home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 1997 July
/
VPR9707A.ISO
/
OLS
/
Win32
/
Autont31
/
AUTONT31.LZH
/
README.TXT
< prev
next >
Wrap
Text File
|
1996-10-27
|
4KB
|
95 lines
//
// AutoNT version 3.1
// Copyright 1996/10/27 住井英二郎
//
1. AutoNTとは何ぞや?
AutoNTは、Microsoft Windows NTのログオン手続きを省略して、起動するだけであ
らかじめ指定したユーザーとしてログオンするためのプログラムです。当然ですが、
Administrator権限を持つユーザーでないと使えませんし、複数のユーザーがいてセ
キュリティが要求されるシステムでも使わないほうがいいでしょう。でも、一個人で
NTを使っている場合には便利だと思います。
2. 手っ取り早い使い方
I. Windows NT 3.5または3.51の場合
1) AutoNT用のディレクトリを作り、AutoNT.exeとSetUp.exeを解凍してください。
2) SetUp.exeを実行して、自分のユーザー名とパスワードを指定してください。
3) AutoNT.exeをスタートアップグループに登録し、一回実行してください。
II. Windows NT 4.0の場合
1) AutoNT用のフォルダを作り、AutoNT.exeとSetUp.exeを解凍してください。
2) SetUp.exeを実行して、自分のユーザー名とパスワードを指定してください。
3) 「スタート」→「設定」→「タスクバー」→「スタートメニューの設定」→
「詳細」を選択してください。
4) 「スタートアップ」フォルダの下にAutoNT.exeへのショートカットを作成し、
「プロパティ」→「ショートカット」→「作業フォルダ」に1)で作ったフォル
ダを指定してください。
3. 詳しい使い方
コマンドラインの書式は次の通りです。
AutoNT [ /C | /L | /S | /R ] [=ユーザー名:パスワード]
ユーザー名とパスワードは省略できます。両方省略すると、SetUp.exeで指定した
ユーザー名とパスワードが使われます。パスワードだけ省略すると、空のパスワード
が使われます。
オプションの機能は以下の通りです。
/C … 自動ログオンをキャンセルします。
/L … 次回のログオンを自動化してから、ログオフします。結果的に、ログオフ
してからすぐにまたログオンすることになります。
/S … 次回のログオンを自動化してから、システムをシャットダウンします。
/R … 次回のログオンを自動化してから、システムをリブートします。
4. アンインストールのしかた
1) 「AutoNT /C」を実行してください。
2) プログラムマネージャのグループなどから、AutoNTをすべて削除してください。
3) AutoNTを解凍したディレクトリをディレクトリごと削除してください。
5. 注意
1) 最初にも書きましたが、複数の利用者がいてセキュリティ上問題となる可能性が
あるときには、使用しないでください。
2) 指定したユーザー名とパスワードは、同じディレクトリのAutoNT.datというファ
イルに保存され、またHKEY_LOCAL_MACHINE上の
\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\DefaultPassword
というレジストリキーにも書き込まれます。他人にパスワードを知られたくない
ときには、それぞれ適当なアクセス権を設定してください。
3) 一時的に手動ログオンしたいときには、ログオン時にShiftキーを押しつづけてい
ると、通常のログオン画面が出ます。
4) コマンドラインからパスワードを指定すると、当然パスワードが画面に表示され
てしまいます。パスワードを見られたくない方はSetUp.exeを利用してください。
6. その他
「こんな簡単なプログラムを公開するな!」と言われそうですが、結構便利なので
恥を忍んで公開しています。どうか怒らないでください。(^^;
AutoNTはフリーソフトウェアです。再配布、転載等は自由ですし、他のソフトのモ
ジュールとして利用してもかまいません。ただし、どの場合もこのドキュメントは必
ず添付してください。また、万が一AutoNTの使用によって何らかの損害が発生しても
責任は負いかねますのでご容赦ください。
お使いになられたら、是非ご意見、ご感想等をメールにてお知らせください。WWW
にアクセスできる方は、よろしかったらホームページも見てやってください。ちょっ
とローカルなことも書いてありますが。(^_^)
// http://www.is.s.u-tokyo.ac.jp/~sumii/
// sumii@is.s.u-tokyo.ac.jp
//
// 住井 英二郎