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デスクトップピンナップ説明書
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1998-05-03
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31KB
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565 lines
デスクトップピンナップ説明書
本ドキュメントは、デスクトップピンナップ(以下、本ソフト)の解説書です。
※本ドキュメントは画像が含まれています。日本語版のSimpleTextを使用して閲覧ください。
本ソフトはシェアウエアです。別ドキュメント“重要(必ずお読みください)”に詳しい説明があるので、30日以上継続して使用したい場合、いくつかのオプション機能を使用するには、説明に従ってシェアウエアフィーをお支払いください。登録するとパスワードが発行され、期間制限、および機能制限が解除されます。試用期限が来ると、本ソフトは起動しません。また、試用期間中は本ソフト起動時に試用期間である旨のダイアログが毎回現れます。
Mac OS 8に収録されている“デスクトップピクチャ”コントロールパネルを使うと、デスクトップに画像を貼付ける、いわゆる“壁紙”機能が利用できるようになります。デスクトップピンナップは、その壁紙に対して、乱数や日付け等による画像の変更や、画像の上に別の画像を貼付ける等の拡張要素を実現するものです。
バージョン1.1.0より、日付や一ヶ月カレンダーなど、各種“アイテム”も貼付けることが可能になっています。
バージョン1.2.0より、アプリケーションを時刻や経過時間などの条件をもって自動起動するスケジューリングユーティリティソフトが同梱されています。
バージョン1.3.0より、貼り付けた画像に特殊な形状の“枠”を設定できるようになっています。
バージョン1.5.0より、貼り付けた画像を、任意の形状に切り抜くことができるようになっています。
バージョン2.0.0より、貼り付けた画像を、同一フォルダー内の画像ファイルからランダムに置き換える様にできるようになっています。
従って、本ソフトの利用には、“デスクトップピクチャ”コントロールパネルが必須となります。また、いくつかの機能でQuickTimeの機能を利用しています。Mac OS 8にはQuickTime 2.5が収録されていますので、そちらもインストールしておいてください(通常のシステムインストールで、デスクトップピクチャ及びQuickTime 2.5の両方がインストールされるので、外さないでいれば大丈夫です)。
・更新履歴(変更内容については、別ドキュメント“重要(必ずお読みください)”に記載してあります)
(Version 2.0.0 CodeWarrior Pro2にて開発 1998/04)
(Version 1.5.0 CodeWarrior Pro2にて開発 1998/03)
(Version 1.4.0 CodeWarrior Pro2にて開発 1998/02)
(Version 1.3.0 CodeWarrior Pro2にて開発 1997/12)
(Version 1.2.0 CodeWarrior Pro1にて開発 1997/12)
(Version 1.1.1 CodeWarrior Pro1にて開発 1997/11)(未公開)
(Version 1.1.0 CodeWarrior Pro1にて開発 1997/11)
(Version 1.0.0 CodeWarrior Pro1にて開発 1997/10)
・導入手順(設定含む)
“デスクトップピンナップ(FAT)”ファイル(アプリケーション本体)を御使用のMacintoshのハードディスクの任意の場所にコピーしてください。
※バージョンアップの場合は、今バージョンに収録されているファイルで、これまで使っていたバージョンの同名ファイルをすべて置き換えてください。つまり、すべて上書きコピーしていただければ、それだけで新しいバージョンが使えます。
続けて、“デスクトップピンナップ(FAT)”を起動します。起動時に以下のダイアログが現れます。
※これまでのバージョンですでに正規登録を行っている場合は、ダイアログは現れずに、そのままアプリケーションが起動します。
既に正規登録を行って、パスワードを入手している場合には、OKボタンの左にあるパスワード入力欄にそのパスワードを入力し、「OK」をクリックしてください。まだの場合は「試用」をクリックしてください。
起動完了後、「ファイル」メニューから、「設定...」を実行してください。以下のダイアログが現れます。
これが本ソフトの基本的な設定を行うダイアログです。
・「設定▼」の横に、現在行っている設定が保存される設定ファイルの名称が表示されています。
・「コマンドファイル実行後自動終了」チェックボックスは、別項で後述する“コマンドファイル”によるコマンド実行後、本ソフトを終了するかどうかの設定です。チェックしておくと、終了します。
・「ベース画像」欄では、壁紙のベースとなる画像についての設定を行います。
・「決定方法」で、ベース画像の決定プロセスを設定します。ポップアップメニューで設定します。
本バージョンでは、以下のプロセスから選べます。
>「不使用」
ベース画像を使用しません。画面全体が「外領域」で設定された方法で塗りつぶされます。
>「起動状況でスケジューリング」
本ソフトの起動時(正確には、壁紙画像生成時)の日付け等の条件によって、画像を決定します。
本プロセスを選択すると、「スケジュール...」ボタンが使用可能になります。
スケジュールボタンのクリックで、選択方法を設定する以下のダイアログが現れます。
♢一番上のポップアップメニューで、選択方法を設定します。
本バージョンでは、以下が選択できます。
≫ランダム
フォルダー内の画像をランダムに選択します。
≫ファイル名でスケジューリング
壁紙画像生成時の日付け等の条件と、ファイル名を照らし合わせ、合致した画像を選択します。
ファイル名のフォーマットは以下の通りで、優先順位が高い方から照らし合わせを行います。
┏━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃優先順位│ フォーマット ┃
┣━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ 高 │ BasePict + <yyyy/mm/dd> ┃
┃ ↑ │ BasePict + <yyyy/mm> ┃
┃ │ │ BasePict + <mm> ┃
┃ │ │ BasePictD + <dd> ┃
┃ ↓ │ BasePict + <week> ┃
┃ 低 │ Desktop Picture ┃
┗━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
yyyy...4桁の西暦年
mm.....2桁の月
dd.....2桁の日
week...例えば「-日曜日」等、半角ハイフンに3文字の曜日表示を連結
例えば、1998/01/02(金)に本ソフトを起動(正確には壁紙画像を生成)した場合
「BasePict1998/01/02」→「BasePict1998/01」→「BasePict01」→
「BasePictD02」→「BasePict-金曜日」→「Desktop Picture」
の順にフォルダー内を探索します。
♢各スケジューリング方法の対象となるフォルダーは、「画像フォルダー...」ボタンで設定します。
設定後、指定したフォルダー名が画像フォルダーボタン下に表示されます。
>「固定画像」
改めて設定しなおすまで、常に同じ画像をベース画像に用います。
本プロセスを選択すると、「画像選択...」ボタンが使用可能になります。
画像選択ボタンをクリックすると、画像が選択できます。
・「配置」で、ベース画像が使用している画面の大きさと異なる場合のベース画像の配置を設定します。
設定はポップアップメニューで行います。
設定内容は、“デスクトップピクチャ”コントロールパネルと同様です。
・「外領域」では、ベース画像が描かれない領域の塗りつぶし方法を設定します。
本バージョンでは、色かデスクトップパターンのいずれかの方法が選択可能です。
設定はラジオボタンで行います。
>「デスクトップパターン」を選んだ場合、“デスクトップピクチャ”に収録されているデスクトップパターンで塗りつぶされます。
本ラジオボタンに隣接している「設定...」ボタンをクリックすると、以下のダイアログが現れます。1.5.0より追加
♢ダイアログ下部のラジオボタンで、設定方法を選択します。
≫デスクトップピクチャの設定を使用
“デスクトップピクチャ”コントロールパネルで設定したデスクトップパターンを使用します。
こちらを選択すると、上部のパターン選択部がロックされます。
デスクトップパターンを変更する場合、“デスクトップピクチャ”で変更してください。
≫カスタム設定
本ソフト上で、“デスクトップピクチャ”に収録されているパターンの中から選択できます。
上部のパターン選択部のスクロールパーを操作して、使用したいパターンを表示してください。
>「色」を選んだ場合、指定した色で塗りつぶされます。
ラジオボタンあるいは色見本表示をクリックした時にあらわれるダイアログで色を設定します。
・「貼付け画像」欄では、貼付け画像(ピンナップ画像)の表示方法について設定します。
本バージョンでは、この設定欄には「影」についての項目しかありません。
影は、貼付け画像の右下に描かれる効果です。
単純な色か、あるいはその下の画像を暗くするかどちらかの方式を選べます。
「下画像」、「色」のラジオボタンで方式を選択できます。
※色については、「外領域」と同様の方法で色選択ダイアログを表示して設定します。
「厚み」ポップアップメニューで、影の太さを設定できます。
この厚みは、画像取り込み時の初期値として用いられます。
※正規登録の場合と試用期間の場合で、「厚み」の機能の影響の仕方が事なります。
詳しくは使用方法の「影の厚み」メニューを参照してください。
・「全体処理」欄では、ベースや貼り付け画像などをレイアウトした後の全体(つまり、壁紙画像(本ソフトでは“ボード画像”と呼ぶ))に対して行う処理についての設定を行います。2.0.0より追加
本バージョンでは、カラースクリーン機能のみが提供されます。
「カラースクリーン」の2つのポップアップメニューと、色指定で、ボード画像に対して、色のスクリーンを掛けることができます。簡単に言うと、白を設定すれば画像が白っぽく、黒を設定すれば黒っぽくなります。
1つ目(左側)のポップアップメニューで、どの範囲にカラースクリーンを施すかを指定します。
≫なし
カラースクリーンを使用しません。
≫ベース部に
ベース部(ベース画像と外領域)に対してのみ、カラースクリーンが掛かります。
ピンナップ画像やアイテムに対しては影響しません。
≫全体に
ピンナップ画像やアイテムも含めて、壁紙全体に対してカラースクリーンが掛かります。
2つ目のポップアップメニューで、カラースクリーンの強さを6段階に設定できます。強くすれば、カラースクリーンに設定した色が強く出るようになります。
色見本表示をクリックした時にあらわれるダイアログで、カラースクリーンに用いる色を設定します。
※なお、本機能は、正規登録を行っていないと、強さは「標準」、色は白か黒に条件が限定されます。
・「画像書き出し」欄は、実際に“デスクトップピクチャ”コントロールパネルによって表示される壁紙画像(本ソフトでは“ボード画像”と呼ぶ)の出力時のオプション機能についての設定を行います。
本バージョンでは、圧縮に関する設定しかありません。
「圧縮PICTで保存」チェックボックスをチェックすると、画像を圧縮PICT形式で保存します。
チェックボックスをチェックすると、「圧縮形式...」ボタンが使用できるようになります。
圧縮形式ボタンをクリックすると、圧縮形式設定ダイアログ(QuickTime標準)が現れます。
※圧縮PICTで保存する様にすると、形式によっては、画像書き出し時に時間が掛かる場合があります。
※本オプションは、正規登録しないと使えません。
以上の設定項目を設定しおえたら、「設定」ボタンをクリックして設定をファイルに保存してください。
このほか、本ソフトには、画像以外の“アイテム”をピンナップ画像の様に貼り付ける機能を持っています。そのアイテムに関する設定もここで説明させていただきます。アイテムの設定を行うには、「ファイル」メニューから、「アイテム設定...」を実行してください。以下のダイアログが現れます。
※本設定機能は、正規登録しないと使えません。従って、試用期間中、アイテム機能はデフォルト状態でのみ、使用が可能です。
・「アイテム設定▼」の横に、現在行っている設定が保存される設定ファイルの名称が表示されています。
・「設定アイテム」ポップアップメニューで、設定を行いたいアイテムを選択します。アイテムの詳細については後項の「アイテム」で解説します。
・「設定アイテム」ポップアップメニューの下にあるエリアが、実際の設定項目です。アイテムによっては、設定できない項目があります。
・「フォント」はアイテムの文字表示に用いるフォントを設定するための項目です。
ポップアップメニューから、使いたいフォントを選択します。
・「スタイル」はアイテムの文字表示に用いる文字スタイルを設定するための項目です。
各チェックボックスで使用したいスタイルを設定します。
「標準」ボタンをクリックすると、スタイル指定の全チェックボックスがクリアされます。
・「サイズ」はアイテムの文字表示に用いる文字サイズを設定するための項目です。
ポップアップメニューから、使いたいサイズを選択します。
・「行揃え」はアイテムの文字表示に用いる行揃えを設定するための項目です。
ポップアップメニューから、使いたい行揃えを選択します。
・「文字色」「背景色」「枠色」は、表示に用いる各部分の色を設定するための項目です。
各項目の色見本表示をクリックすると色選択ダイアログが現れますので、それで設定します。
・設定項目エリアの下には、各項目の設定内容を反映する見本が、常に表示されています。
以上の設定項目を設定しおえたら、「設定」ボタンをクリックして設定をファイルに保存してください。
・使用方法
単純に壁紙セレクターとして用いるなら、前項の設定を行い、それに従ってベース画像を用意するだけです。
本ソフトの本来の目的であるピンナップ機能は、前項の設定の後、本ソフトのメニュー等を使用して画像配置を行います。
各メニューの解説を行います(なお、本ソフトは「編集」メニューも備えていますが、本ソフトでは使用しません)。
・「ファイル」メニュー
ファイルメニューには、設定ファイルやピンナップ画像等、本ソフト自身及び使用するファイルに関する機能を中心にした機能が実装されています。
>「取り込み&配置...」
ピンナップ画像の取り込みを行い、“配置モード”(後述)になっていなければ配置モードに入ります。
ピンナップ画像に指定できるのは、本バージョンではPICTファイルのみです。
本コマンドを実行すると、ファイルダイアログがあらわれるので、それで指定します。
※PICTファイル以外の画像ファイルを指定した場合、QuickTimeによりファイルコンバートを促すダイアログが現れます。
それで保存すれば、ピンナップ画像として用いることができます。
>「ランダム取り込み&配置...」2.0.0より追加
基本的には、前出の「取り込み&配置...」と同じです。
壁紙作成時に、フォルダー内の画像ファイルをランダムに1つだけ取り込みます。
フォルダーの指定は、本コマンドで、フォルダー内の画像を1つ選択する事で行います。
※PICTファイル以外は指定できません。また、フォルダー内のPICTファイルのみが対象になります。
※“配置モード”(後述)では、本コマンドで配置した画像は緑色で縁取りされます。当然ながら、出力時には縁取りは行われません。
※画像サイズの縦横の比率やオリジナルサイズは、指定時の画像の情報が用いられます。
従って、フォルダー内の画像は、最低でも縦横の比率だけは同じ値にそろえておくようにしないと、表示が崩れる事になります。
※本機能は、正規登録を行っていない場合には、1つのボード画像に1つまでしか配置できません。
>「配置...」
“配置モード”(後述)に入ります。
>「設定...」
設定ダイアログを表示します(設定そのものについては、前項を参照してください)。
※「設定」ボタンをクリックして終了すると、「ボードを保存」を行ったのと同じ結果が得られます。
>「アイテム設定...」1.1.0より追加
アイテム設定ダイアログを表示します(設定そのものについては、前項を参照してください)。
>「ボードを保存」
“ボード”というのは、各種設定の事です。
本コマンドによって、ボードをファイルとして格納し、次回以降にも利用できるようにします。
※ボードには、設定ダイアログ上の設定と、配置モードで編集した配置情報も含まれます。
※保存先のファイルは、現在読み込まれているボードファイル(設定ダイアログ最上段に名称が表示されている)です。
>「ボードを別名で保存...」
ボード(前述)を別のファイルに保存する場合に使用します。
本コマンドを実行すると、ファイルダイアログがあらわれるので、それで指定します。
>「ボード画像書き出し」
“デスクトップピクチャ”コントロールパネルで表示する画像を作成するコマンドです。
本コマンドを実行すると、ボード情報に従って画像を作成し、壁紙として表示させます。
※“デスクトップピクチャ”コントロールパネルが機能していないと、壁紙として表示できません。
※“デスクトップピクチャ”コントロールパネルによるデスクトップ表示がパターンモードになっていても、自動的に切り替えます。
>「スタートアップスクリーン変換」
前コマンドで作成したボード画像を、スタートアップスクリーンファイルに変換するコマンドです。
本コマンドを実行した時に、“システムフォルダ”に保存されているボード画像が変換対象になります。
スタートアップスクリーンファイルを作成した後も、元のボード画像は残っています。
>「配置終了」
配置モードを終了します。
何らかの編集動作を行っていて、保存していない場合には警告がでます。
>「終了」
配置モードを終了します。
何らかの編集動作を行っていて、保存していない場合には警告がでます。
・「ピクチャー」メニュー
ピクチャーメニューは、配置画面上に取り込んだピンナップ画像についての操作を行うメニューです。
いくつかのコマンドは、選択されたピンナップ画像(画面上でクリックすれば、その画像の周囲が反転し、選択状態であることを示す)に対しての操作のため、画像を選択して無いと使用できません。
ほかにも、アイテムをボード上に追加するためのコマンドもこのメニューに搭載されています。
>「削除」
選択した画像をボード上から削除します。
>「最前面へ」「手前へ」「後ろへ」「最背面へ」
画像は複数取り込めるので、配置によっては重なってしまって、下の画像が見えなくなります。
本コマンドを用いる事で、その重ね順の操作が行なえます。
>「フレームと名称で表示」
取り込んだ画像は、表示の際に毎回ディスク上の画像ファイルから読み込まれます。
従って、画像フォーマットや使用機種等、さまざまな要因での速度低下が起こる可能性があります。
そのため、本ソフトでは、ピンナップ画像をその枠とファイル名のみで表示するモードを備えています。
本コマンドを実行する度に、そのモードが切り替わります。
現在どちらの状態にいるかは、本コマンドの先頭にチェックマークがついているかどうかで表示します。
なお、どちらの状態でも、ボード画像書き出しの際には、フレームで描かれることはありません。
>「エラー時にフレームで表示」
前述の通り、取り込んだ画像は、表示の際に毎回ディスク上の画像ファイルから読み込まれます。
画像ファイルが壊れている、あるいはファイルが見つからない等の状況も起こる可能性があります。
通常、その様な場合はその画像の表示処理を飛ばす様にします。
本コマンドを用いると、その様な場合にフレームと名称で編集画面上に表示させることが可能です。
これにより、異常がある画像の発見が簡単になります。
このモードに入ると、本コマンドの先頭にチェックマークがつきます。
なお、どちらのモードでも、ボード画像書き出しの際には、フレームで描かれることはありません。
※本機能によるフレーム表示時は、フレーム位置に×が表示されます。
>「現在の半分の大きさに」
画像はユーザーの操作により、表示サイズを(縦横比を保ったまま)自由に調整することができます。
本コマンドを用いると、現在選択中の画像を縦横共現在の半分の大きさに変更します。
>「元の大きさに戻す」
本コマンドを用いると、現在選択中の画像を画像本来の大きさに戻します。
>「現在の倍の大きさに」
本コマンドを用いると、現在選択中の画像を縦横共現在の2倍の大きさに変更します。
>「アイテム追加」1.1.0より追加
アイテムをボード上に追加するためのコマンドです。
本コマンドは階層化メニューを持っており、そこで追加するアイテムを選択することで実際に追加されます。(アイテムそれぞれの機能については、次項「アイテム」を参照してください)。
・「ピン」メニュー
ピン機能は、ピンナップ画像の上部中央に“ピン”を表示させます。
ピンメニューは、各ピンナップ画像に対して、ピンを取ったり、任意のピンを刺したりするメニューです。
本メニューは画像が選択されていないと使用できません。
ピンを取るには、「なし」を実行してください。
ピンを刺すには、好みのピンを本メニューから選んでください。
アイテムの一部には、ピンが使用できないものが存在します。
※なお、正規登録しないと、一部のピンしか使用できません。
※ピン自体に機能的な意味は現在何もありません。単なる飾りです。ピンで刺されていても移動や削除などは自由に行なえます。
・「影の厚み」メニュー
影の厚みメニューは、各ピンナップ画像の影部分の太さを設定するメニューです。
ピンナップ画像を選択してから本メニューで厚みを指定すると、その画像のみ変更が適用されます。
選択していない状態で本メニューを使用すると、すべての画像に変更が適用されます。
※試用期間中は、すべての画像で同じ厚みの影しか使用できません。従って、画像選択状態に関わらず、すべての画像に変更が適用されます。
※同様の理由で、試用期間中に本メニューを使用した場合、厚みの初期値も変更されます。
※同様の理由で、試用期間中、設定ダイアログで厚みを変更した場合、本メニューを実行したのと同じ結果が得られます。
・「枠」メニュー1.3.0より追加
枠機能は、ピンナップ画像に対して“枠”を付加します。枠の種類は複数あるので、好みのものを使用してください。ピンナップ画像に付加した枠に対して、それぞれ色や線の太さ、表示方法などを設定することが可能です。
枠メニューは、各ピンナップ画像に対して、どの枠を使う(あるいは枠を使わない)か、また枠の表示方法や色、線の太さなどを設定するメニューです。
本メニューは画像が選択されていないと使用できません(アイテムには使用できません) 。
枠を取るには、本メニューの「形状」コマンドの階層化メニューから、「なし」を実行してください。
枠を付加するには、本メニューの「形状」コマンドの階層化メニューの中から、好みの形状を選んでください。現在、枠の形状は以下(図参照)のものが提供されています。
上図の赤の部分が枠の形状になり、緑色の部分は、枠を付加したピンナップ画像がそのまま表示されます。ピンや影などには影響を与えません。上図は、画像の縦横比が横4:縦3(例:640×480)の場合の形状です。それ以外の縦横比の画像の場合は、その縦横比にあわせて形状が変形されます。たとえば、縦横比が1:1の場合、“楕円”枠は真円になります。また、画像の表示サイズがあまりに小さいと、枠の形状が崩れることがあります。ご注意ください。
※試用期間中は、“ハート”しか形状の指定はできません。
>「色設定...」
枠の色(前出の形状一覧図での赤い部分)は、各ピンナップ画像ごとに設定が可能です。本コマンドを実行すると、色選択ダイアログが現れるので、それで指定します。
>「形状」
枠には基本的な形状が存在し、本コマンドを用いて各ピンナップ画像ごとに設定できます。形状の指定は、本コマンドの階層化メニューで行います。形状の種類については、前出の図を参照してください。本コマンドの階層化メニューで「なし」を実行すると、枠が取り去られます。
>「形式」
枠には基本的な形状(前述)のほかに、表示方法に関していくつかのバリエーションがあり、本コマンドを用いて各ピンナップ画像ごとに設定できます。形式の指定は、本コマンドの階層化メニューで行います。
以下に、選択可能な形式を図示します。(図では、“ハート”枠を、前述の「色設定...」コマンドで黄色に、後述の「縁幅」コマンドで線を2ドットにした状態です)
「縁なし塗りあり」は、単純に枠を「色設定...」で設定した色(デフォルトは白)で塗りつぶします。この設定の場合、後述の「縁幅」コマンドでの設定は意味を持ちません(線が描画されないため)。
「縁あり塗りあり」の場合、枠を塗りつぶした上に、枠の縁を黒線で縁取りします。縁取りする線の太さは後述の「縁幅」コマンドで設定できます。
「縁あり塗りなし」の場合、枠は塗りつぶさず、枠を反転した形状の縁を、設定した色で縁取りします。縁取りする線の太さは後述の「縁幅」コマンドで設定できます。
>「縁幅」
前述の「形式」コマンドで説明した通り、いくつかの表示形式において、枠の形状を縁取りする際の線の太さを、各ピンナップ画像ごとに設定可能です。太さの指定は、本コマンドの階層化メニューで行います。
・「マスク」メニュー1.5.0より追加 ※試用期間中は、本機能は使用できません。
マスク機能は、ピンナップ画像を切り抜く機能です。切り抜きに使用するマスクは、ユーザーが自由に追加できます。
たとえば、家族の写真があって、その写真上の人物の形状にマスクを作っておき、ベース画像に日替わりで世界各地の風景を表示するようにしておけば、日替わりの世界旅行が適います(笑)
図の様に、マスクはモノクロ(2値)の絵です。マスクの黒の部分で、元画像(ピンナップ画像)を切り抜きます。マスクの白の部分は、元画像の下にある画像がそのまま表示されます。
元画像に枠が設定されていた場合、枠ごと切り取ります。影が設定されている場合、マスクの形状の影になります。ピンに関しては、マスクの形状に関係なく、元画像の矩形に対して配置されますので、場合によっては画像から外れたピンになってしまいます。
マスクメニューは、各ピンナップ画像に対して、どのマスクを使う(あるいは枠を使わない)かを設定するメニューです。
本メニューは画像が選択されていないと使用できません(アイテムには使用できません) 。
マスクを取るには、本メニューの「なし」を実行してください。
マスクを付加するには、本メニューの中から、好みの形状を選んでください。
マスクは、デフォルトで3種類提供されていますが、ユーザーが自由に追加できます。
モノクロ2値のPICTファイルを、“システムフォルダ”→“初期設定”→“デスクトップピンナップ初期設定”の中にある“MaskPicts”フォルダーに入れておくだけです。このフォルダーのエイリアスが、デスクトップピンナップのアプリケーションと同じフォルダーに自動的に作成されますので、ご利用ください。
なお、いくつか注意点があります。
・PICTファイルのファイル名称は8バイト(全角4文字)以内にしてください
・マスクは元画像(の表示時のサイズ)に合わせて拡大縮小されますので、マスク画像があまりに小さいと、拡大率が大きくなり、マスクの縁がギザギザになる時があります。当てはめる元画像が決まっている場合には、その大きさに合わせて作成した方がいいと思います。
・MaskPictsのチェックはソフト起動時に行われますので、マスクを作成してから本ソフトを起動してください。
・マスクは、使用していなくとも、ソフトが終了するまでメモリー上に確保されたままでいます。使わないとわかっているマスク画像は、MaskPictsから外しておいた方が、メモリーを効率的に使用できます。また、ソフトの起動時間も若干速くなるでしょう。
・アイテム1.1.0より追加
アイテムは、本ソフトに画像によるピンナップ機能以外の(ある意味で)実用的な機能を付加するための機能です。
本バージョンでは、以下のアイテムが提供されています。
「日付」「月間カレンダー」「かべごよみ」
以下に、各アイテムの説明を記します。
・日付
ボード画像作成時の日付を以下の様に表示します。
文字や配色に関しては、アイテム設定にて設定可能です。
・月間カレンダー
一ヶ月分のカレンダーを表示します。カレンダーは、「前月」「当月」「次月」の3種類があって、ボード画像作成時の日付をもって当月を決定します。当月カレンダーでは、画像作成時の日付部分が、「アピアランス」コントロールパネルの強調表示色によってハイライト表示されます。
※試用期間中は、「前月」カレンダーしか使用できません。
配置モード(後詳細)で月間カレンダーアイテムを選択すると、「ピクチャー」メニューの大きさ変更に関するメニューコマンドが「小型サイズ」「標準サイズ」「大型サイズ」に変わります。これらのコマンドを選択することで、カレンダーのサイズを変更することができます(そのほかの方法では、カレンダーのサイズを変更することはできません)。
月間カレンダーは上図の様な外観を持っています。
「アイテム設定」で設定できるのは、「月」表示部分の文字色と、カレンダーの地色、枠の色のみです。
・かべごよみ
その日(画像作成時の日付)が何の日なのかを教えてくれる歳時記機能です。
上図の様に表示されます。表示のためのデータはデスクトップピンナップ本体に格納されています。
その日に対応するデータがない場合、このアイテムは表示されません(ただし、配置モードでは、データがなくともダミー文章を表示します)。
文字や配色に関しては、アイテム設定にて設定可能です。
・テキスト...1.2.0より追加
テキストファイルの内容を表示する機能です。当アイテム追加時、ファイルダイアログでテキストファイルを指定します。そのテキストファイルの、画像作成時点の内容(最高で先頭から32000バイト)を、実際に表示します。
文字や配色に関しては、アイテム設定にて設定可能です。
・配置モード
「配置...」コマンド等で配置モードに入ると、画面全体を被うウインドウが描かれ、実際にベース画像や取り込んだピンナップ画像、アイテムなどが表示されます。
この状態で、さらにピンナップ画像を取り込みたい場合は「取り込み&配置...」メニューコマンドを実行してください。アイテムを追加したい場合は「アイテム追加」メニューコマンド以下の階層化メニューから、追加したいアイテムを選択してください。
ピンナップ画像の選択は、選択したい画像をクリックする事で行なえます。
選択されると、画像の周囲に太い線が描かれます(正確には反転表示されます)。
ピンナップ画像の内部(太い線よりも内側)をホールド(マウスボタンを押してそのまま放さないでいること)し、好きな位置までドラッグ(ホールド状態のままマウスを動かすこと)することで、画像の移動ができます。なお、画像の移動は、選択していない画像でも、選択動作なしにそのまま移動が可能です(ただし、移動終了後、その画像が選択されます)。
ピンナップ画像の縁(太い線の部分。ただし、影の部分は除く)をホールドし、ドラッグすることで画像の表示サイズを任意(縦横比は保たれる)に変更できます。表示サイズの変更を行う画像は、あらかじめ選択状態になっている必要があります。
※ピンナップ画像が256色以下の画像の場合、拡大・縮小表示で画像が汚く表示される事があります。
Version 1.4.0より、選択したピンナップ画像やアイテムの移動が、カーソル(矢印)キーでも行えるようになっています。1ドット単位での微調整にご利用ください。
・コマンドファイル
コマンドファイルを開く事で、本ソフトで単機能を実行させる事ができます。
ただし、本バージョンでは、コマンドファイルは以下の2種類しか対応していません。
1)「ボード画像書き出し」コマンドの実行
(ファイル:画像生成)
2)“デスクトップピクチャ”コントロールパネルを呼び出して、ピクチャー表示をオフにする
(ファイル:ピクチャー表示OFF)
3)「スタートアップスクリーン変換」コマンドの実行
(ファイル:StartupScreen変換)
4)「ボード画像書き出し」コマンドの実行後、続けて「スタートアップスクリーン変換」コマンドを実行
(ファイル:画像生成&StartupScreen変換)
5)“デスクトップピクチャ”コントロールパネルを呼び出して、ピクチャー表示をオンにする
(※その時に作成済みのボード画像を使用する)
(ファイル:ピクチャー表示ON)
6)無条件でスタートアップスクリーンファイルを削除する
(ファイル:StartupScreen削除)
設定で「コマンドファイル実行後自動終了」がチェックされていれば、上記コマンド実行後に本ソフトを終了します。
これを利用して、Macintosh起動時に自動的に壁紙生成ができます。コマンドファイル“画像生成”を“システムフォルダ”の“起動項目”フォルダーに入れておくだけです。また、スタートアップスクリーンファイルの生成も同様に行えます。
コマンドファイルを実行した場合、controlキーを押していると機能を実行しません。Macintosh再起動時など、迅速にデスクトップピンナップの実行を終了したい場合に御利用下さい。
※本パッケージに同梱されている“ぷちらんち”あるいは“ぷちぷち”でコマンドファイルを起動させることもできるので、そちらを利用することをおすすめします(詳細は次項)。
・スケジューリングユーティリティ1.2.0より追加
本パッケージには、本ソフト(デスクトップピンナップ)を、設定した時刻や、設定した経過時間を条件として自動的に起動させるユーティリティソフト“ぷちらんち”が同梱されています。
ぷちらんちを用いることで、日付が変わるタイミング等々、様々な条件で自動的に壁紙画像を変更させることができる様になります。本ソフトの正規登録を済ませば、本ソフト以外の操作も可能になります。
ぷちらんちについての詳しい情報、使い方などは、同梱の“ぷちらんち説明書”を参照してください。
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本ソフトはシェアウエアです。著作権等の諸権利については全て作者が保有します。
許可の無い本ソフトの再配布(転載)などを一切禁止します。
雑誌やオンラインソフト集など、作者が自主的に配布を行っていないメディアに収録する場合も、必ず事前に許可を取ってください。収録に際しては、収録状況確認のため、そのメディアを一部提供していただきます。
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