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Text File  |  1999-01-25  |  20KB  |  309 lines

  1. ---------------------------------------------------------
  2. Microsoft(R) ActiveX(R) Data Objects version 2.1 README
  3. ---------------------------------------------------------
  4.  
  5. 1998 (C) Copyright Microsoft Corporation. All rights reserved.
  6.  
  7. このファイルには、ドキュメントに記載されなかった最新の情報および補足的な情報が記述されています。
  8.  
  9. ----
  10. 目次
  11. ----
  12.  
  13. 1. 製品情報
  14.  
  15. 2. 新機能
  16. 2.1 Seek および Index
  17. 2.2 行の更新と同期
  18. 2.3 Microsoft OLE DB Persistence Provider
  19. 2.4 Microsoft Data Shaping Service for OLE DB
  20. 2.5 Microsoft OLE DB Remoting Provider
  21.  
  22. 3. 技術的な情報
  23. 3.1 セキュリティの拡張
  24. 3.2 制限される機能
  25. 3.3 セキュリティ設定のカスタマイズ
  26.  
  27. 4. バグ、制限事項、変更、および最新のドキュメント情報
  28.  
  29. -----------
  30. 1. 製品情報
  31. -----------
  32.  
  33. ActiveX データ オブジェクト (ADO) は、データにアクセスするためのオートメーション ベースのインターフェイスです。ADO は、OLE DB インターフェイスを使用して、ODBC を通して提供されるデータはもちろんのこと、それ以外のさまざまなデータ ソースにアクセスします。
  34.  
  35. ADO は、RDO と DAO インターフェイス開発の経験に基づいて全体が設計されているため、RDO と DAO のユーザーであれば、ADO のプログラミングにすぐに親しむことができるでしょう。
  36.  
  37. Microsoft リモート データ サービス (RDS) は、高速で効率的なデータ接続と、Microsoft Internet Explorer によってホストされるアプリケーションのデータ発行のフレームワークを提供する、ADO のコンポーネントです。これは、HTTP、HTTPS (Secure Sockets Layer (SSL) 上の HTTP)、および DCOM アプリケーション プロトコル上で動作するクライアント/サーバーの分散技術に基づいています。RDS は、データ連結 ActiveX コントロールを使用して、企業内イントラネットおよびインターネットで使用する、分散型およびデータ集約型のアプリケーションを構築する Web 開発者に、Microsoft Visual Basic(R) スタイルでのデータ アクセス プログラミングを提供します。
  38.  
  39. ---------
  40. 2. 新機能
  41. ---------
  42.  
  43. ADO 2.1 には、開発者向けの新機能がいくつか追加されています。
  44.  
  45. 2.1 Seek および Index
  46. Seek メソッドおよび Index プロパティは、レコードセットのインデックスが付いた行の位置をすばやく追加します。
  47.  
  48. 2.2 行の更新と同期
  49. 新しい "行フィックス アップ" モードは、JOIN 演算子によって作成されるレコードセットの行の更新と同期を行う、ユーザー カスタム コントロールを提供します。7 つの新しい動的プロパティが、5 つの既存のメソッドを制御します。
  50.  
  51. 2.3 Microsoft OLE DB Persistence Provider
  52. Microsoft OLE DB Persistence Provider は、Redordset オブジェクトの Save および Open メソッドと連動して、ファイルへのレコードセットの保存および格納を行います。本リリースでは、レコードセットを XML (eXtensible Markup Language : 拡張可能マークアップ言語) 形式で保存できます。XML では、インターネットを介して転送されるデータに対してユーザー独自のタグを定義できます。
  53.  
  54. 2.4 Microsoft Data Shaping Service for OLE DB
  55. Microsoft Data Shaping Service for OLE DB は、データ シェイプをサポートします。
  56.  
  57. 2.4.1 以前にシェイプされたレコードセットを再シェイプします。この機能をサポートするには、レコードセットがすでに接続中の Name プロパティを持つ必要があります。
  58.  
  59. 2.4.2 シェイプされたレコードセットの各レベルで (親レコードセットのすぐ下の子レコードセット以外)、列の集計計算を行うことができます。この機能は、目的のレベルおよび列に渡すフォームに、完全なチャプタ名を使用します。
  60.  
  61. 2.4.3 パラメータ化された COMPUTE コマンドは、PARAMETER 句およびパラメータ引数の間に挿入する COMPUTE 句の任意の数を持ちます。
  62.  
  63. 2.5 Microsoft OLE DB Remoting Provider
  64. Microsoft OLE DB Remoting Provider は標準のサービス プロバイダであり、パフォーマンスの向上、ユーザー コントロールの強化、ADO 2.0 との互換性のための新たな動的プロパティを取得します。
  65.  
  66. ---------------
  67. 3. 技術的な情報
  68. ---------------
  69.  
  70. 3.1 セキュリティの拡張
  71.  
  72. このバージョンでは、ADO と RDS オブジェクトのセキュリティが拡張され、Internet Explorer が "安全" なモードで実行されている時、いくつかの操作が制限されます。
  73.  
  74. 3.1.1. ゾーン
  75. Internet Explorer 4.0 では、異なる "ゾーン" に対して異なるセキュリティ設定を設定することができ、これらのゾーンにおける ADO/RDS オブジェクトの動作をカスタマイズすることができます。Internet Explorer 4.0 では、次の 4 つのゾーンが定義されています。
  76. *  インターネット ゾーン
  77. *  イントラネット ゾーン
  78. *  制限付きサイト ゾーン
  79. *  信頼済みサイト ゾーン
  80.  
  81. 3.1.2. セキュリティ レベル
  82. それぞれのゾーンには、使用するセキュリティ レベルを指定することができます。各ゾーンに対し、次のセキュリティ レベルが設定できます。
  83. *  高
  84. *  中
  85. *  低
  86. *  カスタム
  87.  
  88. 他のすべての ActiveX コントロールと同様、Internet Explorer 4.0 で ADO/RDS オブジェクトが完全に動作するようにするには、セキュリティ レベルが "中" または "低" に設定されている必要があります。カスタム設定は、ADO/RDS オブジェクトを安全または非安全モードで動作させるために使用されます。
  89.  
  90. 3.2 制限される機能
  91. デフォルトでは、Internet Explorer 4.0 での ADO/RDS オブジェクトの安全ではないすべての操作は、"イントラネット ゾーン"、"信頼済みサイト ゾーン" または "インターネット ゾーン" でページにアクセスする際に、ユーザーに実行を確認するダイアログ ボックスが表示されます。"制限付きサイト ゾーン" から読み込まれたページで、ADO/RDS オブジェクトへの安全ではない操作はデフォルトで無効にされます。次に、これらのモードで実行している時の ADO/RDS の動作を説明します。
  92.  
  93. 3.2.1 安全なオブジェクト
  94. 次のオブジェクトは、"安全である" と判断されます。これは、安全ではない操作 (3.2.3 参照) が安全な環境 (例えば、デフォルトでの Internet Explorer。ただし、カスタム設定により非安全モードで実行される場合を除く) においては無効にされ、安全ではない環境 (例えば、Visual Basic) では有効にされることを意味します。
  95. a. RDS.DataControl オブジェクト
  96. b. RDS.DataSpace オブジェクト
  97. c. ADO Recordset オブジェクト
  98.  
  99. 3.2.2 安全ではないオブジェクト
  100. 次のオブジェクトは、"安全ではない" と判断されます。これらは、安全な環境で操作する時、直接的または間接的に作成 (そしてユーザーへの配布も) することはできません。
  101. a. RDS Server.DataFactory オブジェクト
  102. b. ADO Connection オブジェクト
  103. c. ADO Command オブジェクト
  104.  
  105. 3.2.3 安全なオブジェクトでの安全ではない操作
  106. 次の操作は、"安全な" オブジェクト (RDS.DataControl、RDS.DataSpace、ADO Recordset) での安全ではない操作であると判断されます。これらの操作は、セキュリティ レベル (安全度) が高く設定された環境では無効にされ、セキュリティ レベル (安全度) が低く設定された環境では有効になります。
  107.  
  108. a. RDS.DataControl
  109. i) RDS.DataControl オブジェクトでのすべての 2 層および DCOM シナリオ。これは、使用しているローカル コンピュータ上で、または DCOM プロトコルを使用して接続しているサーバーから、データベース接続を開くことができないことを意味します。
  110. ii) HTTP でのすべての 3 層操作は、ページのダウンロード元のサーバーに制限されています。これは、RDS.DataControl オブジェクトの Server プロパティが、ページのダウンロード元のホスト名 (http://server) と等しくなければならないことを意味します。
  111.  
  112. b. RDS.DataSpace
  113. i) RDS.DataSpace オブジェクトでのすべての 2 層および DCOM シナリオ。これは、ローカル コンピュータ上、または DCOM プロトコル上でのビジネス オブジェクトの呼び出しに RDS.DataSpace オブジェクトを使用できないことを意味します。
  114. ii) HTTP でのすべての 3 層シナリオは、ページのダウンロード元のサーバーに制限されています。これは、DataSpace オブジェクトの CreateObject メソッドの呼び出しの 2 番目のパラメータが、ページのダウンロード元と同じサーバーをポイントしていなければいけないことを意味します。
  115.  
  116. c. ADO Recordset
  117. i) MS Remote がプロバイダでないすべての接続。したがって、接続文字列は "Provider=MS Remote" で始まる必要があります。接続文字列の "Remote Server" タグも、ページのダウンロード元のサーバーと同じ名前でなければなりません。ローカルでの 2 層および DCOM 接続はできません。
  118. ii) レコードセットをローカルのファイル システムに保存し、ローカル コンピュータ上のファイルからレコードセットを開くような、ローカルでの永続化操作。
  119.  
  120. 3.3 セキュリティ設定のカスタマイズ
  121.  
  122. ADO/RDS の動作は、"安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプト実行" オプションの設定で制御されます。特定のゾーンについてのセキュリティ レベルを変更することによって、このセキュリティ設定を変更します。既定の"安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプト実行" オプション設定では、イントラネット ゾーンのインターネット オプションは次のようになっています:
  123.  
  124. セキュリティ レベル = 高い      値 = "無効にする"
  125. セキュリティ レベル = 中        値 = "無効にする"
  126. セキュリティ レベル = 低い      値 = "ダイアログを表示する"
  127.  
  128. その他のセキュリティ ゾーンの既定の設定については、Internet Explorer のドキュメントを参照してください。
  129.  
  130. セキュリティ レベルを変更することで、ブラウザ上で動作している ADO Recordset オブジェクトの切断動作を変更することができます。安全ではない操作を許可し、毎回警告を出さないようにする場合は、このオプションを必ず "有効にする" に設定したかを確認してください。RDS.DataControl オブジェクトから獲得した ADO Recordset などで、安全ではない操作 (ローカル ファイル システムのファイルへ Recordset を保存するなど) を行うには、値を "有効にする" に設定しなければならないことに注意してください。"ダイアログを表示する" は Recordset オブジェクト (RDS.DataControl オブジェクトから獲得したもの) に関して、"無効にする" と同じような働きをします。
  131.  
  132. 上記のオプションを設定することで、既定の設定を使わないようにすることができます。すべての安全ではない操作 (前述で説明) を完全に無効にするか、そのような操作が試みられた際に警告を表示するか、または警告なしでそのような操作を有効にするかを選択できます。異なるセキュリティ ゾーンごとに、異なるカスタム設定を設定することができます。特定のセキュリティ ゾーンのセキュリティ設定をカスタマイズするには、次の手順に従う必要があります。
  133.  
  134. 注意: "安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプト実行" (手順 5 参照) を有効にすることにより、安全な、または安全ではない、すべての ActiveX コントロールの Web ページでの使用を許可することになります (結果として、悪意のあるコントロール、または悪意のあるスクリプト コードにユーザーがさらされることになります)。これは、"イントラネット" または "信頼済みサイト" セキュリティ ゾーンでのみ実行し、"インターネット" ゾーンでは実行しないことをお薦めします。
  135.  
  136. 1. Internet Explorer 4.0 の [表示] メニューの [インターネット オプション] をクリックし、[インターネット オプション] ダイアログ ボックスを表示させます。それから、[セキュリティ] タブをクリックします。
  137. 2. [ゾーン] ドロップダウン リストから、設定をカスタマイズするゾーンを選択します。
  138. 3. 選択したゾーンに対し、[カスタム] セキュリティ レベルを選択します。これにより、ダイアログ ボックスの [設定] ボタンが有効になります。
  139. 4. [設定] ボタンをクリックして、[セキュリティ設定] ダイアログ ボックスを表示します。
  140. 5. 警告を表示させずに、ADO/RDS オブジェクトでの安全ではない操作 (3.2.3 参照) を有効にしたい場合、[セキュリティ設定] ダイアログ ボックスの "安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプト実行" オプションで "有効にする" を選択し、[OK] をクリックします。
  141. 6. ADO/RDS オブジェクトでの安全ではない操作 (3.2.3 参照) が試みられた時、常に警告を表示させたい場合、[セキュリティ設定] ダイアログ ボックスの "安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプト実行" オプションで "ダイアログを表示する" を選択し、[OK] をクリックします。
  142. 7. ADO/RDS オブジェクトでの安全ではない操作 (3.2.3 参照) を完全に無効にしたい場合、[セキュリティ設定] ダイアログ ボックスの "安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプト実行" オプションで "無効にする" を選択し、[OK] をクリックします。
  143. 8. 必要であれば、他のセキュリティ ゾーンについても、これらの手順を繰り返し、セキュリティ設定をカスタマイズします。
  144. 9. [OK] をクリックします。
  145.  
  146. これで、ADO/RDS オブジェクトは指定されたカスタム モードで動作するようになります。これらの設定は、指定されたセキュリティ ゾーンで、ADO/RDS オブジェクトの次の動作 (3.2.3 参照) に影響します。ローカルの 2 層接続のオープン、DCOM での作業、ページのダウンロード元以外のサーバーへの接続、ローカル コンピュータ上でのファイルへの/ファイルからのレコードセットの保存またはオープン。
  147.  
  148. [セキュリティ設定] ダイアログ ボックスで [ダイアログを表示する] をオンにした場合、ADO/RDS オブジェクトでの安全ではない操作が試みられた時、操作を行うかどうかの確認を求められます。操作を行うには、[はい] をクリックします。[いいえ] をクリックした場合は、操作が失敗します。
  149.  
  150. -----------------------------------------------------
  151. 4. バグ、制限事項、変更、および最新のドキュメント情報
  152. -----------------------------------------------------
  153.  
  154. 4.1 RDS でのクライアントの疑似ユーザー化は、オペレーティング システムのサポートがないために現在サポートされていません。
  155.  
  156. 4.2 Internet Information Server 4.0 で "仮想サーバー" を作成する際、サーバーが RDS と連携できるように設定するために、次の 2 つの手順を追加する必要があります。
  157.  
  158. A) サーバーを設定する際、[実行] アクセス権をオンにします。
  159. B) vroot を仮想サーバーのホーム ディレクトリにしている場合、msadcs.dll を vroot\msadc に移動します。
  160.  
  161.  
  162. 4.3 IIS サーバーで RDS を使用する時、プロセッサごとに作成されるスレッド数は Web サーバーのレジストリを操作することによって制御できます。プロセッサごとのスレッド数は、トラフィックが高い状況、または、トラフィックは低いがクエリ サイズ シナリオが大きい状況では、パフォーマンスに影響します。最善の結果が得られるように、ユーザーは値を変更してみる必要があります。調整する値を指定するのは、次のレジストリです。
  163.  
  164. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W3SVC\Parameters\ADCThreads
  165. ADCThreads は、ユーザーによって追加される REG_DWORD で、デフォルト値は 6 で、範囲は 1 から 50 です。50 を超える値を設定した場合は、最大値の 50 が使用されます。このレジストリの値を必ず作成する必要はなく、デフォルトでは、この値はレジストリに含まれていません。
  166.  
  167. 4.4 デフォルトでは、ADO は "安全な" RDS Server DataFactory オブジェクトと共にインストールされます。"安全な" モードとは、次のことを示します:
  168.  
  169. 1. ハンドラが DataFactory と共に必要。
  170.    (これはレジストリのキー設定によります)
  171.  
  172. 2. ハンドラ (msdfmap.handler) が安全なハンドラのリストに存在し、デフォルトのハンドラとして登録されている。
  173.  
  174. 3. Msdfmap.ini ファイルが Windows フォルダにインストールされている。RDS を 3 層モードで使用する前に、このファイルを必要に応じて構成しなければなりません。
  175.  
  176. また、DataFactory の制限を解除してインストールすることもできます。この場合、DataFactory をカスタム ハンドラなしで直接使うことができます。接続文字を変更して、必須ではなくなったカスタム ハンドラを引き続き使うこともできます。
  177.  
  178. ハンドラのレジストリ エントリを安全な設定でセットアップするために handsafe.reg ファイルを用意しました。安全な設定で実行するには、handsafe.reg を実行してください。
  179.  
  180. ハンドラのレジストリ エントリを制限のない設定でセットアップするために handunsf.reg ファイルを用意しました。制限のないモードで実行するには、handunsf.reg を実行してください。
  181.  
  182. RDS のカスタマイズしたハンドラについての詳細については、http://www.microsoft.com/data/techmat.htm (このサイトには英語で情報が記載されています) の「Using the Customization Handler Feature in RDS 2.0」を参照してください。
  183.  
  184.  
  185. 4.5 Find メソッドは、レコードの現在行の位置から指定された方向に、指定された抽出条件を満たす Recordset を検索します。Find を呼び出す前に現在の行の位置を設定しな場合、エラーが発生します。
  186.  
  187.  
  188. 4.6 Visual Basic で ADO の FetchProgress および FetchComplete イベントを使用するには、Visual Basic Version 6.0 以降が必要です。
  189.  
  190.  
  191. 4.7 データ シェイプ CALC 式に使用する次の操作は、"安全である" と判断されます。
  192.  
  193. Abs, Asc, Atn, CBool, CByte, CCur, CDate, CDbl, Chr, ChrB, ChrW, Chr$, ChrB$, CInt, CLng, Cos, CSng, CStr, Cvar, CVDate, CVErr, Date, Date$, DateAdd, DateDiff, DatePart, DateSerial, DateValue, Day, DDB, Error, Error$, Exp, Fix, Format, Format$, FV, Hex, Hex$, Hour, IIF, InStr, Int, IPmt, IRR, IsDate, IsEmpty, IsError, IsNull, IsNumeric, IsObject, LCase, LCase$, Left, LeftB, Left$, LeftB$, Len, Log, LTrim, LTrim$, Mid, Mid$, Minute, MIRR, Month, Now, NPer, NPV, Oct, Oct$, Pmt, PPmt, PV, QBColor, Rate, RGB, Right, RightB, Right$, RightB$, Rnd, RTrim, RTrim$, Second, Sgn, Sin, SLN, Space, Space$, Sqr, Str, Str$, StrComp, StrConv, String, String$, SYD, Tan, Time,Time$, Timer, TimeSerial, TimeValue, Trim, Trim$, TypeName, UCase, UCase$, Val, VarType, Weekday, Year
  194.  
  195.  
  196. 4.8 ADO 2.1 では、XML フォーマットの 継続的階層 Recordset オブジェクトはサポートしていません。
  197.  
  198.  
  199. 4.9  読み取りのみの Recordset にあるデータを XML ファイルに編集保存して更新することはできません。XML データが変更されていると、XML ファイルから Recordset を再度開いたときにエラーが発生します。
  200.  
  201.  
  202. 4.10 SQL Server 6.5 Service Pack 4 で adUseClient またはリモート操作を使用する際、クエリにおける DISTINCT キーワードの使用は更新可能な結果セットでは無視されます。これは SQL Server の問題であり、将来のサービス パックにより解決される予定です。
  203.  
  204.  
  205. 4.11 『ActiveX データ オブジェクト プログラマーズ リファレンス』のトピック、「Type プロパティ」の DataTypeEnum 値の一覧には間違いがあります。
  206.  
  207. 次の値は、一覧にありませんが使用できます。
  208.  
  209. adChapter     子の行セットの行を識別するために使用する 4 バイト チャプタ値 (DBTYPE_HCHAPTER)。
  210.  
  211. adDBFileTime  ファイルの時刻の値 (DBTYPE_DBFILETIME)。
  212.  
  213. adFileTime    1601 年 1 月 1 日からの 100 ナノ秒単位の経過時間を表す 64 ビット値 (DBTYPE_FILETIME)。
  214.  
  215. adPropVariant オートメーション PROPVARIANT (DBTYPE_PROP_VARIANT)。
  216.  
  217. adVarNumeric  数値型の値 (Parameter オブジェクトのみ)。
  218.  
  219.  
  220. 4.12 Connection のトピック、「Execute メソッド」の Options パラメータの有効な値の一覧には間違いがあります。ExecuteOptionEnum 値が重複しており、正しくは次のようになります。
  221.  
  222. adCmdTable    ADO がテーブル名として CommandText を評価し、CommandText に名前を付けられたテーブルからすべての行を返す SQL クエリを生成することを指定します。
  223.  
  224. 次の CommandTypeEnum 値は、一覧にありませんが使用できます。
  225.  
  226. adCmdFile     プロバイダがファイル名として CommandText を評価することを指定します。
  227.  
  228. 次の ExecuteOptionEnum 値は、一覧にありませんが使用できます。
  229.  
  230. adAsyncFetchNonBlocking   フェッチ中にメイン スレッドをブロックしないことを指定します。要求された行がフェッチされない場合、現在の行は自動的にファイルの終端に移動されます。
  231.  
  232. adExecuteNoRecords        CommandText が、行を返さない (データを挿入するだけのコマンドなど) コマンドまたはストアド プロシージャであることを指定します。すべての行が取得された場合、行は破棄されて返されません。この値は、常に adCmdText または adCmdStoredProc と組み合わせて使用します。
  233.  
  234. 4.13 Connection オブジェクトのトピック、「OpenSchema メソッド」の QueryType 値の一覧には間違いがあります。次の値は、一覧にありませんが使用できます。
  235.  
  236. QueryType 値        Criteria 値
  237. -----------------------------------------------
  238. adSchemaDBInfoKeywords    なし
  239.  
  240. adSchemaDBInfoLiterals    なし
  241.  
  242. adSchemaCubes        CATALOG_NAME
  243.             SCHEMA_NAME
  244.             CUBE_NAME
  245.  
  246. adSchemaDimensions    CATALOG_NAME
  247.             SCHEMA_NAME
  248.             CUBE_NAME
  249.             DIMENSION_NAME
  250.             DIMENSION_UNIQUE_NAME
  251.  
  252. adSchemaHierarchies    CATALOG_NAME
  253.             SCHEMA_NAME
  254.             CUBE_NAME
  255.             DIMENSION_UNIQUE_NAME
  256.             HIERARCHY_NAME
  257.             HIERARCHY_UNIQUE_NAME
  258.  
  259. adSchemaLevels        CATALOG_NAME
  260.             SCHEMA_NAME
  261.             CUBE_NAME
  262.             DIMENSION_UNIQUE_NAME
  263.             HIERARCHY_UNIQUE_NAME
  264.             LEVEL_NAME
  265.             LEVEL_UNIQUE_NAME
  266.  
  267. adSchemaMeasures    CATALOG_NAME
  268.             SCHEMA_NAME
  269.             CUBE_NAME
  270.             MEASURE_NAME
  271.             MEASURE_UNIQUE_NAME
  272.  
  273. adSchemaProperties    CATALOG_NAME
  274.             SCHEMA_NAME
  275.             CUBE_NAME
  276.             DIMENSION_UNIQUE_NAME
  277.             HIERARCHY_UNIQUE_NAME
  278.             LEVEL_UNIQUE_NAME
  279.             MEMBER_UNIQUE_NAME
  280.             PROPERTY_TYPE
  281.             PROPERTY_NAME
  282.  
  283. adSchemaMembers        CATALOG_NAME
  284.             SCHEMA_NAME
  285.             CUBE_NAME
  286.             DIMENSION_UNIQUE_NAME
  287.             HIERARCHY_UNIQUE_NAME
  288.             LEVEL_UNIQUE_NAME
  289.             LEVEL_NUMBER
  290.             MEMBER_NAME
  291.             MEMBER_UNIQUE_NAME
  292.             MEMBER_CAPTION
  293.             MEMBER_TYPE
  294.             ツリー演算子 (下記を参照)
  295.  
  296. 上記の一覧のうち、adSchemaCubes から adSchemaMembers までの 7 つの値は、多次元データ プロバイダで使用されることに注意してください。adSchemaMembers のツリー演算子制限の定義を含む詳細については、『OLE DB for OLAP プログラマーズ リファレンス』を参照してください。
  297.  
  298.  
  299. 4.14 『ActiveX データ オブジェクト プログラマーズ リファレンス』のトピック、「CancelBatch」メソッドの AffectEnum 値の一覧には間違いがあります。次の値は、一覧にありませんが使用できます。
  300.  
  301. adAffectAllChapters     すべてのチャプタの保留中の変更をキャンセルします。
  302.  
  303.  
  304. 4.15 トピック、「Mode プロパティ」の ConnectModeEnum 値の定数 adModeShareDenyNone の説明には間違いがあります。正しくは次のようになります。
  305.  
  306. adModeShareDenyNone    他のユーザーは、権限の種類にかかわらず接続を開くことができます。読み取りと書き込みのどちらであっても、他のユーザーを拒否することはできません。
  307.  
  308. 4.16 これまでのバージョンでは、Recordset オブジェクトにインデックスが設定されていない場合に Index プロパティはエラーを返していました。しかし、MDAC 2.1 Service Pack 1 に含まれている ADO 2.1 では空の文字列が返され、処理は成功します。
  309.