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Text File  |  1995-02-25  |  3KB  |  19 lines

  1.        動詞変化と比較変化学習スタック Ver. 1.0
  2.  
  3. 1. 始めに
  4.  私は定時制で英語教師をしています。ほとんどの生徒は中学でお客様として過ごしてきたために英単語を覚えているということなどは期待できません。英語の授業などはまったく成立しないために英語と称して日本語の授業をしています。しかしたまに「英検を受ける」などと奇妙なことを口走る者が出てくることがあります。そこでしかたなく、そういう生徒に英検4級のための補習をしてやることになります。ところが英語の文法には原則だけを教えて後は機械的な練習をやらせた方がいい場所があります。動詞変化と比較変化もまさにそういう所です。逆に言うなら原則だけ教えても定時制の生徒は何も理解しません。従って補習授業の補助教材として変化表を繰り返し練習するソフトとしてこのスタックを作りました。中学や英語の基礎学力がまだついていない生徒が学んでいる高校で、教師の指導の元に使われることを前提に作られています。従って各学校の実状に応じて内容の変更がしやすいようになっています。
  5.  
  6. 2. このスタックの特徴
  7.  動詞変化と比較変化が学べます。間違えた数や正解の数を示し、100点満点にすると何点になるかを数字で示してくれます。また間違えるとタイプ練習するよう促します。単語の学習は目から耳から手からです。また結果ボタンを押すと間違えた問題の一覧を見ることができます。またそれを印刷して個々の生徒に配ることもできます。
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  9. 3. 内容変更のしかた
  10.  このスタックは内容変更をしやすいように作ってあります。まず問題の変更ですが、6枚目のカードフィールドに動詞の問題が、7枚目のカードフィールドに形容詞の問題が入っています。フィールドのテキストがロックされていますので、ロックをはずして問題の変更を行って下さい。例えば動詞の不規則変化の活用と言っても定時制の生徒にはどれが不規則でどれが規則変化するのか分かりませんので、規則変化する動詞も一緒にこの問題にいれて練習させることになります。また、ここに入れた問題は英検4級程度ということにしてありますので、多くの学校ではもっと問題を付け足すひつようがあるとおもいます。間違えた問題一覧の下に出てくる「御託宣」の言葉は結果ボタンの中に書き込んであります。これも各校の実状に応じて書き換えて下さい。点数を見た上で言葉を変えるようになっていますので、ここを加工することによって誉める音声やしかる音声が出るようにしたりとか、楽しい絵が出るようにしたりとかも簡単に出来ると思います。またこのスタックは表紙も問題画面も大変そっけない作りになっています。これも手を加えやすくするためです。HyperCard 2.2 を使えばボタンやフィールドに色を付けたり絵を張り付けたりすることも簡単に出来ます。単調になりがちな勉強を少しでも楽しいものにするために、生徒の希望でカスタマイズしてあげるといいかもしれません。
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  12. 4.  動作条件
  13.  このスタックの作成機種は Quadra650 で、HyperCard は2.1J です。ほかの機種での確認はしていません。HyperCard は2.2J、2.2E での動作確認はしてあります。
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  15. 5. このスタックの取り扱いに関して
  16.  このスタックはメールウエアです。問題点やここを変えたら使いやすくなったとか、あるいは単なる感想のようなものでもいいですからメールを下さい。みてお分かりのように、個人の英語学習にはこのスタックは何の役にも立たないと思います。あくまでも生徒に文法項目を教えるための道具として作ってあります。また各学校でこのスタックの内容変更のしかたが分からないというようなことがありましたら、学校名を明記の上メールを下さい。私もこのスタックは3作目で、分からないところだらけですが、できる範囲で各学校でこのスタックが使えるようになるようお手伝いをしたいと思います。
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  18. NiftyServe ID:  HGA02315    照内 茂(てるうち しげる)
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