DOS/V Power Report 1997 July/VPR9707B.ISO/DRIVER/OMRON/6420DSU/WINDOWS/WIN95.TXT

Text File | 1996-11-08 | 12KB | 320 lines

                 Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ    Ｗｉｎｄｏｗｓ９５
               　     設定ガイド (FW6420,FW6420DSU)


・対象機種

（１）ＰＣ９８００シリーズの場合は、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５対応のＰＣ９８００シリー
      ズを対象とします。

（２）ＰＣ/ＡＴ互換機は、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５でＤＴＥボーレート５７６００ｂｐｓ
      以上が出せる機種を対象にしています。

  ・設定方法

　・ＦＷ６４２０の電源をオフにします。

　・パソコンのｃｏｍポートにＦＷ６４２０を接続して下さい。

　・ＦＷ６４２０を回線に接続して下さい。

　・ＦＷ６４２０のディップスイッチのビット１～６は、マニュアルに記載の
　　デフォルトにして下さい。

　・ＦＷ６４２０の電源をオンにします。

　・正常な状態では、ＦＷ６４２０前面のＰＷＲランプが点灯し、ＡＣＴ
　　ランプは滅灯します。

　　もし表示がおかしい場合は、ＦＷ６４２０取扱説明書を参照下さい。

　・これで前準備は完了です。Ｗｉｎｄｏｗｓ９５を起動し、ＦＷ６４２０
　　のインストールを開始します。

（１）ＦＷ６４２０の選択

　①「スタート」－「設定」－「コントロールパネル」－「モデム」を選択。

　②「モデムのプロパティ」の「情報」タグ画面で追加ボタンを押す。

　　（使わないモデムが表示されていたならそのモデムを削除して次に進む。）
　　「モデムウィザード」で「モデムを一覧から選択するので検出しない」を
　　クリックして「次へ」を押す。

　③添付ＦＤ（本ＦＤ）をパソコンに挿入し、「ディスク使用」ボタンを押す。

　　「フロッピイディスクからインストール」の画面で「参照」ボタンを押す。

　　ドライブはＦＤドライブを選択する。
    ｗｉｎｄｏｗｓフォルダをダブルクリックし、ファイル名にｗｉｎ９５．ｉｎｆ
　　およびｗｉｎ９５ｄｓｕ．ｉｎｆが表示されることを確認する。
   「ＯＫ」ボタンを押して「フロッピイディスクからインストール」画面に戻り
    再度「ＯＫ」ボタンを押しモデルに以下の表示が出ることを確認する。

　　　　「ＦＷ６４２０　ＡＳＹＮＣ１１５」
　　　　「ＦＷ６４２０　ＳＹＮＣ１１５」

　　非同期のインタネットプロバイダに接続する場合は「ＦＷ６４２０ ＡＳＹＮＣ
　　１１５」を、ＰＰＰ非同期／同期変換を使用し同期６４Ｋのインターネットプロ
　　バイダに接続する場合は「ＦＷ６４２０　ＳＹＮＣ１１５」を選択し、「次へ」
　　ボタンを押す。

　　モデムウィザードの画面に戻り「モデムを接続するポート」で、使用するｃｏｍ
　　ポートを選択する。

　　「次へ」ボタンを押すと、インストールが開始する。
　　終了したら、「完了」ボタンを押す。

　　「モデムのプロパティ」画面に戻り、「情報」タグ画面でＦＷ６４２０が
　　セットアップされていることを確認する。

　　「検出結果」のタグを選択し、使用するｃｏｍポートにＦＷ６４２０が検出
　　されていることを確認する。なお，この画面でドライバボタンを押すと、ｃｏｍ
　　ポートの通信ドライバも確認できる。

    「ＯＫ」ボタンでコントロールパネル画面に戻ります。


（２）ＦＷ６４２０のプロパティ設定

　①「スタート」－「設定」－「コントロールパネル」画面でモデムを選択。

　②「モデムのプロパティ」の情報インデックス画面で「ＦＷ６４２０ ＡＳＹＮＣ
　　１１５」または「ＦＷ６４２０　ＳＹＮＣ１１５」がセットアップされてること
　　を確認したら「プロパティボタン」を押す。

　　・「情報」タグでポートが指定のｃｏｍポートであることを確認する。

　　・最高速度が「１１５２００」であることを確認する。

　　・「接続」タグをクリックし、接続の形式でデータビットが「８」、パリティが
　　　「なし」、ストップビットが「１」を確認する。
　　　接続オプションの「ダイヤル時の接続タイムアウト（５０秒）」を選択。

　　・「ポートの設定」ボタンを押し、ポートの詳細設定を確認する。
　　　「ＯＫ」ボタンを押して「ＦＷ６４２０　ＡＳＹＮＣ１１５のプロパティ」
　　　または「ＦＷ６４２０　ＳＹＮＣ１１５のプロパティ」の接続タグ画面に
　　　戻る。

　　・「詳細設定」ボタンを押し、接続の詳細設定の「フロー制御を使う」のチェ
　　　ックを行い、ハ－ドウェアフロー制御を選択する。
　　　「追加設定」は空欄で結構です。

　　・「ＯＫ」ボタンを押して「モデムのプロパティ」画面に戻る。

　　・「閉じる」ボタンでコントロールパネルに戻る。


（３）ダイヤルのプロパティの設定

　①「スタート」－「設定」－「コントロールパネル」の画面でモデムを選択。

　②「モデムのプロパティ」画面の「情報」タグ画面で「ダイヤルのプロパティ」
　　ボタンを押す。

　　・所在地情報
　　　        登録名(Ｄ)    任意
        市外局番(Ｃ)    自局の市外局番を入力(例:都内では"０３")
        国番号(Ｉ)    日本(８１)
　　　　　　　　ダイヤル方法　　トーン

　　・「ＯＫ」ボタンを押し「モデムのプロパティ」画面表示されたら、「ＯＫ」
　　　ボタンを再度押して、コントロールパネル画面に戻る。


（４）ダイヤルアップネットワークのインストールの確認

　①「スタート」－「プログラム」－「アクセサリ」でダイヤルアップネットワーク
　　が出現することを確認する。

　注１）ＭＳ－ＰＬＵＳ！をインストールしている方は（注２）の設定は
　　　　必要ありません。

　注２）ネットワーク機能がインストールされていない場合以下の設定を行います
　　（プリインストールＰＣでない場合はＷｉｎｄｏｗｓ９５のＣＤ－ＲＯＭや
　　ＦＤが必要です）。

　　・「スタート」－「設定」－「コントロールパネル」の、「アプリケーションの
　　　追加と削除」で「Ｗｉｎｄｏｗｓファイル」を選択し、「ファイルの種類」
      で「通信」をチェックし、表示をダブルクリックして、「ファイルの種類」
      で「ダイヤルアップネットワーク」をチェックすることでインストールを行
      います。

　　・「コントロールパネル」－「ネットワーク」－「追加（Ａ）」－「クライ
　　　アント」－「追加（Ａ）」－「製造元（Ｍ）」－「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ」－
　　　「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔネットワーククライアント」を選択し、「ＯＫ」を
　　　押す。

　　・「コントロールパネル」－「ネットワーク」－「追加（Ａ）」－「アダプタ」
　　　－「追加（Ａ）」－「製造元（Ｍ）」－「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ」－「ダイヤル
　　　アップアダプタ」を選択し、「ＯＫ」を押す。

　　・「コントロールパネル」－「ネットワーク」－「追加（Ａ）」－「プロトコル」
　　　－「追加（Ａ）」－「製造元（Ｍ）」－「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ」－「ＴＣＰ／
　　　ＩＰ」を選択し、「ＯＫ」を押す。

　　これでネットワークの組み込みが終わります。この後は（５）ネットワーク
　　構成の確認　を参照下さい。


（５）ネットワーク構成の確認

　①「スタート」－「設定」－「コントロールパネル」画面で「ネットワーク」を
　　選択。

　②「ネットワーク」画面のネットワークの設定のインデックス画面で現在のネッ
　　トワーク構成を確認する。

　　　　ダイアルアップアダプタ　　　が表示されているか
　　　　ＴＣＰ/ＩＰ 　　            が表示されているか

　　を確認する。もし表示されない場合は、追加ボタンでアダプタやプロトコルを
　　追加する。

  ③「ネットワーク」画面の現在のネットワーク構成で「ダイヤルアップアダプタ
　　」をダブルクリックする。「ダイヤルアップアダプタのプロパティ」画面の
　　ドライバの種類インデックスで、使用するドライバが「エンハンスモード
　　(３２ビットまたは１６ビット)ＮＤＩＳドライバ」であることを確認する。

　　バインドのインデックスをクリックし、「ＴＣＰ／ＩＰ」がバインドされてる
    こと（チェックボックスがチェックされてること）を確認する。

　　「詳細設定」タグをクリックし、「ＩＰＸヘッダ圧縮を使う」は「いいえ」と
　　する。ＯＫボタンを押して「ネットワーク」画面に戻る。

　④「ネットワーク」画面の現在のネットワーク構成で「ＴＣＰ／ＩＰ」をダブル
　　クリックする。「ＴＣＰ／ＩＰのプロパティ」画面の
　　「バインド」のタグで「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔネットワーククライアント」に
　　チェックする。
　　「詳細設定」のタグで「標準のプロトコルに設定」をチェックする。

　　「ＤＮＳ設定」のタグで、「ＤＮＳを使う」にチェックする。

　　ホストは自分のコンピュータ名を設定する。

　　ドメインはプロバイダから割り当てられたドメイン名を設定する。

　　ＤＮＳサーバには、プロバイダから割り当てられたＤＮＳサーバのＩＰアドレ
　　スを追加する。

　　ゲートウェイのインデックスの設定は空欄でよい。。

　　ＷＩＮＳのインデックスの設定は、「ＷＩＮＳの解決をしない」にチェックす
　　る。

　　ＩＰアドレスのインデックスは「ＩＰアドレスを自動的に取得」をチェックする。
　　「ＯＫ」ボタンを押して、「ネットワーク」の画面に戻る。

　⑤「ＯＫ」ボタンを押して「コントロールパネル」の画面に戻る。
　　（設定を変更した場合、ＦＤを抜き、再起動をしてください。）


（６）ダイヤルアップネットワークの設定

　①「スタート」－「プログラム」－「アクセサリ」－「ダイヤルアップネット
　　ワーク」を起動する。

　②新しい接続をダブルクリックし「新しい接続画面」を表示させる。

　　「接続名」として、例えばプロバイダ名「Ｐｒｏｖ」を入力する。

　　「モデムの選択」は非同期接続ならば「ＦＷ６４２０　ＡＳＹＮＣ１１５」
　　を、同期６４Ｋ接続ならば「ＦＷ６４２０　ＳＹＮＣ１１５」を設定し、
　　「次へ」ボタンを押す。

　③接続先（プロバイダ）の電話番号を入力し、「次へ」をクリックし、「接続作
　　成」が完了したら完了ボタンを押す。

　④「ダイヤルアップネットワーク」画面で先ほど選択した「Ｐｒｏｖ」を選択し、
　　メニューバ－の「ファイル」の「プロパティ」を選択する。

　　まず、電話番号が正しいかを確認する。

　　次に「接続の方法」が「ＦＷ６４２０　ＡＳＹＮＣ１１５」または、
　　「ＦＷ６４２０　ＳＹＮＣ１１５」となってることを確認する。

　⑤次に「設定」ボタンを押し、（２）項で設定したＦＷ６４２０のプロパティを
　　再度確認する。

　　「最高速度」に通信速度を設定する。非同期５７．６Ｋまたは３８．４Ｋの
　　インターネットプロバイダに接続する場合はプロバイダの通信速度に合わせて
　　５７．６Ｋ／３８．４Ｋに変更する。ＰＰＰ非同期／同期変換機能により同期
　　６４Ｋのインターネットプロバイダに接続する場合は１１５．２Ｋを設定する。

　　また、（２）項では現れなかった「オプション設定」インデックスを選択し、
　　「接続の管理」の「呼び出す前にターミナルウインドウを表示」と「呼び出し
　　てからターミナルウィンドウを表示」のチェックボックスをはずす。（選択し
　　ない。）「ＯＫ」ボタンを押して「Ｐｒｏｖ」の画面に戻る。

　⑥次に「サーバの種類」ボタンを押し「サーバの種類」画面を表示する。

　　「サーバの種類」は、「PPP:Windows95    Windows NT 3.5    インターネット」を
　　選択する。

　　詳細オプションは、「ネットワークへのログオン」をチェックし、「使用でき
　　るネットワークプロトコル」は「ＴＣＰ／ＩＰ」をチェックする。
　　他のチェックははずす。

　　次に「ＴＣＰ／ＩＰ」設定ボタンを押し、「ＴＣＰ／ＩＰ設定」画面を表示さ
　　せる。

　　「サーバが割り当てたＩＰアドレス」をチェックする。

　　「ネームサーバアドレスを指定」をチェックし、プライマリＤＮＳにプロバイ
　　ダのネームサーバアドレスを指定する。

　　「ＩＰヘッダ圧縮」をチェックする。

　　「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使用」をチェックする。
　　ＯＫボタンを押して、「サーバの種類」画面に戻り、ＯＫボタンを押して
　　「Ｐｒｏｖ」画面に戻り、ＯＫボタンを押して「ダイアルアップネットワーク
　　 画面」に戻る。


（７）プロバイダへのアクセス

　①ダイアルアップネットワーク画面で、（６）項で設定した「Ｐｒｏｖ」をダブ
　　ルクリックする。

　②「接続」画面で、

　　「ユーザ名」にはプロバイダから割り当てられたユーザ名（ＩＤ）を、
　　「パスワード」には、プロバイダから割り当てられたパスワードを入力する。


　　「電話番号」がプロバイダの電話番号となっているか、再度確認する。
　　特に市外局番などが重複していないか、入力されていないかを確認する。
　　接続ボタンを押し、回線に発信を開始する。

　　　注）回線に発信が開始すると、ＦＷ６４２０前面のＥＲランプが点灯
　　　　しＷｉｎｄｏｗｓ９５がダイアル完了するとＡＣＴランプが点滅します。
　　　　プロバイダとの回線接続が完了すると、ＦＷ６４２０のＡＣＴラン
　　　　プが点灯します。

　　　　　ＡＣＴランプが点灯すると、ＰＣの画面が「ダイヤル中」から「ユーザ
　　　　名とパスワードを確認中」に変化します。確認が正常に終了すると、「ネ
　　　　ットワークにログオン中」から「＊＊＊＊＊（設定した速度）で接続」と
　　　　表示され、接続が完了します。ウインドは最小化するかそのままで結構です。


（８）ブラウザの起動

　①ブラウザを起動し、ネットサーフィンをお楽しみ下さい。


（９）回線の切断

　①ダイアルアップネットワークの切断ボタンで回線を切断し、終了します。
    ＡＣＴランプが消えて回線が正常切断することを確認してください。


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