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Text File  |  1995-12-18  |  13KB  |  312 lines

  1. <注意>
  2. このディスクに含まれるファイルの内容その他を、ローランド株式会社の許諾なく
  3. 改変、複製、配布、転載することは禁止します。
  4. またファイルの内容については、プログラム改良の為予告なく変更されることがあ
  5. ります。
  6.  
  7. 本文中に含まれる商品名、会社名等は、各社の商標、または登録商標です。
  8.  
  9.  
  10. この Read me ファイルは、SCP-55を Windows3.1 上で使用する場合のみお読みくだ
  11. さい。
  12.  
  13.  
  14. インストールの前に
  15. SCP-55をコンピュータで使用できるように、まずイネーブラをDOSで
  16. インストールする必要があります。
  17. そのあと、SCP-55ドライバをインストールします。必ずこの順番でインストール
  18. してください。
  19.  
  20.  
  21. イネーブラのインストール
  22. ****************************************************************************
  23. SCP-55用イネーブラをインストールする操作手順について説明しています。
  24. ここでは、次のような環境を想定して説明しています。
  25.                                   
  26.        ハード・ディスク・ドライブ     :ドライブA
  27.        フロッピー・ディスク・ドライブ :ドライブB
  28.  
  29. お使いのコンピュータによっては、ドライブ名が違う場合があります。その時は
  30. 以降の操作説明でドライブ名を読みかえてください。
  31.  
  32.  
  33. 1.コンピュータの電源をONにします。
  34.     DOSが起動し、画面には「A:¥>」と表示されます。
  35.  
  36.        ※メニュー画面が表示される場合は、メニューを終了して
  37.          プロンプトの状態にします。  
  38.        ※Windowsが起動している場合は、Windowsを終了してプロンプトの状態にします。
  39.          Windowsの[MS-DOSプロンプト]を使ってDOSの状態にしないでください。
  40.        ※DOS/Vの英語モードになっているときは、日本語モードに切り替えてください。
  41.         「CHEV JP」と入力してエンター・キーを押すと、日本語モードに切り替わります。
  42.  
  43. 2.ドライバ・ディスクをフロッピー・ディスク・ドライブに入れます。
  44.  
  45. 3.プロンプトに続いて、「B:」と入力してエンター・キーを押します。
  46.     カレント・ドライブがフロッピー・ディスク・ドライブに移ります。
  47.  
  48. 4.プロンプトに続いて、「cd \SCP55\WIN31」と入力してエンター・キーを押します。
  49.     ディレクトリを移動した後に「install」と入力してください。
  50.     インストール・プログラムが起動します。画面のメッセージにしたがって、
  51.     インストールしてください。
  52.        ※インストール・プログラムの画面が表示されないときは、操作3でのフロッピー・
  53.          ディスクの指定が間違っています。お使いのコンピュータのフロッピー・ディスク
  54.          ・ドライブを確認ください。
  55.        ※インストールを途中で中止したいときは[Ctrl]キーを押しながら[C]キーを
  56.          押してください。
  57.  
  58. 5.インストールが終わったら、コンピュータを再起動してください。
  59.     再起動は[Ctrl]キーと[Alt]キーと[Delete]キーを同時に押すか、リセット・ボタンを
  60.     押してください。
  61.  
  62. 再起動してからプロンプトの表示にし、正しくインストールされているかを確認します。
  63.  
  64. 6.PCカード・スロットにSCP-55が差し込まれていることを確認します。
  65.     装着されていない場合は差し込んでください。
  66.  
  67. 7.プロンプトに続いて「SCP\SCPENA」と入力して、エンター・キーを押します。
  68.     「IRQ」と「IO Port Adress」の部分に以下のような数値が表示されれば、
  69.     インストールは完了しています。
  70.  
  71. IRQ#             3~13(4,8を除く) 
  72. IO Port Adress   0330,0370,03b3,03f0,1330,13b0,13f0
  73.                  E0D0,E5D0,E8D0,ECD0,F0D0,F4D0,F8D0,FCD0
  74.  
  75. PC-9800シリーズ対応アプリケーションなどでは、割り込みレベルを「INT」で
  76. 表すことがあります。SCP-55イネーブラでは、割り込みレベルを「IRQ」という
  77. DOS/Vパソコンの用語で表します。「INT」と「IRQ」は次のように対応します。
  78.  
  79.      SCP-55イネーブラ       :IRQ3   IRQ5   IRQ6   IRQ12   IRQ13
  80.      NEC PC-9800シリーズ    :INT0   INT1   INT2   INT5    INT6
  81.  
  82. ※「IRQ#00  IO Port Address 0000」という画面が表示される場合は、
  83.   インストールに問題があります。
  84.  
  85.   PCカード・サポート・ソフトウェアがインストールされていない可能性があります。
  86.   お使いのコンピュータに付属しているPCカード用のマニュアルを参照してインストール
  87.   してください。
  88.  
  89. ※イネーブラのインストールでは、お使いのコンピュータのルート・ディレクトリにある
  90.   "CONFIG.SYS"ファイルに、次の1行が追加されます。追加された行の位置は変更しないで
  91.   ください。
  92.  
  93.     DEVICE=C:\SCPENA.EXE(DOS/Vパソコンの場合)
  94.     DEVICE=A:\SCPENA.EXE(NEC PC-9800シリーズパソコンの場合)
  95.  
  96.  
  97. Roland SCP-55ドライバのインストール方法
  98. ****************************************************************************
  99. [Windows 3.1 版の場合]
  100.  
  101. (注意)古いバージョンのSCP-55ドライバからアップデートする場合、
  102.         旧バージョンを削除した上で、以下の手順に沿ってください。
  103.     
  104.  
  105. 1.コントロールパネルを開いて、「ドライバ」アイコンをダブル・クリック
  106.   します。
  107.  
  108. 2.「追加」を選んで、「一覧にない、または更新されたドライバ」を選びます。
  109.  
  110. 3.ドライバ・ディスクをフロッピードライブに入れて、お持ちの機種に
  111.     あったディレクトリを選びます。
  112.               例:「B:\SCP-55\WIN31」
  113.  
  114. 4.「一覧にない、または更新されたドライバの追加」ダイアログで「Roland
  115.   SCP-55ドライバ」を選び、OKをクリックします。
  116.  
  117.     ※【ドライバがすでに存在します】ダイアログ ボックスが表示されたら、
  118.      [新しく組み込む]ボタンをクリックしてください。
  119.  
  120. 5.Windows 3.1 を再起動してください。
  121.  
  122.     ※メディアプレーヤー等で再生する場合は、再起動後、
  123.       コントロールパネルの「MIDI マッパー」アイコンを選び、
  124.       SCP-55ドライバ用に新しいマップを作成してください。
  125.  
  126.  
  127. ****************************************************************************
  128. この後の情報には、マニュアルでは解説されていない SCP-55 に関する最
  129. 新情報と、SCP-55 Controller についての解説、イネーブラのインストール方法が
  130. 書かれています。
  131.  
  132.  
  133. ●目次
  134.   1.SCP-55 使用上の注意事項
  135.   2.SCP-55 Controller について
  136.     2.1  インストールおよびアプリケーションの登録
  137.     2.2  注意事項
  138.  
  139.   ※ SCP-55 Controller は SCP-55 Windows3.1 対応ドライバにのみ対応して
  140.     います。
  141.  
  142.  
  143. ****************************************************************************
  144.  1.SCP-55 使用上の注意事項
  145. ****************************************************************************
  146.  
  147.             SCP-55 Driver バージョン 1.01
  148. ----------------------------------------------------------------------------
  149.  
  150.  <東芝 DynaBook シリーズ>
  151.   ・SCP-55 のイネーブラとドライバをインストールする前に、お使いのコンピュ
  152.    ーターにカード サービス、ソケット サービスがインストールされているかを
  153.    確認してください。ほとんどのコンピューターでは、プリインストールされて
  154.    いますが、インストールの必要な機種も一部ありますのでご注意ください。
  155.  
  156.    カード サービス、ソケット サービスがインストールされていない場合は、お
  157.    使いのコンピューターに付属しているマニュアルを参照してインストールした
  158.    あと、SCP-55 のイネーブラとドライバをインストールしてください。
  159.  
  160.  <全機種>
  161.   ・【コントロール パネル】→<エンハンスド モード>→[スワップ ファイル
  162.    の設定]→[変更]で現れる【スワップ ファイルの設定】で「BIOS を経由し
  163.    ないでスワップ ファイルを利用」チェック ボックスが表示される場合は、
  164.    チェック ボックスをチェックしないでください。
  165.  
  166.   ・処理速度の遅いコンピューターで WAVE 機能を使用する場合は、サンプリング
  167.    周波数を低くして使用してください。
  168.  
  169.   ・別売のコネクター ボックス MCB-3 を接続している場合、MIDI IN が入力され
  170.    ている状態でカードを挿入しないでください。
  171.  
  172.  <NEC>
  173.   ・NEC のコンピューターをお使いの場合は、付属の PC カード ユーティリティ
  174.    「CardView」と音楽ソフトを同時に起動した状態で、再生中に SCP-55 を挿抜
  175.    しないでください。
  176.  
  177.  <IBM ThinkPad シリーズ>
  178.     ・IBM ThinkPad 330C、330Cs、340、555BJ のコンピューターをお使いの場合
  179.    は、必ず SCP-55 を挿入したあと Windows を起動してください。また、再生
  180.    中に SCP-55 を挿抜しないでください。
  181.  
  182.  <Compaq Contura Aero シリーズ、400CX シリーズ、富士通 FMV シリーズ>
  183.     ・Compaq Contura Aero シリーズ、400CX シリーズ、富士通 FMV シリーズなど
  184.    のコンピューターで WAVE がうまく再生できないときは、次の 2 つの方法で
  185.    回避できる場合があります。
  186.  
  187.    1.【コントロール パネル】→<電源管理>で現れる【電源管理】で「パワ
  188.      ー マネージメント」を「オフ」に設定してください。
  189.  
  190.    2. Windows 添付の<メモ帳>を起動して、“windows”の“system.ini”を
  191.      開きます。
  192.      [386Enh] の下にある device=vpowerd.386 を検索してください。
  193.      (なければ、以下の操作は必要ありません。)
  194.      device=vpowerd.386 の前に;を入力してください。
  195.  
  196.        device=vpowerd.386 → ;device=vpowerd.386
  197.  
  198.      以上の操作が終わりましたら、ファイルを上書き保存し、Windows を再起
  199.      動させてください。
  200.  
  201.    ※ 上記(1 または 2)の設定にすると、高度な電源管理機能は使えなくなり
  202.      ますが、Windows の動作には問題ありません。ただし、Compaq のような独
  203.      自の省電力機能をもつコンピューターでは、そちらを使うことで節電機能
  204.      が働きます。
  205.  
  206.  <WAVEファイルが正しく再生されない場合>
  207.   ・Windowsに付属の<メディア プレーヤー>や<サウンド レコーダー>などで
  208.    WAVEファイルを再生したとき、WAVEファイルが超スローで再生されたり、ノイ
  209.    ズが発生する場合は、以下の方法で回避できる場合があります。
  210.  
  211.    1.【コントロール パネル】の<ドライバ>をダブル・クリックすると、【ド
  212.      ライバの設定】ダイアログ・ボックスが現れ、現在組み込まれているドラ
  213.      イバが表示されます。
  214.  
  215.    2.「Roland SCP-55 Driver」を選んで[設定]ボタンをクリックします。
  216.      【SCP-55 Information】ダイアログ・ボックスが現れ、SCP-55の情報が表
  217.      示されます。
  218.  
  219.    3. 「Waveout Factor」の値を次のように変更します。
  220.      (初期設定値は「20」です。)
  221.  
  222.       ・WAVEファイルが超スローで再生される場合
  223.         「Waveout Factor」の値を「30」以上に設定します。
  224.  
  225.       ・ノイズが発生する場合
  226.         「Waveout Factor」の値を「0」~「10」に設定します。
  227.  
  228.    4. [OK]ボタンをクリックします。
  229.  
  230.  
  231. ****************************************************************************
  232.  2.SCP-55 Controller について
  233. ****************************************************************************
  234.  
  235.   SCP-55 Controller は SCP-55 の各部の音量を調節するアプリケーションです。
  236.  
  237.   <Mixing Level>
  238.     GS 音源部、Line 入力、MIC 入力の各スライダーを上下にドラッグすること
  239.     によって調節できます。
  240.  
  241.   <AD/DA Gain>
  242.     WAVE 部の入力は A/D スライダー、WAVE 部の出力は D/A スライダーを上下
  243.     にドラッグすることによって調整できます。
  244.  
  245.   <GS Control>
  246.     GS 音源部の細かな調整ができます。
  247.     (Vol)音量、(Panpot)定位、(Rev.)リバーブ、(Chrs)コーラスの各
  248.     スライダーを上下にドラッグすることによって調整できます。
  249.  
  250. 2.1 インストールおよびアプリケーションの登録
  251. ----------------------------------------------------------------------------
  252.  
  253. ********************
  254. イネーブラ, ドライバのインストール方法  を挿入
  255. ********************
  256.  
  257.  イネーブラのインストールすると、ハードディスクの“scp”に“scp55cnt.exe”
  258.  windows\system”に“scpmixer.dll”がコピーされます。
  259.  
  260.   SCP-55 Controller をインストールします。
  261.  
  262.   Windows を起動します。
  263.  
  264.  SCP-55 Controller を登録するグループを作り、アイコンを登録します。
  265.  
  266.  (1)「プログラム マネージャ」-「アイコン」メニューから「登録とグループの作
  267.    成」を選択します。
  268.  
  269.  (2)「グループの作成」を選び[OK]をクリックします。
  270.  
  271.  (3)「タイトル」の枠の中に「SCP-55」と入力し、[OK]をクリックします。
  272.  
  273.   これで「プログラム マネージャ」の中に「SCP-55」グループができました。
  274.   次に、「SCP-55」グループの中に SCP-55 Controller を登録します。
  275.  
  276.  (4)「プログラム マネージャ」-「アイコン」メニューから「登録とグループの作
  277.    成」を選択します。
  278.  
  279.  (5)「アイコンの登録」を選び[OK]をクリックします。
  280.  
  281.  (6)「参照」をクリックしてファイルの参照をおこないます。
  282.     【ファイルの参照】
  283.       「c:\」→[OK](または「c:\」をダブル クリックします。)
  284.  
  285.       ※ ハードディスク ドライブが A ドライブの場合は、「a:\」を指定し
  286.         てください。
  287.  
  288.       「scp」→[OK](または「scp」をダブル クリックします。)
  289.  
  290.       (左側の枠で)「scp55cnt.exe」→[OK]
  291.  
  292.    以上の操作で「コマンドライン」に「C:\SCP\SCP55CNT.EXE」と表示されます。
  293.  
  294.       ※ ハードディスク ドライブが A ドライブの場合は
  295.        「A:\SCP\SCP55CNT.EXE」と表示されます。
  296.  
  297.  (7)「タイトル」の枠内に「SCP-55 Controller」と入力し、[OK]をクリックします。
  298.  
  299.   これで、【SCP-55】グループの中に<SCP-55 Controller>というアイコンが登
  300.   録されました。このアイコンをダブル クリックすることで、SCP-55 Controller
  301.   を起動することができます。
  302.  
  303.  
  304. 2.2 注意事項
  305. ----------------------------------------------------------------------------
  306.  
  307.   ・スライダーで値を調整すると、その値が録音時に反映されます。
  308.  
  309.   ・SCP-55 Controller 起動後にカードを挿抜すると、実際の設定値と画面上の設
  310.    定値が一致しないので注意してください。次にスライダーを動かしたときに値
  311.    が一致します。
  312.