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- 秀丸エディタ32 for WindowsNT Version 1.53
- インストールの手引き
-
- ●32bit版について
-
- 秀丸エディタ32 for WindowsNTは、WindowsNT用に32bitアプリケーションとして
- 作りなおした秀丸です。
-
- 基本的に、秀丸32は秀丸とほとんど同じ物です。主な新機能は以下のとおりです。
-
- - ロングファイルネーム対応
- - CTL3D32.DLLがあると3Dダイアログ
- - 100万行までOK
- - 再オープンの高速化機能(動作環境-編集で設定)
- - hidemaru.ini、hidemaru.datに記憶していた内容をすべてレジストリに記録
- するようにした。
- - レジストリ操作のマクロ
- - リダイレクト可能なプログラム実行
- - 次の秀丸も続けて検索
- - Unicode/EUCファイルを変換ロード/セーブできる
- (Unicodeの入力はできません)
- - 色の指定のUIが変わった
- ハイカラー以上の場合、32K色~1677万色から色を選べる
-
- 秀丸32は、秀丸のバージョンアップ扱いです。秀丸のバージョンアップは無料な
- ので、秀丸に送金した人は秀丸32も追加の送金なしで利用できます。
- 秀丸は使わないけども秀丸32を使う人も、秀丸について送金してください。
-
- ●インストール方法
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- まず、秀丸専用のディレクトリを用意してください。他のプログラムと同じディ
- レクトリに入れてしまっても構わないですが、秀丸関連のファイルは多いので専用
- のディレクトリを用意した方がいいです。
-
- ディレクトリを作ったら、そこで解凍しましょう。って、既に解凍されてるから
- このドキュメントが見れる訳だが(^^;
-
- 解凍すると、これらのファイルが出てきます。
-
- INSTALL.TXT ・・・ このファイル(インストールの手引き)
- HMREGIST.EXE ・・・ 秀丸の登録プログラム
- HIDEMARU.EXE ・・・ 秀丸本体
- HIDEMARU.HLP ・・・ 秀丸のヘルプファイル
- HIDEMSUB.DLL ・・・ 共有データ用のDLL
- HIDEMAC.DLL ・・・ マクロを処理するDLL
- HIDEMBAR.DLL ・・・ ツールバーを処理するDLL
- JRE32.DLL ・・・ 山田和夫氏による正規表現/あいまい検索
- README.JRE ・・・ JRE.DLLのドキュメント
- HIDETAGS.EXE ・・・ TAGSファイル作成ユーティリティ
- HIDEMAC.HLP ・・・ マクロのヘルプファイル
- *.KEY ・・・ キー割り当てファイル
- KEY.TXT ・・・ 初期状態の時のキー割り当て表
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- 既に16bit版の秀丸がインストールされている場合、同じディレクトリに32bit版の
- 秀丸を上書きしてしまうと、16bit版の秀丸が使用できなくなってしまうので、16bit
- 版の秀丸も共存させる場合は他のディレクトリにインストールしましょう。
- また、秀丸を常駐させたまま新しい秀丸をインストールするとWINDOWSの動作がおか
- しくなります。
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- 解凍したら、プログラムマネージャにHIDEMARU.EXEを登録してください。
- HIDEMARU.EXEを指定する所は必ずフルパスで指定しないといけません。例えば
- 「C:\HIDEMARU」というディレクトリにインストールした場合は、
-
- C:\HIDEMARU\HIDEMARU.EXE
-
- と指定してください。
-
- ●古いバージョンの秀丸を新しい秀丸に置き換える場合
-
- まず、新しい秀丸(HMNT153.LZH)を解凍する時は、古い秀丸が現在動いてないこ
- とを確認してください。常駐秀丸も終了させてください。
-
- 以前の設定および各種キー割り当てファイル(DEFAULT.KEYなど)は、古い物がそ
- のまま使えます。新しい秀丸を解凍する前に、キー割り当てファイルはバックアップ
- しておき、新しい秀丸を解凍した後でバックアップしたファイルを上書きすると、
- キー割り当てファイルの内容が抹消されずに済みます。
-
- 以前の設定がうまく復元されなかった場合は、REGEDT32.EXEを起動して、
-
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Hidemaruo\Hidemar
-
- を削除して設定やキー割り当てを作りなおしてください。
-
- ●16bit版の秀丸から移行する場合
-
- 32bit版の秀丸を初めて起動したとき、16bit版の秀丸から設定を複写するかどうか
- 聞いてきます。ここで、「はい」を選択して
- hidemaru.iniのあるディレクトリ(=windowsのディレクトリ)と、
- hidemaru.datのあるディレクトリ(=16bit版秀丸のあるディレクトリ)
- を入力してください。16bit版のあったディレクトリに上書きしている場合は、
- hidemaru.datは削除せずに残しておくと便利です。
-
- ●各種設定
-
- 秀丸エディタは非常にカスタマイズ性の高いプログラムなので、まずは使い始め
- る前に必ず以下のことを行ってください。
-
- - まずはヘルプを!
-
- 「その他-秀丸エディタ-ヘルプ」でヘルプを見てください。秀丸の使い方
- は全てこの中に記述してあります。とりあえず一通り見ておいていただくとト
- ラブルも起きにくくなることでしょう。
-
- - 標準となる「設定」を決める
-
- 「その他-設定」で自分の好きな設定を選んでください。好きな設定が決
- まったら、「保管」ボタンを押し、「共通の設定として保管する」でOKし
- てください。
-
- ダイアログボックス内の各項目の意味は、「ヘルプ」を見ると詳しく書いて
- あります。
-
- - 「動作環境」を決める
-
- 「その他-動作環境」で自分の好きな環境に設定してください。意味不明の
- ものについてはさわらないでおく方が無難です。詳しくは「ヘルプ」を見てく
- ださい。
-
- - キー割り当てを決める
-
- 秀丸ではキー割り当てがかなり自由にカスタマイズできるようになっていま
- す。いちおうデフォルトでは作者と同じキー割り当てがされていますが、以前
- に使っていたエディタとキー割り当てを同じにしたい場合は、「その他-キー
- 割り当て」で編集してください。
- 2ストロークのキーを使う場合は「その他-ユーザメニュー編集」も利用す
- る必要があります。詳しくはヘルプを参照してください。
- 秀丸には標準でいくつかのキー割り当てを用意しています。「その他-キー
- 割り当て」の中の「読込み」で読み込んで使うことができます。
-
- - 各ファイルごとの設定を決める
-
- 「設定」の内容はファイルの種類ごとに変えることができます。例えば.TXT
- の場合は1行の折り返しを80にし、.Cの場合は200にしたりすることがで
- きます。.C固有の設定をする場合はまず.Cという拡張子のファイルを開き、
- 「設定」で「保管」を押した後で「.Cの設定として保管する」を選べばいいで
- す。
-
- ●作者のお勧め
-
- 「動作環境・ウィンドウ」の中に「秀丸の常駐」というのがあります。これは
- 是非onにして使いましょう。onにした場合は、さらにスタートアップグルー
- プに秀丸をアイコン化して起動するように指定してください。
- ^^^^^^^^^^^^^^
- ●HMREGIST.EXEによる秀丸の登録
-
- HMREGIST.EXEは、秀丸をWindowsのデフォルトのテキストエディタとして登録をす
- るプログラムです。これを使うと、たとえばファイルマネージャから「README.TXT」
- をダブルクリックしたときに秀丸が立ち上がるようになったり、ファイルマネージ
- ャからプリントマネージャにREADME.TXTをドラッグしたときに秀丸が自動的に立ち
- 上がって印刷したりするようになります。
-
- HMREGIST.EXEは、ファイルマネージャからダブルクリックして起動するか、また
- はプログラムマネージャから「名前を指定して実行」を選んで起動してください。
-
- 他、HMREGIST.EXEにはスクロール性能測定の機能や設定をファイルへ保存する機
- 能などがあるので是非一度お試しください。
-
- ●送金について
-
- 秀丸エディタはシェアウェアとなっています。一部例外はありますが、継続して
- ご利用いただく場合は必ず作者に送金していただく必要があります。(寄付ではあ
- りません)
-
- 送金には、可能な限りNIFTY-Serveのシェアウェア送金代行システムを使ってくだ
- さい。シェアウェア送金代行システムが駄目な場合でも、今後のバージョンアップ
- およびサポートのため、是非NIFTY-Serveへ加入するか、またはインターネット経由
- でNIFTY-Serveへメールが送信可能なネットワークに入会してください。
- NIFTY-Serveは入会手数料が必要ないですし、アクセスしなければ一切お金はいり
- ません。クレジットカードとイントロパックさえあれば簡単に入会できます。
-
- NIFTY-Serveのイントロパックは国産のモデムを買うと大抵付属しています。ま
- た、入会方法などはパソコン通信関係の雑誌に載ってたりします。
-
- NIFTY-Serveの連絡先 : カスタマーサポート 0120-22-1200
- メンバーサービス部 03-5471-5806
-
- ちなみに僕自身はNIFTY-Serveとは何の関係もありません。
-
- GO SWSOKIN で、送金代行システムに行くことが出来ます。送金代行
- システムに入ったら秀丸エディタを探して送金してあげてください。
-
- SW番号は122です。
-
- 金額は4000円です。
-
- ●注意!●
- 送金代行システムを利用して送金すると、NIFTY-Serveから送金代行番号が
- 発行されます。この番号は秀丸エディタを今後も継続してご利用いただくため
- の貴重な番号ですので必ずどこかにメモしておいてください。
- 作者からは、送金された後の確認のメールは出しておりません。バージョン
- アップの案内サービスのみ行っています。
- 送金代行システムを利用して送金すると消費税が付加された金額が請求され
- てしまいます。
-
- 送金代行番号が確認されたら、「その他/秀丸エディタについて」を実行し、そ
- の中の「送金登録」ボタンを押すと、「送金について」というのが出てきます。そ
- の最後で送金代行番号を入力すると、そのまま正式に秀丸をご利用いただけるよう
- になります。
-
- 法人IDしか持っていない方や、カードでの自動支払いじゃない方は、送金代行
- システムが使えません。その場合は、郵便振込みかまたは銀行振込で以下の口座に
- 4000円を振込んでください。郵便振替の場合は60円、銀行振り込みの場合は
- 103円を、手数料として差し引いて振り込んでいただいてかまいません。
-
- 郵便振り替えの場合
-
- 口座番号: 00790-5-24307
- 加入者名: (有)サイトー企画
-
- 銀行振込の場合
-
- 第一勧業銀行
- 福井支店(店番号406)
- 口座の種類:普通預金
- 口座番号:1524164
- 名義:有限会社サイトー企画
-
- 郵便振込または銀行振込で送金された場合は、そのままでは送金者のお名前やユ
- ーザIDが分かりません。登録するには暗証番号が必要になりますので送金された
- 方は作者までご連絡ください。
-
- どうしてもパソコン通信で連絡不可能な場合は、こちらに連絡ください。お金を
- 振り込んだだけではこちらからは何も連絡はいきません。
-
- 〒916 福井県鯖江市柳町4-5-15
- サイトーバンキン(株)野中絹代
- FAX:0778-52-6054
-
- なお、複数のマシンにインストールするからといって、その台数分のお金を送っ
- ていただく必要はありません。しかし、複数の人が別々のマシンで並行して使う場
- 合は、各個人それぞれで送金してください。
- 秀丸のバージョンアップは各自で最新版をダウンロードすることで行なってくだ
- さい。バージョンアップは無料です。いちおう登録ユーザの方々にはバージョンア
- ップの際にメールでお知らせする予定です。
-
- 作者へのお問い合わせは必ずNIFTY-Serveの電子メールまたはFWINFの会議室でお
- 願いします。
-
- NIFTY-Serve PEH00775
- internet PEH00775@niftyserve.or.jp
- 斉藤 秀夫 (ハンドル:秀まるお)
-
- ●法人での利用の場合
-
- 会社や学校などで不特定多数の方々で組織的に利用される場合は、それ相応の金
- 額を送金していただくことを希望します。いちおう目安としては10人の場合で5
- 人分、20人なら8人分程度の金額を希望します。最高で1/5まで割引となりま
- す。
-
- 領収書も依頼があれば発行いたします。
-
- ●秀丸フリー制度について
-
- 秀丸エディタは、以下の方々には送金無しで使っていただいてかまいません。作
- 者に連絡していただければこちらで登録させていただきます。
-
- - WINDOWS関係を扱う本や雑誌の著者の方
- - フリーソフトウェア作者の方
- - 学生の方で難儀している方(出世払いでお願いします)。または学校内で
- の学生によるご利用の場合(アカデミックフリーと呼んでください)
-
- ●正規表現/あいまい検索について
-
- 正規表現/あいまい検索の機能は、JRE32.DLLとうい別のプログラムによって実
- 現されています。このプログラムは山田和夫氏のフリーソフトウェアです。
- あいまい検索は、別途山田和夫氏作の拡張テーブルエディタを使うことで、より
- 強力にあいまい検索することが可能となります。あいまい検索をご利用いただく場
- 合はそちらも是非ご利用ください。
-
- 秀丸のヘルプファイルも実は山田和夫氏によって作成されています。あと、ツー
- ルバーのボタンのデザインはDoc!井上氏と斉藤秀夫によるものです。
- あと32bit版への移植などは山本孝氏によるものです。
-
- 1995年4月17日 斉藤秀夫, PEH00775
-
- ●かな漢字変換のやり直し機能について
-
- 「動作環境・編集」の中の「かな漢字変換もやり直し可能にする」をonにする
- とこの機能が有効になります。ただし、MS-IME以外のかな漢字変換ではうまく動作
- しないことがあります。
-
- ●カナロック制御について
-
- 「動作環境・ユーザインタフェース」で、「アプリケーション切り替え時にかな漢字変換
- をOFFにする」と、「カナロックも」が両方ONの場合、カナキーによるカナロック切り替
- えが正しく動作しなくなることがあります。ご利用の場合は、秀シリーズ第3弾、
- 秀capsのVersion 3.0以上をご利用ください。
-
- ●ドラッグ&ドロップによる文字列移動&複写について
-
- Version1.21からこの機能が使えるようになりました。範囲選択した文字列の上で
- マウスの左ボタンをプレスし、そのままマウスカーソルを移動しボタンを放すと、そ
- の位置に範囲選択した文字列が移動します。
-
- Ctrlキーを押さえながらボタンを放すと複写になります。別のウィンドウに移動し
- たり複写することはできません。
-
- ●シーラスロジック542Xのビデオカードの場合
-
- この場合は、「その他・動作環境・ウィンドウ」で、「16キロバイトを越える
- ビットマップ転送を禁止する」をonにしてください。
-
- ●メルコのアクセラレータカードの場合
-
- メルコのアクセラレータカードでは正常に動作しません。
-
- ●システムリソースの消費量を減らしたい場合
-
- 秀丸ウィンドウをいっぱい開くと、システムリソース不足になる可能性がありま
- す。この場合は、ツールバーを表示しないようにしてください。ツールバーを出すか
- 出さないかでシステムリソースの消費量が大幅に違ってきます。
-
- ●閲覧モードについて
-
- 閲覧モードは、ファイルに編集を加えないでただ見るだけの場合に便利なモードで
- す。秀丸起動時のオプションで/bを指定するか、または「その他・閲覧モード」コマ
- ンドを実行して閲覧モードにしてください。
-
- 閲覧モードの時に範囲選択をしたい場合は、マウスを使うか、または「範囲選択開
- 始」コマンドを実行してから範囲選択してください。「範囲選択開始」を実行する
- と、文字カーソルが現れます。そこで目的の場所にカーソルを移動してからもう一度
- 「範囲選択開始」を実行するか、またはshiftキーとカーソル移動キーの組み合わせ
- で範囲選択してください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q&A
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:「致命的エラー:テンポラリファイルのアクセスでエラー」が出ました。どう対
- 処すればいいでしょう?
-
- A:このエラーは主にテンポラリファイル用のハードディスクの容量不足になった場
- 合に発生します。このエラーを出さなくするにはテンポラリ用のドライブの空き容量
- を増やしてください。
-
- テンポラリ用のディスクは環境変数TEMPで指定されます。WINDOWSをインストール
- したままの状態だと、これはWINDOWSと同じドライブに作成されます。
-
- テンポラリファイルをRAMドライブに設定するのは危険なのでやめてください。
- ファイルの読込みを速くするには「動作環境-編集」の「メモリ上にテンポラリファ
- イルを作成する」をONにしてください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:VzやEmacsと同じキー割り当てにするにはどうすればいいでしょう?
-
- A:Vzに関しては、「その他/キー割り当て」で、「読込み」ボタンを押し、
- vzlike.keyを読み込んでください。ある程度Vzに近くなります。
-
- 秀丸エディタの標準機能では、同じ機能が用意されてない場合が多いので、
- FWINFのデータライブラリにある、各種マクロをご利用ください。VzやEmacsに似せ
- るためのマクロがいろいろあります。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:「Ctrl-_」や「Ctrl-@」が効きません。
-
- A:キーボードの種類によって、また、WINDOWSのバージョンの違いによって、これ
- らのキーが発生する文字コードが違います。したがって、これらのキーが利用できな
- い場合があります。これは仕様とさせていただきます。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:文字が化けます。対処方法は?
-
- まず、ディスプレイドライバにバグがある場合が多いです。今のものより新しいド
- ライバがある場合はそちらを入手し、それで試してください。
-
- それで駄目な場合は、「動作環境/スクロール/ディスプレイドライバの文字列描
- 画処理にバグがある」をONにしてみてください。
-
- それで駄目なら、「動作環境/スクロール/スクロール方式」を両方試してみてく
- ださい。他、スクロールの設定をいろいろいじると直る場合があります。
-
- さらに駄目な場合は、ウィンドウサイズを小さくしてみるか、またはフォントのサ
- イズを変えてみてください。
-
- 現在、問題が報告されているビデオカードは以下の通りです。
-
- ET4000/W32 (Compaq Prolinear)
- WD90C31 (Paradise)
- シーラスロジック
- ViperVLBで、ドライバのバージョンがV1.05未満の場合
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:WINDOWSだとマウスを使わないといけない場合が多く、秀丸を使うのに不便です。
- なんとかなりませんか?
-
- A:WINDOWSはキーボードでもマウスと同様の操作ができるよう工夫されています。そ
- れらを是非マスターしましょう。詳しくはWINDOWSのマニュアルを参照してください。
-
- ウィンドウの最大化 --> Alt+SPACEの後 X
- ウィンドウの最小化 --> Alt+SPACEの後 N
- ファイル/開く --> Alt+F の後 O
- ファイルの先頭に移動 --> Ctrl+Home
- ファイルの最後まで範囲選択 --> Ctrl+Shift+End
- 行末までを削除 --> Shift+End の後 Delete
- 範囲選択しながらの単語移動 --> Ctrl+Shift+カーソル左右
- 「はい」ボタンを押す --> Y または Alt+Y
- 「検索」のダイアログでの
- ヒストリーのドロップダウン --> Alt+下矢印
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:ファイル-開くでの一覧の中に同じファイルが2つ出てきます。なぜでしょう?
-
- A:ワイルドカードの指定の仕方によっては同じファイルが2つ以上出てくる場合が
- あります。例えば「*.c *.*」と指定すると、「*.c」に相当するファイルは2つ出て
- きます。これは仕様です。このような指定はさけてください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:BOXでのカットアンドペーストがしたいのですがどうすればいいでしょうか?
-
- A:「BOX範囲選択」と「BOX貼付け」というコマンドが別途用意されています。これ
- らのコマンドはメニューにはありませんので、別途キー割り当てしてご利用ください。
- デフォルトのキー割り当てではShift-F6, Shift-F9に割り当てられています。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:秀丸のマクロで「openfile "c:\windows\setup.txt"」がうまくいきません。
-
- A:秀丸のマクロの中の文字列で「\」を指定したい場合は、C言語と同様に「\\」
- と指定する必要があります。
- この場合だと、「openfile "c:\\windows\\setup.txt"」としなければいけません。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:添付のマクロはどうやって使えばいいですか?
-
- A:「マクロ/マクロ登録」で登録して呼び出すか、または「マクロ/キー操作の読
- 込み」で読み込んで使うことができます。ただし、「キー操作の読込み」で読み込ん
- で使えるマクロは小さい物に限ります。
-
- 「マクロ(M)」のメニューの中から選んで実行できるマクロは、1~10までです。
- 11~30については別途キーかユーザメニューに割り当てないと、呼び出すこと
- はできません。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:英語秀丸(MARUO.EXE)と日本語秀丸(HIDEMARU.EXE)は同時に使えますか?
-
- A:同時には使えません。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:MDIにはできませんか?
-
- A:MDIは「壁紙が見えなくてさみしい」という理由でサポートしていません。
- ただし、秀丸にはMDIライクな機能も一部サポートされてるので是非ご利用くだ
- さい。
-
- 例:Ctrl-Tab ウィンドウメニュー内のウィンドウ一覧、縦に並べる など
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:秀丸にない機能で他のエディタにある機能を追加したい場合はどうすればいいで
- しょうか?
-
- A:マクロを使ってかなりの範囲はカバーできます。マクロはFWINFのマクロ用ライ
- ブラリにいろいろあるので探してみてください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:文字サイズの値はポイント数でなないのでしょうか?
-
- A:秀丸では、一般のWINDOWSアプリケーションと違い、文字のサイズをドット数で
- 指定するようになっています。ちと分かりにくいかな?
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:行桁位置の表示でメニューバーの一部が隠れてしまいます。
-
- A:これまた仕様です。ご勘弁を。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:テンポラリファイル用のディレクトリに「~HIDxxxx.TMP」というファイルが残っ
- ています。削除してもいいでしょうか?
-
- A:秀丸がまだ動いている状態でパソコンの電源を切ったり、秀丸が途中で死んでし
- まった場合にこれらのゴミが残ります。削除してしまってかまいません。ただし、秀
- 丸が動作している時には必要なファイルなので、秀丸を全て終了させてから削除して
- ください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:かな漢字変換をした後で死んでしまうことがあります。バグでしょうか?
-
- A:詳しい原因は分かりませんが、いわゆるDOS用のかな漢字変換をWINDOWSで利
- 用する場合にこのバグが出ることがあるようです。WINDOWS用のかな漢字変換(WX2/Win
- やVJE-γ等)をご利用ください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:秀丸を終了すると死んでしまいます。バグでしょうか?
-
- A:古い秀丸の上に新しい秀丸を上書きする場合に、一部古いファイルが残ってい
- るとこの現象が起きます。この現象が起きたら、まず古い秀丸関連ファイルを全て
- 削除してから新しい秀丸を解凍し直してください。
-
- -------------------------------------------------------------------------
- Q:ATI UltraProで秀丸を動かすと非常に遅いです
-
- A:ATI UltraProだと一部のビットマップ転送が極端に遅いので秀丸の動作は遅く
- なってしまいます。
-
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- 改版履歴
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- 1995.7.29 : V1.50 (32bit版に移植)
- - ロングファイルネーム対応
- - ファイルの複数選択の方法を変更(ロングファイルネームのため)
- - CTL3D32.DLL対応
- - 100万行まで編集可能
- - レジストリに設定を保存するようにした
- - [その他]-[プログラム実行]を追加
- に、伴い「コマンド実行(X)」を「コマンド一覧(O)」に変更
- - 次の秀丸も続けて検索
- - Unicode/EUCファイルを変換ロード/セーブできるようにした
- - 色の指定のUIが変わった
- (ハイカラー以上の場合、32K色~1677万色から色を選べる)
- - かな漢のUNDO機能その他が削除された
- - [動作環境]-[スクロール]
- 「Memory to Memory のビットマップ転送を極力使わない」追加
- - [動作環境]-[カーソル]
- カーソル移動速度のリピート間隔が設定できるようになった
- - [動作環境]-[編集]
- 「テンポラリファイルを利用して再オープンの高速化」追加
- やり直しバッファサイズが1024KBまでに増えた
- - [動作環境]-[ユーザーインターフェース]
- 「ファイル名を小文字で表示」追加
- - HMREGIST.EXEで、16bit版から設定を複写できる
- - HMREGIST.EXEで、設定をファイルに保存、復元できる
- - マクロの関数,文の追加
- openreg, createreg, writeregstr, writeregnum,
- getregstr, getregnum, closereg,
- iskeydown, localgrep
- - マクロの関数,文の変更
- openfile, saveas にファイル形式パラメタ追加
- searchoption, setsearch のフラグのビット7を追加
- searchdown, searchup, relplacedown, replaceup に linknextを追加
- - キー割り当てで、「常駐秀丸のダブルクリック」が割り当てられる
- - キー割り当てファイルの形式を32bit用に変える
- (16bit版のキー割り当てファイルは互換で読める)
- - 秀丸がアイコン状態でアクティブでないときは、ファイル名を短縮して表示
- - ツールバーのアイコン追加(「プログラム実行...」)
- - ポップアップメニューを出す位置を変更
- - JRE32.DLLを呼ぶように変更
- - 印刷でプリンタ機種名を覚えるようにした
- - その他バグFIX(おそらく16bit版のV1.47と同等レベル)
-
- 1995.8.21 : V1.51
- - サービスパック2+CTL3D32.DLL で検索ダイアログで死ぬ件の対応
- - Windows95での問題対応
- マクロが実行できない
- キー割り当てが記憶されていない
- - その他バグ修正
-
- 1995.9.5 : V1.52
- - 英語版秀丸(MARUO.EXE)の設定の保存場所をHIDEMARU.EXEとは別の場所にした
- - [動作環境]-[パス]
- 「EUCコード指定ドライブ」追加
- - マクロの動作
- filename, basename, directory の結果を仕様どおり小文字に変換するよ
- うにした
- - その他バグ修正
-
- 1995.11.13 : V1.53
- - Windows95で動かしてもダイアログが3Dになるようにした
- - [動作環境]-[ウィンドウ]
- 「起動直後に必ずアクティブ化」追加
- - プログラム実行... で、sed.exeをフィルタに使うと、8kb以上のデータで
- 止まってしまうバグを修正
- - その他バグ修正
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