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プログラム対戦ゲーム⁄リバース
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1996-01-17
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6KB
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84 lines
プログラム対戦ゲーム/リバース リリースノート 1996年1月17日
■■■■■ プログラム対戦ゲーム/リバースの概要 ■■■■■■■■■■■■■■■■
プログラム対戦ゲーム/リバースは、Macintosh用石取りゲームです。
ユーザVs思考プログラム、思考プログラムVs思考プログラムの対戦が可能です。
ソースコードを全公開していますので、プログラマの方は、自分で思考プログラムを作る事が可能です。
プログラム対戦ゲーム/リバースは、株式会社アスキーから出版されているMacPower誌に連載中の「松原園長のキョービのプログラマーはそんなもんスか?」のために作ったプログラムです。1996年3月号と4月号に掲載される予定です。
■■■■■ プログラム対戦ゲーム/リバースのルール ■■■■■■■■■■■■
リバースは、次のようなルールによって遊ぶゲームです。
(1)10*10マスの盤上で、黒い星★と白い星☆を使って戦う。
(2)まず盤の中央に図1のように★と☆を置く。
(3)★が先手で開始する。
(4)星は、相手の星を自分の星で挟める所にのみ、打つことができる。相手の星を挟める所がなければ、自分の打つ番をパスしなければならない。
(5)自分の星によって挟んだ敵の星は、すべて自分の星に反転(リバース)することができる。
(6)両プレイヤーが打つ所がなくなった時点でゲームが終了する。
(7)ゲーム終了時点で、星の数が多いプレイヤーの勝利となる。
あるゲームに、とてもルールが似ていると思われたかもしれないが、『これはまったく別のゲームである』と断言しておく。権利関係の問題が発生すると困るからね。
■■■■■ プログラム対戦ゲーム/リバースの機能と使い方 ■■■■■■■■■■■■
(1)プログラム対戦ゲーム/リバースのメインプログラムは「リバース」というファイルです。
ダブルクリックで起動できます。
ユーザが石を打つ動作以外の操作は、すべてファイルメニューで行います。
「新規ゲーム」でゲームボードを初期化できます。
「ゲーム開始」でゲームが始まります。
「先手(黒):あなた」を選ぶと、あなたが先手を打つことになります。
「後手(白):あなた」を選ぶと、あなたが後手を打つことになります。。
「先手(黒):起動中のプログラム...」で、先手の思考プログラム
(リバースクライアントと呼ぶ)を指定できます。
「後手(白):起動中のプログラム...」で、後手のリバースクライアントを指定できます。
ゲーム中は、「新規ゲーム」を選ぶかゲームが終了するまで、先手と後手を変更することはできません。
『まった』はありません。
(2)コンピュータが自動的に考えて打つ思考プログラムを「リバースクライアント」と呼びます。
ファイル名は「リバースクライアントXXXX」です。
XXXXはリバースクライアントの作成者名やバージョン番号等です。
ダブルクリックで起動できます。
一般的に、リバースクライアントにはユーザインタフェースがほとんど無く、リバースとのプログラム間通信によってデータをやり取りして、ゲームを進めます。
このファイルに入っているリバースクライアント(リバースクライアント松原1号、2号3号)は、とりあえず石を置くだけの、とても単純で、誰にでも負けてしまうような弱いプログラムです。今後、もっと強いプログラムが出てくれば面白くなると思いますので、とりあえず我慢してください。「ワシが強いのを作ってやる」というプログラマの方、ひとつよろしくお願いします。
(3)一人のユーザが、先手と後手の両方をプレイできます(つまり一人遊び可能)。
この場合、リバースクライアントは必要ありません。
(4)ユーザがリバースクライアントを相手にプレイできます。
この場合、リバースクライアントをあらかじめ起動しておき、その後リバースのメニューから対戦相手のリバースクライアントを選択します。
(5)リバースクライアント同士を対戦させることができます。
(6)ユーザインタフェースを備えたリバースクライアントが開発されれば、別々のマシンでユーザ同士が対戦することができます(手が空いたら作ろうと思っていますが、誰かが勝手に作ってくれてもいいよ)。
■■■■■ プログラム対戦ゲーム/リバースの改造 ■■■■■■■■■■■■■■■■
リバースとリバースクライアントの全ソースコードを公開しています(『リバースクライアント開発パッケージ』というファイルでアップロードしています)ので、Cの開発環境(THINK CまたはCodeWarrier)をお持ちの方ならば、誰にでもリバースクライアントを作成することができます。リバースクライアントのソースコード中の、たったひとつの関数(think関数)を改造するだけで、あなただけの思考ロジックを持ったリバースクライアントが作れます。だれにも負けないソフトができたら、是非ネットワークにアップロードしてください。詳しくは『リバースクライアント開発パッケージ』をダウンロードしてください。
リバースをもっと良くしたい(音を付けたりカラーにしたり)というプログラマは、リバースのソースコードを自由に改造して作ってください。その際、プログラム間通信の規約やユーザインタフェースで使う用語だけは、オリジナルのリバースから一切変更しないでください。
■■■■■ 念のため ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(1)プログラム対戦ゲーム/リバースと、その改造ソフト、ソースコード等を利用した商業活動は一切禁止します。
もちろんオリジナル著作者の松原卓二は例外ですが。アスキーから原稿料もらってますし。
(2)上記規約に反しない限り、プログラム対戦ゲーム/リバースの配布・改造・再利用は自由です。
ただし、オリジナル版を再配布・再利用する際には、下記連絡先のいずれかまで必ずご一報下さい。
改造版を配布する際には、下記連絡先のいずれかまでご一報下されば、とてもうれしく思います。
(3)改造版を配布する際には、そのRead Meファイル及びAbout表示の中でオリジナルの著作物
およびオリジナルの著作者を明記してください。
(4)プログラム対戦ゲーム/リバースを使用したことで、使用者側に損害が生じても、著作者側は一切の責任を
とりません。使用者の責任において利用してください。
■■■■■ 連絡先 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
NIFTY : GGA02622 松原 卓二
郵 送 : 株式会社アスキー マックパワー編集部気付 松原 卓二
〒151-24 東京都渋谷区代々木4-33-10
電 話 : 株式会社アスキー マックパワー編集部直通 03-5351-8165