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DOS/V Power Report 1997 July
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README.TXT
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Text File
|
1997-03-05
|
10KB
|
229 lines
******************************************************************************
高速RS-232Cボード RSA-98Ⅲシリーズ for DOS
Copyright (C) 1996-97 I-O DATA DEVICE,INC.
******************************************************************************
このたびは、弊社製高速RS-232C拡張ボードをお買い上げいただきまして
ありがとうございます。RSA-98Ⅲシリーズ for DOS をより快適にご活用
いただくために、このファイルをよく読んでからご使用ください。
●このディレクトリの内容
\DOS
RSABIOS COM 常駐プログラム型BIOS
RSABIOS SYS デバイスドライバ型BIOS
RSACOM SYS ドライバ
README TXT このファイル
BIOSSAMP C BIOSを使用した C のサンプルプログラム
DRVSAMP BAS ドライバを使用した BASIC のサンプルプログラム
DRVSAMP C ドライバを使用した C のサンプルプログラム
CONFIG SYS システム構築用ファイル
RSAMODE EXE RSA-98Ⅲシリーズ用モード変更ユーティリティー
RSASETUP EXE RSA-98Ⅲシリーズ用ポート、INT設定ユーティリティー
●インストール方法
サンプルの CONFIG.SYS を参考にデバイス登録をしてください。
●常駐プログラム型BIOS ( RSABIOS.COM )
RSABIOS.COM はプロセスとして実行した後、BIOSが常駐するプログラムです。
RSABIOS.COM [オプション]
[オプション]
/Vxx ・・・ 割込みベクタ指定 ( 40h~7Fhまで )
デフォルトは 60h です。
/R ・・・・・ 常駐解除
/N ・・・・・ メッセージの非表示
/Ixxxx ・ BIOSが受信タイマ設定に使用するベースI/Oアドレ
スの指定
xxxx の下位4ビットは、0 でなければなりません。
/? ・・・・・ オプション表示
●デバイスドライバ型BIOS ( RSABIOS.SYS )
RSABIOS.SYS は、CONFIG.SYS に組み込むデバイスドライバ型のBIOSです。
ADDDRV / DELDRV に対応しています。
DEVICE=C:\RSABIOS\RSABIOS.SYS [オプション]
[オプション]
/Vxx ・・・ 割込みベクタ指定 ( 40h~7Fhまで )
デフォルトは 60h です。
/Ixxxx ・ BIOSが受信タイマ設定に使用するベースI/Oアドレ
スの指定
xxxx の下位4ビットは、0 でなければなりません。
/N ・・・・・ メッセージの非表示
●デバイスドライバ型ドライバ ( RSACOM.SYS )
CONFIG.SYS に組み込むキャラクタ型デバイスドライバ ( RSACOM.SYS ) です。
BIOS ( RSABIOS.SYS/COM ) が組み込まれている状態で使用します。
通信パラメータパケットと受信バッファは、ドライバ内で確保します。
一つのドライバが管理できる回線数は一つですが、組み込み時のスイッチによって
論理ファイル名を指定することができるため、COMA から COMZ までの26回線(A
~Z )を同時にオープンできます。
ドライバが管理する回線をユーザーが使用する場合には、ファイルとして扱えるた
め COPY コマンドなどにより簡単に入出力が行えます。
ドライバが管理する回線をアプリケーションが使用する場合には、システムコール
の Recive IOCTL Charcter / Send IOCTL Charcter を使用します。
DEVICE=C:\RSABIOS\RSACOM.SYS [オプション]
[オプション]
/Nx ・・・・ デバイス名の指定 ( 'A'~'Z'まで )
/NA とした場合、デバイス名は 'COMA' となります。また
/NZ とした場合、デバイス名は 'COMZ' となります。
デフォルトは 'A' でデバイス名は 'COMA' になります。
/Ixxxx ・ ベースI/Oアドレス指定
xxxx の下位4ビットは、0 でなければなりません。
デフォルトは 50E0h となります。
/Sxxx ・・ ストップビット指定
xxx は '1' または '1.5' または '2' のいずれかです。
/Px ・・・・ パリティ指定
x は 'E' または 'O' または 'N' のいずれかです。
'E' : Even (偶数パリティ)
'O' : Odd (奇数パリティ)
'N' : None (パリティなし)
/Lx ・・・・ キャラクタ長指定 ( 5~8まで )
/Fx ・・・・ フロー制御指定
x は 'X' または 'R' または 'D' のいずれかです。
'X' : Xon / Xoff
'R' : RTS / CTS
'D' : DTR / DSR
このスイッチを指定しない場合は、フロー制御しないとな
ります
/Bxxxx ・ ボーレート指定
300,600,1200,2400,4800,9600,19200,38400
57600,115200,230400,460800,921600
のいずれかです。
/Mxxxx ・ 受信バッファ長指定 ( 8~ 32000まで )
デフォルトは 4096 となります。
/Txxxx,yyyy
送信/受信タイムアウト指定 (単位は 10ms です)
xxxx は、送信タイムアウト時間の指定
yyyy は、受信タイムアウト時間の指定
例 /T500,1000 で送信タイムアウトが5秒
受信タイムアウトが10秒
デフォルトは 100 となります。
/Cxx ・・・ モデム制御
xx は '00' または '01' または '10' または '11' のいず
れかです。
xx RTS DTR
'00' OFF OFF
'01' OFF ON
'10' ON OFF
'11' ON ON
デフォルトは '11' となります。
フロー制御で、
RTS/CTS を指定した場合には、RTS の指定が、
DTR/DSR を指定した場合には、DTR の指定が、
それぞれ無視されます。
/R ・・・・・ メッセージの非表示
このスイッチは一番先頭に記述してください。
/Hx ・・・・ INT 割り込み指定 ( 0,1,2,3,4,5 のいずれか )
デフォルトは 0 となります。
●サンプルプログラム ( BIOSSAMP.C )
BIOSを使用した MS-C Ver6.00 のサンプルプログラムです。
各BIOSファンクション関数が記述してあります。
実行前に必ず BIOSSAMP.C を参照してください。
●サンプルプログラム ( DRVSAMP.BAS )
BIOSとドライバ ( COMA ) を使用した NEC N-88 BASIC Ver4.0 のサンプルプ
ログラムです。
回線 ( COMA ) からの入力/出力、COMA から COMB へのループバックするサンプル
プログラムです。 実行前に必ず DRVSAMP.BAS を参照してください。
●サンプルプログラム ( DRVSAMP.C )
BIOSとドライバ ( COMA ) を使用した MS-C Ver6.00 のサンプルプログラムで
す。
送信、受信関数が記述してあります。
実行前に必ず DRVSAMP.C を参照してください。
●RSA-98Ⅲシリーズ用モード変更ユーティリティー ( RSAMODE.EXE )
RSA-98Ⅲシリーズのモードを変更するためのユーティリティーで、RSA-98モード、
16550互換モードを切り替えることができます。
・RSA-98モード RSA-98のモード。最高921.6kbps。
・16550互換モード UART互換。最高115.2kbps。
オプションを付けないで起動すると、画面上で現在の設定から変更できます。
[オプション]
デフォルト:/M=1 /U=8 /H+ /I=E
/? オプション説明
/Pxxxx xx ベースI/Oアドレス (省略時 280h)
/M=[R|1] モード選択(R:RSAモード 1:16550モード)
/U=[8|0] ベースアドレスからのUARTの相対位置
/H[+|-] 自動ハードウェアフロー(+:ON -:OFF)
/I=[E|L] 割り込みタイプ(E:エッジ L:レベル)
注意 RSA-98Ⅲシリーズを2ndCCU相当として使用する場合は割り込みタイプをレベルに
設定してください。
●RSA-98Ⅲシリーズ用デフォルト設定ユーティリティー ( RSASETUP.EXE )
RSA-98ⅢシリーズのI/Oポート、INTを設定するためのユーティリティーです。
DOS、Windows3.1、Windows95、WindowsNTでRSA-98Ⅲシリーズを非PnPモードでご使
用の場合は必ず本ユーティリテーでI/Oポート、INTを設定してください。
RSA-98ⅢではCh1に対しての指定になりCh2のI/OポートはCh1+100h固定になり
ます。
RSA-98Ⅲシリーズを非PnPモード(SW1-1 OFF)で以下のように設定すると16550互換
モード(2ndCCU相当)として動作します。
設定例)
ベースI/Oアドレス 割り込み番号
2ndCCU 0230h(0238h) INT 1
ベースI/OアドレスはRSASETUPで設定するアドレスです。(xxxx)は実際にアクセスす
るベースアドレスです。
注意 16550互換モードでは115.2kbpsまでしか出せません。
●使用上の注意
複数のRSA-98Ⅲシリーズをご使用になる場合
複数のRSA-98Ⅲシリーズをご使用になる場合は、それぞれのボードのベース
I/Oアドレスの設定が重ならないようにしてください。
必ずディップスイッチを非PnPモードに設定してください。
また、RSA-98Ⅲシリーズ添付のドライバで複数のRSA-98Ⅲシリーズをご使用に
なる場合は、1枚目のボードのみ割り込みを設定します。(どのスロットのボ
ードでも可)このとき、必ずRSABIOS.COMまたはRSABIOS.SYSの"/I"オプション
の指定をしてください。
2枚目以降のボードは、「割り込み未使用」の設定にします。
設定例)
ベースI/Oアドレス 割り込み番号
ボード1枚目 50E0h INT 0
ボード2枚目 51E0h 未使用
ボード3枚目 52E0h 未使用
複数のRSA-98Ⅲシリーズを使用する場合、RSA-98モードの場合は上記の通り
になります。
MS-DOS版アプリケーションとWindowsの同時使用について
RSA-98Ⅲシリーズ添付のRSABIOSはWindowsと同時に使用できますが、
RSACOM.SYSは、Windowsとは同時に使用できません。
必ず、RSACOM.SYSをはずしてからWindowsを起動してください。
DOSウィンドウ上でシリアルポートを使用するアプリケーションと
Windows上でシリアルポートを使用するアプリケーションは、
シリアルポートの指定にかかわらず同時には使用できません。