この度は『 TOTAL 3D DirectX 対応 Windows95 ドライバ』をご使用いただき、まことにありがとうございます。この README.TXT には、『 TOTAL 3D DirectX 対応 Windows95 ドライバ』に関して、マニュアルには記述されていない補足事項について説明しています。ぜひご一読ください。なお、今後『 TOTAL 3D DirectX 対応 Windows95ドライバ』をバージョンアップされた際にもご覧ください。
Windows 95 に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている
方は、「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションを ON
にすると読みやすくなります。
1.インストールに関しての注意事項
『 TOTAL 3D DirectX 対応 Windows95ドライバ』は、Windows95 用ディスプレイドライバとユーティリティから構成されています。Windows95 の画面のプロパティ(コントロールパネルの「画面」アイコンをダブルクリックするか、デスクトップ上で右クリックで開くメニューのプロパティを選択すると現れます)のディスプレイの変更や、ハードウェアウィザードでインストールしてもユーティリティは組み込まれません(この場合ドライバーは正しく設定されています)。ユーティリティをインストールするにはディスケット中の SETUP.EXE を使用してください。
インストールを実行した場合、『 Power Window シリーズ 』のドライバとアプリケーションはすべて削除されます。もし、他のソフトウェアが同名のモジュールを使用している時は、そのソフトウェアが正しく動作できなくなることがあります。その場合には、ソフトウェアの再インストールをおこなってください。
巻戻しボタン、早送りボタン、コマ戻しボタン、コマ送りボタンが働きません。Audio CD を停止させると、必ず先頭のトラックに戻ります。
・再生画面のスライドバー
MPEG ファイルや Video CD をロードすると、動画ウィンドウの下部にスライドバーが現れます。スライドバーをドラッグすることにより見たい位置に映像を切り替えることができます。またスライドバーには、再生/一時停止ボタン、停止ボタン、前トラックボタン、次トラックボタンがついています。このボタンは Power Cinema 95 上にあるボタンと同じ働きをしますので、動画ウィンドウ上から動作することができます。
・再生フォーマットの変更
Power Cinema 95 から CD-i モードが One Track モードに代わり、CD-i を再生することができなくなりました。なお、弊社での動作保証対象外となりますが、お客様の環境で CD-i 再生が必要となる場合は、16 bit 用 CD-ROM ドライバをご用意いただき、DOS モードで 16 bit 用 CD-ROM ドライバが使用できるよう AUTOEXEC.BAT と CONFIG.SYS の内容を変更した上で、Windows フォルダ中の CANOPUS.INI に以下の記述を追加してください。
この機能をご使用になる場合は、米国 CompCore Multimedia, Inc. 製 MPEGドライバ「 SoftPEG 」をご使用ください。
[Power Cinema 95]
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・
CdiEnable=1
・Video CD の映像の調整について
一般に Video CD の映像は、Video CD プレーヤなどのビデオ機器環境で再生されるように作成されています。そのため PC のディスプレイ上にそのまま表示すると、横方向に引き伸ばされた映像になります。Power Cinema 95 は出荷時の設定では、画質を優先するためにそのまま表示していますが、Windows フォルダの中のファイル CANOPUS.INI に設定を追加することで、横方向に引き伸ばされた映像を調整することができます。この設定は下のように、MPEG ファイル、Video CD それぞれ別々に設定できます。