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DOS/V Power Report 1997 March
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1996-08-02
|
10KB
|
161 lines
1996年8月2日
Ver.1.07
『Power Window T64V 4MC アプリケーション』をご使用になる皆様へ
カノープス株式会社
この度は、カノープスのWindowsアクセラレータ搭載高解像度ディスプレイボード『Power Window T64V 4MC』をご使用いただき、まことにありがとうございます。このREADME.TXTには、『Power Window T64V 4MC アプリケーション』に関してマニュアルに記載されていない事項について述べられています。今後 『Power Window T64V 4MC アプリケーション』が改訂された場合には是非このREADME.TXTをご覧ください。
Windows 95 に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている
方は、「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをON
にすると読みやすくなります。
1.インストールの前に
このセットアップディスクは、Power Window T64V 4MC 専用です。Windows 95 にPower Window T64V 4MC のドライバをインストールしてから、『Power Window T64V 4MC アプリケーション』のインストールを行なってください。
2.英語版 Windows 95 へのインストール
英語版 Windows 95 へのインストールは、ディスケットの¥ENGLISHディレクトリの下のSETUP.EXEを使用してください。ルート(¥)ディレクトリのSETUP.EXEを使用すると、メッセージなどが文字化けして、インストールができません。
3.インストール先のフォルダについて
『Power Window T64V 4MC アプリケーション』をインストールするフォルダの名前には、8文字以上の名前は指定できません。また、スペース文字も入りません。もし、8文字以上の指定により”フォルダが作成できません。”のメッセージが表示されたときは、フォルダの名前を8文字以内に変更してください。
4.インストール後の再起動について
『Power Window T64V 4MC アプリケーション』をインストール後、Windows の再起動中に ”Windows に戻るときは Exitと入力してください”のメッセージが表示される場合があります。
5.アンインストーラについて
アンインストールを実行した場合、『Power Window T64V 4MC 』のアプリケーションが使用するモジュールはすべて削除されます。他のソフトウェアが『Power Window T64V 4MC 』と同名のモジュールを使用している場合、アンインストールを実行することによってそのソフトウェアが正しく動作できなくなることがあります。その場合には、ソフトウェアの再インストールをおこなってください。
6.Power Cinemaの補足説明
・オーディオCDの再生
米国 CompCore Multimedia, Inc. 製MPEGドライバ「SoftPEG」をご使用になれば、音楽CDを再生することができます。再生する場合は、セレクトボタンでメディアでAudioCDを選んでからロードボタンを押してください。その後プレイボタンにより再生します。
なお、Windows 95でミキサーデバイスが使用されていると、オーディオCDの再生が正常に行えないことがあります。もし正常に再生できないときは、ミキサーデバイスを無効化してご使用ください。ミキサーデバイスを無効にする場合、マイコンピュータのコントロールパネルのマルチメディアを実行してください。マルチメディアのプロパティが表示されましたら、詳細設定のミキサーデバイスにあるデバイスのプロパティから、”このデバイス上でミキサー機能を使わない”に設定してください。
・オーディオCDの再生中のボタンについて
ボリュームコントロール機能、巻戻しボタン、早送りボタン、コマ戻しボタン、コマ送りボタンが働きません。AudioCDを停止させると、必ず先頭のトラックに戻ります。
・再生画面のスライドバー
MPEGファイルやVideo CDをロードすると、動画ウィンドウの下部にスライドバーが現れます。スライドバーをドラッグすることにより見たい位置に映像を切り換えることができます。またスライドバーには、プレイ/ポーズボタン、ストップボタン、NEXTボタン、PREVボタンがついています。このボタンはPower Cinema 95上にあるボタンと同じ働きをしますので、動画ウィンドウ上から動作することができます。
・再生フォーマットの変更
Power Cinema 95 からCD-iモードがOne Trackモードに代わり、CD-iを再生することができなくなりました。なお、弊社での動作保証対象外となりますが、お客様の環境でCD-i再生が必要となる場合は、16bit用CD-ROMドライバをご用意いただき、DOSモードで16bit用のCD-ROMドライバが使用できるよう AUTOEXEC.BAT と CONFIG.SYS の内容を変更した上で、Windowsディレクトリ中の CANOPUS.INI に以下の記述を追加してください。
Power Window T64V MPEGドライバではOne Trackモードは使用できないので表示されません。この機能をご使用になる場合は、米国 CompCore Multimedia, Inc. 製MPEGドライバ「SoftPEG」をご使用ください。
[Power Cinema 95]
・
・
CdiEnable=1
・Video CDの映像の調整について
一般にVideo CDの映像は、Video CDプレーヤなどのビデオ機器環境で再生されるように作成されています。そのためPCのディスプレイ上にそのまま表示すると、横方向に引き伸ばされた映像になります。Power Cinema 95は出荷時の設定では、画質を優先するためにそのまま表示していますが、Windowsディレクトリの中のファイルCANOPUS.INIに設定を追加することで、横方向に引き伸ばされた映像を調整することができます。この設定は下のように、MPEGファイル、Video CDそれぞれ別々に設定できます。
[Power Cinema 95]
・
・
MPEG_Adjust=0
Video_CD_Adjust=0
それぞれの項目は、省略時あるいは=の右の値が0のときには調整なし、1の時には横方向に縮める、2の時には縦方向に伸ばす、になります。したがって、
Video_CD_Adjust=1
とすることで、Video CDについて横方向に縮める方法で調整されます。なお、画質を最優先するときはこの設定で調整せず、ディスプレイで調整されることをおすすめします。
・Power Cinemaとパワーマネージメントについて
Power Cinema 95をご使用になる場合は、パワーマネージメント機能を使用しないでください。パワーマネージメントが作動するとWindowsが誤動作する場合があります。
・カラオケモードについて
Power Window T64V MPEGドライバでご使用の場合、左側チャンネルのみから音が出ます。右側のチャンネルはミュートされます。
・キャプチャ機能について
オーバーレイ表示を行なっている時、静止画への保存やクリップボードへのコピーができません。この場合、米国 CompCore Multimedia, Inc. 製MPEGドライバ「SoftPEG」に切り替えてから、Power Cinemaのオプション設定の”オーバーレイ表示しない”のチェックボックスを有効にしてください。
・EJECTボタンについて
Power Window T64V MPEGドライバではEJECTボタンを押してもCD-ROMドライブは開きません。
・スピードコントロールについて
MPEGファイル、Video CDについて、スピードコントロール機能が働きません。AVIファイルについては3倍速まで設定できますが、環境によっては3倍速に設定しても3倍速で再生されないことがあります。
・プレイバックコントロールについて
Video CDがプレイバックコントロールに対応している場合は、その機能を使って再生することができます。プレイバックコントロールを使用する場合は、Video CD再生中にRETURNボタンを押してください。
・オーバーレイ表示している時のマウスカーソルについて
DirectDraw機能を使ってオーバーレイ表示している時に再生画面上にマウスカーソル(アニメーションカーソル)を移動させると、再生画面にマウスカーソルが隠れて見えなくなります。
・Video CD再生中のイジェクトボタンについて
Video CD再生中にCD-ROMドライブのイジェクトボタンを押さないでください。イジェクトする場合は、ポーズまたは停止させてからイジェクトボタンを押すか、Power Cinema 95にあるイジェクトボタンを押してください。
7.対応OS
『Power Window T64V 4MC アプリケーション』に含まれるソフトウェアはWindows 95専用アプリケーションです。Windows3.1またはWindows NTでは動作しません。
8.バージョン番号について
『Power Window T64V 4MC アプリケーション』のバージョン番号は、製品全体としてのバージョン番号です。各々のアプリケーションのバージョンは以下の通りです。
------------------------------------------------------
Power Cinema 95 Ver.2.00a: 96/08/02
Power Window MPEG Driver Ver.2.20 : 96/08/02
Power Window Video Capture Driver Ver.1.01 : 96/08/02
Video Viewer Ver.4.01 : 96/08/02
TV Tuner Ver.1.00 : 96/08/02
------------------------------------------------------
9.変更履歴
------------------
Ver.1.00: 96/04/22
------------------
最初のリリース。
------------------
Ver.1.07: 96/08/02
------------------
(1)Power Cinema 95 でボリュームのデフォルトの値を今までの半分の値に変更。
(2)Power Cinema 95 でスライドバーから再生位置を移動させるレスポンスとボリュームボタンのレスポンスの向上。
(3)Power Cinema 95 でプレイバックコントロール機能が正しく動作しない VideoCD を正しく動作するように変更。
(4)Power Cinema 95 でリモコンの書き換え途中で止まった状態が長く続いていたのを早くするように変更。
(5)Power Cinema 95 でカラオケCDなどのタイトルを [Power Cinema 95] のウィンドウに表示する/しないを設定する項目を追加。
(6) 以下の不具合の修正
Power Cinema 95 で AudioCD を再生した後、VideoCD が再生できない。
Power Cinema 95 でオプション設定で「停止後ウィンドウを閉じる」にチェックマークをつけた状態でフルスクリーン再生を行なうと、再生終了後に再生ウィンドウとリモコンが消えてしまう。
Power Cinema 95 でフルスクリーンから戻った時、スライドバーの高さだけ伸びてしまう。
Power Cinema 95 でプレイバックコントロール時にフルスクリーン状態で Enter キーを押すと、エラーメッセージが表示され、応答すると画面が真っ白になる。
Power Cinema 95 で動画ウィンドウがタイトルバーの高さだけになってしまうことがある。
Video Viewerを起動するとハングアップすることがある。
Video Viewerのプレビュー表示を行なうと画面にノイズが発生することがある。
以上