巻戻しボタン、早送りボタン、コマ戻しボタン、コマ送りボタンが働きません。Audio CD を停止させると、必ず先頭のトラックに戻ります。
・再生画面のスライドバー
MPEG ファイルや Video CD をロードすると、動画ウィンドウの下部にスライドバーが現れます。スライドバーをドラッグすることにより見たい位置に映像を切り替えることができます。またスライドバーには、再生/一時停止ボタン、停止ボタン、前トラックボタン、次トラックボタンがついています。このボタンは Power Cinema 95 上にあるボタンと同じ働きをしますので、動画ウィンドウ上から動作することができます。
・再生フォーマットの変更
Power Cinema 95 から CD-i モードが One Track モードに代わり、CD-i を再生することができなくなりました。なお、弊社での動作保証対象外となりますが、お客様の環境で CD-i 再生が必要となる場合は、16 bit 用 CD-ROM ドライバをご用意いただき、DOS モードで 16 bit 用の CD-ROMドライバが使用できるよう AUTOEXEC.BAT と CONFIG.SYS の内容を変更した上で、Windows ディレクトリ中の CANOPUS.INI に以下の記述を追加してください。
Power Window MPEG ドライバでは One Track モードは使用できないので表示されません。この機能をご使用になる場合は、米国 CompCore Multimedia, Inc. 製 MPEG ドライバ「 SoftPEG 」をご使用ください。
[Power Cinema 95]
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CdiEnable=1
・Video CDの映像の調整について
一般に Video CDの映像は、Video CD プレーヤなどのビデオ機器環境で再生されるように作成されています。そのため PC のディスプレイ上にそのまま表示すると、横方向に引き伸ばされた映像になります。Power Cinema 95 は出荷時の設定では、画質を優先するためにそのまま表示していますが、Windows ディレクトリの中のファイル CANOPUS.INI に設定を追加することで、横方向に引き伸ばされた映像を調整することができます。この設定は下のように、MPEG ファイル、Video CD それぞれ別々に設定できます。
MPEG ファイル、Video CD について、スピードコントロール機能が働きません。AVI ファイルについては3倍速まで設定できますが、環境によっては3倍速に設定しても3倍速で再生されないことがあります。
・プレイバックコントロールについて
Video CD がプレイバックコントロールに対応している場合は、その機能を使って再生することができます。プレイバックコントロールを使用する場合は、Video CD 再生中に RETURN ボタンを押してください。
・Video CD 内の高精細静止画像の表示
米国 CompCore Multimedia, Inc. 製 MPEG ドライバ「 SoftPEG 」をご使用になれば、Video CD 内の高精細静止画像の表示ができるようになりました。高精細静止画像の表示を有効にするには、静止画の表示モードボタンを有効にしてください。ただし、Video CD 内の高精細静止画像によっては表示できない場合があります。