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Text File  |  1995-11-23  |  12KB  |  287 lines

  1. Graphic viewer Susie for Win32 Ver0.27
  2.  
  3. 一・はじめに
  4.     このプログラムは幾つかの種類の画像データをWindowsNT又はWin32sの上で
  5.     表示するものです。
  6.     対応している環境は
  7.       CPU 386SX以上、
  8.       日本語WindowsNT3.5 または 日本語Windows3.1+Win32s
  9.       256色以上
  10.     です。
  11.     16色以下の環境には対応していません。
  12.     一応Win95ppでも動いているようです。
  13.  
  14. 注)ver0.26からの変更点には行頭に「*」がついてます。
  15.  
  16. 二・インストール
  17.     Susieは本体であるsusie.exeと画像を展開するplug-in(*.spi)で構成され
  18.     ます。
  19.     本体のみではBMPファイルとフルカラーベタファイルしか展開出来ません。
  20.     Plug-in は別途入手し本体と同じディレクトリに置いて下さい。
  21.     外部Plug-inはSusieと同じ場所で入手出来るはずです。
  22.     CTL3D32.DLLはNTでは System32 ディレクトリに、Win32sでは SYSTEM に
  23.     移してください。PATHの通っているディレクトリにあっても、それ以外だと
  24.     正常には動作しません。
  25.  
  26.     NTで「アプリケーションとの関連づけ」を行う場合、
  27.     空白文字を含むファイルネームを正しく認識させるために
  28.     「コマンド」指定欄は「susie.exe "%1"」のように「%1」は
  29.     「"」で囲って下さい。
  30.  
  31. 三・使い方
  32.     ・起動と画像ファイルの選択
  33.     ファイルマネージャ等から起動して下さい。
  34.     開きたい画像ファイルは起動時にドロップするか起動してからドロップするか
  35.     起動してファイル..開くメニューから選んで下さい。
  36.  
  37.     OPENダイアログにプレビューを付けてみました。プレビューチェックボックス
  38.     をチェックしてファイルを選ぶとその絵が右の枠内に表示されます。
  39.     OPENダイアログのCatalogボタンを押すと、選択されているディレクトリの
  40.     展開可能な絵をすべて縮小一覧表示します(→カタログ機能)。
  41.     そこで見たい絵を選んでダブルクリックすると通常のサイズで展開されます。
  42.     カタログ表示は最初は時間がかかりますが、一度作成保存すると次回から
  43.     快適に使えます。
  44.  
  45.     対応しているフォーマットは以下の通りです。
  46.       Susie.exe内蔵ローダ
  47.         Windows Bitmap (.bmp)
  48.         フルカラーべた ((.q0|.rgb)&(.fal|.ipr))
  49.       外部Plug-in (本バージョン公開の時点で)
  50.         Pi 16,256色 (.Pi)
  51.         MAG 16,256色 (.mag)
  52.         XLD4 16色 (.q4)
  53.         Pic 8,15,16bit (.pic)
  54.         Pic2 8,15,24bit 算術圧縮/ハフマン圧縮/べた (.p2)
  55.         JPEG(JFIF) YVU/GrayScale ハフマン圧縮 (.jpg)
  56.         GIF (.gif)
  57.         TIFF (.tif)
  58.         HG (.hg)    (作成:しいなさん)
  59.         MAKI (.mki)    (作成:しいなさん)
  60.         LHa lh0~lh6 (.lzh)
  61.  
  62.     LHaで圧縮されたファイルを開くとファイル一覧のウインドウが開きます。
  63.     見たい絵をダブルクリックするか、選んで(複数選択可)「開く」ボタンを
  64.     押して下さい。
  65.     また、LHaで圧縮されたファイルをCtrlキーを押しながらドロップすると
  66.     含まれる画像ファイルをすべて開きます。この時画像以外のファイルが
  67.     含まれているとそれも開こうとしますのでエラーメッセージが表示され
  68.     ますが、無視して下さい。
  69.     設定ダイアログで「書庫ファイルはドロップですべてオープン」を選ぶと
  70.     通常のドロップですべての画像を開き、Ctrlキーを押しながらドロップで
  71.     選択ウインドウが開くようになります。
  72.  
  73.     フルカラーべたファイルは拡張子が.Q0か.RGBで、.FALか.IPRファイルが
  74.     同じディレクトリに存在する必要があります。
  75.     それ以外は拡張子が標準のものになってなくても対応しているフォーマットな
  76.     ら適当に選んで展開出来ると思います。
  77.  
  78.     複数のファイルをドロップした場合、表示待ちのファイル一覧が
  79.     ダイアログボックスに表示されます。
  80.     このダイアログで一度指定したファイルのキャンセルや表示順の変更等が
  81.     出来ます。
  82.     このダイアログが邪魔な場合はアイコン化しておいてください。次からも
  83.     アイコンになります。
  84.     このダイアログが隠れてしまった場合はメインウインドウをクリックして
  85.     前面にもってくるとついて上がって来ます。
  86.     また、設定ダイアログで最前面に設定する事も出来ます。
  87.  
  88.     ・メニューとツールバー
  89.     各画像のウインドウのメニューは省略できます。
  90.     設定ダイアログでお好きな方を選んでください。
  91.     スマートメニューを選ぶと普段メニューバーは表示されませんが
  92.     マウスカーソルをアクティブなウインドウのタイトルバーの下
  93.     (通常メニューバーのあるところ)に持っていくとメニューが現れます。
  94.     どちらにしても、ウインドウやアイコンの上で右クリックするか、ツールバー
  95.     の「▽」ボタンでメニューが呼び出せます。
  96.  
  97.     ファイル..設定ダイアログで「ツールバーを表示する」チェックボックスを
  98.     チェックするとツールバーが出ます。
  99.     ツールバーは位置固定/追尾式、縦型/横型とえらべます。
  100.     追尾式を選ぶと、カレントウインドウとの相対位置が常に同じになる
  101.     ようにツールバーが移動します。
  102.     ツールバーの左端(縦形なら上端)をドラッグするとツールバーの位置が
  103.     変更できます。この時、ツールバーの位置の基準となる位置がウインドウ
  104.     (若しくは画面)の四隅のどこになっているか示されます。
  105.     別の隅を基準としたい場合は一度その隅に近づけてください。
  106.     ツールバーの「開」「閉」「大」「小」の各ボタンにはプルダウンメニューが
  107.     ついています。設定ダイアログで決めた時間ボタンを押していると現れます。
  108.     ツールバーの6つのボタン以外の機能は「▽」ボタンで呼び出せます。
  109.     こちらは押すとすぐにプルダウンメニューがあらわれます。
  110.  
  111.     ・キーボードからの操作
  112.     カーソルキーによって画像ウインドウをスクロールできます。
  113.     ShiftキーおよびCtrlキーを押していると大きく動きます。
  114.  
  115.     ウインドウのメニューを消していてもAltキーで現れ、そのままコマンドが
  116.     選択できます。
  117.  
  118.    ・カタログ機能
  119.     Openダイアログで「Catalog」ボタンを押すとそのディレクトリにある
  120.     表示可能なファイルを一覧表示します。
  121.     見たい絵のサムネール(アイコン)をダブルクリック、または方向キーで
  122.     選んでEnterキーでファイルを表示する事ができます。
  123.     カタログ一覧は保存できます。
  124.     メニューから「保存」を選ぶと、そのディレクトリに「_thumbnl.sue」
  125.     というファイル名で保存され、一度作成するとディレクトリ内のファイルの
  126.     追加・更新・削除にしたがって自動的に更新されます。
  127.     保存されるサムネールの色数は 8/16/24bit から選べます(256色環境では
  128.     8bitのみです)。
  129.  
  130.     ・画像の表示と加工
  131.     ・256色環境
  132.     256色環境で多色画像を見る場合、減色方法が選べます。
  133.     ファイルを開く前に表示メニューの中の標準、誤差拡散、パレット最適化から
  134.     選んで下さい。選択内容は終了しても保存されます。
  135.  
  136.     複数の画像を表示した時、ディスプレイドライバとの相性でパレットの変更に
  137.     伴って画面が乱れる事があるようです。この時はファイル..設定ダイアログの
  138.     「非アクティブウインドウの色調整をする」チェックボックスをクリアして
  139.     下さい。
  140.  
  141.     ・アスペクト比
  142.     pic,pic2等でアスペクト比の補正が必要な場合、正しく補正するために
  143.     簡単なフィルターを通しています。このため、微妙に輪郭がぼけます。
  144.     メニューの表示..アスペクト比の変更で画像の縦横比を変える事が
  145.     出来ます。256色以下の絵では今のところこの機能は使えません。
  146.  
  147.     画像のウインドウはアイコン化すると画像を縮小したアイコンになります。
  148.  
  149.     ・画像の接続
  150.     メニューの画像..接続で画像をつなぐ事が出来ます。
  151.     つなぐ事が出来るのは画素当たりの色数が同じものです。
  152.     あらかじめつなぎたい画像をすべて開いておき、画像..接続コマンドを
  153.     選びます。
  154.     ダイアログでつなぐ方向(上下または左右)を選び、まず上(左)に
  155.     なる画像を選びます。次に下(右)になる画像を選びます。下(右)の
  156.     画像の候補には上(左)の画像と接続可能なものだけがリストアップされ
  157.     ます。
  158.     リストはウインドウの順番ですから、繋ぎたい絵を一番上にもって来ておくと
  159.     探さずに済みます(^_^)
  160.     さらに別の方法としてドラッグアンドドロップで簡単につなぐ方法を
  161.     導入してみました。
  162.     片方の絵をまず開き、もう一枚の絵のファイルをファイルマネージャから
  163.     ドラッグし、ドロップします。このとき、下に繋ぎたいなら絵の下の端の
  164.     方というように、繋ぎたい方の端にドロップします。
  165.     設定ダイアログでこの機能をCtrlキーを押してる時のみ働くようにも
  166.     設定出来ます。
  167.  
  168.     ・画像の保存
  169.     ファイル..別名保存で画像をBMPファイルとして保存出来ます。
  170.     フルカラー画像を減色して表示しているかアスペクト比の調整を
  171.     行っている場合、ダイアログボックスの「ファイルの種類」で
  172.     原画と表示のために加工されたものと、どちらを保存するか選択できます。
  173.  
  174.     ・画像付属のドキュメント
  175.     画像ファイルに内蔵された文字情報と付属のドキュメントを表示できます。
  176.     メニューの「ドキュメント」内にみつかったファイルのリストが表示されます
  177.     から選んでください。
  178.     付属のドキュメントというのは画像ファイルのファイル名の拡張子を
  179.     設定ウインドウで指定した物に取り替えたファイルです。
  180.     拡張子リストは「;」で区切って追加できます。
  181.     設定ダイアログのFontボタンを押すとドキュメントウインドウのフォントの
  182.     選択ダイアログが開きます。
  183.  
  184. 三・履歴
  185.     95/04/23 ver0.20
  186.         ・Win16版から移植
  187.  
  188.     95/06/05 ver0.21
  189.         ・ドキュメントブラウザ上のポップアップメニューでドキュメントと
  190.           ウインドウのリストが表示されないバグを修正。
  191.         ・書庫ファイル内の.BMPファイルの表示に失敗するバグを修正。
  192.         ・コモンメニューバーの扱いを変更。
  193.         ・クリップボードへのコピーのバグを修正。
  194.         ・英語リソースと切り替えられるようにした。これによって
  195.           英語版win32sでも動作が可能になった。
  196.         ・画面への描画方法を選択できるようにした。
  197.         ・幾つかの不安定要素を解決。
  198.         ・「ウインドウサイズ自動調整」の動作を修正。
  199.         ・書庫ファイルウインドウから直接テキストブラウザを起動できる
  200.           ようにした。
  201.         ・RLE圧縮された16色BMPの展開に失敗する事があるバグを修正。
  202.  
  203.     95/06/11 ver0.22
  204.         ・さらに幾つかの不安定要素を解決。
  205.         ・カタログでディレクトリを間違える問題を修正。
  206.         ・ツールバーの「開」にドキュメントを開く機能を追加。
  207.         ・NTでもCtrl+ドロップの機能が使えるようになった。
  208.  
  209.     95/06/21 ver0.23
  210.         ・多重の書庫ファイル内のファイルもそのまま表示できるように
  211.           した。
  212.         ・.q0や.ppmがカタログやプレビューに表示されないバグを修正。
  213.         ・ツールバーの位置を親ウインドウの四隅どこからの相対位置にする
  214.           か選べるようにした。
  215.         ・書庫ファイルを自動モードで開くと不可視ウインドウが開いた
  216.           ままになるバグを修正。
  217.         ・Win3.1上だとテキストファイルをクリップボードにコピーできない
  218.           バグを修正。
  219.         ・カタログ作成時の経過表示ウインドウを変更。
  220.  
  221.     95/07/02 ver0.24
  222.         ・メニューの「ドキュメント」内のリストが重複する事があるバグを
  223.           修正。
  224.         ・書庫ファイルプラグインのI/Fの問題を修正。
  225.         ・テキストブラウザの画面更新の速度改善。
  226.         ・テキストブラウザの折り返し幅を設定できるようにした。
  227.         ・「接続」の自分自身への接続とUndo/Redoのバグを修正。
  228.         ・キーボードで画面スクロールができるようにした。
  229.         ・スマートメニューを実験装備。
  230.         ・ほとんどの操作をキーボードから行えるようにした。
  231.  
  232.     95/07/19 ver0.25
  233.         ・書庫ファイル内の拡張子が適合するファイルすべてを付属DOCと
  234.           するオプションをつけた。
  235.         ・メニューバーを出しているとツールバーがだぶるバグを修正。
  236.         ・メニューバーのメニューが消える事がある(^_^;)バグを修正。
  237.         ・ホットキーが日本語モードで使えないバグを修正。
  238.         ・ホットキーを追加、変更。
  239.         ・カタログのウインドウサイズ決定部分のバグを修正。
  240.         ・メニューが折り返したときにウインドウサイズを調整するように
  241.           した。
  242.         ・画像と同時にドキュメントファイルをすべて開くオプションを追加
  243.         ・非アクティブな画像に付属のドキュメントを隠すオプションを追加
  244.         ・カタログウインドウの更新コマンドを追加
  245.         ・オープンウインドウのプレビュー更新方法を改良
  246.  
  247.     95/10/22 ver.0.26
  248.         ・設定ダイアログをページに分けた。
  249.         ・256色モードで非アクティブウインドウの色の更新をしないバグを
  250.           修正。
  251.         ・一部のディスプレイドライバで色更新出来ない問題を回避する
  252.           オプションを付けた。
  253.         ・カタログの保存が出来るようにした。
  254.         ・カタログウインドウのフォントを指定出来るようにした。
  255.         ・OS/2 BMP に対応した。
  256.         ・空白文字の入ったディレクトリやファイル名に正しく対応出来る
  257.           ようにした。
  258.         ・2値画像もカタログで正しく表示されるように修正。
  259.  
  260.     95/11/23 ver.0.27
  261.         ・Notice,Que,Archive 各ダイアログを可変サイズの通常ウインドウに
  262.           変更。
  263.         ・Win95 での不具合の修正。
  264.           (ウインドウサイズ決定のアルゴリズム変更・
  265.            ウインドウ検索のアルゴリズム変更 等)
  266.         ・Mutexによる起動の排他制御。
  267.           (ショートカットに複数ファイルをドロップしても大丈夫)
  268.         ・プラグイン検索の高速化ですばやく起動するようになった。
  269.  
  270. 四・最後に
  271.     このプログラムはフリーウェアです。
  272.     このプログラムの使用に起因するいかなる事態も責任を負いかねます。
  273.     通信と個人的な手渡しによる転載、流通に関しては内容の改変等が無い限り
  274.     制限はありません。
  275.     それ以外の方法による流通(雑誌、書籍等の付録ディスク、CD-ROM等への
  276.     収録)に関しては別途条件を考えますのでお問い合わせ下さい。
  277.  
  278.     SusieとPlug-Inの最新版は
  279.     WWW
  280.         http://www.st.rim.or.jp/~otake/
  281.     Nifty-serve
  282.         FGALAV,FQLD1,FWINMM,FGUI
  283.     で手に入ります。
  284.  
  285.     東京BBS     TAKECHIN
  286.     Nifty-serve GGB01506   竹村嘉人 (たけちん)
  287.