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Text File | 1995-05-23 | 16KB | 369 lines

■ TigerMountain 住民規約 ■ 第１章 ● 総則第１節 ■ 適用範囲および変更第１項株式会社イントロ(以下弊社という)が提供するパソコン通信サービス｢TigerMountain｣(以下TigerMountainという)の利用者とその企画運営者である弊社との関係は、関係諸法令によるほか本規約によって規律されるものとします。第２項本規約はTigerMountainの利用者と弊社の間に係わる一切の関係に適用します。第３項弊社は、会員の了承を得ることなくこの規約を変更することがあり、会員はこれを承諾します。この変更はTigerMountainまたは弊社が提供する手段を通じて随時会員に発表します。第４項 TigerMountainまたは弊社が提供する手段を通じ随時会員に対して発表される諸規程は、本規約の一部を構成し、会員はこれを承諾します。第２節 ■ 呼称について第１項弊社はTigerMountainを仮想の都市社会と想定し、本規約によって規律される事物や一般的な用語について、以下の様な特有の呼称を使用する事があります。 1 電子会議室はコテッジと呼びます。 2 会員はレジデンツまたは住民と呼びます。 3 入会を住民登録と呼びます。第２項呼称は全て正式なものとして効力を持ち、本来の呼称と同義に扱われます。ただし弊社は利用者に対して呼称の使用を一切強制・制限するものではありません。第３項これら呼称はレジデンツの了承を得ることなく変更することがあり、レジデンツ(住民)はこれを承諾します。また本規約に定められていないその他呼称についても、弊社が認めるものについては同様の効力を発揮します。第３節 ■ TigerMountain運営事務局第１項弊社はTigerMountainの運営を円滑に行うために、運営に直接携わる運営者として｢TigerMountain運営事務局｣(以下、運営事務局)を弊社内に設置します。第２項運営事務局は全ての規約、規程において弊社と同等の権限を有し、同義として扱われます。第３項弊社は運営事務局の編成、管理について全ての権限を有します。第２章 ● 住民契約第１節 ■ レジデンツ(住民) 第１項レジデンツ(住民)には、弊社の指定する手続きにもとづき、本規約を承諾のうえ、弊社にTigerMountainの利用を申し込み、弊社が住民登録の承認をした方をいいます。第２項 TigerMountainを利用しサービスを受ける方は、個人や法人等の形態、受けるサービスの種別を問わず、レジデンツとして本規約を承諾のうえ、弊社にTigerMountainの利用を申し込むこととします。第３項弊社はレジデンツの受けるサービスの種別により住民種別を新設する事があります。第４項 20歳未満の方で住民登録を希望される方は、住民登録の申込に際して親権者または法廷代理人の同意が必要となります。第２節 ■ 個人情報の公開第１項弊社が特に認めた場合を除き、レジデンツの実名はアクセス中公開されるものとします。第２項その他システムの仕様上やむえず公開される個人情報について、レジデンツ(住民)はこれを承諾します。第３節 ■ 住民の承認第１項弊社は住民の承認を行う権限を有します。住民登録申込者が以下の事由に該当する場合、弊社は住民の承認を行わないことがあります。また住民の承認後IDの発給後であっても、弊社は住民登録申込者に以下の事由が存する場合、IDの削除を行うことがあります。 1 住民登録時の申告内容に虚偽、誤記または記入漏れがあったことが判明した場合 2 過去に住民規約違反などにより住民資格の取消が行われていることが判明した場合 3 住民規約を遵守しない旨公言している場合 4 未成年者であって親権者または法定代理人の同意を得ていないことが判明した場合 5 TigerMountainの利用料金等の支払債務の履行を遅滞し、または支払を拒否した場合 6 クレジットカード会社、収納代行会社、金融機関などにより住民登録申込者の指定したクレジットカードや支払口座の利用が停止させられている場合 7 本住民規約のいずれかに違反した場合 8 その他弊社がレジデンツとして不適当と判断した場合第４節 ■ IDおよびパスワードの管理責任第１項レジデンツは発給されたIDおよびパスワードを第三者に利用させることは出来ません。また、レジデンツはそれらの管理・使用について自ら責任を負担し、弊社またはTigerMountain上のショップに損害を与えることのないものとします。レジデンツは、自己のIDおよびパスワードでのTigerMountainの利用に関する責任を負うものとし、自己の責任によりその利用にかかわる一切の債務を支払うものとします。第５節 ■ 設備等第１項レジデンツはTigerMountainを利用するために必要な通信機器、その他すべての機器を自己の負担において準備するものとします。また自己の費用において、機器を使用し、電気通信サービスを利用してTigerMountainに接続するものとします。その際、必要な手続きは自己の責任と費用で行うものとします。第６節 ■ 住民資格の取消等第１項レジデンツが、次の各号の一つにでも該当する場合は、弊社は当該住民の住民資格をレジデンツに何ら事前に通知および催告することなく、一時停止または取り消すことができます。この場合弊社は既にお支払いただいた利用料金の払い戻しなどは一切行いません。 1 住民登録時に虚偽の申告をした場合 2 入力されている情報の改ざんを行った場合 3 IDまたはパスワードを不正に使用した場合 4 TigerMountainの円滑な運営を妨害した場合 5 TigerMountainの利用料金等の支払債務の履行を遅滞し、または支払を拒否した場合 6 クレジットカード会社、収納代行会社、金融機関などによりレジデンツの指定したクレジットカードや支払口座の利用が停止させられた場合 7 本住民規約のいずれかに違反した場合 8 その他弊社がレジデンツとして不適当と判断した場合第２項前項により資格取消しとなったレジデンツは、退会時までに発生した料金等を弊社の指定する方法でお支払いいただきます。また、退会されるレジデンツから既にお支払いいただいた料金の払い戻しなどは、一切行いません。第７節 ■ 届出事項の変更第１項レジデンツは住所、クレジットカードの番号、有効期限、その他弊社に届け出た事項に変更を生じた場合、これを弊社宛電子メールで速やかに届け出なければならないものとします。なお婚姻による姓の変更など弊社が承認した場合を除き、登録された氏名の変更を行うことはできません。変更の届けを懈怠し、これにより弊社またはTigerMountain上のショップに損害を生じた場合、レジデンツは賠償の義務を負うものとします。第８節 ■ 退会第１項レジデンツが退会を希望する場合は、退会する日の1ケ月前までに、別途弊社の定める書式にて届け出るものとし、弊社に対する債務を確定させるとともに、残債務の全額を直ちに支払うものとします。弊社は、すでにお支払いいただいた住民登録料、利用料金の払い戻しなどは一切行いません。第３章 ● 保守・停止第１節 ■ TigerMountainの内容変更および停止第１項弊社は、レジデンツへの事前の通知なくして、TigerMountainの諸条件、運用規則、またはTigerMountainの内容を変更することがあり、レジデンツはこれを承諾します。この変更には、価格の変更およびTigerMountainの内容の部分的な改廃などを含みますが、これらに限定されません。第２項弊社は最低1ヵ月の予告期間をもって、TigerMountainを停止することができます。この変更、停止などについては、TigerMountainまたは弊社が提供する手段を通じ、発表するものとします。第２節 ■ サービスの一時的な中断および停止第１項弊社は、定期又は緊急の保守、災害や天災など諸般の事情により予告なくTigerMountainのサービス一時的に中断もしくは停止することがあります。第４章 ● 免責・損害賠償第１節 ■ 内容の保証およびサービスの中断第１項 TigerMountainの内容は、弊社がその時点で提供可能なものとします。弊社は提供する情報、レジデンツが登録する文章、画像、音声およびソフトウェアなどについて、その完全性、正確性、有用性、などいかなる保証も行いません。第２項弊社はいかなる理由によってTigerMountainサービスの提供の遅延、中断または停止などが発生しても、その結果レジデンツまたは第三者が被った損害について一切の責任を負わないものとします。第２節 ■ 損害賠償第１項弊社はTigerMountainの利用によりレジデンツに発生した損害すべてに対し、いかなる責任も負わないものとし、一切の損害賠償をする義務はないものとします。第２項レジデンツがTigerMountainの利用によって第三者に対して損害を与えた場合、レジデンツは自己の責任と費用をもって解決し、弊社に損害を与えることのないものとします。第３項レジデンツが本規約に反した行為、または不正もしくは違法な行為によって弊社に損害を与えた場合、弊社は当該住民に対して相応の損害賠償の請求を行うことができるものとします。第５章 ● 利用上のご注意第１節 ■ 著作権第１項著作物の著作権保有者レジデンツは、レジデンツご自身でTigerMountain上で創作した著作物の著作権を保有します。第２項著作物の著作者と責任の帰属レジデンツが、貸与されたIDを使用してTigerMountain上で創作した著作物または創作物については、当該IDの管理者であるレジデンツご自身を当該著作物または創作物の著作者または作者であるとみなさせていただきます。従って、第三者との契約または第三者が著作権を有するとの理由等により公表または複製等が禁じられている著作物等の違法な公表並びに複製、変更、翻案または翻訳等の権利侵害行為があった場合には、当該IDの管理者であるレジデンツご自身に責任が帰属しますのでご注意ください。第３項使用の定義と態様本条で言う著作物の使用とは、TigerMountain上での複製、変更または引用等のほか、他のレジデンツまたは弊社が私的に利用する為にTigerMountain上で公表または変換された情報の保存、再使用等を目的として行う磁気媒体等への複製及びその変更等ならびに弊社がTigerMountainの広告宣伝活動などのために公表または引用ならびに複製、頒布、変更、翻案または翻訳などを行うことをいいます。レジデンツおよび弊社は、それ以外の態様での利用は出来ないものとさせていただきます。第４項弊社による著作物の使用レジデンツがTigerMountain上で創作した著作物または創作物は、弊社がTigerMountainの広告宣伝活動などのTigerMountainに還元できる目的に限り、著作者の事前の許諾を得ずこれを使用する事ができるものとします。第５項著作物の継続使用レジデンツが、TigerMountain上で創作した著作物または創作物は、当該レジデンツがTigerMountainのレジデンツである間及びレジデンツでなくなった後においても、弊社および他のレジデンツがこれを無償で継続して使用することができるものとします。レジデンツの共同著作物についても同様とします。第６項前項の規程を遵守していただくために、次の点をご了承ください。 1 レジデンツが、ご自分でTigerMountain上で創作した著作物または創作物を第三者に対して使用許諾する場合には、当該使用許諾を独占的使用許諾とすることのないようにしてください。 2 弊社が、レジデンツの著作物または創作物を当該レジデンツの同意無しに公表し、当該レジデンツの名前を付さずに複製、頒布または引用等したり、必要に応じて変更、翻案または翻訳等をしたとしても、または他のレジデンツが、レジデンツの著作物または創作物を当該レジデンツの名前を付さずに複製したりまたは必要に応じて変更、翻案または翻訳等したとしても、当該レジデンツは、当該著作物に関して、自らの著作者人格権を行使することはできません。 3 弊社は、レジデンツが、TigerMountain上で創作した著作物または創作物をTigerMountainの運営上必要な場合には消去したり、複製、変更または翻案等を行うことがあります。第７項特約条項についてただし、本条については、TigerMountainの各サービス、各コテッジの運用規程などに特約を設けることがあります。レジデンツ及び弊社は当該特約を遵守するものとします。第８項関連法規の遵守レジデンツが、TigerMountain上で創作された他のレジデンツの著作物または創作物を使用するにあたっては、本規約のほか著作権法等の関連法規の定める事項を遵守して適正な使用をしていただきます。第２節 ■ 情報の私的利用第１項レジデンツは弊社が承認した場合(当該情報に関して権利をもつ第三者がいる場合には弊社を通じ当該第三者の承認を取得することを含む、本条において以下同じ)を除き、TigerMountainを通じて入手したいかなる情報も複製、販売、出版その他いかなる方法においてもレジデンツの個人としての私的利用以外の使用をすることが出来ません。レジデンツは、弊社が承認した場合を除き、いかなる方法によっても、第三者をして、TigerMountainを通じて入手したいかなる情報も、複製、販売、出版または使用させたり、または公開することは出来ません。第３節 ■ 情報の削除第１項レジデンツがTigerMountainに登録した情報および文章などが弊社が定める所定の期間または量を越えた場合は、レジデンツに事前に通知することなく削除されることがあります。また、TigerMountainの運営および保守管理上の必要から、レジデンツに事前に通知することなく、レジデンツがTigerMountainに登録した情報および文章などが削除・消去されることがあります。第２項シグ、掲示板、その他TigerMountainの利用に関し、登録された文章などの内容が、弊社または当該コテッジの管理責任者により下記に該当する、またはその恐れがあると判断された場合、レジデンツへ事前に通知することなく、削除されることがあります。 1 公序良俗や法律に反する場合 2 犯罪的行為に結びつく場合 3 他のレジデンツまたは第三者の著作権、財産、プライバシーを侵害する場合 4 他のレジデンツ、または第三者に不利益を与えたり誹謗中傷をしている場合 5 選挙の事前運動、選挙運動またはこれらに類似する場合、および公職選挙法に抵触する場合 6 TigerMountainの運営を妨げる場合 7 その他、弊社または各コテッジの管理責任者により不適当と判断された場合第４節 ■ 情報の登録第１項レジデンツは｢情報の削除｣に記載した諸事項に該当する内容をTigerMountainに登録する事はできません。またレジデンツは情報の登録によって、法令に反し、または第三者のいかなる権利も害することは出来ません。TigerMountainの円滑な運営を妨げる情報の登録についても同様とします。第５節 ■ 内容の変更、複写、移動等第１項弊社または各コテッジの管理責任者により、レジデンツによる情報の登録が不適当と判断された場合、弊社または各コテッジの管理責任者は、当該情報を事前に予告なく削除することができるものとします。第２項コテッジに登録された情報(文章・画像・音声・プログラム等一切を含む)は必要に応じて、弊社またはTigerMountainの各コテッジの管理責任者によりレジデンツに事前に通知することなく、閲覧制限の措置、題名の変更、またはコテッジ内での複写、移動などが行われる場合があります。第６節 ■ 営業活動等の禁止第１項レジデンツは、弊社が承認した場合を除き、TigerMountainを使用して営業活動、営利を目的とした利用、布教活動、選挙活動を含む政治活動及びその準備を目的とした利用を行うことができません。第三者に営業上、宗教活動上または政治活動上の利益を得さしめる目的の利用についても同様です。第２項以下に掲げる事項について弊社の承認を得ていないものは、前項に該当するものとみなします。 1 自己または第三者の営利を目的に不動産または動産を販売すること及びそのための宣伝、広告、告知等を行うこと。 2 自己または第三者の営利を目的にサービス、企画、イベント等への参加を勧誘すること。 3 自己または第三者のための求人活動を行うこと。 4 その他弊社が上記基準に基づき営業行為と認めるもの。第３項以下に掲げる事項については、本条に定める営業行為に該当しないものとします。 1 個人の求職活動 2 営利を目的としないレジデンツ相互のグループ活動に関する勧誘ないし告知 3 コテッジの活動方針との調整の上で，情報としての許容限度内で提供される情報。 4 他のレジデンツからの問い合わせに対する回答。 5 その他，弊社がその時々で公共性等の観点から掲示を認めるもの。第７節 ■ ショップの利用第１項レジデンツによるショップの利用に関し、弊社およびTigerMountainはレジデンツによる購入申込、問い合わせ等を仲介するものであり、売買の当事者はレジデンツとショップとなります。弊社は販売される商品に関し一切保証を行いません。また商品の瑕疵等によりレジデンツに発生したいかなる損害についても責任を負担しないものとします。第８節 ■ 電子メールの利用第１項レジデンツは、電子メールを信書として使用することができます。第２項レジデンツは｢情報の削除｣に記載した諸事項に該当する内容について電子メールの利用を行うことはできません。第６章 ● 利用料金第１節 ■ 利用料金等第１項 TigerMountainの利用料金、算定方法及びその支払方法等については別途に定める内容に従うものとします。なお、個別に支払方法などが規定されている場合には、その条件に従うものとします。レジデンツは、利用料金などにかかわる消費税及びその他、賦課される税を負担するものとします。第２節 ■ 利用料金等の支払方法第１項 TigerMountainの利用料金等の支払に関しては、下記の方法によるほか、各レジデンツごとに弊社が承認した方法によるものとします。また、利用料金等の支払は毎月行うものとしますが、クレジットカード会社、収納代行会社、金融機関などで別途利用条件、支払条件、利用限度額などの定めがある場合には、それに従うものとします。 1 クレジットカードによる支払 1-1 弊社が承認したクレジットカード会社の発行するクレジットカードにより、クレジットカード会社の規約に基づき支払うものとします。 2 預金口座振替による支払 2-1 別途定める規程に記載された内容に従うものとしますが、弊社が指定した収納代行業者を通じ、請求するものとし、その方法は収納代行会社が定める方法で行うものとします。第２項レジデンツと当該クレジットカード会社、収納代行会社、金融機関などの間で紛争が発生した場合は、当該当事者双方で解決するものとし、弊社には一切の責任はないものとします。第３節 ■ 支払方法による利用の制限第１項 TigerMountain利用料金等の支払方法の違いにより、TigerMountainの提供するサービスの一部につき利用に制限が加わる場合があります。第４節 ■ 延滞利息第１項利用料金等の支払は毎月行うものとし、支払期日を過ぎても支払が行われない場合は、レジデンツは支払期日の翌日から支払の日の前日までの日数に、年27%の割合で計算される金額を延滞利息として、利用料金等と一括して、弊社が指定した日までに支払うものとします。第７章 ● 雑則第１節 ■ 専属的合意管轄裁判所第１項レジデンツと株式会社イントロとの間で訴訟の必要が生じた場合、イントロの本社所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。第２節 ■ その他第１項本規約は1995年3月1日から改定実施します。