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- Readme File for Microsoft IntelliPoint Version 2.2
- March 1998
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- (C) Microsoft Corporation, 1998
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- このファイルには『IntelliPoint オンライン ユーザーズガイド』や、以下の
- Microsoft 製品に添付されている『ユーザーズ ガイド (冊子)』を補足する、最新の
- 情報が記述されています。
-
- * Microsoft IntelliMouse
- * Microsoft IntelliMouse Pro
- * Microsoft IntelliMouse TrackBall
- * Microsoft Wheel Mouse
- * Microsoft Mouse
-
- なお、このファイルの中では、特に断わりのないかぎり、IntelliMouse、
- IntelliMouse Pro、IntelliMouse TrackBall、および Wheel Mouse のことを総称して
- 「IntelliMouse」と記しています。
-
- ==================================== 重要 ====================================
- 『IntelliPoint オンライン ユーザーズ ガイド』の「人間工学についての重要な情報」
- には、Microsoft ポインティング デバイス製品を安全にお使いいただくための、重要
- な情報が記述されています。製品をお使いになる前に必ずお読みください。
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- このファイルの読み方
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- 画面上でこのファイルを読むときは、メモ帳またはほかのワード プロセッサで開いて
- ください。このファイルを印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリック
- してください。
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- 目次
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- 1. 一般的な注意
- 1.1 対応オペレーティング システムについて
- 1.2 ドライバのセットアップに関する注意
- 1.3 2 ボタン マウスを IntelliMouse に取り替える際の注意
- 1.4 ユニバーサル スクロール機能について
- 1.5 ユニバーサル スクロール機能に関する注意
- 1.6 ホイールでスクロールするフレームを切り替えるには
- 1.7 Packard Bell Media Controller に関する注意
- 1.8 ノート型コンピュータで IntelliMouse を使用する際の注意
- 1.9 PS/2 ポートにマウスを接続しない場合の注意
- 1.10 シリアル ポートに接続したマウスが動作しない場合
-
- 2. Windows NT をお使いの方への注意
- 2.1 IntelliPoint をインストールする際のユーザーの権限について
- 2.2 Windows NT で複数のポインティング デバイスを使用する場合
- 2.3 IntelliMouse Pro、IntelliMouse TrackBall、または Wheel Mouse を
- Windows NT 4.0 Service Pack 3 で使用する際の注意
- 2.4 Windows NT の起動時に警告メッセージが表示されるときは
-
- 3. NEC PC-9821 シリーズをお使いの方への注意
- 3.1 IntelliMouse の動作環境の制限
- 3.2 第 2 シリアル ポート (COM2) に接続した IntelliMouse を Windows が認
- 識しない場合
- 3.3 アプリケーションの使用中に、突然 IntelliMouse が使えなくなる場合
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- =====================
- Part 1: 一般的な注意
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- 1.1 対応オペレーティング システムについて
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- IntelliPoint Version 2.2 は、以下のオペレーティング システムに対応してい
- ます。これ以外のオペレーティング システム上では使用できません。
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- * Microsoft Windows 95
- * Microsoft Windows 98
- * Microsoft Windows NT Workstation Version 4.0
- * Microsoft Windows NT Server Version 4.0
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- 注意: ただし、NEC PC-9821 シリーズで Windows NT Version 4.0 を使用する
- 場合は、Service Pack 3 以降が必要です。
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- 1.2 ドライバのセットアップに関する注意
-
- マウスまたはトラックボールを接続してからコンピュータを起動すると、
- Windows がこれらのデバイスを検出して、デバイス ドライバを要求してくるこ
- とがあります。そのときは IntelliPoint のセットアップ ディスクを挿入して、
- 以下のフォルダを指定してください。
-
- PC/AT 互換機、または NEC PC98-NX シリーズの場合:
- A:\AT (フロッピー ディスクが A ドライブの場合)
-
- NEC PC-9821 シリーズの場合:
- C:\NEC (フロッピー ディスクが C ドライブの場合)
-
- また、その後ファイルのコピー中に、ファイルが見つからないという内容のメッ
- セージが表示された場合は、以下のフォルダを指定して処理を続行してくださ
- い。
-
- PC/AT 互換機、または NEC PC98-NX シリーズの場合:
- A:\ (フロッピー ディスクが A ドライブの場合)
-
- NEC PC-9821 シリーズの場合:
- C:\ (フロッピー ディスクが C ドライブの場合)
-
- 1.3 2 ボタン マウスを IntelliMouse に取り替える際の注意
-
- お使いになっている 2 ボタン マウスを取り外して、代わりに IntelliMouse を
- 接続する場合、ホイールとホイール ボタンの機能を最大限に利用するためには、
- コンピュータに IntelliPoint ソフトウェアをセットアップする必要があります。
- IntelliPoint をセットアップしないと、ホイールやホイールボタンが全く動作
- しない場合もあります。
-
- 注意: 2 ボタン マウスを IntelliMouse に取り替えても、コンピュータの起動
- 時に新しいハードウェアとして検出されないことがあります。この場合
- でも、IntelliPoint ソフトウェアがセットアップされていれば、ホイー
- ルとホイール ボタンは正常に動作します。
-
- 1.4 ユニバーサル スクロール機能について
-
- IntelliPoint 2.2 のユニバーサル スクロール機能により、ホイールやホイール
- ボタンを直接サポートしていないアプリケーションでも、ホイールによるスクロ
- ールや、ホイール ボタンによるパンとオートスクロールを実行できます。
-
- IntelliPoint の [ホイール] タブの、ユニバーサル スクロールの設定を使うと、
- 個々のアプリケーション毎にこの機能をオン/オフすることができます。ホイー
- ルやホイール ボタンを直接サポートしているアプリケーションでユニバーサル
- スクロール機能を併用すると、ホイールやホイール ボタンの操作により 2 つの
- 動作が同時に実行されることがあります。そのような場合は、問題の発生したア
- プリケーションを [ユニバーサル スクロールの設定] ダイアログ ボックスのア
- プリケーション一覧に追加します。
-
- >>> [ユニバーサル スクロールの設定] を表示するには
-
- 1 IntelliPoint を実行します。
- 2 [ホイール] タブをクリックします。
- 3 [ホイール] と [ホイール ボタン] のチェック ボックスがオンになっている
- ことを確認します。
- 4 [ユニバーサル スクロール] ボックスで、[設定] ボタンをクリックします。
-
- 1.5 ユニバーサル スクロール機能に関する注意
-
- ユニバーサル スクロール機能はすべてのアプリケーションで動作することを目
- 標にデザインされていますが、Windows の標準的なプログラミング スタイルに
- 従っていない一部のアプリケーションでは、正常に動作しないことがあります。
-
- * マウス ポインタがスクロール バーの上にある時のみ、ホイールによるスクロ
- ールが可能になるアプリケーションが存在します。ウィンドウ内でホイールを
- 回転しても反応がない場合は、マウス ポインタをスクロール バーの上に移動
- してからホイールを回転してください。
-
- * ホイール ボタンによるパンやオートスクロールでも、同様の問題が発生する
- アプリケーションが存在します。原点を示すマークが表示されているのにパン
- やオートスクロールが動作しない時は、マウス ポインタをスクロール バーの
- 上に移動してからホイール ボタンをクリックしてください。
-
- * 設定によりスクロール バーを隠すことができるアプリケーションがあります
- が、ユニバーサル スクロールを動作させるためには、スクロール バーを表示
- するように設定してください。
-
- * いくつかのアプリケーションでは、[ボタン選択] をオンにしているとパンや
- オートスクロールが正常に動作しなくなります。ホイール ボタンをクリック
- した時にマウス ポインタが規定のボタンに移動してしまう場合は、[ボタン選
- 択] をオフにしてください。
-
- * ホイールによるスクロールや、ホイール ボタンによるパンとオートスクロー
- ルが全く動作しないアプリケーションも存在します。
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- 1.6 ホイールでスクロールするフレームを切り替えるには
-
- 複数のフレームが存在するウィンドウで、ホイールを使って特定のフレームを
- スクロールするには、最初にスクロールするフレームをクリックする必要があ
- ります。フレームは、ウィンドウの中の独立した領域で、それぞれがスクロー
- ル バーを持つ場合があります。
-
- たとえば Microsoft Internet Explorer では、表示する内容によって複数のフ
- レームが表示されることがあります。その中で特定のフレームをスクロールする
- には、そのフレームをクリックしてからホイールを操作します。
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- 1.7 Packard Bell Media Controller に関する注意
-
- Packard Bell Media Controller を使用した場合、ホイールとホイール ボタン
- は動作しません。IntelliMouse は、直接コンピュータに接続してください。
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- 1.8 ノート型コンピュータで IntelliMouse を使用する際の注意
-
- 内蔵ポインティング デバイスを装備したノート型コンピュータの PS/2 ポート
- に IntelliMouse を接続した場合、マウス ポインタが制御不能になったり、
- ホイールが動作しなくなるなどの問題が発生することがあります。これらの問題
- は、多くの場合、IntelliMouse と内蔵ポインティング デバイスが、PS/2 ポー
- トを同時に使おうとすることによって発生します。
-
- この問題を解決するには、次のいずれかを試してください。
-
- * IntelliMouse の使用中は、内蔵ポインティング デバイスをオフにします。
- 内蔵ポインティング デバイスをオフにするには、コンピュータの BIOS の設
- 定変更が必要です。ノート型コンピュータの説明書を参照して BIOS の設定を
- 変更し、内蔵ポインティング デバイスをオフにしてください。なお、BIOS の
- 設定変更について不明な点がある場合は、ノート型コンピュータの販売元にお
- 問い合わせください。内蔵ポインティング デバイスをオフにする機能を持た
- ないノート型コンピュータをお使いの場合は、次の方法をお試しください。
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- * IntelliMouse を、コンピュータのシリアル ポートに接続します。
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- なお、コンピュータの付属品として IntelliMouse を購入された場合は、最初に
- コンピュータの説明書を参照してください。IntelliMouse の接続方法やコンピュ
- ータの設定方法について、より詳しい情報を得られる場合があります。
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- 1.9 PS/2 ポートにマウスを接続しない場合の注意
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- コンピュータの BIOS の設定で PS/2 ポートが使用可能になっていると、実際
- には PS/2 ポートに何もつながっていない場合でも、Windows のハードウェア
- ウィザードが PS/2 デバイスを検出してしまいます。その結果、デバイス マネー
- ジャに、黄色い感嘆符 (!) の付いた PS/2 マウス アイコンが表示されます。
-
- >>> PS/2 マウス アイコンを確認するには:
-
- 1 [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コン
- トロール パネル] をクリックします。
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- 2 [システム] アイコンをダブルクリックし、[デバイス マネージャ] タブを
- クリックします。次に、[マウス] アイコンの左の [+] をクリックします。
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- 黄色い感嘆符の付いたアイコンが表示されないようにするには、コンピュータ
- の BIOS の設定で、PS/2 ポートをオフにしてください。
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- 1.10 シリアル ポートに接続したマウスが動作しない場合
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- シリアル ポートにマウスを接続した場合、コンピュータの起動中にマウスを動
- かすと、Windows がマウスを認識できない場合があります。コンピュータの起
- 動中は、できるだけマウスやトラックボールに触らないようにしてください。
-
- また、コンピュータの付属品として販売されている PS/2 ポート用の
- IntelliMouse は、シリアル ポートに対応していません。変換アダプタを使って
- シリアル ポートに接続しても動作しませんので、ご注意ください。
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- Part 2: Windows NT をお使いの方への注意
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- 2.1 IntelliPoint をインストールする際のユーザーの権限について
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- IntelliPoint を Windows NT にインストールするには、システム管理者の権限
- が必要です。システム管理者の権限について詳しくは、Windows NT のマニュア
- ルを参照してください。
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- 2.2 Windows NT で複数のポインティング デバイスを使用する場合
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- Windows NT をお使いの場合、IntelliMouse をその他のポインティング デバイ
- スと同時にコンピュータに接続すると、次のような問題が発生します。
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- * IntelliPoint の [基本設定] タブの [ボタンの選択] 機能を使って、マウ
- スの右ボタンを主ボタンに設定し直しても、2 番目のマウスは変更を認識し
- ません。
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- * 2 番目のマウスを使って、IntelliPoint の [操作性] タブの [方向] 機能
- を設定することはできません。また、2 番目のマウスは [方向] 機能を使っ
- て行った変更を認識しません。
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- 2.3 IntelliMouse Pro、IntelliMouse TrackBall、または Wheel Mouse を
- Windows NT 4.0 Service Pack 3 で使用する際の注意
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- Windows NT 4.0 Service Pack 3 で、IntelliMouse Pro、IntelliMouse
- TrackBall、または Wheel Mouse を使用する場合、IntelliPoint ソフトウェア
- をインストールしないと、ホイールおよびホイール ボタンが動作しません。
- 必ず IntelliPoint をインストールしてお使いください。
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- また、コンピュータの付属品として販売されている IntelliMouse を
- Windows NT 4.0 Service Pack 3 で使う場合にも、同様に IntelliPoint をイン
- ストールする必要があります。
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- 2.4 Windows NT の起動時に警告メッセージが表示されるときは
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- Windows NT に IntelliPoint をインストールしてから再起動すると、ドライバ
- またはサービスの起動に失敗したという内容の警告メッセージが表示される場
- 合があります。このメッセージは、シリアル ポートにポインティング デバイ
- スが接続されていないことを示しているだけで、その他のポートに接続された
- デバイスの動作には影響ありません。
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- >>> 警告メッセージの表示を止めるには
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- 1 [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コン
- トロール パネル] をクリックします。
- 2 [デバイス] アイコンをダブルクリックします。
- 3 "mssermou" を選択し、[スタートアップ] ボタンをクリックします。
- 4 [無効] を選択し、[OK] をクリックします。
- 5 コンピュータを再起動します。
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- 注意: "mssermou" を無効にすると、シリアル ポートに接続されたマウスは使
- 用できなくなります。
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- Part 3: NEC PC-9821 シリーズをお使いの方への注意
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- 3.1 IntelliMouse の動作環境の制限
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- IntelliMouse は、NEC PC-9821 の第 1 シリアル ポート (COM1) または第 2
- シリアル ポート (COM2) で動作します。PC-9821 のマウスポート (バス マウス
- 用) に接続することはできません。
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- Windows NT で IntelliMouse をお使いになる場合、Windows NT 4.0 日本語版
- Service Pack 3 以降が必要となります。Service Pack 3 にアップグレードして
- いない Windows NT 4.0 では動作しませんので、ご注意ください。
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- 注意: Windows NT のコントロール パネルの [マウスのプロパティ] でマウス
- の種類の変更を行うと、Windows NT 4.0 Service Pack 3 より古いバー
- ジョンの Windows NT に対しても、IntelliPoint セットアップ ディス
- クに含まれる IntelliMouse 用ドライバをセットアップできます。
- しかし、この操作を実行すると、コンピュータの再起動後にマウスが動
- 作しなくなりますので、Windows NT 4.0 Service Pack 3 より古いバー
- ジョンをお使いの方は、絶対にこの操作を行わないでください。
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- 3.2 第 2 シリアル ポート (COM2) に接続した IntelliMouse を Windows が認識し
- ない場合
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- 第 2 シリアル ポートが使用不可になっている可能性があります。
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- >>> PC-9821 の第 2 シリアル ポートを使用可能にするには
-
- 1 HELP キーを押しながらコンピュータを起動します。
- 2 [システムセットアップメニュー] の画面で、[動作環境の設定] を選択して
- Enter キーを押します。
- 3 [動作環境] の画面で [2nd CCU] を選択します。
- 4 [2nd CCU] を [使用する] に設定します。
- 5 ESC キーを押し、[システムセットアップメニュー」を終了します。
-
- 第 2 シリアル ポートを使用可能にした場合、お使いのハードウェア構成によっ
- ては、他のデバイスとリソースの競合を起こす可能性があります。リソースの
- 競合を回避して第 2 シリアル ポートを動作させる方法については、お使いの
- コンピュータのメーカーにお問い合わせください。
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- 3.3 アプリケーションの使用中に、突然 IntelliMouse が使えなくなる場合
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- IntelliMouse が接続されているシリアル ポートを、ハイパーターミナル等の通
- 信用アプリケーションで使おうとした場合、マウスが動作しなくなる可能性があ
- ります。そのときは、Windowsを再起動してください。
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- Microsoft、IntelliMouse、Windows、Windows NT および Windows ロゴは米国
- Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- その他の社名、製品名はそれぞれの会社の商標、または登録商標です。
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