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- * LHAユーティリティ Ver2.41 使用説明書 *
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- -------------------------------- 目 次 ------------------------------------
- 1.操作方法
- (1)既存ファイルの操作方法
- (2)新規ファイルの操作方法
- 2.メインウィンドウ
- (1) [開く]ボタン 《 ファイル(F)->開く(O) 》
- (2) [解凍]ボタン 《 編集(R)->解凍(E) 》
- (3) [圧縮]ボタン 《 編集(R)->圧縮(P) 》
- (4) [削除]ボタン 《 編集(R)->削除(D) 》
- (5) [閲覧]ボタン 《 編集(R)->閲覧(V) 》
- (6) [全選択}ボタン《 編集(R)->全選択(A) 》
- (7) [設定]ボタン 《 設定(S)->オプション設定(O) 》
- (8) [最少化]ボタン
- (9) 書庫内ファイル名一覧ウィンドウ
- (10)ファイルの選択方法
- (11)ドラグ&ドロップの使用方法
- (12)ツールバーについて
- 3.ファイル選択ウィンドウ
- 4.ディレクトリ選択ウィンドウ
- 5.ファイルビュワーウィンドウ
- 6.ファイルビュワー設定ウィンドウ
- 7.設定ウィンドウ
- 8.関連付けの設定ウィンドウ
- 9.ソート指定ウィンドウ
- 10.その他
- 11.注意事項
-
- ============================================================================
- 1.操作方法
- ============================================================================
- 基本的な操作方法を説明します。
-
- --------------------------------
- (1) 既存のファイルを処理する方法
- --------------------------------
-
- 【LHAのファイルを読み込む】
-
- LHUTを起動して「開く」ボタンを押して下さい、ファイル選択ウィンドウ
- が開きます。マウスでファイル名をクリックするかキーボードから入力して下さ
- い、この時ファイルは複数指定できます。例えば2つ指定すればLHUTがもう
- 1つ起動して2つ同時に処理できます。
-
- ドラグ&ドロップでファイルマネージャー等からファイル名を持ってくること
- もできます。
-
- 【解凍する】
-
- 解凍する時はまず解凍したい書庫ファイルを指定してください、全部の場合は
- 「全マーク」ボタンを押せば全ての書庫ファイルが反転表示されます。
-
- 個別に解凍する場合は「CTRL」キーを押しながらマウスでクリックしてくださ
- い、クリックしたファイルが反転表示されます。指定後「解凍」ボタンを押して
- 下さい、解凍先のディレクトリを指定するウィンドウが開きます。ここでディレ
- クトリを指定すると解凍作業に入ります。解凍中はグラフウィンドウに経過情報
- が表示されます。
-
- ドラグ&ドロップで解凍ファイルをアプリケーションに渡せます。操作方法は
- ドラグ&ドロップの操作をご覧ください。
-
- 【書庫にファイルを追加する】
-
- 「圧縮」ボタンを押してください、圧縮するファイルを指定するウィンドウが
- 開きます、ここでファイルを指定してください。複数のファイルが指定できます。
-
- ただし違うディレクトリの複数ファイルの場合はディレクトリごとにファイル
- を指定して圧縮してください、一度に複数のディレクトリのファイルは圧縮でき
- ません。
-
- 圧縮するファイルはドラグ&ドロップでファイルマネージャー等から持ってく
- る事もできます。この場合はGRPH(ALT)キーを押しながらドラグ&ドロ
- ップしてください。
-
- 【書庫内ファイルの内容を見たり変更したい時】
-
- 書庫内のファイルの内容を見たい時は、ファイル一覧のファイル名をダブルク
- リックしてください。ファイル名が関連付けされていれば(例えば".WRI"のファ
- イルをダブルクリックすると"ライト"が起動する)指定プログラムを起動して、
- 指定ファイルの内容が閲覧できます。
-
- もし関連付けされていなければ内蔵のファイルビュワーが起動されます。内蔵
- のファイルビュワーは指定のプログラムに変更できます。
-
- ファイルの内容が変更されていた場合、終了時に修正したファイルを更新する
- か聞いてきます。「はい」を選択した場合書庫内のファイルを変更します。
-
- 【書庫のファイルを削除したい場合】
-
- 書庫内のファイルを削除する場合、まず削除したいファイルを選択してくださ
- い。「全マーク」で全部選択した場合、書庫内のファイルだけでなくLZHファ
- イル自体も削除されます。
-
- --------------------------------
- (2) 新規のファイルを処理する方法
- --------------------------------
-
- 新しく書庫ファイルを作成する場合は、まずLHUTを起動します。ファイル
- 名が”newfile.lzh”となっています。これが一時的な書庫ファイル
- の名前です。
-
- この時点では、圧縮ボタンだけ使用可能です。圧縮ボタンを押してください。
- 圧縮するファイルを指定するウィンドウが開きます。ここでファイルを指定して
- ください、複数のファイルが指定できます。
-
- ただし違うディレクトリの複数ファイルの場合はディレクトリごとにファイル
- を指定して圧縮してください、一度に複数のディレクトリのファイルは圧縮でき
- ません。
-
- 圧縮するファイルはドラグ&ドロップでファイルマネージャー等から持ってく
- る事もできます。この場合はGRPH(ALT)キーかSHIFTキーかCTR
- Lキーを押しながらドラグ&ドロップしてください。
-
- 「閲覧」や「削除」は上記の操作方法で同様にできます。
-
- 終了時にファイル名を付けて保存するか聞いてきます。「はい」を選択した場
- 合、ファイル名を入力するウィンドウが出てきます。まず保存したいサブディレ
- クトリを選択してください。それからファイル名を入力してください。もし現在
- あるファイル名を入力した場合、上書きしても良いか聞いてきます。「はい」を
- 選択した場合、既存のファイルに上書きします。
-
- ☆☆注意事項☆☆
-
- 新規ファイルを処理する場合、一時ファイルをテンポラリに作成します。テン
- ポラリの空き容量が少ない場合、処理が途中で終了してしまいます。ラムディス
- ク等のテンポラリドライブで空き容量が少ない場合、充分空き容量のあるハード
- ディスク等をテンポラリドライブに指定してください。
-
- テンポラリドライブの指定方法は、AUTOEXEC.BATに”SET T
- EMP=F:¥”等と書いてあります。この行の”=F:¥”を空き容量のある
- ドライブに書き換えてください。
-
-
- ============================================================================
- 2.メインウィンドウ
- ============================================================================
- LHAユーティリティのウィンドウです
-
- ---------------------------------------
- (1) [開く]ボタン 《 ファイル(F)->開く(O) 》
- ---------------------------------------
- LHA、ZIPのファイルをオープンします
-
- ファイル選択ウィンドウが開きますので、目的のファイルをダブルクリックす
- るか、ファイル名を直接入力してください。ファイルをドラグ&ドロップでも指
- 定ができます。(ドラグ&ドロップとは、ファイルマネージャーなどでファイル
- 名にカーソルを合わせマウスの左ボタンを押したままマウスを動かしてLHAユ
- ーティリティのウィンドウに持ってきてボタンをはなす操作です。)
-
- ドラグ&ドロップの操作方法は別に説明します。
-
- ---------------------------------------
- (2) [解凍]ボタン 《 編集(R)->解凍(E) 》
- ---------------------------------------
- ファイルを解凍します
-
- 解凍したいファイル名を指定してからボタンを押してください。解凍ファイル
- の指定は、複数選択できます。複数のファイル名の選択方法は別に説明します。
- 解凍先ディレクトリ選択ウィンドウがオープンしますので、ディレクトリを指定
- してください。なおこの時、ディレクトリの新規作成をすることができます。
-
- 解凍ファイルはドラグ&ドロップで指定アプリケーションに持っていくことが
- できます。ドラグ&ドロップの操作方法は別に説明します。
-
- ---------------------------------------
- (3) [圧縮]ボタン 《 編集(R)->圧縮(P) 》
- ---------------------------------------
- 書庫にファイルを追加します
-
- ファイル選択ウィンドウが開きますので、目的のファイルを選択してください。
- なおこの時、圧縮ファイルは複数選択できます。選択方法は別に説明します。
-
- 圧縮するファイル名はドラグ&ドロップでも指定ができます。ZIPは圧縮処
- 理はできません。
-
- ---------------------------------------
- (4) [削除]ボタン 《 編集(R)->削除(D) 》
- ---------------------------------------
- 書庫のファイルを削除します
-
- 解凍と同じ方法でファイル名を選択して下さい。ファイルは複数選択できます。
- ボタンを押すと削除してよいか聞いてきますので、'OK' か 'キャンセル’を選択し
- てください。ZIPは削除処理はできません。
-
- ---------------------------------------
- (5) [閲覧]ボタン 《 編集(R)->閲覧(V) 》
- ---------------------------------------
- 書庫のファイルの閲覧をします
-
- ファイル名を選択してボタンを押してください。複数のファイルが選択されて
- いる時は先頭のファイルが対照になります。閲覧できるのは、テキストファイル
- だけです。バイナリファイルの場合はエラーにはなりませんが、何も表示されま
- せん。(たまにゴミみたいなものが表示される場合がある)
-
- SHIFTキーを押しながらリターンキーを押しても閲覧できます。
-
- 拡張子が".BMP"か".DIB"の場合内蔵のビットマップビュワーを起動します。
- 拡張子が".ICO"の場合内蔵のアイコンビュワーが起動します。
- 拡張子が".WAV"の場合は再生します。
-
- --------------------------------------------
- (6) [全選択}ボタン 《 編集(R)->全選択(A) 》
- --------------------------------------------
- すべてのファイル名を選択します
-
- 選択とは、ファイル一覧の窓でファイル名が反転表示されることです。
- 解凍・閲覧の対照は、この反転されたファイルになります。
-
- -------------------------------------------------
- (7) [ソート]ボタン 《 ソート(S)->ソートの指定(S) 》
- -------------------------------------------------
- 書庫内ファイル一覧のソートを指定します。
-
- ソートする項目を指定するウィンドウが出ます。ここで、ソート項目(名前、
- 拡張子、日付、サブディレクトリ名)、方向(昇順、降順)を指定します。
-
-
- ------------------
- (8) [最少化]ボタン
- ------------------
- フォームをアイコン化します
-
- このボタンは、メニューのボタンではなくフォームの右上にある「▼」のマー
- クのボタンです。このボタンを押すと、LHAユーティリティの画面が消えて画
- 面の一番下にアイコン状態になります。もう一度表示するときには、アイコンを
- ダブルクリックしてください。LHAユーティリティを終了してもう一度起動す
- るより早く起動できます。
-
- ------------------------------
- (9) 書庫内ファイル名一覧ウィンドウ
- ------------------------------
- 書庫内のファイルの一覧を表示するウィンドウです。
-
- 【 クリック 】
- ファイルの選択
-
- 【 ダブルクリック 】
- 拡張子が"EXE"か"COM"のファイル名をダブルクリックした場合は、その
- ファイルを実行します。ただし、そのプログラムが単独で実行できるものに限ら
- れます。その他の拡張子のファイル名の場合は、ウィンドウズの関連付けで設定
- されているプログラムを実行します。もし、関連付けが無い場合は、プログラム
- 内蔵のビュワーが起動されます。
-
- ダブルクリックの替わりにリターンキーを押しても動作します。
-
- ※ 関連付けとは、拡張子が".BMP"のファイルには"PBURSH.EXE"
- (ペイントブラシ)を起動するという情報です。
-
- もし、関連付けをしたくない場合は「閲覧(V)」を指定してください。
- (例えば、MS-WORDがインストールされていると、拡張子"DOC"と関連
- 付けされているので、"README.DOC"などをダブルクリックするとMS
- -WORDが起動してしまう)
-
- ----------------------
- (10)ファイルの選択方法
- ----------------------
-
- 【 マウスで指定する方法 】
- 1つだけのファイルを指定するときはファイル名をクリックします。いくつか
- のファイルを指定するときは2種類の方法が有ります。
-
- 1.まず最初のファイル名をクリックします。
- それからSHIFTキーを押したまま別のファイル名をクリックします。
- そうすると最初のファイル名から指定のファイル名までが反転表示されます。
- (例)
- 2番目をクリックしてSHIFTキーを押したまま5番目をクリックすると
- 2~5のファイルが選択されます。
-
- 2.CTRLキーを押したまま指定のファイル名をクリックします。
- この場合は飛び飛びのファイルが指定できます。
-
- 【 キーボードで指定する方法 】
- この場合は、連続の指定しかできません。カーソルキーで最初のファイル名に
- 持っていきSHIFTキーを押したままカーソルキーで指定できます。
-
- ------------------------------
- (11)ドラグ&ドロップの使用方法
- ------------------------------
- ファイルマネージャーを例に説明します。
-
- この操作はLHAユーティリティとファイルマネージャーを両方起動しておこなっ
- て下さい。
-
- 【 1個のファイルを指定する場合 】
-
- ファイルマネージャーのファイル名のウィンドウでファイル名にマウスカーソ
- ルを合わせ、マウスの左ボタンを押します。ボタンを押したままマウスを動かし
- ます。この時マウスカーソルの先端にノートのようなマークが出ます。そのまま
- LHAユーティリティのフォームの上に持ってきてください。マウスの左ボタン
- をはなします。LHAユーティリティがこのファイルを読み込みます。
-
- この時、LHAのファイルがなにも指定されていないときはファイル名の入力
- ウィンドウが開きますので、ファイル名を入力してください。(新規ファイルで
- も既存ファイルでもOKです。)
-
- ファイルの拡張子が"LZH"か"ZIP"の時は、そのファイルを読み込みます。
- その他の拡張子の時は、ファイルを圧縮になります。
-
- 【 複数のファイルを指定する場合 】
-
- まず先にファイルマネージャーで複数ファイルを選択します。選択方法は「フ
- ァイルの選択方法」を参照してください。あとは、上記と一緒です。違いは、マ
- ウスカーソルの先端のノートのマークが1枚でなく3枚になります。
-
- この時、GRPH(ALT)キーかSHIFTキーかCTRLキーが押されて
- いた場合は、ファイルの圧縮になります。(拡張子が”LZH”のファイルも圧
- 縮します。)
-
- 何もキーを押していない場合は、複数LZHファイルの指定になります。LZ
- Hファイルが3つあればLHAユーティリティを3つ起動します。(拡張子が”
- LZH”のファイルだけ、ほかのファイルは無視)
-
- アイコンにドロップした場合は、自動的にフォームを表示します。
-
- 【ディレクトリ名をドロップした場合】
-
- サブディレクトリをドロップした場合、「サブDIR丸ごと圧縮」になります。ド
- ロップしたサブディレクトリ以下のディレクトリのファイルも全て圧縮します。
-
- 【解凍ファイルをドラグ&ドロップする方法】
-
- まず、解凍したいファイルを選択します。反転表示の上でマウスの左ボタンを
- 押します。そのままマウスを動かすとカーソルが変化します。ファイルを渡すア
- プリケーションの上にカーソルを持っていきます。もしアプリケーションがドロ
- ップできない場合はカーソルが禁止マークに変わります。よろしければマウスの
- 左ボタンを離します。テンポラリに解凍して、ファイルを渡します。
-
- ☆☆注意☆☆
- テンポラリドライブに解凍してからファイルをコピーしますので、もしテン
- ポラリの空き容量が少ない場合はエラーになってしまいます。充分スペース
- のあるドライブをテンポラリに指定してください。
-
- ----------------------
- (12)ツールバーについて
- ----------------------
- ツールバーとはプルダウンメニューのウィンドウのメニューの下にあるボタンのあ
- るバーのことです。
- --------------------------------
- | ファイル 編集 ソート 設定 ヘルプ |
- |------------------------------|
- | □□ □□□□□ □ |
- |------------------------------|
-
- 上の図のようにボタンが並んでいます。
- 左から、終了・ファイルを開く・解凍・圧縮・削除・閲覧・全選択・ヘルプの順番
- に並んでいます。メニューと同様に使用不可能なボタンは淡色表示されます。
- ヘルプの「プルダウンメニューのコマンド」を見ていただければどのボタンがどの
- メニューに対応しているかわかります。
-
- ============================================================================
- 3.ファイル選択ウィンドウ
- ============================================================================
- LHAのファイルを開いたり圧縮するファイルを指定する時に使用します
-
- 通常のウィンドウズのファイル指定方法と一緒です。ドライブとディレクトリ
- を指定して、ファイルを選択します。
-
- ファイルは複数選択できます。「開く」で複数指定した場合は指定した数だけ
- LHAユーティリティを起動して処理します。
-
- 開いたとき表示されるディレクトリは、設定メニューで「ファイルを開くディ
- レクトリ」が設定されていて、チェックマークが付いているときは設定ディレク
- トリがそうでないときは、前回最後に開いたディレクトリが表示されます。
- (注意)
- 前回最後に使用したディレクトリか設定ディレクトリがもし使用不可能な場合
- は(例えば前回フロッピーを使用して今回フロッピーが入っていない場合など)
- LHAユーティリティを起動したディレクトリが表示されます。
-
- 「ファイル名(N)」の入力BOXで、直接"A:¥TERM¥LHUT.LZH"
- と入力してもOKです。
-
- 「ファイルの種類(M)」はファイルマスクを指定できます。
- 通常は、"*.LZH"になっていますが、まれに拡張子が"LZH"でないLHA
- のファイルが有りますので、そのときは"*.*"を選択してください。すべての
- ファイル名が表示されます。
-
- □日付順(T)ボタンは、有効にするとファイル名をファイルのタイムスタンプの
- 新しい順にソートします。指定しないときはアルファベット順になります。この
- 指定は次回起動したときも有効になります。
-
- □Xオプション(X)ボタンはファイルの圧縮の時だけ、使用できます。これを有効に
- するとサブディレクトリ名付きで圧縮します。
-
- □削除(K)ボタンはファイルの圧縮の時だけ、使用できます。このボタンを有効
- にしておくと、ファイルを書庫に圧縮後、元のファイルを削除します。(この
- 時確認しませんがもし削除しても圧縮ファイルのなかにありますから..)
-
- ※ウィンドウの左上のコントロールボックスをクリックすると、前に使用した
- サブディレクトリを選択する事ができます。4つまで記憶します。
-
- 操作を、取り消す場合は「キャンセル」ボタンをクリックするか、キーボード
- の[ESC] キーを押します。
-
- ============================================================================
- 4.ディレクトリ選択ウィンドウ
- ============================================================================
- 解凍ディレクトリやデフォルトパスの指定に使用します
-
- ドライブとディレクトリを指定します。
- ディレクトリ入力BOXに直接入力もできます。この時、存在しないディレクト
- リ名を入力した場合は、作成するか聞いてきます。「はい」を選択した場合は新
- 規作成になります。
-
- 「作成」ボタンをクリックするとディレクトリの新規作成をします。作成する
- ディレクトリ名を入力してください。作成される場所はディレクトリ入力BOX
- に表示されているパス名の下に作成します。
-
- (例)
- "A:¥TERM¥DOWNLOAD"と表示されていて、"TEST"と入力
- した場合"A:¥TERM¥DOWNLOAD¥TEST"が作成される。
-
- (注意)
- マウスでカーソルを"A:¥TERM¥DOWUNLOAD"に持っていって
- もクリックだけではディレクトリ入力BOXが"A:¥TERM"のままなので、
- 必ずダブルクリックしてBOXの表示を目的のディレクトリにしてください。
-
- □Xオプション(X)ボタンはファイルの解凍の時だけ、使用できます。これを有効にす
- るとサブディレクトリ名付きで解凍します。サブディレクトリが無い場合自動で
- 作成します。
-
- ※ウィンドウの左上のコントロールボックスをクリックすると、前に使用した
- サブディレクトリを選択する事ができます。4つまで記憶します。
-
- ============================================================================
- 5.ファイルビュワーウィンドウ
- ============================================================================
- テキストファイルの閲覧、印刷をします
-
- 【検索(S)】
- 「検索(N)」
- テキスト内の文字列を検索します。
- 検索の文字列指定のサブウィンドウが開きますので、文字列を指定してから
- 「検索」ボタンを押してください。見つかった文字列は反転表示されます。
- 「次検索(N)」
- 次の文字列を検索します。
- 【印刷(P)】
- 「印刷設定(G)」
- テキストを印刷します。全部でも指定した範囲でも印刷できます。
- 印刷設定ダイアログが表示されるので、設定して印刷してください。
- 範囲の指定の方法は、指定開始位置でマウスの左ボタンを押しながら、指定終
- 了位置に持っていきます。指定範囲が反転表示されます。
- キーボードの場合は、シフトキーを押しながら、カーソルキーで指定します。
- 【設定(O)】
- 「オプション設定(O)」
- ファイルビュワーの設定をします。設定できるのは、文字の色、背景の色、
- 文字のフォント、タブの文字数です。
-
- ファイルビュワーの終了は「X」のアイコンをクリックするか、ESCキー
- を押して下さい。
-
- ※ テキストを変更した場合LHUTの終了時に更新するかどうか聞いてきま
- す。「はい」を選択すると書庫内のファイルを変更したテキストに更新します。
-
- ============================================================================
- 6.ファイルビュワー設定ウィンドウ
- ============================================================================
- 内蔵ファイルビュワーの各種設定を行います。
-
- 【色とフォントの設定】
- 「背景色(D)」
- ビュワーの背景色を設定します。ウィンドウズで使用できる色は全て選択で
- きますが、中間色を指定した場合、文字の背景と食い違う場合があります。
- 「文字色(S)」
- 文字の色を選択します。
- 「フォント(F)」
- 文字フォントを選択します。全てのフォントが使用できます。
-
- 【タブサイズの設定】
- 「タブの文字数(T)」
- テキストファイルにタブコードが入っていた場合、何文字の空白に展開する
- かを指定します。指定できる文字数は、1から16までです。
-
- 「OK」ボタン
- このボタンをクリックすると各設定が有効になります。
- 「キャンセル」ボタン
- 各設定を変更せずに終了します。
-
- ============================================================================
- 7.設定ウィンドウ
- ============================================================================
- LHAユーティリティの各種設定をするウィンドウです。
-
- ウィンドウの上の方にタブが5つあります。マウスでクリックするかTABキーでフォ
- ーカスを移動してリターンキーを押すと設定の種類が変化します。
-
- 【1.動 作 環 境】
- [ メニュータイプ]
- ○ コマンドボタンかプルダウンメニューかどちらかを指定してください。
- この設定を変更した場合は次回の起動から有効になります。
-
- [起動設定]
- □ 前回終了時の位置に表示(R)
- このボタンをチェックすると前回終了した時の位置を復元します。
- チェックのないときは、常に画面の中央に表示します。
- □ アイコン時常にトップ表示(T)
- このボタンをチェックするとアイコン化したときほかのフォームを上に持
- ってきたときも、アイコンがそのフォームの上に表示されます。ドラグ&ド
- ロップするときに便利です。フォームが表示されているときは、この機能は
- 動作しません。
- □ アイコンで起動(P)
- このボタンをチェックするとLHAユーティリティを起動したときにフォ
- ームを表示せずに直接アイコンになります。この機能は、ウィンドウズの「
- スタートアップ」グループにLHAユーティリティを登録した場合に便利で
- す。
- □ 中止ボタン使用(T)
- このボタンをチェックすると、解凍、圧縮時に途中で中止することができ
- ます。但し、使用できるのはLHAの場合だけです。ZIPは中止できませ
- ん。この指定をすると、解凍、圧縮の処理が遅くなります。今まで通りの処
- 理速度が良い方は、チェックしないほうが良いです。
- □ サブディレクトリごとに表示する(S)
- このボタンをチェックすると、書庫ファイルの処理をサブディレクトリに
- 分けて行います。ファイル名一覧のリストボックスの上にサブディレクトリ
- 名表示のコンボボックスが表示されます。書庫ファイルにサブディレクトリ
- 名付きのファイルがあった場合(ファイル名の頭に+が付いているファイル)
- このコンボボックスにサブディレクトリ名が表示されます。ファイル名一覧
- はサブディレクトリによって分類されて表示されます。サブディレクトリ名
- の無いファイルは"[NoDirectory]"と表示されます。
-
- 【2.ディレクトリ】
- □ ファイルを開くディレクトリ(E)
- このボタンをチエックすると、「開く」で使用するファイル選択ウィンド
- ウのデフォルトのディレクトリを指定できます。チェックのないときは、前
- 回最後に選択したディレクトリが表示されます。
- □ 解凍先のディレクトリ(V)
- このボタンをチェックすると、「解凍」で使用するディレクトリ選択ウィ
- ンドウのデフォルトのディレクトリを指定できます。チェックのないときは、
- 前回最後に選択したディレクトリが表示されます。
- □ 圧縮するファイルのディレクトリ(P)
- このボタンをチエックすると、「圧縮」で使用するファイル選択ウィンド
- ウのデフォルトのディレクトリを指定できます。チェックのないときは、前
- 回最後に選択したディレクトリが表示されます。
-
- [指定ディレクトリ名]
- 開く、解凍、圧縮の各デフォルトディレクトリを指定します。直接ディレクト
- リ名を入力するか、右横の「参照」ボタンをクリックしてディレクトリ選択ウィ
- ンドウから指定します。ここで、指定したパス名が上記のチェックボックスが指
- 定されているときに、有効になります。なお、ディレクトリ名が入力されていて
- も、チェックボックスがチェックされていないときは、無効になります。
-
- 【3.高 度(1)】
- □処理終了時に確認ダイアログを表示する
- 指定すると圧縮・解凍時,処理を終了したときに確認メッセージを表示しま
- す。毎回ボタンを押すのが面倒なときは,指定をはずして下さい。処理のあと
- すぐメインウィンドウに戻ります。
- □解凍時毎回ディレクトリ指定をする
- 指定すると解凍時,解凍先ディレクトリ入力ウィンドウを表示します。毎回
- 同じディレクトリに解凍する場合指定をはずしてください、設定ウィンドウの
- 「ディレクトリ指定」で「解凍先のディレクトリ」が有効になっていて,解凍
- 先ディレクトリ名が指定されている場合、指定ディレクトリに即解凍します。
- □ファイル読込時全選択状態にする
- 指定するとLZHファイルを読み込んで書庫一覧を表示すると同時に全選択
- 状態にします。
- □サブディレクトリ圧縮時のパスは絶対パス
- 指定するとサブディレクトリ丸ごと圧縮する時の,パス指定を絶対パスにし
- ます。指定しない場合は相対パスになります。
-
- 例えば"A:\\TEST"を指定して,その下に"A:\\TEST\\DOWN"があった場合
- (相対パス)
- "A:\\TEST"のファイルはパス名が付かず"AAA.TXT"となり、
- "A:\\TEST\\DOWN"のファイルは"\\DOWN\\BBB.TXT"というパス名が付
- きます。
- (絶対パス)
- "A:\\TEST"のファイルは"\\TEST\\AAA.TXT"となり,
- "A:\\TEST\\DOWN"のファイルは"\\TEST\\DOWN\\BBB.TXT"となり,
- すべてフルパス名が付きます。
- □ファイルを開いたディレクトリに解凍する
- 指定すると、解凍先はLZHファイルのあるディレクトリになります。例え
- ばLZHファイル名が"A:\\TERM\\DOWN\\TEST.LZH"だった場合,解凍先は無条
- 件に"A:\\TERM\\DOWN"になります。解凍先を聞いてくるダイアログボックスは
- 出てきません。即解凍します。
- □ファイルを開いたディレクトリをデフォルトディレクトリにする
- 指定すると、解凍先指定のディレクトリ選択ウィンドウが表示された時、入
- 力ファイルのあるディレクトリが表示されます。ファイルのあるディレクトリ
- に常に解凍する場合に指定すると便利です。
-
- 【4.高 度(2)】
- [解凍先に同名ファイルがあった場合の処理]
- 「確認ダイアログを表示する」
- 上書きするかどうかの確認ダイアログを表示します。Xオプション付き
- で解凍した場合にサブディレクトリがない場合、作成するかどうかも聞い
- てきます。
- 「無条件に上書きする」
- 確認せずに常に上書きします。Xオプション付きで解凍した場合にサブ
- ディレクトリがない場合無条件に作成します。毎回OKをクリックするの
- が面倒な場合はこれを指定してください。
- 「解凍ファイルをリネームする」
- 確認せずに,解凍したファイルをリネームします。例えば,"TEST.INI"と
- 言う同名ファイルを解凍した場合"TEST.001"になります。リネームされる
- のは古いファイルではなく書庫から解凍したファイルです。注意してくだ
- さい。
-
- [起動ビュワーの指定]
- □指定エディタを使用する
- チェックすると、閲覧の時にエディタ名で指定されたプログラムを起動
- します。
- [エディタ名:]
- エディタを指定します。フルパスで指定してください。「参照...」で
- 指定することもできます。
-
- 【5.色とフォント】
- [ボタンメニューの背景色とフォント]
- 「背景色ボタン」
- 書庫内ファイル一覧の背景色を指定します。クリックすると色の設定ウィ
- ンドウが出てきます。操作方法はウィンドウズのコントロールパネルの色の
- 設定と同じです。
- 「選択色ボタン」
- 書庫内ファイル一覧の選択色を指定します。標準ではウィンドウズの選択
- 色を使用します。
- 「フォントボタン」
- 書庫内ファイル一覧のフォントを指定します。選択できるフォントは固定
- ピッチのフォントだけです。なお、フォント選択のダイアログでフォントの
- 色を指定することができます。色とフォントだけで他の設定は無視します。
-
- [プルダウンメニューの背景色とフォント]
- プルダウンメニュー時の設定をします。方法は上記と一緒です。
-
- 【6.アクセラレータ】
- [実行する操作]
- CTRL+アルファベットキーで実行する操作を指定します。
- [設定キー]
- 実行する操作に対応するキーを指定します。現在設定されているキーが反転
- 表示されます。機能が割り当てられていないキーがリストに表示されるので、
- その中から選択して下さい。
-
- 「OK」ボタン
- このボタンをクリックすると各設定が有効になります。
- 「キャンセル」ボタン
- 各設定を変更せずに終了します。
-
- ============================================================================
- 8.関連付けの設定ウィンドウ
- ============================================================================
- ファイルの関連付けを設定します
-
- 【拡張子(K)】
-
- 拡張子を入力します。ファイル一覧ウィンドウでファイルが選択されていた場
- 合は、その拡張子を表示します。
-
- 【関連付けされるプログラム(P)】
-
- 関連付けされるプログラムを入力します。ドロップダウンリストから選択するか、
- 「参照..」ボタンでファイルを選択してください。
-
- 「OK」ボタン
- このボタンをクリックすると各設定が有効になります。
- 「キャンセル」ボタン
- 各設定を変更せずに終了します。
- 「参照..」
- ファイル選択ウィンドウが表示されるので、ファイル名を指定してください。
-
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- 9.ソート指定ウィンドウ
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- ファイル名一覧のソート方法を指定します。
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- 「ソートの種類」
- 【名 前】
- ファイル名でソートします。
- 【拡張子】
- ファイル名の拡張子でソートします。同名の場合はファイル名順になります。
- 【日 付】
- ファイルのタイムスタンプでソートします。同一の場合はファイル名順にな
- ります。
- 【サブディレクトリ】
- サブディレクトリ名付きの書庫の時、サブディレクトリ名でソートします。
- 同名の場合はファイル名順になります。
- 【ソートしない】
- 書庫内に格納されている順に表示されます。
- 「ソートの方向」
- 【昇 順】
- アルファベットの若い順に並べます。
- 【降 順】
- アルファベットの古い順に並べます。
-
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- 10.その他
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- 設定した、ファイルパスや解凍パス、圧縮パスが準備されて無い場合は(前回フロ
- ッピーのドライブで終了して、今回フロッピーを入れずに「開く」を指定した場合な
- ど)LHAユーティリティを起動したドライブとディレクトリになります。
-
- ファイルの閲覧・書庫ファイルの実行などの処理にテンポラリドライブを使用しま
- す。環境変数"TEMP"を参照しますので、できるだけ早いドライブ(ラムディスクなど)
- を環境変数に設定してください。
-
- ただし、テンポラリドライブの容量が少ない場合、異常動作をする場合があります
- ので、そのときは"TEMP"をハードディスクに指定してください。設定方法は、MS-DOS
- の説明書などを参考にしてください。
-
- 環境変数の文字は、"TEMP" か "TMP" を参照します。どちらも設定していない場合
- は、LHAユーティリティを起動したディレクトリをテンポラリに使用します。
-
- なお、テンポラリファイルは使用終了後自動的に削除します。
-
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- 11.注意事項
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-
- ※LHA.DLLのバージョン
-
- LHA.DLLのバージョンは1.10を使用してください。これ以外のバージョ
- ンでは一般保護違反などのエラーになる場合があります。
-
- ※LZHファイルを処理する時の注意
-
- LZHファイルを処理する時に注意することは、フロッピーディスクで処理する場
- 合、空き容量に注意してください。特に2DDの場合は容量が少ないので、特に気を
- 付けてください。
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- ファイルを処理する時にディスクの空き容量が処理するLZHファイルの2倍程度
- 無いと、最悪の場合処理するファイルがなくなります。(容量が0バイトのファイル
- になってしまう)
-
- これを、本プログラムで回避する方法はありません。これは、ファイルを圧縮する
- 時に元のファイルのサイズはわかりますが、圧縮した結果のファイルのサイズは圧縮
- するまでわからないので、事前にディスクの空き容量が少ないと言う警告を出すこと
- ができません。もし圧縮前のファイルサイズで警告を出した場合非常に無駄が多くな
- るので、どうしようもないのです。
-
- この点に気をつけて処理してください。できれば空き容量が十分にあるハードディ
- スクかラムディスクにファイルを移して処理して、コピーしなおすのが最善だとおも
- います。
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- === END OF MANUAL ==========================================================
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- 大竹和則(かーくん)