home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 1996 November
/
VPR9611B.ISO
/
driver
/
canopus
/
win31
/
dosv
/
9130_w31
/
9130_w31.exe
/
README.TXT
< prev
next >
Wrap
Text File
|
1995-11-28
|
10KB
|
260 lines
95.11.28
Ver.1.31
『Power Window 9100/9130C』をご使用になる皆様へ
カノープス株式会社
この度は、カノープスの Windows アクセラレータ搭載高解像度ディスプレイボード
『Power Window 9100/9130C』をお買い上げいただき、ありがとうございました。この
README.TXT には、Power Window のマニュアルに記載されていない事項について述べら
れています。
(1)Power Window 9100/9130C のディスク構成
セットアップディスク ボリュームラベルは PW9100/PW9130C
README TXT このファイルです
SETUP EXE セットアップユーティリティ
SETUP PRM セットアップユーティリディスクリプトファイル
PWUNINST EX_ アンインストーラ
PWREMOVE EXE ファイル削除ユーティリティ
PW9108 DR_ 256色用ディスプレイドライバ
PW9115 DR_ 32K色用ディスプレイドライバ
PW9116 DR_ 64K色用ディスプレイドライバ
PW9124 DR_ 1600万色(24ビット)用ディスプレイドライバ
PW9132 DR_ 1600万色(32ビット)用ディスプレイドライバ
PWLIB08 DL_ 256色用ディスプレイサポートライブラリ
PWLIB15 DL_ 32K色用ディスプレイサポートライブラリ
PWLIB16 DL_ 64K色用ディスプレイサポートライブラリ
PWLIB24 DL_ 1600万色(24ビット)用ディスプレイサポートライブラリ
PWLIB32 DL_ 1600万色(32ビット)用ディスプレイサポートライブラリ
VDDPW91 38_ Power Window 用VDDファイル
VGAPW91 3G_ Power Window 用386グラバファイル
PWCTRL EX_ Power Controller
PWCTRL IN_ Power Controller パラメータファイル
PWADJ EX_ Power Adjustment
PWCURSOR EX_ Power Cursor
PWCURI EX_ Power Cursor 起動ファイル
PWUTLS HL_ Power Controller/Adjustment/Cursor ヘルプ
PWMAP EX_ Power Map
PWMAP HL_ Power Map ヘルプ
PWPALET EX_ Power Palette
PWPALETI EX_ Power Palette 起動ファイル
PWPALET IN_ Power Palette パラメータファイル
PWPALET HL_ Power Palette ヘルプ
PWTEST DL_ Power ユーティリティー用DLL
DAIKON CUR 以下 Power Cursor 用カーソルファイル
DANGAN1 CUR
DANGAN2 CUR
DANGAN3 CUR
HEART CUR
HONE CUR
MOUSE CUR
CHUSYA CUR
HUSKY CUR
AVIC EX_ DCI最適化ユーティリティー
以下 Power Window 9130C のみ添付
PWVVIEW EX_ ビデオビューア
PWVVIEW HL_ ビデオビューア ヘルプ
PWDIALOG DL_ ビデオビューア用ダイアログライブラリ
PW91CAP DR_ ビデオキャプチャードライバ
PW91TUN EX_ TVチューナー
PW91TUN DL_ TVチューナーライブラリ
PWJPEG DR_ JPEGドライバ
MCIMPEG DR_ MPEGドライバ
MPEG_SIF DL_ MPEGドライバ用ライブラリ
MSNDMP2 DL_ MPEGドライバ用ライブラリ
OEMSETUP INF JPEG・MPEG・ビデオキャプチャードライバ用INFファイル
(2)Dashboard をシェルとして使用する際のご注意
Dashboard をシェルとして使用しているときに、32K色と64K色を相互に切り替
えると、アイコンの色が変更されないため、不正な色で表示されます。32K色と64
K色を相互に切り替える場合は、いったん256色などに切り替えた後に行なってくだ
さい。プログラムマネージャをシェルとして使用している場合は上記現象は起こりませ
ん。
(3)32ビットフルカラーモード使用時の印刷について
Power Window が32ビットのフルカラー(1677万色)表示用のディスプレドラ
イバを使用している場合、データフォーマットが32ビットに対応していないアプリケー
ションで印刷を行うことができません。印刷が必要な場合には、色数を変更してくださ
い。
(4)Power Window 用ユーティリティのヘルプについて
Power Controller、Power Adjustment、Power Cursor、Power Map、Power Palette
等のヘルプは日本語のメッセージのみ用意しています。日本語対応の Windows 以外で
は正常に表示されません。
(5)パワーコントローラの機能追加について
パワーコントローラにマニュアルには記述がない「元のドライバに戻す」機能が追加
されています。インストーラはインストール時の環境を設定値ファイルに保存するので
元の環境(元のVGAドライバなど)に戻したい場合は「元に戻す」を実行してくださ
い。
(6)アンイストーラについて
マニュアルには記述がないアンイストールの機能が追加されています。(5)の機能
を使って元のドライバにした後(Power Window のドライバ実行中にこのコマンドは実
行できません)、アンインストーラを起動してください。インストール時にコピーされ
たファイルや作成されたグループを削除し、ディスク容量を解放します。再び Power W
indow を使用する場合は、もう一度インストールを実行してください。
(7)DOS/V機でDOSの画面のスクロールがずれる場合
CONFIG.SYS にある DISP.SYS または JDISP.SYS の引数で /HS=LC が付いている場合、
MS-DOS の日本語モードでスクロールがずれる場合があります。/HS=LC は PowerWindow
9100 では使いませんので削除してください。
(8)DCIサポート
DCI(Display Control Interface)をサポートすることでAVIファイルのプレイ
バックをさらに高速化することができました。DCIを利用するには必ず添付のVideo
for Windows のバージョン1.1dを合わせてインストールしてください。Windows
ディレクトリの CANOPUS.INI のセクション[PowerWindow]に dci=0 を追加することで
DCIの使用を中止することができます。
DCIとDCI最適化ユーティリティー「ムービーマッパー」(AVIC.EXE)については
ソフトウェアDCIとハードウェアDCIで変わってきます。以下を参考にしてくださ
い。
ソフトウェアDCIの説明(Power Window 9100 の場合)
VideoPowerのようなハードウェアビデオエンジンがない場合9100のディスプレイドラ
イバはソフトウェアでDCIコマンドを実行し、ビデオプレイバックを高速化します。
特に2倍に拡大した場合、等倍以外の拡大・縮小表示のプレイバックが高速化されます。
Indeo, Cinepak は全ての色数、表示倍率で高速化されていますが、それ以外の形式は
色数や表示倍率の組合せによって高速化できない場合があります。
DCIをサポートすることで256色モードの場合、拡大表示するとディザが目立つ
場合があります。また3万色モード以上の色数の場合に Cinepak、Video 1 を非常に大
きく(1024×768など)拡大表示した場合、画像の再生は高速に行なわれますが音声の
再生が途切れる場合があります。
マニュアルには記述がないDCI最適化ユーティリティー「ムービーマッパー」をA
VIファイルの再生状況に応じて設定することでより高速な表示を行なうことができま
す。「ムービーマッパー」を起動後、AVIファイルを再生するデバイスを選択してく
ださい。Power Movie などAVIを再生できる他のデバイスがない場合は Power Windo
w のみリストされます。
次に表示サイズによる最適化を行ないます。AVIの等倍表示、2倍表示のみ高速に
表示したい場合は「等倍、2倍表示で最適化する。」をマークしてください。等倍、2
倍のサイズのみ高速化されます。ここをマークしない場合は全ての表示サイズで高速化
されますが等倍、2倍表示はマークした場合より遅くなるケースがあります。どの場合
が最も高速に表示できるかは表示サイズ、コーデックの形式、バージョンなどの組み合
わせで変わってきます。また一部コーデックのあるバージョンでは表示が正しくできな
い場合があります。
ハードウェアDCIの説明(Power Window 9130C の場合)
Power Window 9130C はビデオエンジン(WEITEK VideoPower)が搭載されています。
ビデオエンジンはDCIの主な処理内容である色空間変換、ビデオ画像の拡大、縮小さ
らにその際のスムーシングまでもハードウェアで行なうため、CPUに負荷をかけずに
フルモーションビデオプレイバックが実現できます。またキャプチャのハードウェアも
持っていますので、TVやビデオのオーバーレイ表示時もCPUにほとんど負荷をかけ
ません。
ハードウェアDCIは3万色以上の色数の場合に動作可能で、Windowsディレ
クトリの CANOPUS.INI のセクション[PowerWindow]に vcp=0 を追加することでビデオ
エンジンの使用を中止し、ソフトウェアDCIを使用することができます。
「ムービーマッパー」の「等倍、2倍表示で最適化する。」はマークしないでくださ
い。
(9)Video Viewerについて (Power Window 9130C の場合のみ)
静止画の作成においてJPEG形式での静止画保存以外に、マニュアルには記述され
ていない機能としてビットマップ形式での保存があります。メニューバーの[ファイル]
項目の静止画ファイルの設定でファイル名の拡張子を(.BMP)にして、静止画の作
成を行うとビットマップファイルが作られます。作成の際の色数は、ビデオ出力形式で
指定したフォーマットによります。また、キャプチャーファイルの再生時での静止画フ
ァイルの作成では、キャプチャーファイルのコーデック形式により色数は決定されます。
(10)Power Window 9100 ドライバの履歴
------------------
Ver.1.00: 94/10/17
------------------
○ドライバの最初のリリース
------------------
Ver.1.11: 95/03/20
------------------
○DCIのサポートでAVIのプレイバックが10~100%(倍速)高速化された。
○以下の不具合を修正
ネットワークインストールされたWindowsに正しくインストールできない。
デバッグカーネル(VisualC/C++に付属)のWindowsで起動時にハ
ングアップする。
------------------
Ver.1.12: 95/ 4/ 3
------------------
○ Power Window 9130C-PCI への対応
○ AutoCAD のBMPファイル書き出し命令時の暴走を回避
------------------
Ver.1.13: 95/ 4/20
------------------
○ Super KID for Windows ファイル選択時のUAE発生のバグを回避
------------------
Ver.1.20: 95/ 6/ 1
------------------
○ ディスプレイドライバサポートライブラリの名前が変更された。
○ 9130Cの場合256色表示時の描画スピードが少し改善された。
○ 9130Cのキャプチャードライバを英語に対応
○ 9130CのVideo Viewerの機能変更と英語への対応
○ Im・X、水彩等のBMPファイル表示時の不正データ表示を回避
------------------
Ver.1.30: 95/10/ 3
------------------
○ ハードウェアDCIドライバ PW9130.DLL がディスプレイドライバに組み込まれ削
除された。
○ Power Window 9130c で Windows 終了時に DOS 画面に戻る前に特定の機種でハング
アップする現象が回避された。
○ 円弧(Arc)描画のクリッピング機能におけるバグを修正。
○ PCI.EXE (PCI のバージョンを表示するプログラム(MS-DOS用))は添付されなくな
った。PCIのバージョンを知りたい方は以下を参考にしてください。
mov ax,0b101h
int 1ah
cmp edx,20494350h
jne error
; ここで
; bh: メジャーバージョン
; bl: マイナーバージョン
------------------
Ver.1.31: 95/11/28
------------------
○ WinG に関する不具合の修正