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/ DOS/V Power Report 1996 November / VPR9611B.ISO / driver / hp / win95 / lj4ljp40 / readme.txt < prev   
Text File  |  1996-05-13  |  21KB  |  437 lines

  1. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  2.  
  3.              HP LaserJet 4LJ Pro プリンタ ドライバ リリース ノート
  4.                  for Windows 95                  1996年5月
  5.  
  6.     HPJL5E プリンタ ドライバ:              Version : 40.00.01 BETA
  7.  
  8. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  9.  
  10. このドキュメントには、以下の内容が含まれます。
  11.      * はじめに
  12.      * HPJL5E プリンタ ドライバ Version 31.V3.00 からの変更点について
  13.      * HPJL5E プリンタ ドライバ Version 31.V2.00 からの変更点について
  14.      * Microsoft Windows 95 への組み込みについて
  15.      * HP LaserJet 4LJ Pro プリンタ ドライバ HPJL5E の特長
  16.      * プリンタ ドライバの制限事項
  17.      * その他の注意事項
  18.  
  19.  
  20. ヒューレット・パッカード社は、この文書に記述されている情報およびこの文書に付属する
  21. ソフトウェア(HPJL5E プリンタ ドライバ 40.00.01 BETA と称する)に関し、市場性に対
  22. する保証および特定の目的に対する適合性に関する保証を含む一切の保証を行いません。
  23.  
  24.  
  25. HP LaserJet 4LJ Pro HPJL5E プリンタ ドライバ 40.00.01 BETA は、以下の条件の下でのみ
  26. コピーすることが可能です:
  27.  
  28. 1)  ドライバに関するすべてのドキュメントやテキストに変更を加えず、また、全ページを
  29. 添付すること。
  30.  
  31. 2)  ディスクに含まれるすべてのファイルに変更を加えず、コピーすること。
  32.  
  33. 3)  HP LaserJet 4LJ Pro HPJL5E プリンタ ドライバ 40.00.01 BETA に含まれるすべての
  34. 製品を、一緒に使用すること、また同時に、
  35.  
  36. 4)  上記 3) に加え、営利目的で使用しないこと。
  37.  
  38. Copyright (c) 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, 1996 Hewlett-Packard Company.
  39. Copyright (c) 1985, 1986, 1987, 1988, 1989, 1990 Microsoft Corp.
  40. Copyright (c) 1988, 1989 Aldus Co.
  41. All Rights Reserved.
  42.  
  43.  
  44. IBM PC、PC-DOS は、米国 International Business Machines Corporation の商標です。
  45. MS-DOS、Windows は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。
  46.  
  47.  
  48.  
  49. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  50.  
  51.                                  はじめに
  52.  
  53. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  54.  
  55. 本BETA版は、1996年5月末次期正式版がリリースされるまでの間のみご利用下さい。
  56.  
  57. HPJL5E プリンタ ドライバは、HP LaserJet 4LJ Pro プリンタ用のプリンタ ドライバ です。
  58. HP LaserJet 4LJ Pro プリンタは、Microsoft Windows 95 の標準であるTrueTypeフォン
  59. トのラスタライザを搭載し、又、MS 明朝とMS ゴシックの2書体を標準で搭載した 600dpi
  60. の日本語プリンタです。本プリンタおよびプリンタ ドライバでサポートしているヒューレッ
  61. ト・パッカード社の標準ページ記述言語である PCL は、2バイト コードのサポートを行っ
  62. ています。従って、Microsoft Windows 95 と HP LaserJet 4LJ Pro プリンタを組み合わ
  63. せることによって、これまでにない高速でかつ高品質な印刷が可能となりました。
  64.  
  65. このプリンタ ドライバでは、HP-GL/2 をサポートしています。HP-GL/2 は、ヒューレット・
  66. パッカード社の開発したプロッタ制御用の言語で、複雑なグラフィックスも高速にかつ美し
  67. く印刷することが可能です。
  68.  
  69. HPJL5E プリンタ ドライバでは、[設定]ダイアログ ボックスに於いて様々な設定が可能で
  70. すが、特に必要が無い限り、グラフィックス モードを HP-GL/2 としてお使いいただくこと
  71. をお薦めします。
  72.  
  73.  
  74.  
  75. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  76.  
  77.         HPJL5E プリンタ ドライバ Version 31.V3.00 からの変更点について
  78.  
  79. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  80.   Windows 95 環境での HP LaserJet 4LJPro プリンタの使用をサポートするために、
  81. HPJL5E プリンタ ドライバ Version 40.00.01 BETA をリリースします。また、Windows 
  82. 3.1 環境において、LaserJet 4LJ Pro プリンタを使用する場合には、Version 31.V3.00
  83. もしくは、それ以前の Version のプリンタ ドライバをご使用下さい。
  84.  
  85.  
  86.  
  87. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  88.  
  89.          HPJL5E プリンタ ドライバ Version 31.V2.00 からの変更点について
  90.  
  91. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  92.  
  93.  
  94.   HPJL5E プリンタ ドライバ Version 31.V3.00 では、オプション・ダイアログの
  95. [TrueType をグラフィックスとして印刷] が [TrueType 印刷] と変更され、[グラフィック
  96. ス・モード] において [HP-GL/2] を選択した場合は [プリンタ ラスタライザ使用] と [ビッ
  97. トマップ ダウンロード] が、また [ラスタ] を選択した場合はさらに [グラフィクスとし
  98. て印刷] が選べるようになりました。
  99.  
  100.   また、以下の項目について修正、変更されました。
  101.  
  102.   オプション・ダイアログの [グラフィックス・モード] において [HP-GL/2] を選択した
  103. 場合、または、 [ラスタ] を選択して [TrueType 印刷] で [グラフィクスとして印刷] 以
  104. 外を選択した場合:
  105.  
  106. 1). LOTUS 1-2-3 for Windows において、オーバーラップされるセル内のテキストがクリッ
  107. プされないことがある。
  108. 2). Borland Paradox 5.0J において、セルに右寄せを指定した時に最後の文字が印刷され
  109. ないことがある。
  110. 3).TrueType 文字の回転ができない。
  111. 4).縦書き印刷において、外字文字の印刷位置がずれることがある。
  112. 5).縦、もしくは横方向への任意倍角の印刷ができない。
  113.  
  114. その他:
  115.  
  116. 6). Aldus PageMaker 5.0J において、特定の用紙サイズで、印刷位置がずれることがある。
  117.  
  118.  
  119.   文字の印刷において、文字の一部分のクリップはドライバの制限によりできません。2).
  120. で挙げられた Borland Paradox 5.0J のように、一部のアプリケーションでは文字のビット
  121. マップの内の一部分をセルの外にクリップするように指定して印刷するものがあります。
  122. Version 31.V2.00 では、このような文字は印刷出来ませんでしたが、31.V3.00 では、この
  123. ような場合の処置として WIN.INI ファイルに以下のような設定をすることで、これを印刷
  124. することを可能としました。
  125.  
  126. 1.  プログラム マネージャの[メイン]グループより、[コントロール パネル]アイコンをダ
  127. ブル クリックします。
  128. 2.  [コントロール パネル]ウィンドウから[プリンタ]アイコンを選択すると、[プリンタの
  129. 設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
  130. 3.  [設定(S)...]ボタンを選択します。
  131. 4. [設定]ダイアログ ボックスで、[OK]ボタンをクリックします。
  132. 5. [終了]ボタンをクリックします。
  133.  
  134.   以上の操作を行なうと Windows ディレクトリの win.ini ファイルに以下のようなセクショ
  135. ンが登録されます(LPT1 は、接続されたポート名)。
  136.  
  137. [HP LaserJet 4LJ Pro,LPT1]
  138.  
  139. メモ帳などを使用して、このセクションに以下のエントリを登録するとクリップ境界上の文
  140. 字の印刷が可能となります。
  141.  
  142. noBoundaryClipping=1
  143.  
  144. また、設定値を 0 にすることによりこの設定を解除することができます。この設定は、原
  145. 則として個々の印刷ジョブ毎にチェックされますので、設定の変更のために Windows を再
  146. 起動する必要はありません。
  147.  
  148.   プリンタの TrueType ラスタライザによる縦、もしくは横方向への任意倍角の印刷は、現
  149. 在のところドライバの制限によりできません。5).で挙げられた縦、もしくは横方向への任
  150. 意倍角の印刷を行なう場合には、オプション・ダイアログの”TrueType 印刷(P)”で”ビッ
  151. トマップ ダウンロード”を選択することでこれが可能となります。
  152.  
  153. *注意
  154.   Version 31.V3.00 では、プリンタ ドライバのみがアップデートされ、ソフトウェアには
  155. プリンタ ドライバのファイルのみが含まれます。そのため、Version 31.V3.00 のインストー
  156. ルは従来のプリンタ ドライバのように Microsoft Windows 3.1J のコントロール パネルか
  157. ら組み込むことになります。HP LaserJet 4LJ Pro の Printing System のインストールに
  158. は、製品に付属のフロッピーディスクをご使用ください。
  159.  
  160.  
  161.  
  162.  
  163.  
  164. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  165.  
  166.                 Microsoft Windows 95 への組み込みについて
  167.  
  168. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  169.  
  170. Windows 95 環境におけるインストールは、プリンタダイアログの"プリンタの追加"
  171. アイコンから行ってください。"プリンタの追加"アイコンをダブルクリックすること
  172. によって、プリンタウイザードが表示されます。以降その指示に従ってインストール
  173. を行ってください。必ず”ディスク使用”のボタンをクリックし本ドライバのディスク
  174. をセットして下さい。”配布ファイルのコピー元”は、本ドライバのディスクがセット
  175. されたドライブを選択して下さい。
  176.  
  177. [プリンタドライバの設定]
  178. プリンタドライバの設定パネルは、以下のようにして開きます。
  179.   1) インストール時に作成された HP LaserJet 4LJPro のアイコンをダブルクリック
  180.      する。
  181.   2) 表示されたパネルの"プリンタ"のメニューから、"プロパティ"を選択する。
  182.   3) 表示されたプロパティシートの中から、"詳細"のタブシートを選択して、
  183.      "プリンタの設定"ボタンをクリックする。
  184.   4) HP LaserJet 4LJPro の設定パネルが表示される。
  185.  
  186.  
  187.  
  188. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  189.  
  190.              HP LaserJet 4LJ Pro プリンタ ドライバ HPJL5E の特長
  191.  
  192. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  193.  
  194. HP LaserJet 4LJ Pro プリンタ ドライバ HPJL5E バージョン 40.00.01 BETA には、
  195. 以下のような特長があります:
  196.  
  197. 1)  グラフィックス品質のサポート
  198.     600dpi のモードにおいて、600、300、150dpi の解像度が、また、300dpi のモードに
  199. おいて 300、150、75dpi の解像度がサポートされています。これらの解像度の設定は、
  200. 実際には数字ではなく、それぞれ[オプション]ダイアログ ボックスの[グラフィックス
  201. 品質(Q)]における[高品質]、[普通]、[ドラフト]の選択によって行います。
  202.  
  203. 2)  HP-GL/2 のサポート
  204.     HP-GL/2 が HPJL5E プリンタ ドライバでサポートされます。
  205.     [オプション]ダイアログ ボックスの[グラフィックス モード(G)]において設定できま
  206. す。グラフィックス モード設定は [HP-GL/2]と[ラスタ]の二つが選択可能です。[HP-
  207. GL/2]を選択すると、一般的に好ましいパフォーマンスが期待できます。従ってデフォ
  208. ルトではHP-GL/2 が設定されます。
  209.  
  210.     このデフォルトの設定で印刷できない場合、[ラスタ]に設定を変更してもう一度印刷し
  211. 直してみてください。[ラスタ]に設定した後、更に[TrueType 印刷(P)]を[グラフィク
  212. スとして印刷]に設定して印刷すると、印刷できる場合もあります。詳しくは、[オプショ
  213. ンダイアログ ボックスのヘルプを参照してください。
  214.  
  215. 3)  エコノモードのサポート
  216.     [エコノモード(E)]の設定は、[オプション]ダイアログ ボックスで行います。エコノモー
  217. ドでの出力は[ドラフト]のグラフィックス品質と似ています。トナーの消費を少なくす
  218. るために使用するドットが少なくなるようにコントロールしています。
  219.  
  220. 4)  印刷濃度のサポート
  221.     [オプション]ダイアログ ボックスにおいて、[印刷濃度(B)]が設定できます。設定は、
  222. 1(薄く)から5(濃く)までの5段階です。
  223.  
  224. 5)  REt のサポート
  225.     REt とは、印刷品質を向上させるためのヒューレット・パッカード社独自の印刷技術で
  226. す。[オプション]ダイアログ ボックスにおいて、その設定の度合が選択可能です。こ
  227. こでの設定は、[ライト]、[ミディアム]、[ダーク]、[オフ]の4値から行います。
  228.  
  229.  
  230.  
  231. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  232.  
  233.                     プリンタ ドライバの制限事項について
  234.  
  235. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  236.  
  237. HPJL5E プリンタ ドライバでは以下のような制限事項があります。
  238.  
  239. 1)  HP LaserJet 4LJ Pro プリンタは解像度 600dpi のプリンタです。HPJL5E プリンタ ド
  240. ライバでは、ラスタ データの処理により 600dpi での高品質印刷をご利用いただけま
  241. す。600dpi でのデータの処理では、300dpi と比較して4倍の大きさのデータを扱うこ
  242. とになり、単純には4倍のメモリが必要になります。
  243.  
  244.     メモリの少ないPCで、HP LaserJet 4LJ Pro プリンタをご使用になられる場合や、多
  245. くのアプリケーションを使用している場合など、メモリの不足から予期せぬエラーが発
  246. 生する可能性があります。そのような場合は、Microsoft Windows 95 を再起動し、
  247. 使用しないアプリケーションを終了してみてください。
  248.  
  249.     また、プリンタ側のフォントを使用することによって、使用するメモリを少なくするこ
  250. とができます。MS 明朝、MS ゴシックを使用してみてください。文書などの作成に
  251. 当っては、頻繁に文書の保存を行うことをお薦めします。
  252.  
  253. 2)  複雑なグラフィックスとテキストを使用している場合、プリンタで "メモリ オーバー
  254. フロー"が発生する可能性があります。
  255.  
  256.     そのような場合、[オプション]ダイアログ ボックスで [グラフィックス モード(G)]の
  257. 設定を[ラスタ]とし、かつ,[TrueType 印刷(P)]で[グラフィクスとして印刷]を選択し
  258. てみてください。これにより、すべてのデータはグラフィックスとして処理され、より
  259. 少ないメモリでも印刷できる可能性があります。また、プリンタのメモリを増設するこ
  260. とで回避できる可能性もあります。
  261.  
  262. 3)  HPJL5E プリンタ ドライバでは、3つの[グラフィックス モード]をサポートしていま
  263. す。[グラフィックス モード]の変更は、プリンタの機能に大きく影響し、事実上3種
  264. 類のプリンタ ドライバが1つになっているとも考えることができます。
  265.  
  266.     アプリケーションでは、プリンタ ドライバの機能に合わせてその処理を行うため、[グ
  267. ラフィックス モード]を変更した時はその情報をアプリケーションで設定し直す必要が
  268. あります。アプリケーションによっては、プリンタ ドライバの機能を起動時に一度だ
  269. け行うものがあり、起動中に[コントロール パネル]から[グラフィックスモード(G)]を
  270. 変更したり、アプリケーションの[印刷]ダイアログ ボックスから変更した場合、その後
  271. 動作が不安定になる場合があります。
  272.  
  273.     [グラフィックス モード(G)]を変更する時は、一度アプリケーションを終了してから
  274. [コントロール パネル]で設定するようにしてください。また、動作が不安定になった
  275. 時は、アプリケーションを一度終了し、もう一度起動し直してください。
  276.  
  277.  
  278. 4)  WIFE フォントはグラフィックス イメージとして処理されます。そのため、[オプショ
  279. ン]ダイアログ ボックスでの[グラフィックス品質(Q)]、アプリケーションの[印刷]ダ
  280. イアログ ボックスでの[印刷品質]での低解像度の設定が、WIFE フォントの印刷品質に
  281. も影響します。
  282.  
  283.     ラスタ モードで WIFE フォントのテキスト文字の印刷を行う場合、低解像度を選択す
  284. ると文字に関するグラフィックスイメージのスケーリングが正しく行われません。印刷
  285. する文書に WIFE フォントを使用している場合は、[高品質](プリンタ ドライバの[設
  286. 定]ダイアログ ボックスで、解像度 600dpi の時は 600dpi、300dpi の時は300dpi)を
  287. 使用してください。また、プリンタ側のフォントを使用することで回避できる場合もあ
  288. ります。
  289.  
  290. 5)  WIFE フォントを黒以外のカラーで使用した場合、網かけ、その他の色をバックグラウ
  291. ンドとすると、正しく印刷されない場合があります。
  292.  
  293.     黒以外の色を使用した WIFE フォントが印刷されない場合には、他のグラフィック モー
  294. ドを使用するか、黒を指定して印刷してください。また、プリンタ側のフォントを使用
  295. することで回避できる場合もあります。
  296.  
  297. 6)  WIFE フォントを用いて縦書き印刷を行う場合、Microsoft Windows 95 はその文字列
  298. をメモリ上で回転させて、そのグラフィックス イメージを出力しようとします。
  299.  
  300.     回転させる文字列に必要なメモリ サイズが大きい場合、回転できずにエラーが発生す
  301. る可能性が報告されています。これはアプリケーションの処理の方法にも依存しますが、
  302. そのような場合は TrueType フォントを使用してください。
  303.  
  304. 7)  WIFE フォントを使用する場合、メモリの不足から印刷時に文字の抜け、あるいは文字
  305. にゴミが入る可能性があることが報告されています。本製品は 600dpi であるために、
  306. 300dpi の製品に比べその可能性がより高くなることが予想されます。そのような場合
  307. は、もう一度印刷し直すか、TrueType フォントを使用してください。
  308.  
  309. 8)  WIFE フォントなどのいわゆるシステムのラスタ フォントをボールド化する場合、また
  310. は TrueType フォントを[TrueType 印刷(P)]で[グラフィクスとして印刷]を選択してボー
  311. ルド化する場合、これらは1ドット分だけずらして印刷することによってボールド化さ
  312. れます。この時 600dpi では、1ドットが 300dpi と比較して小さいためボールドに見
  313. えにくい場合があります。
  314.  
  315.     ボールドをより強調したい時は、TrueType フォントを指定して[グラフィックス モー
  316. ド(G)]を[HP-GL/2]に設定するか、もしくは[グラフィックス モード(G)]で[ラスタ]を
  317. 設定し、[TrueType 印刷(P)]で[グラフィクスとして印刷]を選択しない[ラスタ]で使用
  318. することをお薦めします。
  319.  
  320. 9) 極端に大きなサイズの WIFE フォントを印刷した場合、その文字のグラフィックス イ
  321. メージを作成するのに必要なメモリ サイズが大きすぎてエラーが発生する場合があり
  322. ます。これはアプリケーションの処理の方法にも依存しますが、そのような場合は
  323. TrueType フォントを使用してください。
  324.  
  325. 10) 一部のアプリケーションでは、倍高、倍幅等、縦横比が一対一でない縮小や拡大を指定
  326. することができます。これらは、オリジナルのフォントのデザインを大きく変更します。
  327. なるべくフォントの拡大や縮小を使用せず、異なるポイント サイズのフォントを使用
  328. することをお薦めします。TrueType フォントにこれらを指定する場合は、[TrueType
  329. 印刷(P)]で[グラフィクスとして印刷]を選択したほうがよい場合があります。
  330.  
  331. 11) ページのマージンや、セルの境界と TrueType フォントの印字位置が重なった場合、そ
  332. の文字は印字されないことがあります。この場合は、ページ マージンや セル サイズ
  333. を調整してください。
  334.  
  335. 12) 一部のアプリケーションでは、文字のクリッピングや文字の任意回転の指定をすること
  336. ができます。TrueType フォントにこれらの指定をする場合や、漢字プロポーショナル
  337. TrueType フォントを使用する場合は、[TrueType 印刷(P)]で[グラフィクスとして印刷]
  338. を選択して使用したほうがよい場合があります。
  339.  
  340. 13) アプリケーション上で、細い罫線を指定した場合、一部のアプリケーションでは、印刷
  341. 時に、極端に細い幅の線を使用しようとする場合があります。この際、罫線がきれいに
  342. 印刷されない可能性があります。この場合は、もう少し太い罫線を選択してください。
  343.  
  344. 14) グラフィックス モードを[ラスタ]に設定してある場合、グラフィックスに関する処理
  345. はディスプレイ ドライバに強く依存します。印刷結果、あるいはアプリケーションの
  346. 文字の処理が期待したものと異なる場合、使用しているディスプレイ ドライバを変更
  347. してみることも一つの方法です。
  348.  
  349. 15) Microsoft Windows 3.1J の [メモ帳]を使って印刷する場合、600dpi の解像度を使用
  350. すると左マージンが正しく設定されない場合があります。600dpi では、左マージンを
  351. 0~1.38cm(0~0.55インチ)、2.53~3.92cm(1.0~1.55インチ)の間に設定すると、
  352. 正しく印刷することができます。また、プリンタ ドライバの[設定]ダイアログ ボック
  353. スの[解像度]で 300dpi を選択すれば左マージンは正しく設定されます。
  354.  
  355.     また、他のアプリケーションでも同様な障害が発生する可能性があります。そのような
  356. 場合は、適宜マージンを設定してみてください。
  357.  
  358. 16) Aldus PageMaker 4.0J & 5.0J を使用して出力を行う場合、複雑なグラフィックスやテ
  359. キストを印刷しようとすると[修復不可能なアプリケーション
  360.     エラー]が発生する可能性があります。
  361.  
  362.     そのような場合は、複雑なグラフィックスを少なくする、WIFE やシステムの[ラスタ
  363. フォント]を使用せずに[デバイス フォント]や TrueType フォントを使用する、もしく
  364. は解像度を 300dpi にするなどによってエラーを回避できる可能性があります。基本的
  365. には、TrueType フォントを使用することと、ラスタ グラフィックスを小さくすること
  366. をお薦めします。また、文書の作成に当たっては、こまめに文書の保存を行うことをお
  367. 薦めします。
  368.  
  369. 17) Freelance/Windows(ロータス株式会社)等で印刷を行う場合、細かい色の変化のある
  370. グラフィックスを使用するとプリンタで[メモリ オーバーフロー]が発生することがあ
  371. ります。そのような場合は、[オプション]ダイアログ ボックスで [グラフィックス モー
  372. ド(G)]の設定を [ラスタ]とし、かつ、[TrueType 印刷(P)]で[グラフィクスとして印刷]
  373. を選択すると, 印刷できる可能性があります。また、プリンタのメモリを増設すること
  374. で回避できる場合もあります。
  375.  
  376. 18) 大きなラスタ イメージを含むような大きな文書を印刷している途中で印刷をキャンセ
  377. ルした場合、出力にごみが印刷される場合があります。そのような場合、プリンタのボ
  378. タンを、インジケータが下から上へ順に点滅し始めるまで押したままにし(約5秒)、リ
  379. セットしてください。
  380.  
  381. 19) 長さが 190mm 以下の用紙を使って印刷する場合、Laser Taxi(レーザー タクシー)を
  382. ご使用ください。 Laser Taxi(レーザー タクシー)に関するご質問は以下のカスタマ
  383. サポート センタへお問い合わせください。
  384.  
  385.     日本ヒューレット・パッカード社 カスタマ サポート センタ (CSC)
  386.  
  387.         電話    :03-3335-8333
  388.         FAX    :03-3335-8338
  389.  
  390.  
  391.  
  392. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  393.  
  394.                                その他の注意事項
  395.  
  396. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  397.  
  398. 1)  HPJ5E プリンタ ドライバには、それぞれのユーザ インターフェイスにおいて[ヘル    
  399. プ]ボタンがサポートされています。ヘルプが必要な場合は、こちらをご利用くださ    
  400. い。
  401.  
  402. 2)  一部のアプリケーションでは、古いバージョンで作成された文書を新しいバージョン
  403. で開いて印刷する際、制限事項のあるものがあります。こういうアプリケーションでは、
  404. そのまま印刷を実行すると印刷結果が以前のものと異なる場合があります。また、新し
  405. いバージョンから独自の INI ファイルを作成し、その中に、プリンタをより細かにコ
  406. ントロールするためのフラグを設定するアプリケーションもあります。
  407.  
  408.     アプリケーションをアップグレードした際は、必ずアプリケーションに付属する
  409. README ファイル等をご確認ください。
  410.  
  411. 3)  基本的に Microsoft Windows 95 上では、GDI 等が使用するプリンタにマッチするよ
  412. う解像度の処理を行いますが、一部のアプリケーションでは、300dpi のプリンタの使
  413. 用を推奨しているものがあります。そのような場合は、300dpi を選択した方がよいか
  414. もしれません。一例として、オアシス Win をご使用の場合、300dpi を選択してくださ
  415. い。
  416.  
  417. 4)  多くのフォントやフォント ドライバをインストールしているシステムで印刷した場合、
  418. 正しく印刷されない例が報告されています。特に、使用するフォント名が単に[明朝]
  419. や[ゴシック]等になっている場合、よく発生するようです。文書を作成、印刷する際は、
  420. フルネームでフォントを指定し、使用しないフォントやフォント ドライバは、削除ま
  421. たは無効にしておくことをお薦めします。
  422.  
  423.  
  424.  
  425. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  426.  
  427.        日本ヒューレット・パッカード社 カスタマ サポート センタ (CSC)
  428.  
  429. HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
  430.  
  431. 日本ヒューレット・パッカード社では、本ソフトウェアに関するご質問、ご相談を電話によ
  432. り受け付けております。電話相談の窓口は以下の通りです。
  433.  
  434. 日本ヒューレット・パッカード社 カスタマ サポート センタ (CSC)
  435.  
  436.         電話    :03-3335-8333
  437.         FAX    :03-3335-8338