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/ DOS/V Power Report 1997 May / VPR9705B.ISO / driver / canopus / pm_pv / pm95 / pm95_1.lzh / README.TXT < prev    next >
Text File  |  1995-12-25  |  21KB  |  411 lines

  1.  
  2.  
  3. 『Power Movie』、『Power Movie /V』をご使用になる皆様へ
  4.  
  5.                             Ver. 1.07  95/12/25
  6.                             カノープス株式会社
  7.  
  8.  
  9.  
  10.  
  11.  この度は、カノープスのビデオボード『Power Movie』および『Power Movie /V』をお買い上げいただき、ありがとうございました。 このファイルは、Power Movie に関して、マニュアルに記載されていない事項について述べられています。今後 Power Movie が改訂された場合には、是非このファイルをご覧ください。
  12.  このドキュメントでは、『Power Movie』と『Power Movie /V』の両方を Power Movie として取り扱っています。
  13.  
  14.  
  15.  
  16.  
  17. このドキュメントの内容
  18.  
  19.     1. ご注意
  20.     2. AVI ファイルの Motion JPEG 圧縮について
  21.     3. Power Vision で作成された Motion JPEG AVI  の再生について
  22.     4. サンプル画像ファイルの取り扱いについて
  23.     5. 補足説明
  24.     6. 制限事項
  25.     7. 変更履歴
  26.  
  27.  
  28.     Windows に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている方は、
  29.     「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにする
  30.     と読みやすくなります。
  31.  
  32.  
  33.  
  34.  
  35. 1. ご注意
  36.  
  37.  
  38.  ドライバの「プレイバック機能の設定」と「Motion JPEG AVI再生オプションの設定」で、ビデオ出力の項目にチェックマークを付けると、標準の状態がビデオ出力になり、メディアプレーヤや "MediaBlitz"などでオーバーレイ表示されません。オーバーレイ表示を行う場合は、ビデオ出力の項目にチェックマークを付けないでください。
  39.  
  40.  Movie Recorder がキャプチャ動作を開始すると Power Window の仮想スクリーンをロックし、画面がスクロールしないようになっています。詳細は補足説明をご覧ください。
  41.  
  42.   Video for Windows 1.1 または Video for Windows 1.1 ランタイム版をシステムに組み込んでください。付属の "MediaBlitz!" は、標準インストール時に Video for Windows 1.0 ランタイム版 を組み込んでしまいます。"MediaBlitz!" はカスタムインストールによってシステムに組み込み、Video for Windows 1.0 を組み込まないようにしてください。Video for Windows 1.0 を組み込んでしまった場合、Video for Windows 1.1 ランタイム版 を組み込み直してください。
  43.  
  44.  
  45.  
  46.  
  47. 2. AVI ファイルの Motion JPEG 圧縮について
  48.  
  49.  
  50.   ビデオ編集ソフトなどで Motion JPEG 以外の圧縮形式の AVI ファイルをMotion JPEG 形式に変換しようとする場合、そのファイル形式をサポートしている圧縮/伸張ドライバが RGB フルカラー または RGB555 形式の画像データを出力できることが必要になります。
  51.  
  52.  
  53.  
  54.  
  55. 3. Power Vision で作成された Motion JPEG AVI の再生について
  56.  
  57.  
  58.   Power Vision で作成された Motion JPEG AVI ファイルはそのまま PowerMovie で使用でき、オーバーレイ再生やビデオ出力が可能です。ただし、各フレームをソフトウェアで伸張/表示しているためパソコンの処理能力に大きく依存し、動きの滑らかさが損なわれることがあります。JPEG Engine を装着している場合、Power Movie に最適化した Motion JPEG AVI に変換することにより、最高で毎秒30フレームのフルモーション再生が可能になります。付属の Movie Editor または Video for Windows 1.1 日本語版 に付属のビデオエディタでこの変換が行えます。
  59.  
  60.  
  61.  
  62.  
  63. 4. サンプル画像ファイルの取り扱いについて
  64.  
  65.  
  66.   Power View ディスクの \SAMPLES ディレクトリの中の "FUJI.JPG", "NIGHT.JPG", "HILL.JPG" および "KOBE.JPG" の著作権、版権などの諸権利については、写真の撮影者である伊達淳一氏が保有しています。これらの画像データについては、個人として鑑賞する以外の目的のために著作者に無断で使用することはできません。
  67.  
  68.  
  69.  
  70.  
  71. 5. 補足説明
  72.  
  73.  
  74. ● PWMSETUP.EXE ユーティリティによるセットアップついて
  75.  
  76.  Video for Windows がすでにシステム内に組み込まれていて Power Movie に付属しているランタイム版をインストールするべきかどうかわからない場合、SETUP.EXE の代わりに PWMSETUP.EXE を実行してください。システム内の Video for Windows が古いもの(Version 1.0)であれば、ランタイム版のインストールを開始します。すでに新しいものが組み込まれている場合、ランタイム版の組み込みを省略して Power Movie 用のドライバやアプリケーションのインストールを開始します。
  77.  
  78.  
  79.  
  80. ● Power Window の仮想スクリーンモードへの対応について
  81.  
  82.  ウィンドウアクセラレータ Power Window シリーズをご使用になっている場合、広大なデスクトップの一部をディスプレイ画面に表示させ、マウスの移動に応じて表示範囲をスクロールさせる仮想スクリーンモードを利用できます。
  83.  仮想スクロールによる画面の移動は Power Window のハードウェアによって処理されており、Windows の管理外にあります。一般のビデオオーバーレイボードを使用している場合、ビデオ画像をオーバーレイ表示しているウィンドウが仮想スクロールによってディスプレイ画面中を移動してもビデオ画像はディスプレイ画面上の元の位置から移動しません。そのため、ウィンドウの表示内容がずれたり、場合によってはディスプレイ画面全体の表示がおかしくなる場合があります。
  84.  Power Movie のドライバは仮想スクリーンモードにおけるディスプレイ画面のサイズ変更やスクロールの動作に応じてオーバーレイ表示させるビデオ画面ののサイズや位置を自動的に調整しています。したがって、仮想スクロールや実画面サイズの変更を行ってもビデオ表示中のウィンドウの内容は正しく更新されます。
  85.  ただし、ビデオキャプチャの動作中はキャプチャに関する処理を優先するため、仮想スクリーンのスクロールや実画面サイズの変更は無視されます。
  86.  
  87.  
  88.  
  89. ● Movie Playerの自動ファイルロード機能について
  90.  
  91.  Movie Playerは、選択されているファイル名と順序を最大20ファイルまで終了時に保存します。この保存されたファイル名は、起動時に自動的に読み込むことができます。これによって、前回使用していたファイルの組み合わせを簡単に再現できます。起動時に自動的に読み込むようにするには、Windowsディレクトリにあるファイル CANOPUS.INI のセクション[Movie Player] に下のような1行を追加してください。
  92.  
  93.  
  94.     [Movie Player]
  95.  
  96.     AutoLoad=1
  97.  
  98.  
  99.  
  100. ● Movie Editor がテンポラリファイルを作成するディレクトリについて
  101.  
  102.   Movie Editor は編集中にテンポラリファイルを作成します。このテンポラリファイルは、Windows ディレクトリに作られます。このディレクトリをデフォルト以外の場所に指定するには、Windowsディレクトリにある初期設定ファイル "CANOPUS.INI" の [MovieEdit.Env] セクションに TmpPath= エントリを追加します。下の例ではテンポラリディレクトリを A:\TEMP に設定しています。
  103.  
  104.     [MovieEdit.Env]
  105.  
  106.     TmpPath=A:\TEMP
  107.  
  108.  
  109.  
  110. ● Movie Editor のタイトラー機能について
  111.  
  112.   Movie Editor の編集メニューの『エフェクト』のタイトラーは、AVIファイルにビットマップファイルを重ねることができます。ここで使用するビットマップファイルは、8ビット、15ビット、16ビット、24ビットのいずれか形式で、非圧縮形式のものを指定してください。また、ビットマップファイルの画像サイズは、それを重ねるAVIファイルの画像のサイズと同じものを使用してください。もし異なるサイズのビットマップファイルを使用すると、画像サイズを合わせるために透明色が表示される場合があります。
  113.  
  114.  
  115.  
  116. ● Movie Editor におけるエフェクト「オーバーラップ」での加算とフェード付き加算の違いについて
  117.  
  118.  [加算]
  119.  2つのシーンの画像(および音声)データをそのままミックスします。
  120.  
  121.  [フェード付き加算]
  122.  前後のシーンの画像(および音声)データをクロスフェードしながらミックスします。前のシーンはフェードアウトし、後のシーンはフェードインされます。
  123.  
  124.  
  125.  
  126. ● Movie Editor におけるエフェクト「画質音量調整」での画質のプレビューについて
  127.  
  128.  256 色以下の Windows 環境では、フルカラーの画像を表示するためにディザと呼ばれる方法で擬似的に色を表現しています。このため、同一の色で塗りつぶされている画像に、模様が入っているように表示されることがあります。たとえば、サンプル "PWMOVIE.AVI" の先頭のフレームは明るい灰色で塗りつぶされていますが、256 色の Windows 環境では黒い網点模様が表示されることがあります。
  129.  このような場合でも、内部で処理される画像はフルカラーで保持されているので、プレビュー表示のような画質の劣化はありません。
  130.  画質調整のプレビューを本来の画像データに近づけるためには、Windows 環境の色数をフルカラーや 6 万色等にしてください。
  131.  
  132.  
  133.  
  134. ● AVIファイル生成時のオーディオの音質について
  135.  
  136.   Movie Editor のファイルメニューの『AVIファイルの生成』あるいは『AVIファイルに名前を付けて保存』で、オーディオ形式を指定できます。このとき元より低いサンプリング周波数を指定すると音質が低下します。たとえばオーディオストリームが44kHzで作成されたAVIファイルから、22kHzのAVIファイルを生成すると、音質が低下します。ご了承ください。
  137.  
  138.  
  139.  
  140. ● Power Movie によるパソコン画像の劣化の抑止について
  141.  
  142.   Power Movie はパソコン自体のRGB信号とビデオ機器の信号とを合成し、それをRGB信号としてCRTに出力することによりオーバーレイ表示を実現しています。このため、パソコン本来の画像が Power Movie を装着していない場合に比べて若干ながら劣化します。このような劣化を最小限に抑えるため、MS-DOS および Windows 用のユーティリティが用意されています。画像劣化の度合いは使用しているシステムによって異なります。劣化が感じられる場合には以下に示す2つのユーティリティを使用することにより、画像の劣化を抑止することができます。
  143.  
  144.     PWMDSBL.COM    MS-DOS 用ユーティリティ
  145.     PWMSHUT.EXE    Windows 用ユーティリティ
  146.  
  147.   MS-DOS 上で作業を行う場合、はじめに一度だけ PWMDSBL.COM を実行してください。このプログラムは常駐しないため、メモリを無駄に消費することはありません。常時使用される場合には、AUTOEXEC.BAT に登録されることをお勧めします。
  148.   Windows 上で作業を行う場合、PWMSHUT.EXE を実行してください。プログラムマネージャの "PowerMovie" グループに "MovieShutter" という名前で登録されています。このプログラムはアイコン状態でメモリに常駐し、Power Movie を使用するアプリケーションがいなくなったと判断した時点から5秒後に画像劣化を抑止するための処理を実行します。MovieShutter を常時使用される場合には、"PowerMovie" グループから "スタートアップ" グループへアイコンをコピーして使用されることをお勧めします。
  149.  
  150.  
  151.  
  152. ● スワップファイルの設定について
  153.  
  154.  使用しているハードディスクのタイプにより、スワップファイルの設定項目中に「BIOS を経由しないでスワップ ファイルを利用(U)」というオプションを指定できるものがあります。この「BIOS を経由しないでスワップ ファイルを利用(U)」オプションをON(×が付いている状態)にすると、キャプチャの性能が極端に落ちる場合があります。このような場合には、オプションをOFFにして使用してください。
  155.  
  156.  
  157.  
  158. ● ハードディスクが断片化している場合
  159.  
  160.  ハードディスクを長期間使用していると、ハードディスク上の連続した空き領域が減ってきます。このような状態ではキャプチャの性能をフルに引き出せません。市販のディスク管理ツールなどを用いて断片化したハードディスク上のファイルを整理することをおすすめします。
  161.  
  162.  
  163.  
  164. ● テレビチューナーユニットの音声出力について
  165.  
  166.  初期出荷分のテレビチューナーからの音声出力は、OFFにすることができません。アプリケーションが終了した時に音声が出力され続けることを防ぐため、便宜的にユニットの入力をテレビチューナーから外部ビデオ入力に変更しています。ただし、チューナーユニットのオーディオ入力端子に、音声が入力されていると効果はありません。ご了承ください。
  167.  
  168.  初期出荷分のテレビチューナーで、テレビのチャンネルを切り替える時にノイズが発生することがあります。該当するチューナーユニットをお持ちの方を対象に、ハードウェアのバージョンアップを承ります。このバージョンアップを行うことにより、テレビチャンネルの切り替え時に発生するノイズを抑止できます。また、ユニットのオーディオ入力端子に音声が入力されている場合でも、アプリケーション終了時の音声出力をOFFにできます。
  169.  バージョンアップ済みのチューナーユニットには、本体下面のシリアルNo.の下に検査済みシールが貼ってあります。
  170.  詳しくは、テクニカルサポート(078-992-6830 月~金 1:00 p.m. - 4:00 p.m.)までお問い合わせください。
  171.  
  172.  
  173.  
  174. ● 改訂版テレビチューナー
  175.  
  176.  改訂版テレビチューナー(ノイズ対策が行われているもの)をお使いになるときは、Windowsディレクトリにある初期設定ファイル "CANOPUS.INI" の [PWM TV Tuner] セクションに Mute=1 という行を追加してください。
  177.  
  178.  
  179.  
  180. ● ULTRA AUDIO を用いた音声の録音
  181.  
  182.  ULTRA AUDIO を用いると、標準的な PCM 形式の他に ADPCM, A Law, Mu Law および ATRAC という形式で音声を録音することができます。これらの形式で録音することにより、高い音質を保ったまま音声データのサイズを小さくすることができます。したがって、ビデオのキャプチャ時に同時録音する場合、これらの形式を選択するとビデオデータのコマ落ちが少なくなります。
  183.  各形式の詳細については、ULTRA AUDIO に付属していているドキュメントを参照してください。
  184.  
  185.  
  186.  
  187. ● アドビ・プレミア 4.0 を使用する場合の注意
  188.  
  189.  プレミアで「ムービー取り込み」コマンドを実行すると、『キャプチャデバイスと接続できない』という内容のエラーメッセージが出ることがあります。これは、キャプチャデバイスドライバが、Power Movie のオーバーレイ表示機能を使用できないために発生します。プレミアが初期化を行っている段階から AVI の再生ドライバをオープンしたままにしてしまうため、Power Movie のオーバーレイ表示機能が再生用に予約されてしまうことが原因と考えられます。、再生ドライバとキャプチャドライバは、どちらもオーバーレイデバイスを必要としているため、同時に使用することはできません。
  190.  
  191.  下にに示す (1) または (2) の方法により対処してください。
  192.  
  193. (1) ムービー取り込みコマンドを使用しない(プレミア実行中にキャプチャしない)
  194. あらかじめ Movie Recorder または Video for Windows 付属の VidCap を使用して、素材となるムービーファイルを作成しておきます。この場合、プレミアは終了しておいてください。
  195.  
  196. (2) ドライバの設定を変更する(プレミア実行中にキャプチャを可能にする)
  197. AVI の再生のためにオーバーレイを使用しないように設定します。コントロールパネルのドライバアプレットで次のような操作を行います。
  198.  
  199.  ・「ドライバ」アイコンをダブルクリックして、「ドライバの設定」ダイアログをオープンする。
  200.  ・「CANOPUS Power Movie Codec/Playback」ドライバを選択する。
  201.  ・「設定」ボタンをクリックし、「プレイバック機能の設定」ダイアログをオープンする。
  202.  ・ファイル形式の設定を「再生可能な形式のすべて」以外にする。
  203.  ・「OK」ボタンをクリックする。
  204.  ・「終了」ボタンをクリックする。
  205.  
  206.  (1) の方法では、設定の変更などの必要はありません。ただし、プレミアの実行中は「ムービー取り込み」コマンドをはじめとするあらゆるキャプチャ関連のツールを使用できません。
  207.  (2) の方法では、多くの場合「ムービー取り込み」コマンドを使用できるようになります。ただし、Motion JPEG と Power Movie 形式以外のオーバーレイ再生ができなくなります。
  208.  
  209.  
  210.  
  211.  
  212.  
  213.  
  214. 6. 制限事項
  215.  
  216.  
  217. ● Power Window の仮想スクリーンモードにおける実画面サイズの制限について
  218.  
  219.  Power Movie は 800x480 ドットの画面にオーバーレイ表示することができません。実画面サイズを切り替える場合、800x480 を選択しないようにしてください。
  220.  
  221.  
  222.  
  223. ● Movie Editor のAVIファイル生成時の制限について
  224.  
  225.   コンテンツに含まれるシーンが500個を越える場合、AVI ファイルの生成は行なえません。エフェクトのオーバーラップ機能を使用して、シーンの個数を500以内にしてください。コンテンツシートに持つことのできるシーンは最大3000個です。
  226.  
  227.  
  228.  
  229. ● Movie Editor のコンテンツ再生時の制限について
  230.  
  231.   コンテンツに含まれるシーンが1000個を越える場合、越えた分のシーンの再生は行なえません。
  232.  
  233.  
  234.  
  235. ● Movie Editor のコンテンツおよびシーン再生時の制限について
  236.  
  237.  エフェクトを設定するダイアログウィンドウが開いている間は、コンテンツやシーンの再生を行うことはできません。
  238.  
  239.  
  240.  
  241. ● ULTRA AUDIO を用いて音声を録音した AVI ファイルの制限について
  242.  
  243.  ULTRA AUDIO を用いて音声を録音した AVI ファイルは編集することができません。
  244.  
  245.  
  246.  
  247.  
  248. 7. 変更履歴
  249.  
  250.  
  251. この履歴中に記されているバージョン番号は、製品全体としてのバージョン番号です。各アプリケーション、ドライバのファイル単体としてのバージョン番号は、製品のバージョン番号とは異なる場合があります。
  252.  
  253.  
  254. ● 1.00        Release: 1994/10/27
  255.  
  256. 初回リリース。
  257.  
  258.  
  259.  
  260. ● 1.01        Release: 1994/11/14
  261.  
  262. Power Movie ドライバ
  263. 開発キット「Power Movie Development Kit」のリリースに伴い、サポートされるファンクションが追加されました。
  264.  
  265. Power Movie ビデオキャプチャドライバ
  266. Motion JPEG 形式によるキャプチャ時に、システムの環境とキャプチャ条件の組み合わせによって JPEG Engine が止まってしまう点を修正しました。
  267.  
  268. Motion JPEG ドライバ
  269. ソフトウェアエンコーダにおける圧縮率のレンジを 1/5~1/70 から実用的な 1/10~1/40 に変更しました。
  270. 内部的なバッファ管理の仕様を変更しました。
  271.  
  272. Movie Shutter
  273. 待ち時間を15秒から5秒に変更しました。
  274. 起動時に他の Power Movie アプリケーションがない場合に劣化抑止機能が働かない点を修正しました。
  275.  
  276. Movie Monitor
  277. 分離モードにおいて、ツールウィンドウをアイコン化したときに画面表示がおかしくなる点を修正しました。
  278. Motion JPEG ドライバの圧縮レンジ変更に伴い、「ファイル保存時の設定」ダイアログ内の画質パラメータのリストを変更しました。
  279. チャネル表示のON/OFF状態を終了時に保存するように仕様を変更しました。
  280.  
  281. Movie Recorder
  282. 「Motion JPEG 形式の圧縮率設定」ダイアログで、1/15 であるデフォルトが 1/17 となっている点を修正しました。
  283.  
  284. Movie Editor
  285. Motion JPEG 形式として生成された AVI ファイルの再生が、システムの環境と生成された条件の組み合わせによって遅くなる場合がある点を修正しました。
  286. エフェクト処理実行後、使用されていたバッファが解放されていなかった点を修正しました。
  287.  
  288. Movie Player
  289. ファイルがオープンされていない場合、ウィンドウの最大化後に表示がおかしくなる点を修正しました。
  290.  
  291. TVリモコン
  292. 設定パネルにおいて、一度にすべてのチャンネルに対する設定の変更を可能にしました。
  293. 内部的なパラメータ管理の仕様を変更しました。
  294.  
  295. 調整ツール
  296. Power Window の実画面が Power Movie を使用できない解像度の場合に Power Steering を強制終了させたまま復帰させない点を修正しました。
  297.  
  298.  
  299.  
  300. ● 1.02        Release: 1994/12/05
  301.  
  302. Power Movie ドライバ(TV チューナー ドライバを含む)
  303. 極性が反転しているアクセラレータとの併用時にビデオ出力ができなくなる点を修正しました。
  304. TV チューナーの接続がドライバのロード後に行われた場合でも、チューナーに関するパラメータが自動的に設定されるように修正しました。
  305. すべてのアプリケーションが終了した場合、TV チューナーの音声が出力され続けることがないよう、チューナーユニットの入力を切り替えるように変更しました。
  306.  
  307. Motion JPEG 圧縮/伸張ドライバ
  308. 特定の条件を満たす JPEG 画像を伸張した場合にエラーになる点を修正しました。
  309. 24 ビット RGB フルカラーへの伸張をサポートしました。
  310.  
  311. Power Movie ビデオキャプチャドライバ
  312. 極性が反転しているアクセラレータとの併用時、キャプチャ実行中にオーバーレイ表示ができなくなる点を修正しました。
  313.  
  314. Movie Editor
  315. 編集後の AVI ファイルの再生が遅くなることがある点を修正しました。
  316. 内部で処理する画像データの形式を 24 ビット RGB フルカラーとしました。
  317. 何段階かの編集を経た後に、コンテンツを消去するとエラーになる点を修正しました。
  318. AVI ファイルの作成時にオーディオデータが含まれると、メモリ不足によるエラーとなることがある点を修正しました。
  319.  
  320. Movie Monitor
  321. ステータスバー上に表示される簡易ヘルプの表示時間を 0.5 秒間から 5 秒間に変更しました。
  322. ツールとオーバーレイのウィンドウを分離状態で使用しているとき、オーバーレイウィンドウを全画面表示にした後で元のサイズに戻らないことがある点を修正しました。
  323.  
  324. Movie Player
  325. 再生レートが 0.46fps より遅い AVI ファイルを再生するとエラーが表示されて終了できなくなる点を修正しました。
  326.  
  327. TV リモコン
  328. チューナーが接続されていない状態で起動し、再試行中にチューナーを接続するとチャンネル設定が正しく行われない点を修正しました。
  329.  
  330. Movie Shutter
  331. 抑止機能が働き始めると、調整済みのチェックが効かなくなる点を修正しました。
  332.  
  333. 調整ツール
  334. Power Window シリーズの一部の機種との併用時に仮想画面を制御ができなくなる点を修正しました。
  335.  
  336.  
  337.  
  338. ● 1.03        Release: 1994/12/19
  339.  
  340. Motion JPEG 圧縮/伸張ドライバ(ファイル自身のバージョンは 1.14)
  341. 1.02 において、ドライバが正しいものに更新されていなかったので修正しました。
  342.  
  343. Movie Monitor
  344. 1.02 において、複数チャネル表示を縦並びで行うと表示がおかしくなる点を修正しました。
  345.  
  346. Movie Player
  347. ビデオ出力中にアイコン化すると、ビデオ出力中の映像が消えてしまう点を修正しました。
  348.  
  349. Movie Recorder
  350. 当社のサウンドボード "ULTRA AUDIO" でのハードウェア圧縮による録音に対応しました。
  351.  
  352.  
  353.  
  354. ● 1.04        Release: 1995/02/06
  355.  
  356. Power Movie ドライバ(TV チューナー ドライバを含む)
  357. テレビチューナーユニットの音声出力機能へのハードウェア対策の対応を行いました。
  358.  
  359. Movie Recorder
  360. キャプチャ実行中に Movie Recorder のウィンドウが他のウィンドウの下に隠れてしまうことがありましたので修正しました。
  361.  
  362. Movie Editor
  363. RLE 形式のファイルを素材とした場合、AVI ファイルを正しく生成できないことがありましたので修正しました。
  364.  
  365.  
  366.  
  367. ● 1.05        Release: 1995/03/14
  368.  
  369. 再配布用 Motion JPEG 伸張ドライバ
  370. 作成された Motion JPEG を Power Movie のないパソコンで再生するためのドライバを添付しました。このドライバに関連するファイルは、"MJPGDEC" サブディレクトリにインストールされます。詳細は、"MJPG.TXT" ファイルをご覧ください。
  371.  
  372. Movie Mapper
  373. AVI ファイルの再生を行うデバイスを、簡単に切り替えるツールを追加しました。
  374.  
  375. Movie Player
  376. ファイルのクローズ後に終了させると、Movie Recorder の起動ができなくなることがありましたので修正しました。
  377.  
  378.  
  379.  
  380. ● 1.06        Release: 1995/04/01
  381.  
  382. キャプチャドライバ
  383. Motion JPEG 形式でフレームレートが小さい場合、AVI ファイルが正しくキャプチャできなくなることがありましたので修正しました。
  384.  
  385. Movie Shutter
  386. Movie Mapper の終了後に画質劣化抑止機能が働かない不具合を修正しました。
  387.  
  388. Movie Editor
  389. ODBC ドライバのバージョンにより、システムリソースの競合が発生して起動できなくなることがありましたので修正しました。
  390. 保存された AVI ファイルがスムーズに再生できないことがありましたので修正しました。
  391.  
  392.  
  393.  
  394. ● 1.07        Release: 1995/12/25
  395.  
  396. キャプチャドライバ
  397. Windowws 95 上で正常にキャプチャできないことがありましたので修正しました。
  398.  
  399. Motion JPEG 圧縮/伸張ドライバ(ファイル自身のバージョンは 1.16)
  400. Windows 95 上で再生アプリケーションを起動すると、先頭フレームの画像が正しく
  401. 表示されないことがありましたので修正しました。
  402.  
  403. Movie Player
  404. Windows 95 上で再生を開始すると異常動作することがありましたので修正しました。
  405.  
  406.  
  407.  
  408.                             以上
  409.  
  410.  
  411.