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/ DOS/V Power Report 1997 July / VPR9707B.ISO / DRIVER / CANOPUS / win95 / PCPCI_2 / PCPCI_2.LZH / README.TXT < prev    next >
Text File  |  1997-04-04  |  23KB  |  363 lines

  1.                                                                 1997/04/04
  2.                                                                 Ver 1.11
  3.  
  4.  
  5. 『Power Capture PCI』をご使用になる皆様へ
  6.                                                             カノープス株式会社
  7.  
  8.  この度は、カノープスのビデオボード『Power Capture PCI』をお買い上げいただき、ありがとうございました。 このREADME.TXTには、Power Capture PCIに関してマニュアルに記載されていない事項について述べられています。今後Power Capture PCIが改訂された場合には、是非このREADME.TXTをご覧ください。
  9.  
  10.     Windows 95に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている方は、
  11.     「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにすると
  12.     読みやすくなります。
  13.  
  14.  
  15. このドキュメントの内容
  16.  
  17.     (1) ご注意
  18.     (2) サンプル画像ファイルの取り扱いについて
  19.     (3) 脱落の少ないキャプチャ及び再生をする方法について
  20.     (4) オーバーレイ表示について
  21.     (5) 補足説明
  22.     (6) 制限事項
  23.     (7) マニュアルの訂正
  24.     (8) 登録商標および商標
  25.     (9) 変更履歴
  26.  
  27.  
  28.  
  29. (1)ご注意
  30.  
  31. ● 著作権にご注意ください。
  32. ・テレビ放送やビデオ等、他人の製作した映像をキャプチャした画像データは、個人として楽しむ以外は、著作権法上、権利者に無断では使用できません。また、個人として楽しむ目的であっても、複製が制限されている場合があります。キャプチャした画像データのご利用に対する責任は弊社では一切負いかねますのでご注意ください。
  33.  
  34. ●BIOS設定
  35. ・Plug and PlayをサポートしたBIOSを使用されている場合、CMOSセットアップの項目の中でPlug and Playに関係する設定があります。この中で、「ICUを使用する」という設定があれば、それを選択してください。また、Plug and PlayのOSを設定できるもので「Windows 95」が選択できるものは、それを選択してください。
  36.  
  37. ・Plug and Play をサポートしていないBIOSを使用されている場合、PCIの割り込みを手動で設定する(PCIバスまたは、ISAバスで使用する割り込みを予約する。)ものがあります。このタイプのBIOSで、PCIバスに複数枚のボードを使用する場合、その数だけPCIに割り当ててください。
  38.  
  39. また、各メーカー等から、BIOSのバージョンアップが行われている場合があります。特にPlug and PlayをサポートしていないBIOSを使用されている場合や、Windows 95が発売される以前に PC本体をご購入されている場合は各メーカーに問い合せてみてください。自作DOS/V機をご使用になられている場合は、各マザーボードのメーカーにお問い合わせください。また、インターネットにアクセスできる方ならば各マザーボードメーカーのFTPやWEBに最新のBIOSが上がっている場合がありますのでこちらもご確認ください。
  40. BIOSバージョンアップを行う場合は、説明書をよく読んで行ってください。
  41.  
  42. ●ケーブルの接続
  43. ・ビテオ機器またはPower Capture PCIの信号入力端子への接続がゆるんでいる場合は、正しくキャプチャできないことがありますので結線はしっかり行ってください。
  44.  
  45. ●拡張子が .avi、.mpg 以外のファイルを指定した場合、”ロード出来ません”のメッセージが表示され再生することができません。
  46.  
  47. ●Power Capture PCI以外のキャプチャドライバを使用している場合、ビデオ出力されないことがあります。この場合は、キャプチャドライバをCapture Mapper 95でPower Capture PCIのキャプチャドライバに変更してください。
  48.  
  49. ●一部のIBM Aptiva H54/H55/H56/H64/H65/H75において、Power Capture PCIが正しく認識されない場合があります。その時はドライバディスクのPCAPENB.EXEを以下の通りにセットアップしてください。
  50.         1 ドライバディスクのENABLEフォルダにあるPCAPENB.EXEをWindows 95がインストールされているハードディスクにコピーしてください。
  51.         2 メモ帳等で以下の一行をAUTOEXEC.BATの最後に追加してください。
  52.                 C:\PCAPENB
  53.           C:\の部分はPCAPENB.EXEをコピーしたディレクトリに適宜変更してください。
  54.           <<例>>
  55.                 PCAPENB.EXEをC:\OPTIONにコピーした場合は以下のようになります。
  56.                         C:\OPTION\PCAPENB
  57.           <<注意>>
  58.                 この部分には長いファイル名は使用できません。
  59.         3 Windows 95を再起動してください。
  60.  
  61.  
  62.  
  63. (2)サンプル画像ファイルの取り扱いについて
  64.  
  65. ●Power Viewディスクの\SAMPLEフォルダの中の"FUJI.JPG", "NIGHT.JPG", "HILL.JPG"および"KOBE.JPG"の著作権、版権などの諸権利については、写真の撮影者である伊達淳一氏が保有しています。これらの画像データについては、個人として鑑賞する以外の目的のために著作者に無断で使用することはできません。
  66.  
  67.  
  68.  
  69. (3)脱落の少ないキャプチャ及び再生をする方法について
  70.  
  71. ●CPU への負担を軽減するためにプレビュー表示を行わないでください。
  72.  
  73. ●ハードティスクのデータが断片化している場合は、デフラグ等のツールを使用してハードディスクの最適化を行ってください。
  74.  
  75. ●キャプチャ開始OKのボタンを押す時は、ハードディスクにアクセスしていないか確認してください。
  76.  
  77. ●バスマスタ方式でハードディスクにデータ転送する場合、ムラが発生することがあります。I/O転送に切り替えることが可能な場合、そちらを使用してください。
  78.  
  79. ●内蔵IDEディスクにブロック転送モードの設定がある場合、Disableに設定してください。
  80.  
  81. ●オーディオと同時にキャプチャする場合、オーディオが優先されて転送されますので、オーディオのサンプリングレート等の設定によっては画像データが脱落することがあります。そのような場合はオーディオの設定を音質の低い方に設定してください。
  82.  
  83. ●Video Commander 32等のキャプチャアプリケーション以外のアプリケーションは閉じておいてください。(特にファイル管理ソフト類は注意)。
  84.  
  85. ●キャプチャ先のドライブには、ドライブスペースなどのファイル圧縮対象のドライブを選ばないようにしてください。
  86.  
  87. ●システムエージェントが稼動していると、キャプチャ、再生とも、パフォーマンスが落ちる可能性がありますのでサスペンドしておいてください。
  88.  
  89. ●Windows 95のシステムファイルが入っているドライブと別の高速なHDを設け、キャプチャ専用とされることを推奨します。
  90.   推奨ハードディスク:QUANTUM社製 FB1280AT(IDE)
  91.  
  92. ●CD-ROMの自動挿入をOFFにしてください。
  93.   スタート -> 設定 -> コントロールパネル -> システム -> デバイスマネージャ -> CD-ROM -> 設定
  94.  
  95. ●補足説明の"再生時のコマ落ちについて"も参照してください。
  96.  
  97.  
  98.  
  99. (4)オーバーレイ表示について
  100.  
  101. ●オーバーレイ表示方法
  102.  
  103. 1 Direct Draw 対応グラフィックアクセラレータボードとの併用
  104. 対応アクセラレータボードとの併用で、最大1024x768ドット(※)の画面にオーバーレイ表示ができるようになります。通常は、こちらの方法をおすすめします。
  105. 対応アクセラレータボード:
  106.     ・Power Window 3DV・SX・4MC
  107.      (Ver. 4.03.00.1105以上のドライバが必要です。弊社登録ユーザ様はドライバのアップデートで使用できるようになります)
  108.     ・Power Window DX・DX/4MC
  109. ※ 色数、リフレッシュレートの設定によってはオーバーレイ表示できない場合もあります。
  110.  
  111. 2 アナログビデオ入力を持つビデオオーバーレイボードとの併用
  112. ビデオ入力機能を持つオーバーレイボードの入力端子にPower Capture PCIのビデオ出力を接続し、ビデオオーバーレイアプリケーションを動作させることで可能になります。ただし、そのビデオオーバーレイ機能がキャプチャドライバを使用せず、単独でオーバーレイできることが条件になります。オーバーレイ機能がキャプチャドライバに含まれている場合は、キャプチャドライバを2つ以上登録できないために、 Power Capture PCIのキャプチャドライバを付属のCapture Mapper 95でオーバーレイ表示ボードのドライバと入れ替えてください。
  113.  
  114. ● Video Commander 32でのオーバーレイ表示について
  115. Video Commander 32で対応しているオーバーレイ表示は、上記1のタイプだけであり、この場合のみオーバーレイ表示のコントロール(オーバーレイ表示のON、OFFやサイズ変更など)ができます。
  116.  
  117. ●オーバーレイ表示使用時の注意事項
  118. 弊社アクセラレータボードに付属しているPower Steering 95などの直接Windowsの画面モードを変更するユーティリティソフトは、オーバーレイ表示中に使用しないでください。
  119.  
  120. ●オーバーレイ表示機能使用時の画面の乱れについて
  121. オーバーレイ表示機能を使用しているとまれに、画面にノイズがでることがあります。
  122.  
  123. ●オーバーレイ表示機能使用時の文字のかすれについて
  124. オーバーレイ表示機能を使用しているとまれに文字がかすれる現象が起こります。このような現象が起きた場合にはMicrosoft Plus!の"スクリーンフォントの縁を滑らかにする"機能を使用しないでください。
  125.   スタート -> 設定 -> コントロールパネル -> 画面 -> Plus! -> スクリーンフォントの縁を滑らかにする
  126.  
  127. ●非圧縮キャプチャ中はオーバーレイ表示画面が停止します
  128.  
  129. ●ゲーム機を接続すると画面がくし状になる。
  130. ゲーム機等は正規のNTSC信号を出力していません。ゲーム機等の出力をオーバーレイ表示させた場合、くし状に画面に映像が残ることがありますが、Motion-JPEGでキャプチャしたファイルはオーバーレイで正常に再生表示されます。
  131.  
  132.  
  133.  
  134. (5)補足説明
  135.  
  136. ●ハードディスクのリード、ライト転送レートの測定結果は、純粋に計測結果のみを表示しています。
  137.  これに対し、最低JPEG圧縮率の計算は、ハードディスクの転送レートの測定結果だけをもとに算出されるのではなく、マザーボードのチップセットやその他の設定や環境も考慮しています。従って、転送レートの測定結果が同じ値でもマシンや環境が変わると最低JPEG圧縮率の算出値はそれに合わせて変化します。
  138.   また、最低JPEG圧縮率の計算は、あくまでも参考値として考えてください。実際のキャプチャでは、OSやVideo for Windowsおよびシステムの状態が複雑に関係してきます。これらが計算の誤差の要因となり食い違いがでることもありますのでご了承ください。
  139.   実際には、測定結果より高いデータ転送レートでキャプチャしてもコマ落ちしないこともあります。逆に低い場合でもコマ落ちすることもありますのでご注意ください。
  140.  
  141. ●HDの転送レート測定結果について
  142.  測定結果は、Windows 95の状態によって測定する度に若干変化します。従って、最低の圧縮率の計算結果等も若干変化しますので、この値は、大体の目安として考えてください。コマ落ちしないと表示されていてもコマ落ちする場合もありますし、その逆の場合もあります。圧縮ファイル対象ドライブについての転送レート測定は、正確にできませんのでご注意ください。
  143.  
  144. ●割り込みについて
  145.  本ボードは、Plug and PlayによりBIOSで割り当てられた空いている割り込みを1つ使用しますが、他のPCIボードと同一チャネルの割り込みを共有することはできません。PCIバスの割り込みは、ISAバスやシステムで使っていない空いているチャネルが割り当てられるようになっています。例えば、ISAバスで多くの割り込みを使用してPCIバス用に1つしか空いていないような場合で、かつ、本ボード以外のPCIボードも割り込みを使用する場合は、BIOSによりそれぞれのボードに同じチャネルが割り当てられます。このような場合は、本ボードが正常に動作できなくなりますので、ISAバスで使用する割り込みを減らすようにボードを取り外すなどの変更をしてください。
  146.  
  147. ●リモコンのボタンの反応が鈍い場合
  148.  ファイル再生時にリモコンのボタンを押しても反応しなくなった時は、マウスの右ボタンを1度クリックして見てください。ボタンの反応がよくなることがあります。
  149.  
  150. ●Media Studio 2.5 Video Editionで作ったAVIファイルを再生するとコマ落ちが激しい
  151.  Media Studio 2.5 Video Editionのビューワーで再生せずに、全てのアプリケーションを閉じて、Video Commander 32かメディアプレーヤだけで再生してみてください。
  152.  
  153. ●キャプチャするたびにAVIファイルが増えてしまう。
  154.  Video Commander 32はファイル名の後ろに数字がある場合、キャプチャするごとに数字を+1したAVIファイル名を作成します。したがって、自動的なファイルの追加は、ファイル名の後ろに数字を付けないことによって回避することができます。
  155.  
  156. ●VTR(ビデオデッキ等)で早送り、巻き戻し、ポーズ等をかけると画面がくずれる。
  157.  VTRの早送り、巻き戻し、ポーズ状態では出力されているビデオ信号は通常のNTSC信号と少し違っています。キャプチャするには正規のNTSC信号を入力してください。
  158.  
  159. ●VTRのチャンネルを激しく切り替えると、画面がくずれる。
  160.  VTRのチャンネルを切り替えるときに出力されているビデオ信号は通常のNTSC信号と少し違っています。そのために画面がくずれる場合があります。
  161.  
  162. ●Video Commander 32を起動していない時はビデオ出力には何が出ているのか。
  163.  Video Commander 32を起動していない状態ではコンポジットビデオ出力にはVideo 1入力が、S-Video出力にはVideo 3入力がバイパスして出力されます。Video Commander 32を起動していない時にバイパスしてビデオをご覧になる場合はなるべくVideo 1かVideo 3に接続してください。
  164.  
  165. ●再生スピードのx3を選択してもスピードがアップしない。
  166.  オーディオと同時にキャプチャしている場合、Video for Windowsはオーディオを優先して再生させるために映像が追いつかなくなりスローになることがあります。そのような時はx3モードは使用しないでください。
  167.  
  168. ●正常にキャプチャ終了したのに、再生すると早送りになる。
  169.  オーディオと同時にキャプチャし、脱落フレームが大量に発生した場合、キャプチャ時間が設定より短いAVIファイルが作成されることがあります。このようなファイルは、再生すると早送りのようになります。圧縮率を現在より高めにするかキャプチャレートを下げてキャプチャし直してください。
  170.  
  171. ●プレビュー表示すると画面の色がおかしい。
  172.  プレビューは画像をグラフィックで表示するために、Windowsの表示色に依存します。カラーパレットを6万色以上に設定してください。
  173.  
  174. ●動画キャプチャ時のインジケータ表示について
  175.  お使いのパソコン本体を始めとする環境によりましては、Power Capture PCIは取り込み処理を優先し、インジケータの進行が画面上では止まっているように見えることがありますが、キャプチャはOKボタンをクリック後から開始され、キャプチャ終了後にインジケータの進行が表示されます(圧縮率などによりましてはインジケータ表示が行われないこともあります)。
  176.  
  177. ●プレビュー表示中のキャプチャについて
  178.  WINDOWSフォルダにあるCANOPUS.INIの中のセクション
  179.  
  180.     [Video Commander 32 Capture]
  181.     PreviewStop=0
  182.  
  183.   の設定値を1に書き換えることにより、キャプチャステータス表示後にプレビュー表示を止めることができます。キャプチャ中はプレビュー表示は止まったままになりますが、脱落の少ないキャプチャができます(ビデオ出力は止まりません)。
  184.  
  185.  プレビューをONにしたままキャプチャを行うと、キャプチャステータス表示後キャプチャ開始のダイアログが出ないことがあります。このような場合、[Alt]キーを押すことによりダイアログが表示されますが、上記のキャプチャ中にプレビュー表示しない設定にしておくと、毎回[Alt]キーを押すことなくダイアログが表示されます。
  186.  
  187. ●Motion JPEG形式 のフルモーションキャプチャについて
  188.  Video for Windowsを使用し、フレームレート30FPSでキャプチャした時に、下記の様な症状が発生することがあります。
  189.  
  190. (コマ落ちの症状)
  191.  30FPSのキャプチャをすると約27秒毎に1フレームの脱落フレームが発生することがあります。この間隔は、ビデオソースによって若干変化します。また、フレームレートを15FPSにすると、コマ落ちの時間間隔は、約2倍になります。音なしでも、この症状は発生します。ただし、このコマ落ちは連続するビデオフレームのデータが実際に欠落したのでなく、Video for Windowsがフレーム数を計算するために使用しているフレームレートと、実際のビデオ信号のフレームレートとの間にわずかな差があり、これをVideo for Windowsが一定の周期でコマ落ちが発生したと誤認していることが要因として考えられます。
  192.  
  193. (音ずれの症状)
  194.  音と一緒に長時間キャプチャしたファイルを再生すると、絵と音の時間がずれてくることがあります。
  195.  
  196. これらの症状は、Video for Windowsの制限からくるもので、ドライバの対応だけでは限度があり、2つの症状の両方を解決することは残念ながらできません。
  197.  
  198.  そこで、これらの症状に対応した下記の2種類のキャプチャドライバを用意しましたので、用途によって、どちらを優先して対策するかを決めていただいて、それに合わせてドライバを使い分けてください。
  199.   a)コマ落ち対策ドライバ:Driver Diskの\VCAP\FULLフォルダのPWCPVCAP.DRV
  200.     本来の転送レート、サイズ等の理論的な原因がない限り、コマ落ちはしませんが、場合によっては、音と絵の再生の時間が若干ずれることがあります。
  201.  
  202.   b)音ずれ対策ドライバ:Driver Diskの\VCAP\SYNCフォルダのPWCPVCAP.DRV
  203.     音と絵の再生の時間が正しく同期が取れており、時間のずれは起きません。ただし、本来の転送レート、サイズ以外で問題がない場合でも約27秒周期でコマ落ちが発生する可能性があります。
  204.  
  205. セットアップ終了後は、a)のドライバがインストールされるようになっています。
  206.  
  207. ドライバの変更方法
  208.  2種類のドライバは、異なる上記のフォルダに同じファイル名PWCPVCAP.DRVで入っています。
  209.  Power Capture PCI関係のアプリケーションを起動していない状態で、エクスプローラなどを使って、必要とする方のファイルをwindows\systemフォルダにコピーしてください。
  210.  
  211. ●正しくないJPEG データをグラフィック再生するとハングアップする
  212.  JPEGのデータを可能な限り高速に展開するためにデータの検証は必要最小限しか行っておりません。入力ソースを調整してもハングアップしてしまう場合にはWINDOWSフォルダのCANOPUS.INIに以下の設定を行ってください。ただし、この設定を行うとJPEGのデータ展開が遅くなります、また、不正なフレームは真っ白の映像に展開されます。
  213.     [pwcpmjpg.drv]
  214.     CheckJPEGData=1
  215.  
  216. ●連続フレームキャプチャ設定にファイルサイズボタンが無い
  217.  連続フレームキャプチャ設定からファイルサイズボタンを取りました。ファイルサイズを1Mbyteより大きく設定するとキャプチャ性能が悪くなるため、バージョン1.10から必ずファイルサイズの初期値を1MByteにしました。
  218.  
  219. ●既存のファイルにキャプチャするように設定し、キャプチャスタートのダイアログでキャンセルを押したのにファイルが消えた
  220.  既存ファイルにキャプチャする場合に上書きの確認後は既存ファイルが消えます。
  221.  
  222. ●他の弊社製品のアンインストール
  223.  他の弊社製品をアンインストールすると、共通モジュールが削除されてしまう場合があり、Power Capture PCIが正しく動作しなくなる場合があります。その場合はPower Capture PCIのドライバとアプリケーションを再度インストールしてください。
  224.  
  225. ●再生時のコマ落ちについて
  226.   再生時にコマが落ちてしまう問題を解決するには以下のことを行ってください。
  227.   なお、お使いのコンピュータの環境にもよりますが、64MByte以上のメモリを推奨します。
  228.   1) Video Commander 32のオプションの"再生コマ落ち対策ドライバを使用する"をチェックする。
  229.      このドライバを使用する事により1GByteを超えるAVIファイルを再生する事が出来ます。
  230.      制限事項
  231.      + Motion-JPEG以外のAVIファイルおよびグラフィック再生はできません。Video Commander 32で非圧縮などを再生しようとすると"ファイルが開けませんでした"のエラーが出ます。
  232.      + ファイルの形式やお使いの環境によっては正しく再生できない場合があります。
  233.  
  234.   2) Video Commander 32のオプションの"再生ドライバの為にメモリを確保する"をチェックする。
  235.      制限事項
  236.      + Windows起動時に8MByteのメモリを確保します。
  237.  
  238.   3) 仮想メモリを使用しない。
  239.      スタート -> 設定 -> コントロールパネル -> システム -> パフォーマンス -> 仮想メモリ -> 自分で設定する -> 仮想メモリを使わない
  240.      制限事項
  241.      + お使いのコンピュータの環境によっては正しく動作しない可能性があります。
  242.  
  243. ●カラー信号の無い入力映像を使用する場合
  244.  カラー信号の無い入力映像を使用する場合、WINDOWSフォルダのCANOPUS.INIに以下の設定をおこなってください。
  245.     [pwcpvcap]
  246.     NoColorSignal=1
  247.  
  248.  
  249.  
  250. (6)制限事項
  251.  
  252. ●Video Commander 32でVIDEO-CDやCD-Iの再生は行えません
  253.  お使いのCD-ROMドライブがVIDEO-CDの再生に対応しているのであれば、メディアプレーヤーで再生することが可能です。
  254.  
  255. ●Power Capture PCIでの静止画像ファイルへの保存について
  256.  Power Capture PCIで静止画像ファイルに保存すると、再生しているサイズに関係なく等倍でキャプチャします。
  257.  
  258. ●Power Capture PCIの非圧縮RGBキャプチャについて
  259.  非圧縮RGBキャプチャを選択した場合、PCの環境により動きの速いシーンで画面にノイズが出ることがあります。この症状は、マザーボードのチップセットにより程度が変わります。
  260.  
  261. ●Power Capture PCIの再生について
  262.  低い圧縮率で映像の切り替わりの激しい物をキャプチャした場合、正しく再生できない場合があります。
  263.  
  264. ●1GByteを超えるAVIファイルの再生について
  265.  Windows 95での制限事項により、1GByteを超えた後のデータは再生できません。
  266. そのため、キャプチャ時には、1GByteを超えるファイルを作成することはできますが、再生ができませんので1GByteを超えるようなAVIファイルを作らないようにしてください。
  267.  なお、1GByteを超えるAVIファイルであっても Ver1.11 からサポートされた"再生コマ落ち対策ドライバ”を使用することで再生可能となります。このドライバをご使用いただける環境をお持ちの方は、一度お試しください。
  268. ※「(5)補足説明 - ●再生時のコマ落ちについて」も併せてご覧ください。
  269.  
  270. ●ビデオ入出力自動切換えタイプのTVモニタについて
  271.  一部の液晶付きのビデオカメラ等には、ビデオのコネクタが一つで入出力を信号の状態により自動切換えする製品があります。このような製品をビデオ出力時のTVモニタとして使用すると正常に表示できないことがあります。このような場合は、TVモニタを交換してください。
  272.  
  273.  
  274.  
  275. (7)マニュアルの訂正
  276. ●User's Manual(Version 1.0/J)p.39 トラブルシューティング
  277.   誤:[Video Commander Capture]
  278.   正:[Video Commander 32 Capture]
  279.  
  280.  
  281.  
  282. (8)登録商標および商標
  283. ●WindowsおよびMicrosoftは米国Microsoft Corporationの登録商標です。
  284. ●その他の商品名は各社の商標または登録商標です。
  285.  
  286.  
  287.  
  288. (9)変更履歴
  289.  
  290. この履歴中に記されているバージョン番号は、製品全体としてのバージョン番号です。各アプリケーション、ドライバのファイル単体としてのバージョン番号は、製品のバージョン番号とは異なる場合があります。
  291.  
  292. -------------------------------
  293. ● 1.00     Release: 1996/08/01
  294. -------------------------------
  295. 最初のリリース。
  296.  
  297. -------------------------------
  298. ● 1.01     Release: 1996/10/07
  299. -------------------------------
  300. [Video Commander 32]
  301.   ●ActiveMovieのMPEGドライバに対応しました。
  302.   ●MPEGドライバがCompCore以外の場合にAVIファイルの静止画保存できない問題を解決しました。
  303.   ●キャプチャファイルを指定するところで、".AVI"をつけない場合に正しくキャプチャできない問題を解決しました。
  304. [ドライバ]
  305.   ●再生時にまれに「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます。......」 というエラーがでる問題を解決しました。
  306.   ●新たに、TVサイズ(小)、TVサイズ、ワイドTVのサイズをキャプチャできるようにしました。
  307.   ●キャプチャレートを小数第三桁まで対応しました。例:29.975fps
  308.   ●キャプチャ中に不正な信号を入力された場合に対応しました。
  309.   ●キャプチャフォーマットの選択のダイアログのデザインを変更しました。
  310.   ●ソフトウェアのみでMotion JPEGが再生できるドライバを新たに添付しました。ファイルはドライバディスクのMJPGDEC2のフォルダにあります。
  311.   ●一部のFMVで動作しなかった問題を解決しました。
  312. [その他]
  313.   ●Power Capture PCIの動作環境をチェックするPCAPCHK.EXEを添付しました。PCAPCHK.EXEはPCIVIEW.EXEの機能を包含しているため、PCIVIEW.EXEを添付ファイルから外しました。
  314.  
  315. -------------------------------
  316. ● 1.02     Release: 1996/10/23
  317. -------------------------------
  318. [ドライバ]
  319.   ●カラー信号の無い入力映像に対応しました。
  320.   ●電源投入後、ビデオ出力がまれに左に寄ってしまう問題を解決しました。
  321. [その他]
  322.   ●Version 1.00にVersion 1.01を上書きインストールするとCINEMA95.DLLが正しく書き換わらない問題を解決しました。
  323.  
  324. -------------------------------
  325. ● 1.03     Release: 1996/11/05
  326. -------------------------------
  327. [ドライバ]
  328.   ●一部の機種で正しくキャプチャできない問題を解決しました。
  329.  
  330. -------------------------------
  331. ● 1.10     Release: 1997/01/31
  332. -------------------------------
  333. [全般]
  334.   ●対応アクセラレータボードとの併用で、最大1024x768ドット(※)の画面にオーバーレイ表示ができるようになりました。
  335. 対応アクセラレータボード:
  336.     ・Power Window 3DV・SX・4MC
  337.      (Ver. 4.03.00.1105以上のドライバが必要です。弊社登録ユーザ様はドライバのアップデートで使用できるようになります)
  338.     ・Power Window DX・DX/4MC
  339. ※ 色数、リフレッシュレートの設定によってはオーバーレイ表示できない場合もあります。
  340.  
  341. [ドライバ]
  342.   ●再生時、まれにハングアップする問題を解決しました。
  343.   ●グラフィック再生等のときにJPEGのデータが正しいかどうかを検証できるようにしました。
  344.   ●キャプチャフォーマットの設定ダイアログで、前回選択されていたドライブが存在しないときに空き容量が正しく表示されない問題を解決しました。
  345.   ●正しくないJPEG データを、グラフィック再生するとハングアップする不具合の対策を、CANOPUS.INIファイルの変更によりできるようになりました。
  346.  
  347. [Video Commander 32]
  348.   ●ファイルサイズを1Mbyteより大きく設定するとキャプチャ性能が悪くなるため、連続フレームキャプチャ設定からファイルサイズボタンを取りました。
  349.  
  350. -------------------------------
  351. ● 1.11     Release: 1997/04/04
  352. -------------------------------
  353. [ドライバ]
  354.   ●オーバーレイが可能でない場合でも、可能と動作する場合があった問題を解決しました。
  355.   ●一部のPCでハングする問題を解決しました。
  356.   ●再生時のコマ落ちを軽減しました。
  357.  
  358. [Video Commander 32]
  359.   ●"ビデオキャプチャに関する基本操作手順"を表示するようにしました。
  360.   ●再生のコマ落ち対策ドライバに対応しました。
  361.  
  362. 以上
  363.