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カスタム コンポーネントの追加

ブラウザをインストールする際にユーザーにインストールを許可するカスタム コンポーネントは、16 個まで指定できます。圧縮されたキャビネット (.cab) ファイルまたは自己展開型の実行可能 (.exe) ファイルをコンポーネントとして指定できます。ユーザーがインストールする Microsoft コンポーネントのバージョンを指定することができます。また、自動バージョン同期 (AVS) を使って最新のバージョンをインストールできます。

インターネット経由でダウンロードされるカスタム コードには署名を施すことをお勧めします。カスタム コードを何か署名しておけば、ユーザーはコードの身元を確認してから、自分のコンピュータにダウンロードすることができます。 Internet Explorer の既定の設定では、カスタム コードが署名されていないものは拒否されます。

次に示すオプションには、特定のオペレーション システムでしか使用できないものがあります。

詳細の確認

[コンポーネント]
このボックスには、コンポーネントの名前を入力します。この名前は、ユーザーがソフトウェアをインストールするときにセットアップ画面に表示されます。
[場所]
プログラムのパスを入力するか、[参照] をクリックしてそのパスを検索します。
[コマンド]
.cab ファイルを指定する場合は、キャビネット ファイルを解凍するためのコマンドも指定しなければなりません。
[GUID]
グローバル一意識別子 (GUID) を使用すれば、プログラムやオブジェクトなどの項目を一意に識別することができます。 GUID をプログラムで取得済みの場合は、それをこのボックスに入力します。プログラムがまだ GUID を取得していない場合は、GUID は自動的に生成されます。
[説明]
コンポーネントの説明を 511 文字以内で入力します。この文字列は、セットアップ画面でユーザーがコンポーネントをポイントしたときに表示されます。
[パラメータ]
実行時にカスタム プログラムに渡すスイッチを指定できます。たとえば、プロンプトがほとんどあるいはまったく表示されない、プログラムの "サイレント" インストールを行うと、プログラムと Internet Explorer のプロンプトはユーザーの目に触れることはありません。セットアップ プロンプトを非表示にするには、/Q:A スイッチを使います。
[アンインストール キー]
Windows Update セットアップは、この値とHKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall¥ApplicationName を比較し、現在インストールされているコンポーネントを再確認します。

詳細については、「カスタム コンポーネントのアンインストール」を参照してください。

[バージョン]
作成する Internet Explorer のカスタム パッケージに割り当てるシリアル番号を入力します。このバージョン番号の正しい書式は、xxxx,xxxx,xxxx,xxxx です。バージョン番号には数字を使用し、アルファベット文字は含めないでください。
[追加]
[追加] をクリックして、フィールドを空白にし、新しいカスタム コンポーネントを追加します。
[削除]
[削除] をクリックして、カスタム パッケージから現在のコンポーネントを削除します。
[参照]
[参照] をクリックして、カスタム コンポーネントの保存場所を検索します。
[確認]
インターネット経由でインストールするプログラムには、通常デジタル署名が必要です。プログラムの身元の確認と、署名の時点以降にコードが変更されていないことの保証は、この署名によって行われます。ブラウザのセキュリティの設定に従って、ユーザーはプログラムをダウンロードする前に警告を受け取ることもできます。コードの署名に必要な公開キーおよび秘密キーは、証明機関から取得できます。デジタル署名がプログラムに実施されているかどうかを調べるには、[確認] をクリックします。Internet Explorer 6 カスタマイズ ウィザードの実行時に、残りのファイルへの署名を施す場合は、その証明書による署名もこのコンポーネントに付加されます。

コード署名の詳細については、「Microsoft Security Advisor に関する Web サイト」を参照してください。

[インストールするタイミング]

[Internet Explorer のインストール前]
たとえば、バッチ ファイルを実行してユーザーの設定を構成するなど、Internet Explorer をインストールする前にカスタム コンポーネントをインストールする必要がある場合は、このオプションを使います。
[Internet Explorer のインストール後]
1 つまたは複数の Internet Explorer ソフトウェアの修正プログラムをインストールする場合、あるいは、自動バージョン同期を使ってダウンロードした基礎となる Internet Explorer に、異なるバージョンのコンポーネントが含まれていた場合には、このオプションを使います。

[システムの再起動後]
カスタム コンポーネントにシステム サービス パックまたは Microsoft Java Virtual Machine (VM) のアップデートが含まれている場合は、このオプションを使います。
[Internet Explorer が正しくインストールされたときのみ]
Internet Explorer がユーザーのマシンにインストールされていない限り、このコンポーネントはインストールしないでください。

関連項目