5.画面上に Windows 95 が使用可能と判断した I/Oポートアドレスと割り込みの設定値が表示されますのでそれをメモし、"次へ" 進んでください。
6.メッセージに従いシャットダウンします。
7.5.でメモした I/Oポートアドレス にボードのディップスイッチを合わせます。外しておいたボードを再び PC に挿入し、Windows 95 を起動します。
※ Power Movie MP/V は、Power Movie MP/V 本体と JPEG EngineII(装着している場合のみ)がそれぞれ I/Oポートアドレスを使用しますが、JPEG EngineIIのI/Oポートアドレスは Power Movie MP/V 本体の設定に連動するため任意に決めることはできません。Windows 95が使用可能と判断し表示する I/Oポートアドレスのうちひとつを Power Movie MP/V が使用するものとしてディップスイッチを設定し、USER'S GUIDE をご覧になり JPEG EngineIIが使用する I/Oポートアドレスを求めメモしてください。
10.画面の指示に従いインストールするアプリケーションを選択し、セットアップを行います。セットアップの途中でディスクを入れ替えるように要求されますが、その時は製品に付属の Windows 3.1用のセットアップディスクの2枚目を使用してください。
11.5.と7.でメモした各設定値を入力し、Windows を再起動します。「コントロールパネル」->「システム」、「デバイスマネージャ」の「サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ」をダブルクリックすると表示される「Power Movie MP/V」を選択し、「プロパティ」ボタンを押します。「Power Movie MP/V のプロパティ」の「リソース」を JPEG EngineII が使用するI/Oポートアドレスの設定に変更してください。以上でセットアップは完了です。
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B.注意事項
・位置調整ツールでオーバーレイ表示ができない場合がある
オーバーレイ表示ができない場合は、ディスプレイカードから出されている同期信号の周波数の高い信号となっている可能性があります。Windows 95 では、「ディスプレイの種類」で設定されているディスプレイの各解像度での最高周波数で動作するように設定されており、この設定周波数が Power Movie MP/V で対応していない周波数に設定された時に発生します。
対処方法:
Windows 95 で使用するディスプレイの設定を Power Movie MP/Vが使用できる周波数範囲内でしか動作しない架空のディスプレイに変更します。この変更は弊社が用意します「Power Movie シリーズ用ディスプレイモード」を設定することによって実現する事ができます。