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/ DOS/V Power Report 1996 November / VPR9611B.ISO / driver / canopus / win31 / dosv / pwt64v / pwt64v.exe / README.TXT < prev    next >
Text File  |  1996-02-06  |  12KB  |  213 lines
  1. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ９６／０２／０６
  2.  
  3. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｖｅｒ．３．０４
  4.  
  5. 『Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ Ｔ６４Ｖ・Ｔ６４Ｖ ＭＰ』をご使用になる皆様へ 
  6. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    カノープス株式会社
  7.  
  8. 　この度は、カノープスのＷｉｎｄｏｗｓアクセラレータ搭載高解像度ディスプレイボード『Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ Ｔ６４Ｖ・Ｔ６４Ｖ ＭＰ』をお買い上げいただき、ありがとうございました。このＲＥＡＤＭＥ．ＴＸＴには、Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗに関してマニュアルに記載されていない事項について述べられています。今後 Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗが改訂された場合には是非このＲＥＡＤＭＥ．ＴＸＴをご覧ください。
  9.  
  10.  
  11. （１）Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ Ｔ６４Ｖ・Ｔ６４Ｖ ＭＰディスク構成
  12.  
  13. セットアップディスク    ボリュームラベルは PWT64V
  14.  
  15. README.TXT   このファイルです
  16. SETUP.EXE    セットアップユーティリティ
  17. SETUP.PRM    セットアップユーティリティスクリプトファイル
  18. PWTYPE.EXE   ボードタイプ判定プログラム（＊）
  19. PWA.EXE      表示位置調整ユーティリティ（＊、独立使用可能）
  20. EXPAND.EXE   圧縮ファイル解凍プログラム（＊）
  21. PWPRM2.EXE   *.INIファイル更新プログラム（＊）
  22. PWMEDIA.EXE  Ｗｉｎｄｏｗｓメディア識別プログラム（＊）
  23. PWCUR.EX_    Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒユーティリティ
  24. PWCUR.HL_    Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒ用ヘルプ
  25. *.CU_        Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒ用サンプルカーソル
  26. PWCONFIG.EX_ 解像度変更ユーティリティ
  27. PWADJUST.EX_ 位置調整ユーティリティ
  28. PWSTEER.EX_  Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇユーティリティ
  29. PWSTING.EX_  仮想スクリーン自動追尾カーソルアクセサリ
  30. AVIC.EX_     Ｍｏｖｉｅ Ｍａｐｐｅｒユーティリティ
  31. PWTOOLS.DL_  Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇ等ユーティリティ用ＤＬＬ
  32. PWOPT.HL_    Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗオプション機能設定用ヘルプ
  33. PWCFG.HL_    Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ表示機能設定用ヘルプ
  34. PWMEM.EXE    Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗメモリ診断プログラム
  35. PWF.EXE      周波数設定プログラム
  36. PWDPRM.EXE   ディスプレイ機種別パラメータセットプログラム（＊）
  37. PWGROUP.EXE  グループファイル作成プログラム（＊）
  38. SETKB.EX_    キーバッファ設定プログラム（＊）
  39. PATCH.EXE    ファイルパッチユーティリティ
  40. PWDEL.EXE    Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗファイル削除プログラム（＊、独立使用可能）
  41. PCIVIEW.EXE  ＰＣＩバス資源表示ユーティリティ（独立使用可能）
  42. PW801928.INI ディスプレイドライバ設定値ファイル
  43. DISPLAY.T_   ディスプレイ機種別パラメータ
  44. PWTVDCI.DL_  ハードウェアＤＣＩ用ＤＬＬ
  45. PWTVTOOL.DL_ ハードウェアＤＣＩ用ＤＬＬ
  46. MA08.$$_     ２５６色表示用ディスプレイドライバ
  47. MA08.DL_     ２５６色表示用ディスプレイドライバＤＣＩ用ＤＬＬ
  48. MA15.$$_     ３２Ｋ色表示用ディスプレイドライバ
  49. MA15.DL_     ３２Ｋ色表示用ディスプレイドライバＤＣＩ用ＤＬＬ
  50. MA16.$$_     ６４Ｋ色表示用ディスプレイドライバ
  51. MA16.DL_     ６４Ｋ色表示用ディスプレイドライバＤＣＩ用ＤＬＬ
  52. MA32.$$_     １６Ｍ色表示用ディスプレイドライバ
  53. MA32.DL_     １６Ｍ色表示用ディスプレイドライバＤＣＩ用ＤＬＬ
  54. MADRV.$$_    ディスプレイドライバ共通リソース部
  55. PWMKDRV.EXE  ディスプレイドライバリソース結合プログラム（＊）
  56. MADRV.DAT    ディスプレイドライバリソース結合情報ファイル
  57. MAVGA.3G_    Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ用３８６グラバファイル
  58. VDDMA.38_    Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ用ＶＤＤファイル
  59. VDDD.38_     Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ用ＶＤＤファイル
  60.              （＊のついたプログラムはSETUP.EXEが使用します）
  61.  
  62.  
  63.  
  64. （２）ディスプレイ機種ごとの同期周波数値について
  65.  
  66. 　SETUP コマンドおよび PWSET コマンドでは、使用するディスプレイの機種を選択するだけで同期周波数が適切な値に設定されます。この適切な値はディスプレイ側の工場出荷時の設定をもとに決定されていますので、必ずしも常に最も高い同期周波数が選択されるとは限りません。たとえば６４０×４８０ドットの場合、『水平３７．９ｋＨｚ　垂直７２Ｈｚ』の方が『水平３１．５ｋＨｚ　垂直６０Ｈｚ』よりも同期周波数が高く、ちらつきのない表示が期待できますが、高さ方向だけ極端に小さくなりすぎて正方形が正方形として表示されない場合などは、あえて後者の方が選択されるようになっています。この同期周波数の選択や表示位置は SETUP コマンドおよび PWSET コマンドで使用するディスプレイの機種を選択した後、PWA コマンドを使用して設定や調整を行なうことで変更することができます。
  67.  
  68.  
  69.  
  70. （３）仮想スクリーン使用時のＦＥＰシステムウィンドウのフローティング制御について
  71.  
  72. 　マニュアル等には記載されていませんが、仮想スクリーン使用時にかな漢字変換モードの表示および制御用のボタンからなるかな漢字変換ＦＥＰ（フロントエンドプロセッサ）のシステムウィンドウを、Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇのように表示画面のスクロールに追随させる機能が用意されています。これにより仮想スクリーン上で表示範囲が移動しても常にＦＥＰのシステムウィンドウが表示画面内に現れていますので、現在のかな漢字変換モードがいつも確認でき、かつボタンコントロールによる制御をいつでも行なえます。この機能を組み込むには、ファイル CANOPUS.INI の [Power Steering] セクションに下の２行を追加してください。もしファイル CANOPUS.INI がないか、[Power Steering] セクションがない場合は、一度Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇを使用してから下の２行を追加してください。
  73.  
  74.         [Power Steering]
  75. （ａ）    ime.hook=ON
  76. （ｂ）    ime.pos=1
  77.  
  78. 　（ａ）はこの機能を使用するかどうかを指定します。ON の代わりに OFF とするとこの機能は使用されません。
  79. 　（ｂ）はＦＥＰシステムウィンドウの位置を指定します。１～４が指定でき、それぞれ表示画面右下、左下、左上、右上に対応します。
  80.  
  81. 　この設定は、ファイル CANOPUS.INI の変更の後にＷｉｎｄｏｗｓを再起動することで有効になります。
  82. 　現在のところ動作を確認していますＦＥＰはＭＳ－ＩＭＥ、ＡＴＯＫ８です。なおご使用になるＷｉｎｄｏｗｓの動作環境やアプリケーション、ＦＥＰの動作モードなどの組合せによっては正常に動作しない可能性があります。あらかじめご了承ください。正常に動作しない場合は上で説明しました CANOPUS.INI 設定で ime.hook=OFF としてください。現在確認しています制約を以下に示します。
  83.  
  84. ・エコーモードとシステムラインモードを切り替えた直後に、入力中の文字列が表示されない場合があります。この場合、確定操作を行ってみてください。たいていの場合、それ以後の入力が正しく表示されるようになります。
  85. ・ＭＳ－ＩＭＥをボタン型およびアイコン型モード表示で使用する場合に、フローティング制御によってボタンが移動すると、このボタンをマウスによって移動させることができなくなります。この場合、Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇを終了すると元に戻ります。Ｐｏｗｅｒ ＳｔｅｅｒｉｎｇとＭＳ－ＩＭＥを併用する場合は、文字型のインターフェイスを使用することをおすすめします。
  86. ・ＡＴＯＫ８において、コード入力および記号入力に切り替えた直後に候補のウィンドウが表示範囲に入らない場合があります。この場合、少しだけ表示範囲をずらしてみてください。
  87.  
  88.  
  89.  
  90. （４）Ｄａｓｈｂｏａｒｄをシェルとして使用する際のご注意
  91.  
  92. 　Ｄａｓｈｂｏａｒｄをシェルとして使用しているときに、Ｐｏｗｅｒ ＳｔｅｅｒｉｎｇやＰＷＳＥＴコマンドで３２Ｋ色と６４Ｋ色を相互に切り替えると、アイコンの色が変更されないため、不正な色で表示されます。３２Ｋ色と６４Ｋ色を相互に切り替える場合は、いったん２５６色などに切り替えた後に行なってください。
  93.  
  94.  
  95.  
  96. （５）ＭＡ３２．ＤＲＶ使用時の印刷について
  97.  
  98. 　Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗがフルカラー（１６７７万色）表示用のディスプレドライバ「ＭＡ３２．ＤＲＶ」使用時には、データフォーマットが３２ビットに対応していないアプリケーションで印刷を行うことができません。印刷が必要な場合には、色数を変更してください。
  99.  
  100.  
  101.  
  102. （６）Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇ、Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒ等のヘルプについて
  103.  
  104. 　Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇ、Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒ等のヘルプは日本語のメッセージのみ用意しています。日本語対応のＷｉｎｄｏｗｓ以外では正常に表示されませんので、ＵＳＥＲ’Ｓ ＧＵＩＤＥをお読みください。
  105.  
  106.  
  107.  
  108. （７）画面表示位置調整を行う際のご注意
  109.  
  110. 　表示位置調整機能を使用して極端に表示位置を移動させた場合、Ｗｉｎｄｏｗｓを起動すると画面全体が暗くなることがあります。表示位置を変更するために出力する信号を変化させているため、極端に移動を行うとディスプレイが表示できなくなり、発生する現象です。通常白い画面よりも黒い画面が表示されやすいため、位置調整で表示できても、実際にＷｉｎｄｏｗｓを起動すると表示できなくなることがあります。
  111. 　また、セットアップのディスプレイ選択画面で選択できる各ディスプレイでも、ディスプレイの個体差によって設定されている表示位置でこの現象が起きる可能性があります。　この場合Ｗｉｎｄｏｗｓを起動し、Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇの表示位置調整機能を使用して正常に表示できる位置まで移動して下さい。表示位置がずれる場合にはディスプレイ側で表示位置調整を行って下さい。
  112.  
  113.  
  114.  
  115. （８）Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒ を使用する際のご注意
  116.  
  117. 　カーソルの形状は Ｐｏｗｅｒ Ｓｔｅｅｒｉｎｇ または Ｐｏｗｅｒ Ｃｕｒｓｏｒ 起動後に反映されます。Ｗｉｎｄｏｗｓ再起動後には元の形状に戻ります。
  118. 　カーソルの色はディスプレイドライバの色数とアクセラレータボードの機能から、設定値に最も近い色を自動選択します。
  119.  
  120.  
  121.  
  122. （９）ＤＰＭＳ機能について
  123.  
  124.   ＶＥＳＡ ＤＰＭＳ とは、アクセラレータやパソコン本体からの同期信号を制御して下記の４状態に制御する方式です。
  125.  
  126.   ・モニターを通常使用している状態         Ｏｎ
  127.   ・ブラウン管の映像出力を止める           Ｓｔａｎｄ－ｂｙ
  128.   ・ブラウン管のヒーター電源を切る         Ｓｕｓｐｅｎｄ
  129.   ・同期信号検出部以外の部分の電源を切る   Ｏｆｆ
  130.  
  131.   ただし、ＤＰＭＳに対応していないディスプレイカードでは、Ｓｔａｎｄ－ｂｙ のみ設定することができます。その時、映像出力のみを止めます。
  132.   また、この機能は、ディスプレイが ＤＰＭＳ に対応していない場合には、Ｓｔａｎｄ－ｂｙ、Ｓｕｓｐｅｎｄ、Ｏｆｆ の全ての状態において映像出力のみを止めます。
  133.  
  134.  
  135.  
  136. （１０）ＤＣＩサポート
  137.  
  138. 　ＤＣＩ(Display Control Interface)をサポートすることでＡＶＩファイルのプレイバックをさらに高速化することができました。特に２倍に拡大した場合、等倍以外の拡大・縮小表示のプレイバックが高速化されました。ＤＣＩを利用するにはVideo for Windows のバージョン1.1d以降をお使いください。色数や表示倍率の組合せによって高速化できない場合があります。
  139. 　ＤＣＩをサポートすることで２５６色モードの場合、拡大表示するとディザが目立つ場合があります。また３万色モード以上の色数の場合に Cinepak、Video 1 を非常に大きく（1024×768など）拡大表示した場合、画像の再生は高速に行なわれますが音声の再生が途切れる場合があります。
  140.  
  141.  
  142.  
  143. （１１）ＤＣＩ最適化ユーティリティー「Ｍｏｖｉｅ Ｍａｐｐｅｒ」(AVIC.EXE)について
  144.  
  145. 　「Ｍｏｖｉｅ Ｍａｐｐｅｒ」はＡＶＩファイルの再生状況に応じてより高速な表示を行なうための設定ユーティリティーです。
  146. 　「Ｍｏｖｉｅ Ｍａｐｐｅｒ」を起動後、ＡＶＩファイルを再生するデバイスを選択してください。Power Movie などＡＶＩを再生できる他のデバイスがない場合は Power Window のみリストされます。
  147. 　次に表示サイズによる最適化を行ないます。ＡＶＩの等倍表示、２倍表示のみ高速に表示したい場合は「等倍、２倍表示で最適化する。」をマークしてください。等倍、２倍のサイズのみ高速化されます。ここをマークしない場合は全ての表示サイズで高速化されますが等倍、２倍表示はマークした場合より遅くなります。
  148.  
  149.  
  150.  
  151.  
  152. ◎Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｎｄｏｗ Ｔ６４Ｖ・Ｔ６４Ｖ ＭＰの履歴
  153.  
  154. -------------------
  155. Ver.2.58: 95/10/20
  156. -------------------
  157.  
  158. ドライバの最初のリリース
  159.  
  160.  
  161. -------------------
  162. Ver.2.58a: 95/11/07
  163. -------------------
  164.  
  165. (1) 以下の不具合の修正
  166.  
  167. スキャンワクチン for Windows を起動すると画面表示が不正になり、カーソルパターンも変更されない。
  168.  
  169.  
  170. ------------------
  171. Ver.3.01: 95/12/05
  172. ------------------
  173.  
  174. (1) 以下の不具合の修正
  175.  
  176. 仮想スクリーン使用中にDOS窓を起動し、Alt+Enter キーでフルスクリーンとウインドウ表示の切り替えを行なうと画面表示が不正になる。
  177.  
  178.  
  179. ------------------
  180. Ver.3.02: 95/12/25
  181. ------------------
  182.  
  183. (1) 以下の不具合の修正
  184.  
  185. ライン表示で座標に大きな値を設定したときに一般保護違反になることがある。
  186.  
  187. モノクロ印刷等で、テキストの中にゴミが混ざることがある。
  188.  
  189. PC DOS のとき、DOSフルスクリーンから Windows 画面に切り替えるとハングアップすることがある。
  190.  
  191. Coreldraw! の CorelShow! で、アニメーション再生時にハングアップする。
  192.  
  193.  
  194. ------------------
  195. Ver.3.03: 96/01/08
  196. ------------------
  197.  
  198. (1) 以下の不具合の修正
  199.  
  200. 花子で、大きなキャンバスサイズを指定すると Windows が終了し DOSプロンプト に戻ってしまう。
  201.  
  202.  
  203. ------------------
  204. Ver.3.04: 96/02/06
  205. ------------------
  206.  
  207. (1) 以下の不具合の修正
  208.  
  209. RLE のエンコード時に、画像の左端にゴミが混ざることがある。
  210.  
  211.  
  212. 以上
  213.