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DOS/V Power Report 1996 November
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Text File
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1996-05-21
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22KB
|
535 lines
(1996.5.21改定)
WACOM DRIVER DISKETTE VERSION 2.32J
For NEC PC-9800 series
Copyright WACOM Co., Ltd. 1995,1996
このファイルにはマニュアルに載っていない内容を含んでいます。
掲載内容:
(1) このディスクに含まれる内容
(2) ドライバのインストール方法
(3) 消しゴム機能対応のアプリケーションについて
(4) このドライバでサポートできていない機能
(5) わかっている問題点
(6) ドライバのインストールで変更された部分の説明
(7) 変更履歴
******************************
このディスクに含まれる内容
******************************
このディスクには、幾つかのファイル(SETUP.EXE、SETUP.LST、PEN.INF、README.TXT)
と2つのディレクトリがあります。ディレクトリの内容は以下の通りです。
SETUP WindowsにWACOMタブレットドライバをインストールするためのSETUP用ファイルが入って
います
WIN ヘルプファイルが入っています
WIN\WIN Windows 3.1 及び Windows 95 のドライバソフトが入っています
WIN\NTINTEL Windows NT 3.5x (IntelCPU) のドライバソフトが入っています
******************************
ドライバのインストール方法
******************************
--- WINDOWS 3.1 および WINDOWS NT でのインストール ---
(1) Windows を起動します。他のアプリケーションは終了させておいてください。
(2) フロッピーディスクドライブに WACOM TABLET DRIVER のディスケットをセットします。
(3) プログラムマネージャ の ファイル(F) から、'ファイル名を指定して実行'を選びます。
(4) フロッピードライブ名と:をはさんで SETUP と入力します。(例えば A:\SETUP)
Enterキーを押してセットアッププログラムを実行し、表示される指示に従ってインストールを進めて
ください。
(5) Windows をリスタートするとタブレットが使えるようになります。
--- WINDOWS 95 のプラグアンドプレイ機能によるインストール ---
(1) タブレットを接続してください。電源スイッチがある機種はそれをONにしてください。
(2) コンピュータの電源を入れます。Windows95がスタートします。
(3) フロッピーディスクドライブに WACOM TABLET DRIVER のディスケットをセットします。
Windows95のスタートアップの時に、新しいハードウェアを検出しました、というダイアログが表
示されたら、4 の作業に移ってください。もし現れなかったら 6 の作業に移りま
す。
(4) 'ハードウェアメーカーから提供されるドライバを使う'を選択してEnterキーを押します。
(5) ドライブ名をタイプ(例えば A:\ )してEnterキーを押します。その後表示される指示に
従ってインストールを進めてください。7 の作業に移ります。
(6) スタートボタンから'ファイル名を指定して実行'をクリックします。表示される指示に従ってインスト
ールを進めてください。
(7) Windows をリスタートするとタブレットが使えるようになります。
タブレットを変えたりした場合は、Windowsのディレクトリにある、WACOM.INI、WINTAB.INI
ファイルを削除してからSETUPを行ってください。以前のタブレットの情報が残っていると
動作がおかしくなる事があります。
******************************
消しゴム機能対応の
アプリケーションについて
******************************
ArtPad II や UD II シリーズのタブレットは、Microsoft Word, Excel, PowerPoint 等のアプリ
ケーションでワンタッチ消去機能を使う事ができます。次のグラフィックスアプリケーションでは消しゴム機能
として組み込まれており、簡単で直感的な操作ができるようになっています。
FutureWave SmartSketch 1.0J, SmartSketch95
Fractal ArtSchool Dabbler 2.0
Adobe Photoshop 3.0.5J
ツイン筆圧ペン(UP-701E)のテールスイッチ部分が、タブレットの板面に近づくと、自動的に消しゴ
ムツールとして認識します。
DaisyArt95
ツイン筆圧ペン(UP-701E)のテールスイッチ部分でクリックすると、自動的に消しゴムツールとして認識
します。
******************************
このドライババージョンで
サポートできていない機能
******************************
以下の機能については、このバージョンでは動作に制限があります。
--- WINDOWS 3.1 と WINDOWS 95 ---
相対モードの切替え: ファンクションボタンのボックスに相対モードを割り当てた時、そのボックスをク
リックしても相対モードに変わらない場合があります。この機能は
ポインタ設定画面で「Wintab 互換」のチェックを外した時だけ有効で
す。ここにチェックが入っているポインタ(ペン、カーソル)はファンクションボック
スによる相対モードへの切り替えはできません。
スケーリングの設定画面でアスペクト比からマウスモードを選択した時はこの
ような制限は受けません。しかしマウスモ^ドになっている状態で
「Wintab 互換」を外してファンクションボックスより絶対モードにすると
絶対モードに切り替わりますがアスペクト比の表示は変わりません。
ワンタッチ消去: Windows3.1ではこの機能は使えません。
ダブルクリック支援: ArtPadII をお使いの場合、このチェックボックスは表示されません。
ダブルクリック支援を無効にする場合はダブルクリック距離を1にしてく
ださい。
--- WINDOWS 95 ---
ペンサービス: ペンサービス を利用する場合には、このドライバの他にMicrosoft社
の"Pen Services for Micrsoft Windows 95"が必要です。現在
ワコムでは扱っておりませんのでお使いになれません。
--- WINDOWS NT ---
タブレットの向き: 本来は4方向の向きが可能ですが、「横長」のみ使えます。
テールスイッチの機能
ワンタッチ消去: この機能は使えません。
複数キー: 設定できません。
******************************
わかっている問題点
******************************
--- WINDOWS 3.1 ---
(1) ドライバのSETUPを実行するとPENWIN.DLLがコピーされます。もしこのモジュールが有効で
あれば次のような問題が発生します。
* ライトが起動できません。(メモリが足りませんというメッセージが出る)
* Word6.0 でドラッグアンドドロップができません。
* Excel のキー入力エリアでカーソルが表示されません。
これを解決するためには次の処置をしてください。
一般設定画面で「ペンサービスを使う」を何度かクリックするとペンサービスをシステムから外す
ためにWindowsをリスタートするかどうか聞いて来ます。この状態でWindowsをリスタートする
と次からは PENWIN.DLL が無効になり、上記の問題が発生しなくなります。
SYSTEM.INI ファイルの変更でこれと同じ処置を行う事ができます。
SYSTEM.INI ファイルの [drivers] セクションにある
'penwindows=penwin.dll'
という行を削除(または行の先頭に';'セミコロンを入れて無効に)します。
注意:PENWIN.DLL は Microsoft社のライブラリファイルです。
注意:PENWIN.DLL は Windows3.1版の Photoshop3.03J かまたはそれ以前のバージョン
で筆圧機能を利用する時に必要です。
(2) PENWIN.DLL と ATI ビデオカードのドライバの組み合わせで問題が起きる事があります。
もし ATI ビデオドライバを利用されているなら、PENWIN.DLL を上記の方法で外してお
くことをお薦めします。Photoshop をお使いの場合は PENWIN.DLL に対応した ATI
ドライバにアップデートする方法もありますので ATI にお問い合わせください。
(3) 相対モードは ペンサービスとWintab互換機能がともに有効になっているとうまく機能し
ません。相対モードを利用する場合には、ポインタ設定画面からどちらかの機能を外して
ください。
--- WINDOWS 95 ---
(1) タブレットの上でカーソルやペンを動かしながらWindows95を起動すると、タブレットの検出に失
敗しタブレットドライバがロードされない時があります。画面の左隅にWACOMのアイコンが出て消
えるまでタブレットの上にカーソルやペンを乗せないでください。これはWindows95が Plug &
Play を失敗した時に、PC98シリーズにおいてはドライバ自身でこれを復旧するのが難し
いために起こります。
(2) SETUPを起動してドライバをインストールした場合、SETUP終了後Windowsが再起動されますが
再起動後にタブレットの情報が作られるために、その時点ではタブレットが使えません。恐
れ入りますがもう一度Windowsを起動し直してください。
--- WINDOWS NT ---
(1) ファンクションボックスからの絶対モード/マウスモードの設定がうまくできない事があります。ファンク
ションボックスをクリックした際、表示カーソルの位置が移動する事があります。
(2) ハードディスクをアクセス中にペンやカーソルを動かしていると表示カーソルが動かなくなることがあ
ります。ペンやカーソルを動かすのを止めればそのうち動くようになります。しかし、動
かし続けるとタブレットでの操作ができなくなる事があります。
このような現象が発生したら、次の確認を行ってください。
管理ツールのグループにイベントビューワがありますのでこれを起動し、イベントログの中に
The ring buffer that stores incoming mouse data has overflowed (buffer
size is configurable through the Registry).
というメッセージがあった時は、以下の処置をすればこのような現象を防ぐ事ができま
す。
レジストリエディタ(WINNT35\SYSTEM32 のディレクトリの中に REGEDT32.EXE という名称であり
ます)で変更します。これを起動すると幾つかのサブウィンドウがでます。ここで、
「HKEY_LOCAL_MACHINE」の階層を以下のようにたどってゆきます。
HKEY_LOCAL_MACHINE / SYSTEM / CurrentControlSet / Services
/ Mouclass / Parameters
変更する項目は、この Parameters の右に表示されている「MouseDataQueueSize」
を現在の値より大きくします。(標準値は100です。WACOMのドライバSETUPで500に変
更しています。) また同様に次の項目も変更します。
HKEY_LOCAL_MACHINE / SYSTEM / CurrentControlSet / Services
/ Wtclass / Parameters
の「MouseDataQueueSize」を上記で変更したのと同じ値に変更します。
注意)この2つは同じ値になっていなければなりません。
変更後は WindowsNT を再起動してください。
--- 共通 ---
(1) UDⅡシリーズなのに消しゴム機能や傾きの設定ができないことがまれに発生します。
再起動で正常に戻る事があります。
(2) スケーリング設定の画面マッピング
マッピング範囲で、画面の一部を設定すると「wintabサービスで使うスケーリングは変更できま
せん」 というメッセージが出ます。今のところwintabを有効にしていると画面の一部分
を使うようには設定できません。必要ならば、ポインタ画面で"Wintab互換"のチェックを外
すようにしてください。
ArtPad ではwintabは常時サポートしていますので、今のところこの機能は意味のない
ものとなっています。
(3) スケーリングの設定で「入力範囲」についてはデフォルト設定がタブレット全面になるように変更
されています。
******************************
ドライバのインストールで
変更された部分の説明
******************************
以下の内容は、ドライバのインストールを行う時に、セットアッププログラムがシステムの情報をどのように
変更または追加しているかを説明したものです。
--- WINDOWS 3.1 SETUPでの変更箇所 ---
Windows セットアッププログラムは次の変更を行っています。
まず、セットアップはタブレットドライバのフロッピーディスクのWINディレクトリから、次のファイルを解凍して
WINDOWS\SYSTEM のディレクトリにコピーします
WACOM .CP_ -> WACOM .CPL (Control panel)
WACOM .DR_ -> WACOM .DRV (Main driver)
WACOM .38_ -> WACOM .386 (Virtual driver, Windows 3.1 only)
WACPEN.DR_ -> WACPEN.DRV (Windows 3.0 compatible mode)
PENWIN.DL_ -> PENWIN.DLL (Pressure library from Microsoft,
Windows 3.1 only)
IDLLMAN.DL_ -> IDLLMAN.DLL (Manager of DLL for IME)
MSPENUI.DL_ -> MSPENUI.DLL (Microsoft pen user inteface library)
WINTAB.DL_ -> WINTAB.DLL (Pressure library)
WINTAB32.DL_ -> WINTAB32.DLL (Pressure library)
WTT16.DL_ -> WTT16.DLL (Pressure library)
WINDOWS ディレクトリには次のファイルをコピーします。
ARTPADII.HL_ -> ARTPADII.HLP (ArtPad II Help file)
ARTZII.HL_ -> ARTZII.HLP (ArtZ II Help file)
セットアッププログラムは SYSTEM.INI ファイルの以下の部分を修正します。
[boot] セクション:
[boot]
.
.
;oldmouse=?????
drivers=??? pen penwindows idllman
現在使われているマウスドライバは OLDMOUSE.DRV という名前で同じディレクトリにコピーされ、上
記の';oldmouse'にその名前が載ります。もし WACPEN.DRV をマウスドライバの代わりに使う
場合には wacpen は oldmouse ドライバをロードするようになります。
※Windows3.0用の筆圧対応ソフトを使う場合にこのドライバが必要になりますが、多くのユーザー
の方には必要ありません。
セットアッププログラムは'pen'と'penwindows'及び'idllman'を"drivers="のラインに追加します。
もともと"drivers="のラインにあった項目(例えば mmsystem.dll)は変化しません。
[386Enh] セクション:
[386Enh]
device=wacom.386
.
Com1Base=-1 <- Com1に接続した時はこの行が追加されます。
. 他のポートの時は追加されません。
.
注意: [386Enh]セクションでは "device=" の隣には他のペンドライバがきてはいけません。も
しくはエンハンストモードでは起動しないようにします。
[drivers] セクション:
[drivers]
.
.
pen=wacom.drv
penwindows=penwin.dll
idllman=idllman.dll
さらにセットアッププログラムは SYSTEM.INI ファイルに [Pen Driver]のセクションを追加します。
[Pen Driver] セクション:
[Pen Driver]
ComPort=1
9600baud=1
ComBoard=0
IgnoreStartErrors=0
--- WINDOWSにインストールした後に何か問題が起こった時は ---
もう一度SETUPを起動して、「はずす(U)」を選択してください。終了後再起動でタブレット
ドライバをインストールする前の状態に戻ります。
セットアッププログラムが起動された時、その時点での SYSTEM.INI ファイルはバックアップファイルとして
SYSWAC.000 という名前でコピーされます。このファイル名の拡張子はインストールされるたびに毎回
1づつ増えてコピーが作られます。Windows 3.1 用ドライバのインストールが終了した後(例えば
DOS プロンプトに戻った時)Windows のディレクトリから 'copy SYSWAC.XXX SYSTEM.INI'とタイプ
すると、ドライバがインストールされる前の状態に戻す事ができます。XXXには番号の一番大きい
ファイルを指定してください。ドライバインストールにおいて、もし何か問題があるようでしたら、マニ
ュアルのトラブルシューティングの項を参照してください。
--- WINDOWS 95 セットアップでの変更点 ---
Windows セットアッププログラムは次の変更を行っています。
まず、セットアップはタブレットドライバのフロッピーディスクのWINディレクトリから、次のファイルを解凍して
WINDOWS\SYSTEM のディレクトリにコピーします
WACOM .CP_ -> WACOM .CPL (Control panel)
WACOM .DR_ -> WACOM .DRV (Main driver)
WACOM .VX_ -> WACOM .VXD (Virtual driver, Windows 3.1 only)
WACPEN.DR_ -> WACPEN.DRV (Windows 3.0 compatible mode)
WINTAB.DL_ -> WINTAB.DLL (Pressure library)
WINTAB32.DL_ -> WINTAB32.DLL (Pressure library)
WTT16.DL_ -> WTT16.DLL (Pressure library)
WINDOWS ディレクトリには次のファイルをコピーします。
TAB_LOAD.EX_ -> TAB_LOAD.EXE (Load and Save function)
WACOMEXT.DL_ -> WACOMEXT.DLL (Context Aware driver)
ARTPADII.HL_ -> ARTPADII.HLP (ArtPad II Help file)
ARTZII.HL_ -> ARTZII.HLP (ArtZ II Help file)
注意: Plug & Play でのインストールの場合は以下を参照してください。
セットアッププログラムは次のように SYSTEM.INI ファイルを変更しています。
[boot] セクション:
[boot]
.
.
;oldmouse=?????
現在使われているマウスドライバは OLDMOUSE.DRV という名前で同じディレクトリにコピーされ、上
記の';oldmouse'にその名前が載ります。もし WACPEN.DRV をマウスドライバの代わりに使う
場合には wacpen は oldmouse ドライバをロードするようになります。
[drivers] セクション:
[drivers]
.
.
pen=wacom.drv
さらにセットアッププログラムは SYSTEM.INI ファイルに [Pen Driver]のセクションを追加します。
[Pen Driver] セクション:
[Pen Driver]
ComPort=1
9600baud=1
IgnorStartErrors=0
続けて、セットアッププログラムは以下のセクションをレジストリファイルに追加します。
HKEY_CLASSES_ROOT\.wac
HKEY_CLASSES_ROOT\WACOM.Settings
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD\WACOM
HKEY_USERS\.Default\Control Panel\Wacom\Eraser
但し、Plug & Play によるインストールでは以下のレジストリを除いて上記の追加を行います。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD\WACOM
さらに以下の内容を追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\SERENUM\{tablet id}
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\PEN
--- WINDOWSにインストールした後に何か問題が起こった時は ---
もう一度SETUPを起動して、「はずす(U)」を選択してください。終了後再起動でタブレット
ドライバをインストールする前の状態に戻ります。
セットアッププログラムが起動された時、その時点での SYSTEM.INI ファイルはバックアップファイルとして
SYSWAC.000 という名前でコピーされます。このファイル名の拡張子はインストールされるたびに毎回
1づつ増えてコピーが作られます。Windows 95 がスタートアップに失敗するようなら、Windows
のディレクトリ(例えば、DOSプロンプトが出ている状態 C:\WINDOWS )Windows のディレクトリから
'copy SYSWAC.XXX SYSTEM.INI'とタイプすると、ドライバがインストールされる前の状態に戻す事
ができます。XXXには番号の一番大きいファイルを指定してください。また、REGEDIT.EXEプロ
グラムを用いて追加されたレジストリを削除する必要があります。ドライバインストールにおいてもし
何か問題があるようでしたら、マニュアルのトラブルシューティングの項を参照してください。
--- WINDOWS NT セットアップの変更点 ---
セットアップはタブレットドライバのフロッピーディスクの WIN ディレクトリから、次のファイルを解凍して
WINDOWS\SYSTEM のディレクトリにコピーします
ARTPADII.HL_ -> ARTPADII.HLP (ArtPad II Help file)
ARTZII.HL_ -> ARTZII.HLP (ArtZ II Help file)
さらに、フロッピーディスクの WIN\NT ディレクトリから、次のファイルを解凍して WINDOWS\SYSTEM32
のディレクトリにコピーします
WACOM .CP_ -> WACOM .CPL (Control panel)
WACOM .DR_ -> WACOM .DRV (Main Installable driver)
WINTAB.DL_ -> WINTAB.DLL (16 bit Pressure library)
WINTAB32.DL_ -> WINTAB32.DLL (Pressure library)
WINTAB32.EX_ -> WINTAB32.EXE (Pressure service)
WACOMKEY.EX_ -> WACOMKEY.EXE (Keystroke service)
同様に次のファイルは WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS のディレクトリにコピーします。
WACOM.SY_ -> WACOM.SYS (Serial tablet driver)
PENCLASS.SY_ -> PENCLASS.SYS (intermediate driver)
WTCLASS.SY_ -> WTCLASS.SYS (intermediate driver)
セットアッププログラムは以下のセクションをレジストリファイルに追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Wacom
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Penclass
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\wtclass
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Wintab32
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\wacomkey
続けて、次のセクションを追加
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog
セットアップは次のパラメータを書き込みます。
"pen" REG_SZ "wacom.drv" を
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32 に。
"Pen Class" を
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\ServiceGroupOrder に。
******************************
V2.21J から V2.22J で
変更された部分の説明
******************************
<ペンの設定>
(1) ダブルクリック支援のチェックが設定通りに表示されないバグを修正
(2) PL-200V、PL-100V は筆圧ペンの選択をできないように修正
<筆圧の設定>
(1) 筆圧の設定の%表示が-1されるバグを修正
<傾きの設定>
(1) 傾きの設定を敏感にすると傾きの表示が踊ってしまうバグを対策
<カーソルの設定>
(1) カーソルのボタン設定を一度もしていない状態で、ポインタ画面でカーソルの「wintab互換」の
チェックを外すと、カーソルのボタン設定が違ってしまうバグを修正
<スケーリングの設定>
(1) 「タブレットの一部」をタブレット下半分で設定している時、アスペクト比を縦横比一定に
すると原点が逆になるバグを修正
(2) 入力範囲のデフォルト値がwintabを使う時と使わない時で異なっていたバグを修正
(3) 入力範囲設定で、いったん「タブレットの一部」を設定した後は「タブレット全面」に切り
替えないと再度「タブレットの一部」を正常に設定できなかったバグを修正
(4) ArtPADの1/4モードを追加
(5) PL-200Vのスケーリングがあわないバグを修正
(6) SD-510Cのスケーリングがあわないバグを修正
<通信設定>
(1) Comポートの競合をなくした(DOS/Vのみ)
<一般設定>
(1) ペンサービスのチェックがいつも外れているバグを修正
(2) 文字認識モードのチェックがいつも外れているバグを修正
******************************
V2.22J から V2.23J で
変更された部分の説明
******************************
<WindowsNT>
(1) ハードディスクをアクセスしている時に、タブレット上でペンまたはカーソルを動かし続けていると、
WindowsNT がクラッシュしてしまうバグを対策
(-バグ情報-の WindowsNT の(2)の内容を参照してください)
(2) タブレットの上にカーソルやペンを置いたままWindowsNTを起動すると、タブレットドライバがロード
されないバグを修正
******************************
V2.23J から V2.24J で
変更された部分の説明
******************************
<WindowsNT>
(1) スケーリング設定画面で、「タブレットの一部」を選択した時、ポインティングによる入力範囲の設
定(設定開始ボタンで行う)ができるように修正
同じく、タブレットと画面の関係を表わす図が設定どおりに表示されないバグを修正
<Windows3.1/95/NT>
(1) タブレットの一部の領域を入力範囲に設定している時、入力範囲外にカーソルを移動させる
と、画面上のシステムカーソルが画面の端まで移動しきらない問題がありました。これは、
Wintabの仕様に絡む問題でバグではありませんが、対策としてコントロールパネルの一般設
定画面に「領域外トラッキング」という名称でチェックボックスを追加しました。ここをチェックす
る事により入力範囲の外に座標指示器を移動しても画面の端でシステムカーソルが座標指示
器を追いかけるようになります。ツールバーなどをお使いになっている場合に操作しや
すくなります。
なお、設定内容を保存する機能(Load,Save)が一般設定画面にありますが、この
領域外トラッキングの設定はWintabにて管理されるため保存することができません。
******************************
V2.24J から V2.32J で
変更された部分の説明
******************************
<Windows3.1>
(1) Shift、Alt、Ctrlのキーをスイッチに割り付けた後、その機能を実行するとエラーメッセージが
表示されるバグを修正。
<Windows95>
(1) ワンタッチ消去を選択しておいて、消去テストを操作、テールスイッチでケシゴム付きカーソルが表示され
た状態でテールスイッチの機能を「消しゴム」にすると、常にI型カーソルの時にケシゴム付きカー
ソルのままになっていたバグを修正
(2) スケーリング設定画面で、「タブレットの一部」を選択した時、ポインティングによる入力範囲の設
定(設定開始ボタンで行う)ができるように修正(V2.24Jでは状況により設定できな
い場合がありました)
<WindowsNT>
(1) テールスイッチに関する設定が記憶できなかったバグを修正。
<Windows3.1/95>
(1) タブレットの向きは「横長」のみ使えていましたが、4方向の向きを設定できるようにな
りました。
<Windows3.1/95/NT>
(1) ペン先に複数キーを設定した時、ペンを領域外に持っていった時にも文字が出力される
場合があったのを対策。
(2) 複数キー設定で、同じ文字を続けて設定した時、実行時1文字しか出力されないバグ
を修正。
(3) 一般設定画面でLoad、Save機能を有効にしていましたが、Winabの設定を記憶する
処理に問題がある事がわかりました。Wintabを利用しない場合は問題ないですが、
混乱を防ぐため再度無効にさせて頂きました。
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