home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 1998 September
/
VPR9809A.ISO
/
APMKernel
/
README.SJS
< prev
next >
Wrap
Text File
|
1998-05-21
|
2KB
|
54 lines
APM カーネル README
1998年6月12日
Scott Stone <sstone@turbolinux.com>
-------------------------------
最新の PC ではデスクトップ、ノートブックの種を問わず APM (Advanced
Power Management) をサポートしています。これはオペレーティングシス
テムが終了の際自動的にハードウェアの電源を落としたり、一定時間コン
ピュータに入力がないときハードディスクやモニターの電源を自動的に落
として電気の節約をしたりするものです。また、ノートブックではバッテ
リーの残量をシステム側から調査することにも使用されます。
Linux のカーネルは以前から APM をサポートしていましたが、ハードウェ
アによってはドライバーが読み込まれるときにシステムが落ちてしまうな
どの問題がありました。このため APM をサポートしたカーネルは Linux
の標準となっていませんでした。そのうえこのドライバーはモジュールと
して構築できませんので、もう一つのカーネルを収録する方法が取られる
ことになりました。
インストール方法:
1. TurboLinux をコンピュータにインストールしてください。
2. rootになり、'mount /mnt/cdrom' で CD-ROM をマウントしてください。
3. /mnt/cdrom/APMKernel ディレクトリに移動して './install' を実行
してください。
4. コンピュータを再起動してください。
使用法:
APM の使用にはほとんどユーザの操作は必要ありません。しかし、必要であ
れば /proc/apm から APM の情報を引き出すことができます。(ノートブック
コンピュータで特に有効です) また、xosviewにより X Window System から
バッテリーの残量を確認することもできます。バッテリー残量を表示する方
法など詳しくは xosview のマンページを御参照下さい。
正常に動作しなかった場合:
APM ドライバーによってシステムが停止してしまった場合、システムを
TurboLinux の標準カーネルに戻す必要があります。まず images/sysboot.doc
に説明のある通り sysbook ディスクを作成し、そのディスクからシステムを
立ち上げてください。システムが立ち上がったらこの CD-ROM をマウントし、
カーネルを RPM からインストールし直します。
% rpm -ivh --force
/mnt/cdrom/TurboLinux/RPMS/kernel-2.0.33-11TL.i386.rpm
(実際には一行で入力してください)
これでシステムは sysboot フロッピーを使用せずに立ち上げることができる
はずです。