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Text File  |  1996-06-19  |  7KB  |  187 lines

  1.                         1996年 5月24日
  2.  
  3.  
  4.  IBM ThinkPad 760E/760ED/760LE/
  5.   760LED
  6.  システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン 1.01
  7.  
  8.  
  9. -----------------------------------
  10. ディスケットの役目
  11.  
  12.  ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使って
  13.  ThinkPad本体内に収められたシステム・プログラムを更新すること
  14.  で、問題の解決や機能の追加、拡張といった変更を行うことができます。 
  15.  対象となる機種は次のとうりです。
  16.  
  17.   ThinkPad 760E/760ED/760LE/760LED   
  18.  
  19.  システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、
  20.  「問題解決/変更の概要」の章を参照してください。
  21.  
  22.  システム・プログラムを更新するには、
  23.  「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。
  24.  
  25.  
  26.  
  27. -----------------------------------
  28. ディスケット・リリース情報 (日本で未リリース分も含みます)
  29.  
  30.  
  31.  ディスケット
  32.  バージョン   内容
  33.                 
  34.  1.01    問題修正サービス
  35.  
  36.  
  37. -----------------------------------
  38. システム・プログラムの更新のしかた
  39.  
  40.  (注意)
  41.   -システム・プログラムを更新するには、ACアダプター,及び充電済み
  42.    のバッテリー・パックが必要です。
  43.   -ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡張ユニット、又はポート・リ
  44.    プリケーターがThinkPadに接続されている場合は、取り外して
  45.    ください。
  46.   -ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同
  47.    じ、又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディ
  48.    スケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。
  49.    導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ
  50.    ラムのレベルを自動的に調べて、お知らせします。
  51.  
  52.  
  53.  1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示してください。
  54.  2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けてください。
  55.  3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ
  56.    ット入れて、電源を入れてください。
  57.  4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。
  58.  5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。
  59.  6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム
  60.    プログラムの更新を完了してください。
  61.  
  62.  警告--------------------------------
  63.  画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に
  64.  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
  65.  絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを
  66.  、、、、、、、、、、、、 
  67.  抜いたりしないでください。
  68.  
  69.   システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード
  70.   の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店
  71.   にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償
  72.   の場合もあります。
  73.  ----------------------------------
  74.  
  75.  
  76.  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。
  77.  
  78.  7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス
  79.    ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ってください。
  80.  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setup
  81.    の画面が表示されるまでF1キーを押し続けてください。
  82.  9.始動パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れてくだ
  83.    さい。
  84.  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選んで
  85.     ください。
  86.  11.「OK」を選んでください。
  87.  
  88.  
  89.  最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確
  90.  認してください。
  91.  
  92.  12.電源を切って,F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま 
  93.     Easy-Setup の画面が表示されるまでF1キーを押し続け
  94.     てください。
  95.  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始して
  96.     ください。 テスト画面が表示されます。
  97.     テストをパスした各項目には OK が表示されます。
  98.  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認してください。
  99.  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ってください。
  100.  
  101.  
  102.  これで全ての作業は完了です。
  103.  
  104.  
  105. -----------------------------------
  106. 問題解決/変更の概要
  107.  
  108.   (参考)
  109.    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。
  110.    [新]は新機能または機能の拡張を示します。
  111.  
  112.  以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々の
  113.  バージョンで解決されました。
  114.  
  115.  
  116. [1.01]
  117.   -8MB以上のメモリ-を装着し、WARPを使用しているシステムで、
  118.    ハイバ-ネ-ション・ファイルをHPFSでフォ-マットされている
  119.    パ-ティションに作成した場合、ハイバ-ネ-ションができず、かつ
  120.    システムがハングする場合がある。
  121.  -リング・インディケ-タ-(着信呼び出し)によるリヂュ-ム機能を設定
  122.   した場合、システムがサスペンド状態に入らない場合がある。
  123.   -EASY SETUPの診断機能より、ディスプレイのテストを実行した
  124.    場合、53-02のエラ-・コ-ドを表示する場合がある。
  125.  
  126. -----------------------------------
  127. システム・プログラムの情報
  128.  
  129.  各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のような
  130.  システム・プログラムが入っています。    
  131.  BIOS P/N とその日付は、 Easy-SetUp のメニュー
  132.  から「Config」を選択し、さらに「Systemboard」を選
  133.  択することで確認できます。
  134.  
  135.     ディスケット  BIOS     BIOS
  136.     バージョン   P/N      日付
  137.     -------------------------
  138.     1.01    91G1788  05-15-96
  139.                         (TP760ED以外)
  140.                         91G1786    05-15-96
  141.                         (TP760ED)
  142.  
  143. -----------------------------------
  144. サービス情報
  145.  
  146.  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシス
  147.  テム・プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が
  148.  生まれます。 この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、
  149.  EMM386.EXEのようなメモリー・マネジャーを使用することで
  150.  UMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することができます。
  151.  
  152.  
  153. ThinkPad  BIOS P/N  使用されないBIOS領域
  154. モデル       BIOS 日付                  
  155. -----------------------------------
  156. 760ED以外   91G1788   E000-EFFF(64KB)
  157.           05/15/96 
  158. 760ED          91G1786    E000-EFFF(64KB)
  159.           05/15/96
  160.  
  161.  
  162.  (注意)
  163.  -メモリー領域 C000-C7FF は、ビデオBIOS用にあらかじめ
  164.   予約されています。
  165.  
  166.   上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応した
  167.   BIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラム
  168.   の更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。
  169.  
  170.  
  171.  BIOS P/N とその日付は、 Easy-SetUp のメニュー
  172.  から「Config」を選択し、さらに「Systemboard」を選
  173.  択することで確認できます。
  174.  
  175.  
  176. -----------------------------------
  177. 商標
  178.  
  179.   * Windows は Microsoft Corporation 
  180.    の商標です。
  181.   * Pentium は Intel Corporation 
  182.    の商標です。
  183.  
  184.  
  185.  
  186. ----------- <ファイルの終わり> ------------
  187.