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Text File
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1994-11-20
|
3KB
|
71 lines
EGREP(1) Reference Manual EGREP(1)
NAME
egrep, fgrep - ファイルの中から指定されたパターンを含む行を探索
SYNOPSIS
egrep [-chilLnsvx] パターン FILES…
egrep [-chilLnsvx] -e パターン FILES…
egrep [-chilLnsvx] -f パターンファイル FILES…
DESCRIPTION
egrep はFILES の内容から、指定されたパターンを含む行を探索し表示
する。探索パターンにはUNIXのegrep(1)と同じ正規表現が使える。ただ
し、探索パターンの中にMS-DOSのコマンドラインで解釈される特殊文字
(「|」「<」など) や、toolsのワイルドカード文字としても使われる文
字(「*」「?」など) を含める場合は「" "」で囲む。
fgrep は、正規表現が使えず固定した文字列との比較しか行えない点を
除きegrep と同じである。
オプションは両者ほぼ共通で、次のような意味を持つ。
-e: 探索するパターンの指定。探索パターンが「-」で始まる場合、これ
をオプションと混同されないようにするため使う。
-f: 指定されたファイルの各行のパターンのorを探索パターンとする。
但しfgrepの場合、指定されたファイルの最初の行の文字列を探索対
象とする。
-c: 探索パターンを含む行の総数のみを表示。
-h: 見つかった行の先頭にファイル名を表示しない。ファイル名が1つ以
下指定されている場合のデフォルト。
-l: 探索パターンを含んでいるファイルの名前のみ(1回ずつ)表示する。
-L: 見つかった行の先頭にファイル名を表示する。ファイル名が2つ以上
指定されている場合のデフォルト。
-n: 見つかった行の先頭に、そのファイル内での行数を表示。
-s: エラーメッセージ以外何も表示せず、リターンコードのみ返す。
-v: 探索条件の反転; 指定したパターンを含まぬ行のみ表示。
-w: (egrepのみで使用可)指定したパターンを一つの単語として含む行の
み表示。ここで単語とは、英数字と「_」からなる長さ1以上の文字
列である。
-i: (fgrepのみで使用可)文字列のうち1バイト英字の大文字小文字を区
別せずに探す。
-x: 指定したパターンと完全に一致した行のみ表示。
ファイル名が「-」の場合と、ファイル名が指定されない場合は標準入
力を読む。
リターンコードは、行が見つかった場合0、見つからなかった場合1、
エラーが起きた場合2である。
SEE ALSO
wild(5), setarg(5)
BUGS
ちょっと、のろい。また、正規表現は日本語には対応していない(2バイ
ト文字1字は、2文字と見なされてしまう)。
egrep "(aaa|bbb)" | more などとするとUnmatched quoteと言われてし
まう(システムにもよるかもしれない)。これは、command.comが1番目の
(「" "」の中の)「|」をパイプと誤認するためで、toolsの責任ではない
(他のコマンドでも同様のことが起こる)。ちなみにこの例では、括弧の
中と外の「|」のどちらか1つでも「>」か「<」に置き換えれば、comman
d.comは解析を誤らないのだが。