home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
/ DOS/V Power Report 1996 July / VPR9607B.BIN / driver / wacom / tddv224j / readme.txt < prev    next >
Text File  |  1996-02-16  |  21KB  |  513 lines

  1.                                                                (1996.2.16改定)
  2.                  WACOM DRIVER DISKETTE VERSION 2.24J
  3.                For IBM PC, PS/2 and Compatible Systems
  4.                  Copyright WACOM Co., Ltd. 1995,1996
  5.  
  6.  
  7. このファイルにはマニュアルに載っていない内容を含んでいます。
  8.  
  9. 掲載内容:
  10. (1) このディスクに含まれる内容
  11. (2) ドライバのインストール方法
  12. (3) 消しゴム機能対応のアプリケーションについて
  13. (4) このドライバでサポートできていない機能
  14. (5) バグ情報
  15. (6) ドライバのインストールで変更された部分の説明
  16. (7) 変更履歴
  17.  
  18.                     ******************************
  19.                       このディスクに含まれる内容
  20.                     ******************************
  21.  
  22. このディスクには、幾つかのファイル(SETUP.EXE、SETUP.LST、PEN.INF、README.TXT)
  23. と2つのディレクトリがあります。ディレクトリの内容は以下の通りです。
  24.  
  25. SETUP     WindowsにWACOMワブレットドライバをインストールするためのSETUP用ファイルが入っています
  26.  
  27. WIN       Windows 3.1 及び Windows 95 のドライバソフトが入っています
  28.  
  29. WIN\NT    Windows NT のドライバソフトが入っています
  30.  
  31.  
  32.                     ******************************
  33.                       ドライバのインストール方法
  34.                     ******************************
  35.  
  36. --- WINDOWS 3.1 および WINDOWS NT でのインストール ---
  37.  
  38. (1) Windows を起動します。他のアプリケーションは終了させておいてください。
  39. (2) フロッピーディスクドライブに WACOM TABLET DRIVER のディスケットをセットします。
  40. (3) プログラムマネージャ の ファイル(F) から、'ファイル名を指定して実行'を選びます。
  41. (4) フロッピードライブ名と:をはさんで SETUP と入力します。(例えば A:\SETUP)
  42.     Enterキーを押してセットアッププログラムを実行し、表示される指示に従ってインストールを進めて
  43.     ください。
  44. (5) Windows をリスタートするとタブレットが使えるようになります。
  45.  
  46.  
  47. --- WINDOWS 95 のプラグアンドプレイ機能によるインストール ---
  48.  
  49. (1) タブレットを接続してください。電源スイッチがある機種はそれをONにしてください。
  50. (2) コンピュータの電源を入れます。Windows95がスタートします。
  51. (3) フロッピーディスクドライブに WACOM TABLET DRIVER のディスケットをセットします。
  52.     Windows95のスタートアップの時に、新しいハードウェアを検出しました、というダイアログが表
  53.     示されたら、4 の作業に移ってください。もし現れなかったら 6 の作業に移りま
  54.     す。
  55. (4) 'ハードウェアメーカーから提供されるドライバを使う'を選択してEnterキーを押します。
  56. (5) ドライブ名をタイプ(例えば A:\ )してEnterキーを押します。その後表示される指示に
  57.     従ってインストールを進めてください。7 の作業に移ります。
  58. (6) スタートボタンから'ファイル名を指定して実行'をクリックします。表示される指示に従ってインスト
  59.     ールを進めてください。
  60. (7) Windows をリスタートするとタブレットが使えるようになります。
  61.  
  62.       タブレットを変えたりした場合は、Windowsのディレクトリにある、WACOM.INI、WINTAB.INI
  63.       ファイルを削除してからSETUPを行ってください。以前のタブレットの情報が残っていると
  64.       動作がおかしくなる事があります。
  65.  
  66.  
  67.                     ******************************
  68.                           消しゴム機能対応の
  69.                        アプリケーションについて
  70.                     ******************************
  71.  
  72. ArtPad II や UD II シリーズのタブレットは、Microsoft Word, Excel, PowerPoint 等のアプリ
  73. ケーションでワンタッチ消去機能を使う事ができます。次のグラフィックスアプリケーションでは消しゴム機能
  74. として組み込まれており、簡単で直感的な操作ができるようになっています。
  75.  
  76.   FutureWave SmartSketch 1.0J
  77.     消しゴム機能が組み込まれています。ツイン筆圧ペン(UP-701E)のテールスイッチ部分が、タブレ
  78.     ットの板面に近づくと、自動的に消しゴムツールとして認識します。
  79.  
  80.   DaisyArt95
  81.     消しゴム機能が組み込まれています。ツイン筆圧ペン(UP-701E)のテールスイッチ部分でクリックす
  82.     ると、自動的に消しゴムツールとして認識します。
  83.  
  84.  
  85.  
  86.                     ******************************
  87.                        このドライババージョンで
  88.                        サポートできていない機能
  89.                     ******************************
  90.  
  91. 以下の機能については、このバージョンでは動作に制限があります。
  92. ユーザーズマニュアルにはコントロールパネルで設定できるように記述されていますが
  93. 次回バージョンにて対応させて頂きます。
  94.  
  95. --- WINDOWS 3.1 と WINDOWS 95 ---
  96.  
  97.     タブレットの向き:     本来は4方向の向きが可能ですが、「横長」のみ使えます。
  98.     相対モードの切替え: ファンクションボタンのボックスに相対モードを割り当てた時、そのボックスをク
  99.                       リックしても相対モードに変わらない場合があります。この機能は
  100.                       ポインタ設定画面で「Wintab 互換」のチェックを外した時だけ有効で
  101.                       す。ここにチェックが入っているポインタ(ペン、カーソル)はファンクションボック
  102.                       スによる相対モードへの切り替えはできません。
  103.                       スケーリングの設定画面でアスペクト比からマウスモードを選択した時はこの
  104.                       ような制限は受けません。しかしマウスモ^ドになっている状態で
  105.                       「Wintab 互換」を外してファンクションボックスより絶対モードにすると
  106.                       絶対モードに切り替わりますがアスペクト比の表示は変わりません。
  107.     ワンタッチ消去:       Windows3.1ではこの機能は使えません。
  108.     ダブルクリック支援:   ArtPadII をお使いの場合、このチェックボックスは表示されません。
  109.                       ダブルクリック支援を無効にする場合はダブルクリック距離を0にしてく
  110.                       ださい。
  111.  
  112. --- WINDOWS 95 ---
  113.  
  114.     ペンサービス:        ペンサービス を利用する場合には、このドライバの他にMicrosoft社
  115.                       の"Pen Services for Micrsoft Windows 95"が必要です。現在
  116.                       ワコムでは扱っておりませんのでお使いになれません。
  117.  
  118. --- WINDOWS NT ---
  119.  
  120.     タブレットの向き:     本来は4方向の向きが可能ですが、「横長」のみ使えます。
  121.     テールスイッチの機能
  122.       ワンタッチ消去:     この機能は使えません。
  123.       複数キー:        設定できません。
  124.  
  125.  
  126.                     ******************************
  127.                                バグ情報
  128.                     ******************************
  129.  
  130. --- WINDOWS 3.1 ---
  131.  
  132. (1) ドライバのSETUPを実行するとPENWIN.DLLがコピーされます。もしこのモジュールが有効で
  133.     あれば次のような問題が発生します。
  134.  
  135.     * ライトが起動できません。(メモリが足りませんというメッセージが出る)
  136.     * Word6.0 でドラッグアンドドロップができません。
  137.     * Excel のキー入力エリアでカーソルが表示されません。
  138.  
  139.     これを解決するためには次の処置をしてください。
  140.     一般設定画面で「ペンサービスを使う」を何度かクリックするとペンサービスをシステムから外す
  141.     ためにWindowsをリスタートするかどうか聞いて来ます。この状態でWindowsをリスタートする
  142.     と次からは PENWIN.DLL が無効になり、上記の問題が発生しなくなります。
  143.  
  144.     SYSTEM.INI ファイルの変更でこれと同じ処置を行う事ができます。
  145.     SYSTEM.INI ファイルの [drivers] セクションにある
  146.       'penwindows=penwin.dll'
  147.     という行を削除(または行の先頭に';'セミコロンを入れて無効に)します。
  148.  
  149.     注意:PENWIN.DLL は Microsoft社のライブラリファイルです。
  150.     注意:PENWIN.DLL は Windows3.1版の Photoshop3.03J かまたはそれ以前のバージョン
  151.           で筆圧機能を利用する時に必要です。
  152.  
  153. (2) PENWIN.DLL と ATI ビデオカードのドライバの組み合わせで問題が起きる事があります。
  154.     もし ATI ビデオドライバを利用されているなら、PENWIN.DLL を上記の方法で外してお
  155.     くことをお薦めします。Photoshop をお使いの場合は PENWIN.DLL に対応した ATI 
  156.     ドライバにアップデートする方法もありますので ATI にお問い合わせください。
  157.  
  158. (3) 相対モードは ペンサービスとWintab互換機能がともに有効になっているとうまく機能し
  159.     ません。相対モードを利用する場合には、ポインタ設定画面からどちらかの機能を外して
  160.     ください。
  161.  
  162. (4) ペンの設定やカーソルの設定で、スイッチの設定を ShiftやAlt、Ctrl にすると、アプリ
  163.     ケーションエラーが出ます。
  164.     これは、無視をクリックしてもらうとそのまま設定できますが、終了をクリックしてしまう
  165.     と、Windowsを終了しない限り Shift、Alt、Ctrl のスイッチへの設定ができなくなりま
  166.     す。
  167.  
  168.  
  169. --- WINDOWS 95 ---
  170.  
  171. (1) テールスイッチの設定で次の問題があります。
  172.     ワンタッチ消去を選択しておいて、消去テストを操作、テールスイッチでケシゴム付きカーソルが表示され
  173.     た状態でテールスイッチの機能を「消しゴム」にすると、常にI型カーソルの時にケシゴム付きカー
  174.     ソルのままになってしまいます。
  175.  
  176.  
  177. --- WINDOWS NT ---
  178.  
  179. (1) ファンクションボックスからの絶対モード/マウスモードの設定がうまくできない事があります。ファンク
  180.     ションボックスをクリックした際、表示カーソルの位置が移動する事があります。
  181.  
  182. (2) ハードディスクをアクセス中にペンやカーソルを動かしていると表示カーソルが動かなくなることがあ
  183.     ります。ペンやカーソルを動かすのを止めればそのうち動くようになります。しかし、動
  184.     かし続けるとタブレットでの操作ができなくなる事があります。
  185.     このような現象が発生したら、次の確認を行ってください。
  186.  
  187.     管理ツールのグループにイベントビューワがありますのでこれを起動し、イベントログの中に
  188.         The ring buffer that stores incoming mouse data has overflowed (buffer
  189.         size is configurable through the Registry).
  190.     というメッセージがあった時は、以下の処置をすればこのような現象を防ぐ事ができま
  191.     す。
  192.  
  193.     レジストリエディタ(WINNT35\SYSTEM32 のディレクトリの中に REGEDT32.EXE という名称であり
  194.     ます)で変更します。これを起動すると幾つかのサブウィンドウがでます。ここで、
  195.     「HKEY_LOCAL_MACHINE」の階層を以下のようにたどってゆきます。
  196.  
  197.         HKEY_LOCAL_MACHINE / SYSTEM / CurrentControlSet / Services
  198.                            / Mouclass / Parameters
  199.  
  200.     変更する項目は、この Parameters の右に表示されている「MouseDataQueueSize」
  201.     を現在の値より大きくします。(標準値は100です。WACOMのドライバSETUPで500に変
  202.   更しています。) 同様に次の項目も変更します。
  203.  
  204.         HKEY_LOCAL_MACHINE / SYSTEM / CurrentControlSet / Services
  205.                            / Wtclass / Parameters  
  206.  
  207.     の「MouseDataQueueSize」を上記で変更したのと同じ値に変更します。
  208.    注意)この2つは同じ値になっていなければなりません。
  209.     変更後は WindowsNT を再起動してください。
  210.  
  211.  
  212. --- 共通 ---
  213. (1) UDⅡシリーズなのに消しゴム機能や傾きの設定ができないことがまれに発生します。
  214.     再起動で正常に戻る事があります。
  215.  
  216. (2) スケーリング設定
  217.     マッピング範囲で、画面の一部を設定すると「wintabサービスで使うスケーリングは変更できま
  218.     せん」 というメッセージが出ます。今のところwintabを有効にしていると画面の一部分
  219.     を使うようには設定できません。必要ならば、ポインタ画面で"Wintab互換"のチェックを外
  220.     すようにしてください。
  221.     ArtPad ではwintabは常時サポートしていますので、この機能は意味を持ちません。
  222.  
  223. (3) スケーリングの設定で「入力範囲」についてはデフォルト設定がタブレット全面になるように変更
  224.     されました。
  225.  
  226.  
  227.                     ******************************
  228.                        ドライバのインストールで
  229.                          変更された部分の説明
  230.                     ******************************
  231.  
  232. 以下の内容は、ドライバのインストールを行う時に、セットアッププログラムがシステムの情報をどのように
  233. 変更または追加しているかを説明したものです。
  234.  
  235.  
  236. --- WINDOWS 3.1 SETUPでの変更箇所 ---
  237.  
  238. Windows セットアッププログラムは次の変更を行っています。
  239.  
  240. まず、セットアップはタブレットドライバのフロッピーディスクのWINディレクトリから、次のファイルを解凍して
  241. WINDOWS\SYSTEM のディレクトリにコピーします
  242.  
  243. WACOM .CP_   ->  WACOM .CPL    (Control panel)
  244. WACOM .DR_   ->  WACOM .DRV    (Main driver)
  245. WACOM .38_   ->  WACOM .386    (Virtual driver, Windows 3.1 only)
  246. WACPEN.DR_   ->  WACPEN.DRV    (Windows 3.0 compatible mode)
  247. PENWIN.DL_   ->  PENWIN.DLL    (Pressure library from Microsoft,
  248.                                 Windows 3.1 only)
  249. IDLLMAN.DL_  ->  IDLLMAN.DLL   (Manager of DLL for IME)
  250. MSPENUI.DL_  ->  MSPENUI.DLL   (Microsoft pen user inteface library)
  251. WINTAB.DL_   ->  WINTAB.DLL    (Pressure library)
  252. WINTAB32.DL_ ->  WINTAB32.DLL  (Pressure library)
  253. WTT16.DL_    ->  WTT16.DLL     (Pressure library)
  254.  
  255. WINDOWS ディレクトリには次のファイルをコピーします。
  256.  
  257. ARTPADII.HL_ ->  ARTPADII.HLP  (ArtPad II Help file)
  258. ARTZII.HL_   ->  ARTZII.HLP    (ArtZ II Help file)
  259.  
  260. セットアッププログラムは SYSTEM.INI ファイルの以下の部分を修正します。
  261.  
  262.   [boot] セクション:
  263.         [boot]
  264.           .
  265.           .
  266.         ;oldmouse=?????
  267.         drivers=??? pen penwindows idllman
  268.  
  269. 現在使われているマウスドライバは OLDMOUSE.DRV という名前で同じディレクトリにコピーされ、上
  270. 記の';oldmouse'にその名前が載ります。もし WACPEN.DRV をマウスドライバの代わりに使う
  271. 場合には wacpen は oldmouse ドライバをロードするようになります。
  272. ※Windows3.0用の筆圧対応ソフトを使う場合にこのドライバが必要になりますが、多くのユーザー
  273.  の方には必要ありません。
  274.  
  275. セットアッププログラムは'pen'と'penwindows'及び'idllman'を"drivers="のラインに追加します。
  276. もともと"drivers="のラインにあった項目(例えば mmsystem.dll)は変化しません。
  277.  
  278.   [386Enh] セクション:
  279.         [386Enh]
  280.         device=wacom.386
  281.           .
  282.           .
  283.           .
  284.  
  285. 注意: [386Enh]セクションでは "device=" の隣には他のペンドライバがきてはいけません。も
  286.       しくはエンハンストモードでは起動しないようにします。
  287.  
  288.   [drivers] セクション:
  289.         [drivers]
  290.             .
  291.             .
  292.         pen=wacom.drv
  293.         penwindows=penwin.dll
  294.         idllman=idllman.dll
  295.  
  296. さらにセットアッププログラムは SYSTEM.INI ファイルに [Pen Driver]のセクションを追加します。
  297.  
  298.   [Pen Driver] セクション:
  299.         [Pen Driver]
  300.         ComPort=1
  301.         9600baud=1
  302.         IgnoreStartErrors=0
  303.  
  304. ---  WINDOWSにインストールした後に何か問題が起こった時は  ---
  305. もう一度SETUPを起動して、「はずす(U)」を選択してください。終了後再起動でタブレット
  306. ドライバをインストールする前の状態に戻ります。
  307.  
  308. セットアッププログラムが起動された時、その時点での SYSTEM.INI ファイルはバックアップファイルとして
  309. SYSWAC.000 という名前でコピーされます。このファイル名の拡張子はインストールされるたびに毎回
  310. 1づつ増えてコピーが作られます。Windows 3.1 用ドライバのインストールが終了した後(例えば
  311. DOS プロンプトに戻った時)Windows のディレクトリから 'copy SYSWAC.XXX SYSTEM.INI'とタイプ
  312. すると、ドライバがインストールされる前の状態に戻す事ができます。XXXには番号の一番大きい
  313. ファイルを指定してください。ドライバインストールにおいて、もし何か問題があるようでしたら、マニ
  314. ュアルのトラブルシューティングの項を参照してください。
  315.  
  316.  
  317.  
  318. --- WINDOWS 95 セットアップでの変更点 ---
  319.  
  320. Windows セットアッププログラムは次の変更を行っています。
  321.  
  322. まず、セットアップはタブレットドライバのフロッピーディスクのWINディレクトリから、次のファイルを解凍して
  323. WINDOWS\SYSTEM のディレクトリにコピーします
  324.  
  325. WACOM .CP_   ->  WACOM .CPL    (Control panel)
  326. WACOM .DR_   ->  WACOM .DRV    (Main driver)
  327. WACOM .VX_   ->  WACOM .VXD    (Virtual driver, Windows 3.1 only)
  328. WACPEN.DR_   ->  WACPEN.DRV    (Windows 3.0 compatible mode)
  329. WINTAB.DL_   ->  WINTAB.DLL    (Pressure library)
  330. WINTAB32.DL_ ->  WINTAB32.DLL  (Pressure library)
  331. WTT16.DL_    ->  WTT16.DLL     (Pressure library)
  332.  
  333. WINDOWS ディレクトリには次のファイルをコピーします。
  334.  
  335. TAB_LOAD.EX_ ->  TAB_LOAD.EXE  (Load and Save function)
  336. WACOMEXT.DL_ ->  WACOMEXT.DLL  (Context Aware driver)
  337. ARTPADII.HL_ ->  ARTPADII.HLP  (ArtPad II Help file)
  338. ARTZII.HL_   ->  ARTZII.HLP    (ArtZ II Help file)
  339.  
  340.  
  341. 注意: Plug & Play でのインストールの場合は以下を参照してください。
  342.  
  343. セットアッププログラムは次のように SYSTEM.INI ファイルを変更しています。
  344.  
  345.   [boot] セクション:
  346.         [boot]
  347.            .
  348.            .
  349.         ;oldmouse=?????
  350.  
  351.  
  352. 現在使われているマウスドライバは OLDMOUSE.DRV という名前で同じディレクトリにコピーされ、上
  353. 記の';oldmouse'にその名前が載ります。もし WACPEN.DRV をマウスドライバの代わりに使う
  354. 場合には wacpen は oldmouse ドライバをロードするようになります。
  355.  
  356.   [drivers] セクション:
  357.         [drivers]
  358.             .
  359.             .
  360.         pen=wacom.drv
  361.  
  362. さらにセットアッププログラムは SYSTEM.INI ファイルに [Pen Driver]のセクションを追加します。
  363.  
  364.   [Pen Driver] セクション:
  365.         [Pen Driver]
  366.         ComPort=1
  367.         9600baud=1
  368.         IgnorStartErrors=0
  369.  
  370. 続けて、セットアッププログラムは以下のセクションをレジストリファイルに追加します。
  371.  
  372. HKEY_CLASSES_ROOT\.wac 
  373. HKEY_CLASSES_ROOT\WACOM.Settings
  374. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD\WACOM
  375. HKEY_USERS\.Default\Control Panel\Wacom\Eraser
  376.  
  377.  
  378. 但し、Plug & Play によるインストールでは以下のレジストリを除いて上記の追加を行います。
  379.  
  380. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD\WACOM
  381.  
  382. さらに以下の内容を追加します。
  383. HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\SERENUM\{tablet id}
  384. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\PEN
  385.  
  386.  
  387. ---  WINDOWSにインストールした後に何か問題が起こった時は  ---
  388.  
  389. セットアッププログラムが起動された時、その時点での SYSTEM.INI ファイルはバックアップファイルとして
  390. SYSWAC.000 という名前でコピーされます。このファイル名の拡張子はインストールされるたびに毎回
  391. 1づつ増えてコピーが作られます。Windows 95 がスタートアップに失敗するようなら、Windows
  392. のディレクトリ(例えば、DOSプロンプトが出ている状態 C:\WINDOWS )Windows のディレクトリから
  393.  'copy SYSWAC.XXX SYSTEM.INI'とタイプすると、ドライバがインストールされる前の状態に戻す事
  394. ができます。XXXには番号の一番大きいファイルを指定してください。また、REGEDIT.EXEプロ
  395. グラムを用いて追加されたレジストリを削除する必要があります。ドライバインストールにおいてもし
  396. 何か問題があるようでしたら、マニュアルのトラブルシューティングの項を参照してください。
  397.  
  398.  
  399.  
  400. --- WINDOWS NT セットアップの変更点 ---
  401.  
  402. セットアップはタブレットドライバのフロッピーディスクの WIN ディレクトリから、次のファイルを解凍して
  403. WINDOWS\SYSTEM のディレクトリにコピーします
  404.  
  405. ARTPADII.HL_ ->  ARTPADII.HLP  (ArtPad II Help file)
  406. ARTZII.HL_   ->  ARTZII.HLP    (ArtZ II Help file)
  407.  
  408. さらに、フロッピーディスクの WIN\NT ディレクトリから、次のファイルを解凍して WINDOWS\SYSTEM32 
  409. のディレクトリにコピーします
  410.  
  411. WACOM .CP_   ->  WACOM .CPL    (Control panel)
  412. WACOM .DR_   ->  WACOM .DRV    (Main Installable driver)
  413. WINTAB.DL_   ->  WINTAB.DLL    (16 bit Pressure library)
  414. WINTAB32.DL_ ->  WINTAB32.DLL  (Pressure library)
  415. WINTAB32.EX_ ->  WINTAB32.EXE  (Pressure service)
  416. WACOMKEY.EX_ ->  WACOMKEY.EXE  (Keystroke service)
  417.  
  418. 同様に次のファイルは WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS のディレクトリにコピーします。
  419.  
  420. WACOM.SY_    ->  WACOM.SYS      (Serial tablet driver)
  421. PENCLASS.SY_ ->  PENCLASS.SYS   (intermediate driver)
  422. WTCLASS.SY_  ->  WTCLASS.SYS    (intermediate driver)
  423.  
  424. セットアッププログラムは以下のセクションをレジストリファイルに追加します。
  425.  
  426. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Wacom
  427. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Penclass
  428. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\wtclass
  429. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Wintab32
  430. HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\wacomkey
  431.  
  432. 続けて、次のセクションを追加
  433.  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog
  434.  
  435. セットアップは次のパラメータを書き込みます。
  436. "pen" REG_SZ "wacom.drv" を
  437. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32 に。
  438.  
  439. "Pen Class" を
  440. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\ServiceGroupOrder に。
  441.  
  442.  
  443.                     ******************************
  444.                         V2.21J から V2.22J で
  445.                          変更された部分の説明
  446.                     ******************************
  447. <ペンの設定>
  448. (1) ダブルクリック支援のチェックが設定通りに表示されないバグを修正
  449. (2) PL-200V、PL-100V は筆圧ペンの選択をできないように修正
  450. <筆圧の設定>
  451. (1) 筆圧の設定の%表示が-1されるバグを修正
  452. <傾きの設定>
  453. (1) 傾きの設定を敏感にすると傾きの表示が踊ってしまうバグを対策
  454. <カーソルの設定>
  455. (1) カーソルのボタン設定を一度もしていない状態で、ポインタ画面でカーソルの「wintab互換」の
  456.     チェックを外すと、カーソルのボタン設定が違ってしまうバグを修正
  457. <スケーリングの設定>
  458. (1) 「タブレットの一部」をタブレット下半分で設定している時、アスペクト比を縦横比一定に
  459.     すると原点が逆になるバグを修正
  460. (2) 入力範囲のデフォルト値がwintabを使う時と使わない時で異なっていたバグを修正
  461. (3) 入力範囲設定で、いったん「タブレットの一部」を設定した後は「タブレット全面」に切り
  462.     替えないと再度「タブレットの一部」を正常に設定できなかったバグを修正
  463. (4) ArtPADの1/4モードを追加
  464. (5) PL-200Vのスケーリングがあわないバグを修正
  465. (6) SD-510Cのスケーリングがあわないバグを修正
  466. <通信設定>
  467. (1) Comポートの競合をなくした(DOS/Vのみ)
  468. <一般設定>
  469. (1) ペンサービスのチェックがいつも外れているバグを修正
  470. (2) 文字認識モードのチェックがいつも外れているバグを修正
  471.  
  472.                     ******************************
  473.                         V2.22J から V2.23J で
  474.                          変更された部分の説明
  475.                     ******************************
  476. <WindowsNT>
  477. (1) ハードディスクをアクセスしている時に、タブレット上でペンまたはカーソルを動かし続けていると、
  478.     WindowsNT がクラッシュしてしまうバグを対策
  479.     (-バグ情報-の WindowsNT の(2)の内容を参照してください)
  480. (2) タブレットの上にカーソルやペンを置いたままWindowsNTを起動すると、タブレットドライバがロード
  481.     されないバグを修正
  482.  
  483.                     ******************************
  484.                         V2.23J から V2.24J で
  485.                          変更された部分の説明
  486.                     ******************************
  487. <Windows95>
  488. (1) タブレットの上にカーソルやペンを置いたままWindows95を起動すると、タブレットドライバが最初
  489.     に動作せず、コントロールパネルの一般設定で「ドライバON」のチェックを入れ直さないと動作しな
  490.   かったバグを修正
  491. (2) スケーリング設定画面で、「タブレットの一部」を選択した時、ポインティングによる入力範囲の設
  492.   定(設定開始ボタンで行う)ができるように修正
  493. <WindowsNT>
  494. (1) PL-100V(A)/PL-200Vに対応(SETUP画面で機種を選択)
  495. (2) スケーリング設定画面で、「タブレットの一部」を選択した時、ポインティングによる入力範囲の設
  496.   定(設定開始ボタンで行う)ができるように修正
  497.     同じく、タブレットと画面の関係を表わす図が設定どおりに表示されないバグを修正
  498. <Windows3.1/95/NT>
  499. (1) タブレットの一部の領域を入力範囲に設定している時、入力範囲外にカーソルを移動させる
  500.   と、画面上のシステムカーソルが画面の端まで移動しきらない問題がありました。これは、
  501.   Wintabの仕様に絡む問題でバグではありませんが、対策としてコントロールパネルの一般設
  502.   定画面に「領域外トラッキング」という名称でチェックボックスを追加しました。ここをチェックす
  503.   る事により入力範囲の外に座標指示器を移動しても画面の端でシステムカーソルが座標指示
  504.   器を追いかけるようになります。ツールバーなどをお使いになっている場合に操作しや
  505.   すくなります。
  506.   なお、設定内容を保存する機能(Load,Save)が一般設定画面にありますが、この
  507.   領域外トラッキングの設定はWintabにて管理されるため保存することができません。
  508.  
  509.  
  510. WACOM is registered trademarks and ArtPad is trademarks of WACOM Co. Ltd. 
  511. All other brand and product names are trademarks or registered trademarks of
  512. their respective holders.
  513.