタを指定できるように変更

V 2.2
  AL-Mailが起動されていない場合，正しくメールが送信できないことがあった．
  POWERIE.INFを付属するのを忘れていました m(__)m

V 2.1
  一部文字列操作に誤りがあった．
  EUDORAおよびWeMailに対応．
  AL-Mail専用サポートプログラムを不要にした(RUNDLL32.EXEに対応)．
  AL-Mailが起動していない場合，自動的に起動する機能を追加．
  MUAディレクトリが指定されていない場合にOKボタンを押せないように修正．

V 2.0
  コントロールアプレットに修正．
  MFCからWIN32 APIに全面書き換え．
  インターネットの履歴フォルダの追加．

V 1.5
  メールソフトウェアにMessage Manager and Message Editorを追加．
  メールソフトウェアにBacky! Internet Mailを追加．
  メールソフトウェアにAL-Mailを追加．
  WindowsNTと95の判定方法をV1.4で変更したが正常に動作しないのを修正．

V 1.4
  メールソフトウェアに電子メールアドレスが正しく渡っていなかったのを修正．

V 1.3
  メールソフトウェアをInternet Explorerに追加できる機能を追加．
  (WinBiffおよび電信八号)

V 1.2
  メール送信時のタイムスタンプを変更するチェックボックスを追加．
  安易にブラウザ名を変更できないように修正．

V 1.1
  Message-IDを削除するチェックボックスを追加．

V 1.0
  メールアドレス， ブラウザ名を変更できる版を公開．


５．付録
Microsoft Internet Newsのユーザは以下のURLを参照にするとよいでしょう．
 http://www.cup.com/negi/msin.html          (楠哲士さんのページ)
 http://www.niji.or.jp/home/metu/sakai.html (MURAKAMI Hisanoriさんのページ)

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