● Windows 3.1 でお使いの場合は Video for Windows 1.1e ランタイム版をシステムに組み込んでください。
● Power Cinema 95 (Ver3.1以降) は CD-I 未対応となりました。本文中の CD-I に関する記載は Power Cinema 95 (Ver3.1) より前のバージョンで有効となります。
● Video CD や CD-I を再生するためには、CD-ROM ドライブおよびドライバが Video CD や CD-I に対応している必要があります。Video CD や CD-I が再生できない場合は、CD-ROM ドライブのメーカに Video CD や CD-I への対応をお尋ねください。
Power Cinema は、再生しようとしている Video CD がプレイバックコントロールに対応している場合は、その機能を使って再生することができます。プレイバックコントロールを使用する場合は、Video CD の再生中に Power Cinema 上の RETURN ボタンを押してください。
● Power Cinema での Video CD と CD-I の映像の調整について
一般に Video CD や CD-I の映像は、Video CD プレーヤなどのビデオ機器環境で再生されるように作成されています。そのため、コンピュータディスプレイにそのまま表示すると横方向に引き伸ばされた映像になります。Power Cinema の出荷時の設定では、画質を優先するためにそのまま表示しています。ただし、WINDOWS フォルダにある CANOPUS.INI ファイルに設定を追加することで、横方向に引き伸ばされた映像を調整することができます。
この設定は下のように、MPEG ファイル、Video CD および CD-I で別々に設定できます。
Power Cinema で Video CD や CD-I の再生を行う場合には、メモリを多く必要とします。常駐している WINDOWS ソフトウェアを全て終了した上で動作させてみてください。また、コンベンショナルメモリの空き容量を"MEMMAKER (MS-DOS6.2/V)"を利用してできるだけ多く確保してください。
Power Motion を使用して Power Cinema で静止画像ファイルに保存またはクリップボードへコピーすると、再生しているサイズに関係なく1倍でキャプチャします。
● Power Cinema での CD-I の再生について
Power Motion を使用して Power Cinema で CD-I を再生する場合、最大トラック数が常に1になります。また、CD-I 再生時は、右側 80 ドットが表示されません。
● Power Cinema での Video CD 内の静止画像の表示について
Power Cinema では、Video CD 内の高精細静止画像の場合も、通常解像度の 352x240 で表示されます。
● Power Cinema でのスライドショーの再生に関する制限
Power Motion を使用して Power Cinema でプレイバックコントロール対応 Video CD のスライドショーの再生はできません。スライドショーのファイルを選択すると、先頭フレームの画像が表示されますが、それ以後の画像は表示できません。また、このときにポーズなどの操作を行ったあとその続きを再生すると、表示されている先頭フレームの画像も消えてしまいます。
●音量調節に関する制限
ハードウェアの制限上 Power Motion 単体では音量調節を行なうことはできません。Power Motion の Line Out を、ご使用の PC の Line In に接続することにより音量を変えることができます。Power Motion をアンプ付きスピーカなどの外部のオーディオ装置に接続する場合は、音量は接続した機器の方で調整してください。