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DOS/V Power Report 1998 February
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Text File
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1997-08-05
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15KB
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351 lines
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はじめに
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日本電信電話株式会社(NTT)では、お客様がお手持ちの通信機能を
もつパソコン端末等から番号情報センタ(データベース)へ直接アクセス
し、電話番号の検索ができる「電話番号検索サービス(エンジェルライン)
」を提供しております。
また、NTTでは「エンジェルライン」による電話番号検索のための専
用ソフトも提供しており、本通信ソフトは、Windowsをご利用のお
客様向けに提供する番号検索専用の通信ソフトです。
本通信ソフトをご利用いただくにあたって、必要な事柄を以下に記しま
すので、ご参照ください。
------------------------------
ソフトウェアライセンス契約書
------------------------------
本ソフトウェア(本ソフトウェアに組み込んだアプリケーション開発ツ
ールのランタイムモジュールを除く)の著作権は、日本電信電話株式会社
(以下、NTTという)に帰属します。NTTは、本ソフトウェアを自己
の占有下に置いた者(以下ライセンシーという)と、本ソフトウェアの非
独占的かつ無償の権利許諾に関し、以下の通り本契約を締結します。
第1条(契約の成立、効力及び終了)
1.ライセンシーが本ソフトウェアに含まれるプログラムを使用したとき
又は本ソフトウェアの一部もしくは全部を複製したときに、ライセン
シーは本契約の締結を承諾したものとみなされます。ここで、プログ
ラムを使用するということは、プログラムを電子計算機上で実行させ
ることをいいます。
2.ライセンシーが本ソフトウェアに含まれるプログラムを使用しないと
決めたときには、本契約は終了します。
3.NTTは、NTTが選択する発行部数10万部以上の定期刊行物にその
旨を公表することにより、NTTが定める期限をもって本契約を終了
させることができます。但し、それ以前に本条第2項によって本契約
が終了することを妨げません。
4.ライセンシーが本契約の締結を承認した時点で既に本条第3項に定め
る期限を経過していた場合は、本契約は直ちに終了するものとします。
5.本条第3項又は4項により本契約が終了した場合は、ライセンシーは
速やかに本ソフトウェア及びライセンシーが占有する本ソフトウェア
のすべての複製物を消去することとします。
6.ライセンシーは、いかなる理由によるものであれ、本ライセンスの終
了についてNTTに対し補償金その他の支払いを求めることはできま
せん。
第2条(許諾事項・禁止事項)
1.ライセンシーは、本ソフトウェアに含まれるプログラムを使用するこ
とができます。
2.ライセンシーは、本ソフトウェアを複製することができます。
3.ライセンシーは、対価を無償とする場合に限り、本ソフトウェア又は
複製物を第三者に配布することができます。但し、配布について合理
的に必要な実費を当該第三者に求めることについてNTTは異議を述
べません。また、本ソフトウェア又はその複製物を出版物に添付する
ことは、その出版物の頒布価格に本ソフトウェアの対価が含まれない
場合に限り、無償配布とみなします。
4.ライセンシーは、本条第3項で規定する配布の際に、本ソフトウェア
の内容又は構成に変更を加えたものを配布することはできません。但
し、本ソフトウェアをデータ圧縮プログラム等で圧縮することは、そ
れが適当な方法で復原できる限り、本ソフトウェアの変更ではないと
みなします。
5.ライセンシーは、本ソフトウェアに含まれるプログラムに対して、逆
アセンブル等のリバースエンジニアリング(解析して人間が読み取り
可能な形に変換すること)を行うことはできません。
第3条(免責)
1.NTTは、ライセンシーに対し、本ソフトウェアの一切の動作保証及
び瑕疵担保義務も負いません。
2.NTTは、ライセンシーに対し、本ソフトウェアに関するいかなる技
術的役務の提供義務も負いません。
3.NTTは、ライセンシーが本ソフトウェアに起因して被ったいかなる
損害に対しても責任を負いません。
第4条(その他)
1.本契約は、日本国法に準拠し、日本国法に基づいて解釈されます。
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ご注意
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・本通信ソフトの仕様、ファイルの内容は、将来予告なく変更されること
があります。
・本通信ソフトの作成に使用した言語製品(Visual Basic,Visual C/C++,
Spread/VBX)および、次のランタイムモジュールは、各社に著作権があ
り、各権利者からの使用許諾に基づき配布するものです。
VBRJP200.DLL (C)Copyright 1985-1993 Microsoft Corporation
SPREAD20.VBX (C)FarPoint Technologies, Inc., USA
& Bunka Orient Co., Japan
※MS-DOSは、米国マイクロソフト社の登録商標です。
※Windowsは、米国マイクロソフト社の登録商標です。
※MNP(Microcom Networking Protocol)は、米国Microcom,Inc.の登
録商標です。
※Hayesは、米国Hayes Microcomputer Products,Inc.の登録商標です。
※Microsoft, Visual Basic は、米国マイクロソフト社の登録商標です。
※Spread/VBX は、米国FarPoint Technologies社の登録商標です。
※会社名・製品名は、各社の商標および登録商標です。
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準備するもの
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1.パソコン
本通信ソフトは、Windows3.1または Windows95がインストールされたパ
ソコンが必要です。
本通信ソフトをインストールするためには、ハードディスクに2MB程
度の空き容量が必要です。
2.モデム
電話番号検索サービスの通信条件に適合し、自動発信機能をもつNCU
(網制御機能)を内蔵したモデムが必要です。使用できるモデムは、次の
仕様に適合している必要がありますので、ご確認してください。
通信規格:ITU-T勧告 V.22 または V.22bis 準拠
通信速度:1200bps または 2400bps
通信方式:全二重非同期通信方式
NCUインタフェース:ヘイズATコマンド または V.25bis 対応
3.電話回線
パソコン通信用として市販されているモデムは、2線式アナログ電話回
線のモジュラージャックに接続する仕様になっていますので、次の電話回
線に接続する場合は注意が必要です。
・モジュラージャック化されていない電話回線
モジュラージャック化が必要です。共同電話については、モジュラージ
ャック化できないため使用できません。
・ホームテレホン、ビジネスホン
別途、電話機アダプタや工事が必要となる場合があります。
・ディジタルPBX、ディジタル電話回線(INSネット64)
2線式アナログ電話回線に変換するTA(ターミナルアダプタ)等が必
要です。
パソコンにモデムを接続し、モデムの電話回線(LINE側)をTAのアナ
ログ端子に接続してください。
・キャッチホンに加入している場合
通信中に割り込み着信があると、文字化けや通信が切断される場合があ
ります。
・特殊番号への発信が規制されている電話回線
番号検索サービスの電話番号は「0190-104104」であり、市
外発信など特殊な番号を規制している電話回線(PBX内線等)では、
接続できない場合があります。
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注意すること
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1.通信ソフトについて
本通信ソフトの動作については細心の注意を払っていますが、万が一
に備えて重要なデータはバックアップをとっておくようにお願いします。
次のように使用された場合は、正しく動作しないことがあります。
・複数のソフトウェアを同時に使用する場合
ソフトウェアの競合により動作を保証できない場合があります。
・パソコンとモデムの組み合わせ
パソコンとモデムの組み合わせによっては、電話回線の切断等正しく動
作しない場合があります。
・シリアルポート
モデムは、パソコンのシリアルポートに接続されることを前提に動作し
ます。パソコンの環境によっては、モデムとの通信速度を、2400bps程
度に下げる必要がある場合があります。
2.電話番号検索サービスについて
・利用料金について
電話番号検索サービスの利用料金は、全国一律で3分間10円(午後
11時から翌朝8時までは、4分10円)です。電話番号が検索できな
かった場合でも、この料金はいただきます。
ISDN公衆電話から発信した場合は、公衆電話の市内通話料金と同額
の料金が適用されます。
・検索回数の制限
1回のセンター接続につき2回の検索に制限されます。(検索実行に対
して掲載情報が表示された場合、1回の検索としてカウントします。)
ただし、本通信ソフトでは、3回目の検索を実行する場合、自動的に通
信を切断し再接続しますので,継続して検索ができます。
・プライバシーの保護
入力条件と一致する該当件数が、個人検索では20件以内、その他企業
等の検索では50件以内に絞られた場合のみ表示します。
また、電話帳へ掲載されていない電話番号は、検索の対象外として一切
表示しません。
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実行環境をつくる
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1.実行環境とは
本通信ソフトを利用するためには、提供したファイル(プログラム等)
をお手持ちのパソコンへ組み込み(インストール)、モデムの種類・電話
回線の種別等、環境の設定が必要です。
インストールと環境設定を行い、通信ソフトが動作できる実行環境をつ
くる手順を説明します。
2.プログラムのインストール
2.1 提供ファイル
本通信ソフトは、次の複数のファイルで提供されます。
README TXT 本ファイル
INST EXE インストールプログラム
UNINST EXE アンインストールプログラム
ANGELWIN INF インストール情報ファイル
ANGELWIN HL_ ヘルプファイル*
FIRST TX_ はじめにお読みください*
ANGELCTL EX_ ANGEL LINE 通信プログラム*
ANGELWIN EX_ ANGEL LINE 画面プログラム*
ANGELADR EX_ アドレス帳プログラム*
AWSUB DLL ANGEL LINE ライブラリファイル
ANGELCMM DLL ANGEL LINE ライブラリファイル
VBRJP200 DL_ Visual Basic ランタイムモジュール
SPREAD20 VB_ Spread*VBX ランタイムモジュール
ANGELCT2 INI ANGEL LINE 通信プログラム設定ファイル
ANGELWIN INI ANGEL LINE 画面プログラム設定ファイル
ANGELADR INI アドレス帳プログラム設定ファイル
ANGELMDM LS_ モデム一覧ファイル
ANGELMDM IN_ モデム設定値ファイル
JYUSYO DA_ 住所ファイル
KROOT DAT 機関名ファイル
K01 DAT 機関名ファイル
K02 DAT 機関名ファイル
K05 DAT 機関名ファイル
K06 DAT 機関名ファイル
K07 DAT 機関名ファイル
K08 DAT 機関名ファイル
K09 DAT 機関名ファイル
K014 DAT 機関名ファイル
ADDRESS CSV アドレス帳ファイル
2.2 インストールプログラムの起動
インストールプログラム「inst.exe」の起動方法は、次の通りです。
(a) Windows3.1の場合
(1)「プログラムマネージャ」で「メイン」をダブルクリックします。
(2)「メイン」のグループウインドウで「ファイルマネージャ」をダブル
クリックします。
(3)提供したファイルが格納されているドライブに対応するアイコンをク
リックします。(必要に応じてディレクトリを指定します。)
(4)表示されたファイルリスト中の「inst.exe」をダブルクリックします。
(b) Windows95
(1)「マイコンピュータ」アイコンをダブルクリックします。
(2)提供したファイルが格納されているドライブに対応するアイコンをク
リックします。(必要に応じてフォルダを指定します。)
(3)表示されたファイルリスト中の「inst.exe」をダブルクリックします。
2.3 インストール方法
起動されたインストールプログラムの誘導に従い操作してください。
(1)「ANGEL LINEインストール」画面
インストールを実行するかの確認ができます。インストールを実行す
るには、「続行」をクリックしてください。
すでに、インストール済みの場合には、再インストールするかを確認
する画面が表示されます。
(2)「インストールディレクトリの指定」画面
インストールするドライブ及びディレクトリを指定します。初期値は、
「C:\ANGELWIN」ディレクトリです。それ以外のドライブ及びディレク
トリにインストールしたい場合は変更します。
なお、本通信ソフトをインストールするためには、2MB程度の容量
が必要ですので、ディレクトリ指定欄の下に表示されるドライブの空き
容量が十分か確認してください。空き容量が足りない場合は、別のドラ
イブを指定するか不要なファイルの削除を行ってください。
「参照」をクリックすると、パソコン内にあるディレクトリを表示し
てインストール先を選択することができます。
ドライブとディレクトリ指定の入力を完了したら「続行」をクリック
してください。
指定したディレクトリへ既にインストールされている場合には、上書
きしていいか確認してきます。上書きする場合には「続行」をクリック
してください。
(3)「ANGEL LINEインストール終了」画面
インストールが正常に完了すると、「インストール終了」画面に変わ
りますので「確認」をクリックしてください。
(4)「システム設定」画面
通信環境の設定を行う場合は、「する」をクリックしてください。本
通信ソフト提供時の初期設定でよい場合は「ディフォルト」をクリック
してください。インストール後の変更もできます。
「ディフォルト」を選択した場合は、(6)の画面へ移ります。
(5)「通信システム設定」画面
通信環境の設定を行う画面です。設定にあたっての主な注意点は次の
とおりです。
【モデム種別】
○「モデム選択...」ボタンを押すことにより、モデム選択画面が開き
ます。モデム選択画面でメーカー、モデルを選択することにより、
選択したモデムのモデムコマンドが設定されます。
【モデム設定】
○「コマンド種別」は、ほとんどのモデムでは、「ヘイズATコマン
ド」のままで対応可能です。
○MNP対応のモデムをお持ちの方は、「エラーフリー」を「制御す
る」に変更し、「フロー制御」「パソコン~モデム間の速度を固定
する設定」「パソコン~モデム間の通信速度」をご利用のモデムに
あわせて設定してください。
○「モニタースピーカー」ではモニタースピーカーの音量の設定が可
能です。
○「ダイヤル付加記号」は、一部のFAXモデムでセンタ接続ができ
ない場合のため用意した機能です。
FAXモデムの場合、「付けない」のままでセンタ接続を実施し、
うまく接続できないとき、本設定を「付ける」に変更されることを
お勧めします。
【通信ポート関連】
○ モデムが接続されている通信ポートを設定してください。
【回線設定】
○「回線種別」には電話回線のプッシュ/ダイヤル別を設定してくだ
さい。ただし、ご使用のモデムが、プッシュ/ダイヤルの別を意識
しないものであるときは「その他」を選択してください。
○「外線発信」はPBX等の内線にモデムを接続する場合に設定する
ものです。PBX等の内線から発信する場合は、「PBX内線」に
チェックをしてください。
【自動回線接続のタイミング】
○センタ接続タイミング(入力と同時にセンタ接続とするか、検索実
行時にセンタ接続とするか)を変更できます。
【通信ログ出力】
○通信ログ(通信記録)の要否が設定できます。
【オプション設定】
○モデムコマンドの詳細な設定を変更する場合は、「オプション」を選
択してください。
○モデムコマンドについては、メーカーによって異なる場合があります
ので、お手持ちのモデムのマニュアルを参照のうえ、コマンドを確認
願います。また、「編集」ボタンを押すことによりコマンドを追加・
削除することができます。
○現在設定されているコマンド以外に、センターにコマンドを送出した
い場合は、「オプションコマンド登録」欄にコマンドを入力してくだ
さい。
○「ダイヤル付加記号登録」は、通信システム設定画面の「モデム設定」
で、ダイヤル付加記号の設定が「付ける」に設定されている場合に、
当欄に設定されている記号をセンターダイヤル時に付加してダイヤル
します。
(6)「接続テスト」画面
モデムとの接続を試験するときは、「する」をクリックしてください。
「しない」をクリックした場合は、(8)の画面へ移ります。
試験内容は、モデムを接続した通信ポートのオープンとモデムの初期
設定及び通信ポートのクローズのみです。センタ接続試験は行いません。
(7)「モデム接続チェック」画面
試験の結果が表示されます。再度試験を行う場合は、「現在の通信設
定で再チェック」をクリックしてください。試験失敗の場合は、「通信
設定後に再チェック」をクリックし、通信設定を変更してください。
(8)「接続テストの終了」画面
接続テストの終了を示す画面です。
以上でインストールは完了です。