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DOS/V Power Report 1997 March
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1995-12-13
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8KB
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199 lines
□□ Microsoft Windows95へのインストールについて □□
本書は、「IFC-SCユーザーズマニュアル」に記載されていない事項を補足しています。
Microsoft Windows95でIFC-SCを使用される前に必ずお読みください。
以下のケース別に解説しています。使用環境に合わせてお読みください。
1.Windows95のインストールにIFC-SCを使用する場合
2.すでにWindows95が動作している場合のインストール
--------------------------------------------
1.Windows95のインストールにIFC-SCを使用する場合
--------------------------------------------
ここでは、Windows3.1からWindows95をインストールする作業にIFC-SCを使用する場合について説明します。
■1-1 DOS/Windows3.1での準備
(1) DOS用ASPIマネージャやモジュール等をインストール済みでない場合は、まず「IFC-SCユーザーズマニュアル」に従ってCD-ROMが使えるようにASPIマネージャ/モジュール等のインストールを行います。
(2) インストールが正常に終了すれば、IFC-SCの装着、ケーブルの接続、CD-ROMドライブの設定等を行って、パソコン本体を再起動(リセット)します。
■1-2 Windows95のインストールの開始
(1) Windows 3.1を起動します。
(2) プログラムマネージャの[アイコン(F)]メニューの[ファイル名を指定して実行]を選択します。
(3) [コマンドライン(C):]の入力欄に「D:SETUP」を入力して[OK]ボタンを押します。
この例では、ドライブ「D:」がCD-ROMドライブに割り当たっているものとして説明しています。
Windows95のインストーラが起動したら画面の指示に従って作業を進めていきます。
ファイルのコピーが終了したらWindows95が起動してWindows95のセットアップが実行されます。
Windows95のセットアップが終了すると、以下のメッセージが表示されます。
<DOS/Vマシンの場合>
コンピュータは最適なパフォーマンスが実行できるように設定されていないようです。この問題に関する詳しい情報を参照しますか?
<PC-9800シリーズの場合>
新しいMS-DOS ドライバ 'ASPI9836' によってシステムのパフォーマンスが下がる可能性があります。この問題に関する詳しい情報を参照しますか?
この時点では、まだ16ビット版のPCMCIAドライバおよびASPIマネージャ等が登録されているためですが、[いいえ]をクリックしてこのまま作業を進めてください。
■1-3 PCカード(PCMCIA) プロパティの設定
(1) コントロールパネルを開きます。
[スタート]-[設定(S)]-[コントロールパネル(C)]メニューで開きます。
(2) コントロールパネルの中の[システム]を起動します。
[システム]アイコンをダブルクリックします。
(3) デバイスマネージャを開きます。
[デバイスマネージャ]タグをクリックするとデバイスツリー表示に切り替わります。
(4) PCMCIAのプロパティの設定画面を開きます。
[PCICまたは互換PCMCIAコントローラ]または「NEC PCMCIA Controller」をダブルクリックするとプロパティ画面が表示されます。
PCMCIAコントローラの項目が表示されていない場合は、[PCMCIAソケット]をダブルクリックして表示させてください。
(5) デバイス使用の設定
画面下の[デバイスの使用]にある「□Original Configuration(使用中)」または「□Undocked(使用中)」の先頭の□をチェックします。
最後に、[OK]ボタンをクリックすると次のPCカード(PCMCIA)ウィザードの画面が表示されます。
■1-4 PCカード(PCMCIA)ウィザードの起動
PCカードウィザードが起動したら、メッセージ「PCカード(ネットワークカード、CD-ROM接続のSCSIカードなど)をWindowsのインストールに使っていますか?」に対して[はい]が選択されていることを確認し、[次へ>]ボタンをクリックして次に進みます。
■1-5 ハードウェア ウィザードの起動
(1) PCカード(PCMCIA) ウィザードに続き、ハードウェア ウィザードが自動的に起動します。
ハードウェア ウィザードが起動したら、表示されているデバイスの一覧からデバイス[SCSIコントローラ]をクリックして選択します。
[次へ>]ボタンをクリックして次に進みます。
(2) 本製品は一覧にないので[ディスク使用(H)... ]ボタンをクリックします。
(3) 次にドライバディスクを指定する画面が表示されます。
本製品に付属するドライバディスクをフロッピードライブに挿入します。
「配布ファイルのコピー元」の下の覧にディスクを挿入したドライブ名を入力して「OK」ボタンを押します。
(4) 次にドライバを指定する画面が表示されます。
「SCSI PC Card IFC-SC」をマウスで選択します。
カードを選択後、[次へ>]ボタンをクリックします。
「インストール中のデバイスは、プラグアンドプレイに対応しています。」というメッセージが表示されたら[次へ>]ボタンをクリックします。
場合によっては以下のメッセージが表示されることがあります。
「Windows95 CD-ROM上のファイルIFCSC.MPDが見つかりませんでした。…(以下略)」
[ファイルのコピー元]の下の覧にディスクを挿入したドライブ名を入力して[OK]ボタンを押します。
フロッピーディスクからドライバのコピーが始まります。
コピーが終わると「新しいハードウェアに必要なソフトウェアのインストールが完了しました。」とメッセージが表示されますから、フロッピーディスクをドライブから抜き、[完了]ボタンをクリックしてください。
■1-6 PCカード(PCMCIA)ウィザードの設定
(1) ハードウェア ウィザードが終わると、PCカード(PCMCIA) ウィザードへ戻ります。
「PCカードドライバが見つかりました。使用不可にできます。これらのドライバを使用不可にする前に、システムファイルの変更を確認しますか?」とメッセージが表示されたら[次へ>]ボタンをクリックしてください。
(2) CONFIG.SYSの確認画面が表示されます。
<DOS/Vマシンの例>(他の機種、PC-9800シリーズでは画面が異なります。)
DEVICE=C:\WINDOWS\HIMEM.SYS
DEVICE=C:\WINDOWS\EMM386.EXE
・・・・・・・
DEVICE=C:\EZPLAY\SSDPCIC1.SYS
DEVICE=C:\EZPLAY\IBMDOSCS.SYS
DEVICE=C:\EZPLAY\RMUDOSAT.SYS /SH=1 /NS=1
・・・・・・・
・・・・・・・
[COMMON]
REM -------- for IFC-SC ---------
DEVICE=C:\MELIFC\ASPI5536.SYS /PORT=300 /SOCKET=0
DEVICE=C:\MELIFC\REXCD.SYS /D:PCMCIACD
16ビット版のPCMCIAドライバは自動的に検出され、選択されています。
さらにASPIマネージャやASPIモジュールの行を選択して使用不可にします。
選択したら、[次へ>]ボタンをクリックします。
(3) AUTOEXEC.BATの確認画面が表示されます。
REM -------- for IFC-SC ---------
IF EXIST PCMCIACD C:\DOS\MSCDEX /D:PCMCIACD /L:D
・・・・・・・
・・・・・・・
CD-ROMエクステンション(MSCDEX)も必要ないので選択して使用不可にします。
選択したら、[次へ>]ボタンをクリックします。
(4) SYSTEM.INIの確認画面が表示されます。
ここでは特に追加で選択するものはありません。そのまま[次へ>]ボタンをクリックします。
(5) PCカード(PCMCIA) ウィザードの終了
最後に、[完了]ボタンをクリックしてPCカード(PCMCIA)ウィザードを終わります。
「このPCカードの設定を続けるには、Windowsを終了し、コンピュータの電源を切ってください。Windowsを終了しますか?」とメッセージが表示されたら、[はい]をクリックしてWindows95を一旦終了します。
再度パソコンをリセットするか電源を入れなおしてWindows95を起動します。
IFC-SCが「新しいハードウェア」として認識されてドライバが自動的に起動すればOKです。
PC-9800の場合は、自動的に起動しません。「1-7.新しいハードウェアの設定作業」が必要です。
以上でドライバのインストールは終わりです。
<確認方法>
ドライバが正しくインストールされたかどうかを、以下の方法で確認できます。
(1) [コントロールパネル]内の[システム]を起動して[デバイスマネージャ]を表示させます。
(2) [SCSI コントローラ]の下に[SCSI PC Card IFC - SC]が表示されていることを確認します。そして、先頭に「?」「!」「×」等の表示がないことを確認します。
■1-7 新しいハードウェアの設定作業
(1) 新しいハードウェアを登録するための画面が表示されます。
[ハードウェアの製造元が提供するドライバ]を選択して[OK]ボタンを押します。
(2) 次にドライバディスクを指定する画面が表示されます。
本製品に付属するドライバディスクをフロッピードライブに挿入します。
[配布ファイルのコピー元]の下の覧をディスクを挿入したドライブ名に変更して[OK]ボタンを押します。
(3) 場合によってはドライバを指定する[デバイスの選択]画面が表示されます。
[デバイスの選択]画面が表示される場合、[SCSI PC Card IFC - SC]をマウスで選択します。
選択後、「次へ>」ボタンをクリックします。
フロッピーディスクからドライバのコピーが始まります。
コピーが終わってしばらくすると、「ピポッ」という音がしてIFC-SCが使用可能になります。
以上でドライバのインストールは終了です。
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2.すでにWindows95が動作している場合のインストール
----------------------------------------------
(1) Windows95を起動します。
(2) PCカードスロットへIFC-SCを挿入します。
(3) 新しいハードウェアを登録するための画面が表示されます。
[ハードウェアの製造元が提供するドライバ]を選択して[OK]ボタンを押します。
(4) 次にドライバディスクを指定する画面が表示されます。
本製品に付属するドライバディスクをフロッピードライブに挿入します。
[配布ファイルのコピー元]の下の覧にディスクを挿入したドライブ名を入力して[OK]ボタンを押します。
(5) 場合によってはドライバを指定する[デバイスの選択]画面が表示されます。
[デバイスの選択]画面が表示される場合、使用する[SCSI PC Card IFC - SC]をマウスで選択します。
カード選択後、「次へ>」ボタンをクリックします。
フロッピーディスクからドライバのコピーが始まります。
コピーが終わってしばらくすると、「ピポッ」という音がしてIFC-SCが使用可能になります。
以上でドライバのインストールは終了です。