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ユーザーによるインストール

Windows Update セットアップの実行中に、ユーザー側の手順を微調整することができます。

[インタラクティブ インストール]
ユーザーは、Internet Explorer のカスタム パッケージをインストールするときに、インストールの種類、ダウンロード サイト、およびインストール先のフォルダを選択することができます。インストールの実行中は、進捗状況を示すダイアログ ボックスやエラー メッセージのすべてが表示されます。
[ハンド フリー インストール]
インストールの進捗状況とエラー メッセージだけを表示し、インストールの設定はすべて自動で行われるようにするには、[ハンド フリー インストール] をクリックします。
[完全サイレント インストール]
ダイアログ ボックスや進捗状況のメッセージを表示しないでユーザーにカスタム ブラウザをインストールさせるには、[完全サイレント インストール] をクリックします。このオプションは、/Q:A スイッチを使って Internet Explorer をインストールした場合と同じになります。

完全サイレント インストールまたはハンド フリー インストールで行われる処理

サイレント インストール (ハンド フリーまたは完全サイレント) では、次の処理が行われます。

これらのモードはいずれもインタラクティブではなく、ユーザーは Windows Update セットアップの進捗を制御することができません。完全サイレント インストールでは、インストールが正常に完了しなかった場合でも、エラー メッセージは表示されません。このモードは、ユーザーがコンピュータの前にいないときにインストールを展開する場合などに役立ちます。

ユーザー権限

Windows NT、Windows 2000、および Windows XP のセキュリティ モデルにより、ユーザーがシステムにソフトウェアをインストールするのを防ぐことができます。重要なシステム ファイルを登録するには、ソフトウェアのインストール時はもちろんコンピュータの再起動後にも、管理者権限が必要です。パッケージのインストール後、管理者権限を持たないユーザーがログオンするようなシステム環境では、このことがシステムに対する新しいバージョンの Internet Explorer の展開を複雑にしています。

[再起動後のユーザー レベルのアクセスでのログオンを有効にする]
コンピュータの再起動後にも管理者権限が保持されるようにパッケージをカスタマイズするには、このチェック ボックスをオンにします。コンピュータの再起動後、ユーザーがログインすると、Windows インストーラ コンポーネントは Internet Explorer のシステム ファイルの登録を完了します。このパッケージは手動で、あるいは Systems Management Server (SMS) などの自動展開方法の一部としてユーザーに配布できます。どちらの場合も、次回からはユーザーがシステムにログオンするときに、管理者権限を求められることはありません。

Windows 95、Windows 98、または Windows Millennium Edition を実行しているコンピュータに IEAK パッケージをインストールするのに、管理者権限は必要ありません。これらのオペレーティング システムは、これらのシステムでのファイル登録を管理しないからです。

このパッケージが SMS クライアントにインストールされると、コンポーネントは .mif ステータス ファイルを生成します。SMS はこのファイルを使用して、パッケージが正常にインストールされたかどうかを検出します。

重要

関連項目